JPH0294231A - ヘリツクス進行波管 - Google Patents
ヘリツクス進行波管Info
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- JPH0294231A JPH0294231A JP24600288A JP24600288A JPH0294231A JP H0294231 A JPH0294231 A JP H0294231A JP 24600288 A JP24600288 A JP 24600288A JP 24600288 A JP24600288 A JP 24600288A JP H0294231 A JPH0294231 A JP H0294231A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、大出力へリックス進行波管の特性改良に関す
る。
る。
ヘリックス進行波管では、動作時にヘリックスの高周波
損失とヘリックスを流れる電流に起因する直流損失によ
り、ヘリックスの温度が上昇する。このヘリックスの温
度上昇により、ヘリックス表面に生□成された酸化物が
蒸発し、ヘリックスを支持する誘電体棒に付若し、高周
波特性を著しく低下させる。さらに大出力進行波管の場
合は、ヘリックスの変形等も生ずる。従来、上記温度上
昇をさけるために、熱を外部へ逃げ易いように、第5図
・第6図に示すように、ヘリックス支持用誘電体棒2の
断面形状を楔形とし、ヘリックス1および外囲器3に対
する接触面積を大きくすることによって、接触熱抵抗を
低減し、ヘリックスlから外部への熱の逃げを大きくす
るようにしていた。
損失とヘリックスを流れる電流に起因する直流損失によ
り、ヘリックスの温度が上昇する。このヘリックスの温
度上昇により、ヘリックス表面に生□成された酸化物が
蒸発し、ヘリックスを支持する誘電体棒に付若し、高周
波特性を著しく低下させる。さらに大出力進行波管の場
合は、ヘリックスの変形等も生ずる。従来、上記温度上
昇をさけるために、熱を外部へ逃げ易いように、第5図
・第6図に示すように、ヘリックス支持用誘電体棒2の
断面形状を楔形とし、ヘリックス1および外囲器3に対
する接触面積を大きくすることによって、接触熱抵抗を
低減し、ヘリックスlから外部への熱の逃げを大きくす
るようにしていた。
へリックス支持用誘電体棒はべりリア、ポロンナイトラ
イド、石英等の熱伝導の良い材質のものを使用している
ので、接触熱抵抗が特に問題になる。そのため、接触面
積を大きくする手段として、誘電体棒の断面形状の横幅
を増大すればよいのであるが、ヘリックスと外囲器との
間の空間の等価誘電率が大きくなり、結合インピーダン
スの低下による利得の低下、ビーム効率の低下をきたす
ことになる0等価比誘電率は高くても1.4〜1.5以
内におさえる必要があるから、おのずとヘリックス支持
用誘電体の横幅は制限されてしまうので、ヘリックスの
温度上昇を低く押えることは困難であり、ヘリックスの
温度上昇による動作の不安定、出力の低下によりヘリッ
クス進行波管の大出力化を困難にするという欠点があっ
た。
イド、石英等の熱伝導の良い材質のものを使用している
ので、接触熱抵抗が特に問題になる。そのため、接触面
積を大きくする手段として、誘電体棒の断面形状の横幅
を増大すればよいのであるが、ヘリックスと外囲器との
間の空間の等価誘電率が大きくなり、結合インピーダン
スの低下による利得の低下、ビーム効率の低下をきたす
ことになる0等価比誘電率は高くても1.4〜1.5以
内におさえる必要があるから、おのずとヘリックス支持
用誘電体の横幅は制限されてしまうので、ヘリックスの
温度上昇を低く押えることは困難であり、ヘリックスの
温度上昇による動作の不安定、出力の低下によりヘリッ
クス進行波管の大出力化を困難にするという欠点があっ
た。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、ヘリックスから
の熱放散を向上させたヘリックス進行波管を提供するこ
とにある。
の熱放散を向上させたヘリックス進行波管を提供するこ
とにある。
本発明のへリックス進行波管は、楔形の断面形状を有す
るヘリックス支持用誘電体棒を有し、該ヘリックス支持
用誘電体棒としてヘリックス出力端部からコレクタ側に
延長している部分の断面楔形の横幅を他部分より大きく
なるようにしている。
るヘリックス支持用誘電体棒を有し、該ヘリックス支持
用誘電体棒としてヘリックス出力端部からコレクタ側に
延長している部分の断面楔形の横幅を他部分より大きく
なるようにしている。
ヘリックス支持用?A電体棒のへリックス出力端より延
長した部分の断面楔形の横幅を大きくすることにより、
外囲器との間の接触面積を大きくシ、熱抵抗を著しく減
少させている。この横幅の大きい延長部分は、ヘリック
スの出力端よりコレクタ側に延在しているから、ヘリッ
クスの高周波特性に対する影響は少ない、また、ヘリッ
