JPH0541138A - 操作スイツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】スライド操作スイッチの使い勝手を向上させ
る。 【構成】スライド操作部のインジケータ２をロック機構
にも併用する。 【効果】スライド操作スイッチの誤操作を防止するとと
もに、スライドスイッチの各モードでの視認性を向上さ
せる。操作部の表示の省面積化にも役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】スライド式操作スイッチを有する
電気・電子機器全般に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術ではスイッチとは別にインジ
ケータを設ける必要があり表示部がスイッチ操作部と離
れてしまうため操作時の視認性が悪い。

【０００３】また、表示部の面積も広く必要とし現在の
電子機器の小型化、多機能化に反している。

【０００４】さらに誤動作防止のロック機構は使い勝手
を考えれば必須である。例えば、実公昭５４−１４３８
５２号公報ではインジケータ部に光をあてスライド操作
ノブ中央を光らせて見せているが、ロック機構は無く誤
操作については考慮されていなかった。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スイ
ッチと別に設けられた光源を用いながらあたかもスイッ
チ操作部自体が発光している様に見せることで視認性を
向上させ、操作部の省面積化にも貢献し、さらに、ロッ
ク機構を設けることで誤操作をも防止出来るスライドス
イッチ操作機構を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、スライドスイッチ操作部にインジケータを内
蔵させ、そのインジケータを用いてロック機構を形成
し、かつ、インジケータはスライドスイッチの各モード
毎の位置において光源よりの光をスライドスイッチ操作
部の外部より見えるように構成する事で得られる。

【０００７】

【作用】インジケータはロック機構を兼ねており、これ
を押さなければスイッチが切換わらないため、誤操作を
防止できる。また、インジケータはスライド操作ノブの
中にあるため視認性が良い。

【０００８】

【実施例】本発明の基本的な構成を図１に示す。スライ
ド操作ノブ１はインジケータ２がスプリングによりＡ方
向に押し付けられておりインジケータの突起２ａがボタ
ン押さえ５の穴に入り込んでいるためインジケータに規
制されそのままでは動けない。インジケータ２の突部を
押しロック状態を解除することでスライド操作ノブ１が
動作可能となる。（図２）スライド操作ノブ１を移動さ
せるとそれに取り付けられているノブ押さえ３も一緒に
動き、スライドスイッチ８を切替える。その際、スライ
ド操作ノブ１・ノブ押さえ３と同じく移動したインジケ
ータ２は、ノブおさえ３により切換えられたスライドス
イッチ８により回路が接続され発光した光源（ＬＥＤ
７）の上方に位置し光を外部に導く。（図２、図３）

【０００９】

【発明の効果】本発明によれば、視認性の向上、スイッ
チを含めた表示部の省面積化が計られ、インジケータに
ロック機構を設ける事で誤操作を防止し操作性の向上を
図れる。また、スイッチの各モード毎に別の光源を用い
色調を変えることも出来、視認性の一層の向上が図れ
る。さらに、多数の光源もしくは単体の光源でも同様の
効果は得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す断面図、

【図２】図１のロックが解除された状態の断面図、

【図３】図２の側方より見た断面図。

【符号の説明】

１…スライド操作ノブ、１ａ…爪、２…インジケータ、
３…ノブ押さえ、４…パネル、５…パネル押さえ、６…
スプリング、７…ＬＥＤ、７ａ…ＬＥＤ、８…スライド
スイッチ、９…基板。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電子機器のスライド式操作スイッチにおい
   て、スイッチと別体の光源を用い自照式スイッチの意匠
   をもち、ロック機構を兼ね備えたインジケータを設けた
   ことを特徴とするスライドスイッチ操作部。
2. 【請求項２】電子機器のスライド式操作スイッチにおい
   て、ロック機構を兼ね備えたインジケータをもち、スイ
   ッチと別体の光源を用いながら自照式スイッチの意匠を
   もつことを特徴とするスライドスイッチ操作部。