JPH04301341A - 進行波管 - Google Patents

進行波管

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JPH04301341A
JPH04301341A JP6614491A JP6614491A JPH04301341A JP H04301341 A JPH04301341 A JP H04301341A JP 6614491 A JP6614491 A JP 6614491A JP 6614491 A JP6614491 A JP 6614491A JP H04301341 A JPH04301341 A JP H04301341A
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JP
Japan
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electron gun
wave circuit
disk
connector
envelope
Prior art date
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Pending
Application number
JP6614491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Itagaki
板垣 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04301341A publication Critical patent/JPH04301341A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は進行波管に関し、特に進
行波管の遅波回路と電子銃部の結合部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の進行波管は、図6に示すように、
螺旋1の外周部に3本の誘電体支柱2を等角度に配設し
、これらを周期磁界集束装置の一部である磁極3と円環
状のシェル4とを交互に配設接合した外囲器5の内部に
、焼きばめ方式等で包含固定している。シェル4の一部
には高周波の入出力を行うRF窓6を具備しており、螺
旋1の端部はRF窓6の内導体7に接合されている。 又、外囲器5の入力端部には中心部に穴をもつ円盤状の
入力シールド8を具備して遅波回路9を構成している。 遅波回路9の出力端には、電子ビームを捕捉するコレク
タが配設される(図示せず)。
【0003】一方、電子銃10は3個のアルミナ絶縁筒
11,12,13と円盤状のアノード電極支持体14及
びカソード電極支持体15とが積層され、かつ、絶縁筒
11には円筒状封入皿16が、また、絶縁筒13には円
盤状の封入皿17が配設され、それぞれろう付け接合さ
れて電子銃10の外囲器18を形成している。カソード
電極支持体15にはウェネルト電極19とカソード20
及びヒータ21を組合せた構体が溶接等により固定され
、又、アノード電極支持体14にはアノード電極22が
組み合わされて溶接により接合されている。絶縁筒13
に接合されている封入皿17には排気管23がろう付け
接合され、排気完了後適当な部位で圧接封止される。
【0004】このようにして形成された電子銃10は、
その絶縁管11に接合される円筒状封入皿16と、前記
遅波回路9の入力端に配設されている入力シールド8が
嵌合接合されて、進行波管36が形成されている。
【0005】電子銃10のカソード20から放射された
電子ビームが、アノード電極22で励起され、螺旋1内
を良好なビーム透過率を保ちつつ通過しコレクタに捕捉
されるためには電子銃10とそれぞれの電極および遅波
回路9の螺旋1がいかに精度良く同心円状に配置され、
それらの真直度が確保されるかが重要なポイントとなる
。従来の進行波管では、遅波回路9は磁極3とシェル4
とを交互に配設接合した外囲器5は、螺旋1及び誘電体
支柱2を挿入するための穴あけ加工を行うが、軸方向長
が長いため、ある程度の偏心は起こり得る。従って、入
力端に配設されている入力シールド8の、電子銃10側
の円筒封入皿16と嵌合する部位と、外囲器中心穴、即
ち、そこに収納される螺旋1の中心との間には、かなり
の偏心を生じる可能性がある。
【0006】又、電子銃10に於いても、アノード及び
カソード電極支持体14,15の内径部と円筒状封入皿
16内径の同心度も、ろう付け治具の精度によっては偏
心を生じ、更に、ウェネルト電極19,カソード20及
びアノード電極22もそれぞれ適当な治具を用いて各電
極支持体14,15に、良好な同心度を確保するよう溶
接されるが、ある程度の偏心は起こり得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の進行波管では、
遅波回路9の螺旋1の中心と入力シールド8の偏心が大
きくなる可能性を有し、又、入力シールド8と嵌合接合
される電子銃10の外囲器18の筒状封入皿16との間
、円筒状封入皿16と各電極支持体14,15との間、