クス支持用誘電体棒を伝導してくる熱量、ヘリックスの
温度上昇は進行波管の出力側にいたるに従い増大するか
ら、コレクタ側に本発明のように熱抵抗の少ない熱放散
部分を設けることは極めて熱放散に有効である。
長した部分の断面楔形の横幅を大きくすることにより、
外囲器との間の接触面積を大きくシ、熱抵抗を著しく減
少させている。この横幅の大きい延長部分は、ヘリック
スの出力端よりコレクタ側に延在しているから、ヘリッ
クスの高周波特性に対する影響は少ない、また、ヘリッ
クス支持用誘電体棒を伝導してくる熱量、ヘリックスの
温度上昇は進行波管の出力側にいたるに従い増大するか
ら、コレクタ側に本発明のように熱抵抗の少ない熱放散
部分を設けることは極めて熱放散に有効である。
以下1図面を参照して、本発明の実施例につき説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例である進行波管の出力側の要
部破砕斜視図である。ヘリックスlはモリブデン又はタ
ングステンのような高融点金属からなり、ヘリックス支
持用誘電体棒2はベリリア又はポロンナイトライドの如
く熱伝導率が高く、比較的比誘電率の小さいセラミック
ス材料からなり、その横断面は楔形をしてl、%る。外
囲器3はステンレスのような非磁性の全屈材料からなっ
ている。ヘリックス支持用誘電体棒2のへリックスlの
出力端からコレクタ側への延長部分4は、第2図に示す
如く、他の部分に比べて横幅が著しく大きくなっている
。従って、ヘリックス支持用誘電体棒2は、コレクタ側
への延長部分4で外囲器3との接触面積を大きく取るこ
とができるから、ヘリックス1で発生した熱をこの部分
から外部へ火星に逃がしてやることができる。この延長
部分4はヘリックスlと接触していないのでヘリックス
回路に対する高周波的な影響は少ない。一方ヘリックス
lと接している部分のヘリックス支持用誘電体棒2の横
幅はへリックスlと外囲器3の間の空間の等価比Xli
率が高くとも1.4〜1.5以内になる様な横幅に選ば
れているのでヘリックス回路の結合インピーダンスを低
下させることはない。
部破砕斜視図である。ヘリックスlはモリブデン又はタ
ングステンのような高融点金属からなり、ヘリックス支
持用誘電体棒2はベリリア又はポロンナイトライドの如
く熱伝導率が高く、比較的比誘電率の小さいセラミック
ス材料からなり、その横断面は楔形をしてl、%る。外
囲器3はステンレスのような非磁性の全屈材料からなっ
ている。ヘリックス支持用誘電体棒2のへリックスlの
出力端からコレクタ側への延長部分4は、第2図に示す
如く、他の部分に比べて横幅が著しく大きくなっている
。従って、ヘリックス支持用誘電体棒2は、コレクタ側
への延長部分4で外囲器3との接触面積を大きく取るこ
とができるから、ヘリックス1で発生した熱をこの部分
から外部へ火星に逃がしてやることができる。この延長
部分4はヘリックスlと接触していないのでヘリックス
回路に対する高周波的な影響は少ない。一方ヘリックス
lと接している部分のヘリックス支持用誘電体棒2の横
幅はへリックスlと外囲器3の間の空間の等価比Xli
率が高くとも1.4〜1.5以内になる様な横幅に選ば
れているのでヘリックス回路の結合インピーダンスを低
下させることはない。
−L述のへリックス支持用誘電体棒2のへリツクス出力
端より延長した部分4の形状とじては、第1図に示した
ものに限定されず、第2図〜第4図に示すような形状と
しても、効果にかわりはない。
端より延長した部分4の形状とじては、第1図に示した
ものに限定されず、第2図〜第4図に示すような形状と
しても、効果にかわりはない。
以上説明したように、本発明によるヘリックス進行波管
は、ヘリックス支持用誘電体棒として楔形の断面形状を
有し、ヘリックスの出力端部から更にコレクタ側に延長
された部分の横幅が前記延長部分を除く他の部分の横幅
よりも大きいようにしたものである。この延長部分は外
囲器との接触面積が大きいので、へり−、クス回路の結
合インピーダンスを低下させずに、すなわち利得とビー
ム効率を犠牲にすることなく、ヘリックスの熱を外部へ
有効に逃がすことができる。これによって、ヘリックス
の温度上昇を押え、大出力へリックス進行波管を得るこ
とができるという効果がある。
は、ヘリックス支持用誘電体棒として楔形の断面形状を
有し、ヘリックスの出力端部から更にコレクタ側に延長
された部分の横幅が前記延長部分を除く他の部分の横幅
よりも大きいようにしたものである。この延長部分は外
囲器との接触面積が大きいので、へり−、クス回路の結
合インピーダンスを低下させずに、すなわち利得とビー
ム効率を犠牲にすることなく、ヘリックスの熱を外部へ
有効に逃がすことができる。これによって、ヘリックス
の温度上昇を押え、大出力へリックス進行波管を得るこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部破砕斜視図、第2図、
