JPH01151128A - ヘリックス型進行波管 - Google Patents
ヘリックス型進行波管Info
- Publication number
- JPH01151128A JPH01151128A JP30891587A JP30891587A JPH01151128A JP H01151128 A JPH01151128 A JP H01151128A JP 30891587 A JP30891587 A JP 30891587A JP 30891587 A JP30891587 A JP 30891587A JP H01151128 A JPH01151128 A JP H01151128A
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- JP
- Japan
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- helix
- pitch interval
- conductor
- wave tube
- pitch
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 abstract description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 7
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明はヘリックス型進行波管に係り、特にそのヘソ
ックスの改良に関する。
ックスの改良に関する。
(従来の技術)
一般にヘリックス型進行波管は、電子ビームを使用して
マイクロ波の増幅や発振を行なわせるもので、一般に、
第2図及び第3図に示すように構成され、第2図は全体
の概略を示し、第3図はその遅波回路を示している。
マイクロ波の増幅や発振を行なわせるもので、一般に、
第2図及び第3図に示すように構成され、第2図は全体
の概略を示し、第3図はその遅波回路を示している。
即ち、電子ビームを発生する電子銃1と、電子ビームと
マイクロ波との相互作用によりマイクロ波の増幅が行わ
れる遅波回路2と、この遅波回路2においてマイクロ波
の増幅作用に関与し終った電子ビームを捕獲するコレク
タ3とからなっている。
マイクロ波との相互作用によりマイクロ波の増幅が行わ
れる遅波回路2と、この遅波回路2においてマイクロ波
の増幅作用に関与し終った電子ビームを捕獲するコレク
タ3とからなっている。
このようなヘリックス型進行波管における遅波回路2は
、第3図に示すように構成され、パイプ状真空外囲器4
内にヘリックス導体5が設けられ、このヘリックス導体
5は複数の誘電体製ヘリックス支持棒6により支持固定
されている。この場合、ヘリックス導体5は軸方向幅W
が全体に亙り一様になっている。又、使用時には、この
遅波回路2の外周に周期磁界装置例えば永久磁石(図示
せず)が設けられる。
、第3図に示すように構成され、パイプ状真空外囲器4
内にヘリックス導体5が設けられ、このヘリックス導体
5は複数の誘電体製ヘリックス支持棒6により支持固定
されている。この場合、ヘリックス導体5は軸方向幅W
が全体に亙り一様になっている。又、使用時には、この
遅波回路2の外周に周期磁界装置例えば永久磁石(図示
せず)が設けられる。
尚、第2図で符号7は入力接栓、符号8は出力接栓であ
る。
る。
さて、動作時には、電子銃1から放射された電子ビーム
がヘリックス導体5内に入射され、永久磁石の磁界によ
り発散することなくコレクタ3に到゛達する。その間、
入力接栓7よりヘリックス導体5に伝えられたマイクロ
波は、その管軸方向の位相速度が電子ビームの速度とほ
ぼ等しくなり、電子ビームとの相互作用によって増幅さ
れる。
がヘリックス導体5内に入射され、永久磁石の磁界によ
り発散することなくコレクタ3に到゛達する。その間、
入力接栓7よりヘリックス導体5に伝えられたマイクロ
波は、その管軸方向の位相速度が電子ビームの速度とほ
ぼ等しくなり、電子ビームとの相互作用によって増幅さ
れる。
ところが、増幅されるマイクロ波は、基本波のみでなく
、特に位相速度と群速度が反対方向の波即ち後進波成分
も増幅されることになる。又、この後進波の電圧利得は
、無限大となる条件が存在していることが知られており
、発振が起り得る。
、特に位相速度と群速度が反対方向の波即ち後進波成分
も増幅されることになる。又、この後進波の電圧利得は
、無限大となる条件が存在していることが知られており
、発振が起り得る。
特に、高出力化のためにビーム電流値を増大して行くと
、ある電流値以上で発振を開始する。これを避けるため
、発振抑制のためヘリックス導体5のピッチ間隔を部分
的に異ならせた、いわゆる速度テーバ構造を用いている
。
、ある電流値以上で発振を開始する。これを避けるため
、発振抑制のためヘリックス導体5のピッチ間隔を部分
的に異ならせた、いわゆる速度テーバ構造を用いている
。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の構造では、基本波の増幅と後進波
発振の抑制の両方を考慮した場合、最適条件になってい
ると言い難い。
発振の抑制の両方を考慮した場合、最適条件になってい
ると言い難い。
このように、従来のヘリックス遅波回路を用いた場合に
は、高出力化、高効率化において不十分である。
は、高出力化、高効率化において不十分である。
この発明は、従来の問題点を解決し、高出力、高効率の
ヘリックス型進行波管を提供することを目的とする。
ヘリックス型進行波管を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(問題点を解決するための手段)
この発明は、従来の問題点を解決するために、異なるピ
ッチ間隔を有するヘリックス導体が、ピッチ間隔の大き
い領域及び小さい領域とも、その管軸方向の導体幅がそ
の部分のピッチ間隔の凡そ半分の寸法に構成したヘリッ
クス型進行波管である。
ッチ間隔を有するヘリックス導体が、ピッチ間隔の大き
い領域及び小さい領域とも、その管軸方向の導体幅がそ
の部分のピッチ間隔の凡そ半分の寸法に構成したヘリッ
クス型進行波管である。
(作用)
この発明によれば、上記の構成を有することにより、基
本波インピーダンスの低下を防ぎ、且つ後進波成分を小
さくすることが出来、この結果、後進波発振を抑制する
ことが可能となる。
本波インピーダンスの低下を防ぎ、且つ後進波成分を小
さくすることが出来、この結果、後進波発振を抑制する
ことが可能となる。
(実施例)
以下、図面を参照して、この発明の一実施例に係るヘリ
