JPH0541565Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541565Y2 JPH0541565Y2 JP16150787U JP16150787U JPH0541565Y2 JP H0541565 Y2 JPH0541565 Y2 JP H0541565Y2 JP 16150787 U JP16150787 U JP 16150787U JP 16150787 U JP16150787 U JP 16150787U JP H0541565 Y2 JPH0541565 Y2 JP H0541565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic tube
- electrodes
- inner diameter
- electrode
- metal vapor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Lasers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、金属蒸気レーザに関する。さらに詳
細には安定な放電を得ることのできる構造を有す
る金属蒸気レーザに関する。
細には安定な放電を得ることのできる構造を有す
る金属蒸気レーザに関する。
従来金属蒸気レーザは第１図に示すようにセラ
ミツク管３を気密容器１の中に配置し、セラミツ
ク管３の両端に電極６，７を配置し、Ne又はHe
をバツフアガスとして封じ込め、電極６，７間で
放電させて、セラミツク管３を加熱し、銅または
金などの金属を蒸気化し放電励起によつて光を得
るものである。
ミツク管３を気密容器１の中に配置し、セラミツ
ク管３の両端に電極６，７を配置し、Ne又はHe
をバツフアガスとして封じ込め、電極６，７間で
放電させて、セラミツク管３を加熱し、銅または
金などの金属を蒸気化し放電励起によつて光を得
るものである。
セラミツク管３を電極６，７とのかん合は第４
図に示すように、円筒状の電極７がセラミツク管
３の内側にかん合されている構造であつた。
図に示すように、円筒状の電極７がセラミツク管
３の内側にかん合されている構造であつた。
上述した従来の構造では、セラミツク管の両端
の電極の端部がお互いに向き合つているため、電
極の端部に電界が集中して電極の端部のみに電流
が集中し放電が不安定になるとともに電極が異常
に高温となり溶けてしまうという欠点があつた。
またレーザビームが電極でけられて、セラミツク
管の内径で決まるビーム径より小さくなり効率が
下がるという欠点があつた。
の電極の端部がお互いに向き合つているため、電
極の端部に電界が集中して電極の端部のみに電流
が集中し放電が不安定になるとともに電極が異常
に高温となり溶けてしまうという欠点があつた。
またレーザビームが電極でけられて、セラミツク
管の内径で決まるビーム径より小さくなり効率が
下がるという欠点があつた。
本考案は、セラミツク管と電極とのかん合部で
セラミツク管の両端の電極がお互いに直接向き合
わないように工夫してある。
セラミツク管の両端の電極がお互いに直接向き合
わないように工夫してある。
すなわち、本考案では放電領域を形成させるセ
ラミツク管が良好な絶縁体であることをたくみに
利用し、セラミツク管の両端に段加工を施すこと
によつて電極の端部を電界から遮断し電流の集中
を防ぐ構造となつている。この結果、電極消耗防
止、放電の安定化が図れる。また、段加工してあ
るので、ビーム径としてセラミツクの内径を有効
に利用することができ、効率を上げる効果があ
る。
ラミツク管が良好な絶縁体であることをたくみに
利用し、セラミツク管の両端に段加工を施すこと
によつて電極の端部を電界から遮断し電流の集中
を防ぐ構造となつている。この結果、電極消耗防
止、放電の安定化が図れる。また、段加工してあ
るので、ビーム径としてセラミツクの内径を有効
に利用することができ、効率を上げる効果があ
る。
次に、本考案について図面を参照して説明す
る。第２図は本考案の一実施例の部分縦断面図で
ある。電極支持体８に固着された電極７は、内径
に段加工して端部の内径を中央部の内径よりも大
きくしたセラミツク管１０の段加工部にかん合し
ている。セラミツク管１０は、断熱材でパイレツ
クス管２の中心位置に保持されている（第１図参
照）。
る。第２図は本考案の一実施例の部分縦断面図で
ある。電極支持体８に固着された電極７は、内径
に段加工して端部の内径を中央部の内径よりも大
きくしたセラミツク管１０の段加工部にかん合し
ている。セラミツク管１０は、断熱材でパイレツ
クス管２の中心位置に保持されている（第１図参
照）。
第３図は本考案の他の実施例の部分縦断面図で
ある。セラミツク管１１は電極７とかん合する両
端部で、段加工すると共にセラミツク管と同心状
に溝加工を施してある。この実施例では電極の端
部が完全にセラミツクによつて遮蔽されるので電
流の集中を防ぐ上でより効果的であるという利点
がある。
ある。セラミツク管１１は電極７とかん合する両
端部で、段加工すると共にセラミツク管と同心状
に溝加工を施してある。この実施例では電極の端
部が完全にセラミツクによつて遮蔽されるので電
流の集中を防ぐ上でより効果的であるという利点
がある。
以上説明したように本考案はセラミツク管と電
極のかん合でセラミツク管の内側に段加工を施
し、セラミツク管のレーザ発振有効部の内径より
大きい内径の電極を段加工部にかん合させること
により、電極間の端面がお互いに向き合うことが
なく、放電々流が電極の端面に集中することがな
くなり安定な放電を持続でき、電極の溶損防止が
できるという効果がある。
極のかん合でセラミツク管の内側に段加工を施
し、セラミツク管のレーザ発振有効部の内径より
大きい内径の電極を段加工部にかん合させること
により、電極間の端面がお互いに向き合うことが
なく、放電々流が電極の端面に集中することがな
くなり安定な放電を持続でき、電極の溶損防止が
できるという効果がある。
第１図は金属蒸気レーザの概略の構造を示す縦
断面図、第２図は本考案の一実施例を示すセラミ
ツク管と電極のかん合部の部分断面図、第３図は
本考案の他の実施例を示すセラミツク管と電極の
かん合部の部分縦断面図、第４図は従来のセラミ
ツク管と電極のかん合部の部分縦断面図である。 １……気密容器、２……パイレツクス管、３…
…セラミツク管、８……電極支持体、６，７……
電極、１０……段加工したセラミツク管、１１…
…溝加工したセラミツク管。
断面図、第２図は本考案の一実施例を示すセラミ
ツク管と電極のかん合部の部分断面図、第３図は
本考案の他の実施例を示すセラミツク管と電極の
かん合部の部分縦断面図、第４図は従来のセラミ
ツク管と電極のかん合部の部分縦断面図である。 １……気密容器、２……パイレツクス管、３…
…セラミツク管、８……電極支持体、６，７……
電極、１０……段加工したセラミツク管、１１…
…溝加工したセラミツク管。
Claims (1)
- 両端に窓を有する気密容器内にセラミツク管を
配置し、セラミツク管の両端に電極を配置し、セ
ラミツク管内の金属を蒸気化し、蒸気化した金属
蒸気を放電励起して光を得る金属蒸気レーザにあ
つて、前記セラミツク管の両端部の内側に段加工
して両端部の内径を中央部の内径よりも大きくし
たことを特徴とする金属蒸気レーザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16150787U JPH0541565Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16150787U JPH0541565Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0165159U JPH0165159U (ja) | 1989-04-26 |
| JPH0541565Y2 true JPH0541565Y2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=31444502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16150787U Expired - Lifetime JPH0541565Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541565Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP16150787U patent/JPH0541565Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0165159U (ja) | 1989-04-26 |
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