第3図、第4図は他の実施例としてヘリックス支持用誘
電体棒のコレクタ延長側の形状を示す斜視図、第5図・
第6図は従来例のへリックス出力端の管軸方向および管
軸に直角方向の断面図である。 1・・・ヘリックス、 2・・・ヘリックス支持用誘電体棒、 3・・・外囲器。 4・・・延長部分。 特許出願人 日本電気株式会社
第3図、第4図は他の実施例としてヘリックス支持用誘
電体棒のコレクタ延長側の形状を示す斜視図、第5図・
第6図は従来例のへリックス出力端の管軸方向および管
軸に直角方向の断面図である。 1・・・ヘリックス、 2・・・ヘリックス支持用誘電体棒、 3・・・外囲器。 4・・・延長部分。 特許出願人 日本電気株式会社
Claims (1)
- 楔形の断面形状を有するヘリックス支持用誘電体棒を有
し、該ヘリックス支持用誘電体棒としてヘリックス出力
端部からコレクタ側に延長している部分の断面楔形の横
幅を他部分より大きくしてあることを特徴とするヘリッ
クス進行波管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24600288A JPH0294231A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ヘリツクス進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24600288A JPH0294231A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ヘリツクス進行波管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0294231A true JPH0294231A (ja) | 1990-04-05 |
Family
ID=17142004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24600288A Pending JPH0294231A (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | ヘリツクス進行波管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0294231A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130225957A1 (en) * | 2010-09-30 | 2013-08-29 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tubular Sensor, Constituent Measuring Device, and Tubular Sensor Manufacturing Method |
CN105931934A (zh) * | 2016-05-03 | 2016-09-07 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 双螺旋水槽型强流电子束收集极 |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP24600288A patent/JPH0294231A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130225957A1 (en) * | 2010-09-30 | 2013-08-29 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tubular Sensor, Constituent Measuring Device, and Tubular Sensor Manufacturing Method |
US9521972B2 (en) * | 2010-09-30 | 2016-12-20 | Terumo Kabushiki Kaisha | Tubular sensor, constituent measuring device, and tubular sensor manufacturing method |
CN105931934A (zh) * | 2016-05-03 | 2016-09-07 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 双螺旋水槽型强流电子束收集极 |
CN105931934B (zh) * | 2016-05-03 | 2017-10-24 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 双螺旋水槽型强流电子束收集极 |
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