ックス型進行波管について説明するが、この発明は上記
問題点を解決するためにヘリックスを改良したもので、
ヘリックスについてのみ述べることにする。
ックス型進行波管について説明するが、この発明は上記
問題点を解決するためにヘリックスを改良したもので、
ヘリックスについてのみ述べることにする。
即ち、この発明において、ヘリックス導体9は第1図(
a)、(b)に示すように構成され、螺旋状にしてピッ
チ間隔の大きい部分9aとピッチ間隔の小さい部分9b
とからなっている。
a)、(b)に示すように構成され、螺旋状にしてピッ
チ間隔の大きい部分9aとピッチ間隔の小さい部分9b
とからなっている。
尚、同図では、入力側の−様な大ピツチ間隔部9aのピ
ッチ間隔P1に対して出力側の小ピツチ間隔部9bのピ
ッチ間隔P2を凡そ1/2に描いであるが、これは理解
し易いように誇張して図示したものである。実際には、
小ピツチ間隔P2は、大ピツチ間隔P1の例えば0.7
〜0.9の範囲に選ばれる。
ッチ間隔P1に対して出力側の小ピツチ間隔部9bのピ
ッチ間隔P2を凡そ1/2に描いであるが、これは理解
し易いように誇張して図示したものである。実際には、
小ピツチ間隔P2は、大ピツチ間隔P1の例えば0.7
〜0.9の範囲に選ばれる。
そこで、異なるピッチ間隔を有するヘリックス導体は、
ピッチ間隔の大きい領域9 a s及び小さい領域9b
とも、その管軸方向の導体幅W1、W2とも、それぞれ
の領域でのピッチ間隔P1、P2の凡そ半分の寸法に構
成されている。即ち、W、=0.5XP、であり、又、
W2=0.5XP2となっている。尚、これ等の寸法関
係は、±20%の範囲内であれば、作用・効果は上から
、この発明の範囲に含まれる。
ピッチ間隔の大きい領域9 a s及び小さい領域9b
とも、その管軸方向の導体幅W1、W2とも、それぞれ
の領域でのピッチ間隔P1、P2の凡そ半分の寸法に構
成されている。即ち、W、=0.5XP、であり、又、
W2=0.5XP2となっている。尚、これ等の寸法関
係は、±20%の範囲内であれば、作用・効果は上から
、この発明の範囲に含まれる。
このような構成のヘリックス遅波回路を使用することに
より、基本波インピーダンスの低減化を防ぎ、且つ後進
波成分を小さくし、後進波発振による不安定動作を防ぐ
効果がある。
より、基本波インピーダンスの低減化を防ぎ、且つ後進
波成分を小さくし、後進波発振による不安定動作を防ぐ
効果がある。
尚、この発明のヘリックス型進行波管は、上記へワック
ス以外は従来例(第2図)と同様構成ゆえ、詳細な説明
を省略する。
ス以外は従来例(第2図)と同様構成ゆえ、詳細な説明
を省略する。
[発明の効果]
この発明によれば、基本波インピーダンスの低下を防ぎ
、且つ後進波の発振開始電流値を高い値にすることが可
能となる。その結果、大電流を使用する高出力管におい
ても、後進波発振による不安定動作を防ぎ、高出力、高
効率のヘリックス型進行波管を得ることが出来る。
、且つ後進波の発振開始電流値を高い値にすることが可
能となる。その結果、大電流を使用する高出力管におい
ても、後進波発振による不安定動作を防ぎ、高出力、高
効率のヘリックス型進行波管を得ることが出来る。
第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例に係るヘリ
ックス型進行波管の要部を示す正面図と側面図、第2図
は従来のヘリックス型進行波管の全体を示す概略断面図
、第3図は従来のヘリックス型進行波管の遅波回路を示
す斜視図である。 1・・・電子銃、2・・・遅波回路、3・・・コレクタ
、4・・・パイプ状真空外囲器、6・・・ヘリックス支
持棒、9・・・ヘリックス、9a・・・ピッチ間隔の大
きい部分、9b・・・ピッチ間隔の小さい部分。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
ックス型進行波管の要部を示す正面図と側面図、第2図
は従来のヘリックス型進行波管の全体を示す概略断面図
、第3図は従来のヘリックス型進行波管の遅波回路を示
す斜視図である。 1・・・電子銃、2・・・遅波回路、3・・・コレクタ
、4・・・パイプ状真空外囲器、6・・・ヘリックス支
持棒、9・・・ヘリックス、9a・・・ピッチ間隔の大
きい部分、9b・・・ピッチ間隔の小さい部分。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 異なるピッチ間隔を有するヘリックス導体が複数本のヘ
リックス支持棒によりパイプ状真空外囲器内に配設され
てなるヘリックス型進行波管において、 上記ヘリックス導体は、ピッチ間隔の大きい領域及び小
さい領域とも、その管軸方向の導体幅がその部分のピッ
チ間隔の凡そ半分の寸法を有してなることを特徴とする
ヘリックス型進行波管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30891587A JPH01151128A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | ヘリックス型進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30891587A JPH01151128A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | ヘリックス型進行波管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01151128A true JPH01151128A (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=17986804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30891587A Pending JPH01151128A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | ヘリックス型進行波管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01151128A (ja) |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP30891587A patent/JPH01151128A/ja active Pending
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