これら各電極支持体14,15とアノード電極22、ウ
ェネルト電極19及びカソード20との間の組合せによ
って生ずる偏心を、小さく抑えることはなかなか容易で
ない。上記の偏心及び真直度の悪化は、進行波管の基本
的な電子ビーム透過特性の不具合を招き、不安定動作や
短寿命の原因となる欠点がある。
【0008】尚、電子銃の外囲器18を形成するアルミ
ナ絶縁筒11,12,13は高価であるばかりでなく、
アルミナ絶縁筒11,12,13を介して対極する電極
間の相対面積が大きいため、沿面放電が発生しやすく、
電極間寸法を大きくする必要があり、電子銃が比較的大
型となり、又、部品点数も多いという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、電子ビーム透過特性が良
く、不安定動作や短寿命の不具合のない進行波管を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子銃部,遅
波回路部及びコレクタ部で構成される進行波管において
、前記遅波回路部の前記電子銃部側端面に円盤状入力シ
ールドが配設され、該円盤状入力シールドには其の中心
穴とほぼ同等の中心穴を有する円板状の連結体を具備し
、他方、ウェネルト電極、カソード電極及びアノード電
極が絶縁支柱に接合絶縁されて形成される電子銃の前記
アノード電極の延展部には、前記絶縁支柱を介して接合
された中心穴を有する円板状連結体が配設され、該円板
状連結体と前記遅波回路部側端の前記円盤状入力シール
ドに具備された前記円板状の連結体とが、互いに同心円
状に嵌合し接合してなり、且つ、前記電子銃部の外囲器
が前記電子銃と独立して形成され、後に前記円盤状入力
シールドと接合封止してなることを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の要部断面図で
ある。
【0012】第1の実施例は、図1に示すように、螺旋
1の外周部には3本の誘電体支柱2が配設され、これら
は磁極3とシェル4とを交互に配設接合した外囲器5の
内部に、焼きばめ方式等の手段により収納固定されてい
る。シェル4の一部にはRF窓6を具備し螺旋1の端部
が内導体7に接合されている。外囲器5の入力部には中
心部に穴をもつ円盤上の入力シールド8を具備し、この
中心穴に突出部が精度良く嵌合した円板状の連結体24
を接合し遅波回路25が形成されている。遅波回路25
の出力部にはコレクタが配設されている(図示せず)。
【0013】3本のアルミナ支柱27にウェネルト電極
28,アノード電極支持体29及びアノード電極支持体
29の延展部には中心穴を有する円板状の連結体30が
適宜配設され、ろう付け固定され、ウェネルト電極28
にはカソード31及びヒータ32が組み込まれており、
アノード電極支持体29にはアノード電極33が取り付
けられて電子銃26を構成している。又、各電極のリー
ドは絶縁石製のステム34を介して外部に取り出されて
いる。
【0014】遅波回路25の入力シールド8に具備して
いる連結体24は、突出部を外囲器5の中心穴と精度良
く嵌合させ、かつその外周径は外囲器5の中心穴径との
同心度が極力良くなるように形成されている。
【0015】一方、電子銃26側の円板状の連結体30
の中心穴径は、前記遅波回路25端部に具備された連結
体24の外径と精度高く嵌合するよう設計されている。 遅波回路25と電子銃26はこれら双方の連結体24,
30を嵌合し、ろう付け等で接合することによって一体
化される。
【0016】その後、電子銃26部の円筒状の金属外囲
器35が遅波回路25の入力シールド8に接合され、更
にステム34との嵌合部をろう付け等で封止されて進行
波管49が形成される。
【0017】図2は本発明の第2の実施例の要部断面図
である。
【0018】図1に示す遅波回路25側に配設する連結
体24は種々のものが有り、例えば、図2に示す第2の
実施例のように入力シールド8を予め厚目にしておき、
外囲器5の穴あけ加工時に電子銃26側の連結体30が
嵌合するよう突出部を切削加工して成形してもよい。こ
の場合は、外囲器35の中心穴に対して、電子銃26側
連結体30の平面部の接する面の直角度の精度が良くな
るので電子銃26の傾きが小さくなり、よりビーム透過
率の向上が期待できる。
【0019】図3は本発明の第3の実施例を説明する要
部断面図である。
【0020】第3の実施例は、図3に示すように入力シ
ールド8に突出部の無い円板状の連結体50を接合して
おき、外囲器5の穴あけ加工時に連結体50の外周径を
切削加工しても良い。
【0021】図4及び図5は、本発明の実施例を採用す
ることにより電子銃の外囲器を自由に変更出来る例の断
面図を示したもので、図4は外囲器37が硝子バルブ3
8と円筒状封入皿39で、ステムも硝子製ステム40で
構成され、電子銃41を形成しており電子銃41を遅波
回路25に接合した後、硝子バルブ38とステム40を
溶解封止して進行波管を形成する。
【0022】図5は電子銃部の外囲器42が1個のアル
ミナ絶縁筒43と2個の封入皿44,45と排気管46
で構成され、円筒状アルミナ43には電子銃の各電極の
リード線47が円筒状アルミナ43にあけられた任意の
穴48から引き出されて構成されている。勿論、円筒状
アルミナ43の各穴48とリード線47はろう付け接合
され封止されている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は電子銃部及
び遅波回路部に具備した連結体どうしを接合する構造と
し、遅波回路部の連結体外周径と螺旋の偏心を極力小さ
く抑え、かつ電子銃を外囲器から独立させて、外囲器の
偏心への影響を除去する構造としているため進行波管の
螺旋と電子銃の良好な同心度が確保できるので、ビーム
透過特性の良い進行波管を提供することが可能となる効
果がある。
【0024】又、電子銃を遅波回路に直接接合し、外囲
器より独立させているので、外囲器の構造を自由に選択
出来る利点を有している。従って進行波管の周波数や出
力等の管種に応じた外囲器構造とすることが可能で、よ
り安価な製品を提供出来ると言う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の要部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を説明する要部断面図で
ある。
【図4】本発明の実施例を採用することにより電子銃の
外囲器を変更出来る一例を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例を採用することにより電子銃の
外囲器を変更出来る他の例を示す断面図である。
【図6】従来の進行波管の一例の要部断面図である。
【符号の説明】
1    螺旋 2    誘電体支柱 3    磁極 4    円環状シェル 5,18,35,37,42    外囲器6    
RF窓 7    内導体 8    入力シールド 9,25    遅波回路 10,26,41    電子銃 11,12,13,43    アルミナ絶縁筒14,
29    アノード電極支持体15    カソード
電極支持体 16,39    円筒状封入皿 17    円板状封入皿 19,28    ウェネルト電極 20,31    カソード 21,32    ヒータ 22,33    アノード電極 23,46    排気管 24,30,50    連結体 36,49    進行波管 27    アルミナ支柱 34    ステム 38    ガラスバルブ 40    ガラス製ステム 44,45    封入皿 47    リード線 48    穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子銃部,遅波回路部及びコレクタ部
    で構成される進行波管において、前記遅波回路部の前記
    電子銃部側端面に円盤状入力シールドが配設され、該円
    盤状入力シールドには其の中心穴とほぼ同等の中心穴を
    有する円板状の連結体を具備し、他方、ウェネルト電極
    、カソード電極及びアノード電極が絶縁支柱に接合絶縁
    されて形成される電子銃の前記アノード電極の延展部に
    は、前記絶縁支柱を介して接合された中心穴を有する円
    板状連結体が配設され、該円板状連結体と前記遅波回路
    部側端の前記円盤状入力シールドに具備された前記円板
    状の連結体とが、互いに同心円状に嵌合し接合してなり
    、且つ、前記電子銃部の外囲器が前記電子銃と独立して
    形成され、後に前記円盤状入力シールドと接合封止して
    なることを特徴とする進行波管。
JP6614491A 1991-03-29 1991-03-29 進行波管 Pending JPH04301341A (ja)

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JP6614491A JPH04301341A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 進行波管

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2789800A1 (fr) * 1999-02-16 2000-08-18 Thomson Tubes Electroniques Generateur radiofrequence de tres grande puissance
JP2011198552A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Netcomsec Co Ltd リード線固定方法及び電子管

Cited By (3)

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EP1030341A1 (fr) * 1999-02-16 2000-08-23 Thomson Tubes Electroniques Générateur radiofréquence de très grande puissance
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