JP2550997Y2 - 降車合図用スイッチ - Google Patents

降車合図用スイッチ

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JP2550997Y2
JP2550997Y2 JP1990112209U JP11220990U JP2550997Y2 JP 2550997 Y2 JP2550997 Y2 JP 2550997Y2 JP 1990112209 U JP1990112209 U JP 1990112209U JP 11220990 U JP11220990 U JP 11220990U JP 2550997 Y2 JP2550997 Y2 JP 2550997Y2
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周次 貝川
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株式会社 三陽電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は降車合図用スイッチに係り、詳しくはバス
や電車内の各所に設置され、降車を希望する乗客が押圧
操作して運転者に知らせるためのスイッチに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、この種の降車合図用スイッチとしては第4,5図
に示すものを挙げることができる。この降車合図用スイ
ッチの本体ケースTの下部には押しボタン21が突出して
設けられ、本体ケースTの上部には前記押しボタン21の
押圧操作に応じて内部のLEDを点灯表示させる表示部22
が設けられている。そして、この降車合図用スイッチは
バスや電車内の各所に設置され、次の停留所で降車を希
望する乗客にて押しボタン21が押圧操作されると、表示
部22に形成された「とまります」の文字がLEDの点灯で
浮かび上がって他の乗客に停車が知らされるようになっ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記した降車合図用スイッチは押しボ
タン21が本体ケースTから突出しているため美観が悪
く、又、美観向上のために押しボタン21を本体ケースT
の表面と面一にすると、指先を前方に曲げた不自然な形
で押しボタン21を押圧操作しなければならず操作性が悪
化してしまうという問題がある。
本考案の目的は、視認性がよく、かつ良好な操作性を
有し、該操作を極力無くするとともに、美観を向上させ
ることができる降車合図用スイッチを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、本体ケースの下部に押しボタンを設けると
ともに、同押しボタンの押圧操作に応じて発光表示する
表示部を前記本体ケースの上部に設けた降車合図用スイ
ッチにおいて、前記押しボタンの表面を本体ケースの表
面に対してほぼ面一に設けるとともに、同本体ケースの
下部両側を下方に延出形成するとともに、下部中央を開
口させて押しボタンの下側を下方に向けて露出させた降
車合図用スイッチを要旨とするものである。
〔作用〕
押しボタンが押圧操作されるとき、押しボタンの下側
が下方に向けて露出していることから、指先を上方へ延
ばした自然な形で押しボタンを押圧操作可能となる。
又、本体ケースの表面に対し押しボタンの表面がほぼ
面一になっていることから降車合図用スイッチの表面に
段差が形成されるのが防止される。又、電車やバス等の
車両の急発進、停車、カーブなどで乗客が不安定にな
り、窓枠などに思わず手をつくなどした際に、誤って乗
客の手、指等が本体ケースの側方から押しボタンに対し
て触れようとしても、本体ケースの下部両側が下方に延
出されて押しボタンの両側方を覆っているため、押しボ
タンが誤操作されることがない。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を第1〜3図に
従って説明する。
第1,2図に示すように、降車合図用スイッチの取付板
1は合成樹脂からなり、その上下に形成された一対の取
付孔1aを介してビスにてバスや電車内の壁に取り付けら
れるようになっている。取付板1の表面下部には導電板
2が固着され、この導電板2の一部に重なるように取付
板1の表面上部にはプリント基板3がビス4にて固定さ
れている。プリント基板3上にはLED5がはんだ付けさ
れ、このプリント基板3の裏面にはリード線6がはんだ
付けされて図示しない制御回路と接続されている。
取付板1の表面上部には前記プリント基板3を覆うよ
うに表示部としての半透明樹脂からなる表示カバー7が
取着され、この表示カバー7に形成された「とまりま
す」の文字は前記LED5の点灯によって表示カバー7上に
浮かび上がるようになっている。この表示カバー7と連
続するように取付板1の表面下部には合成樹脂製の操作
カバー8が取着され、この操作カバー8内に前記導電板
2が収容されている。本実施例では前記取付板1、表示
カバー7及び操作カバー8により本体ケースSが構成さ
れている。
前記操作カバー8の下側には逆U字状の切欠9が形成
され、切欠9内には操作カバー8の裏面側より合成樹脂
製の押しボタン10が配設されている。押しボタン10の周
囲は操作カバー8の切欠9の縁に当接し、操作カバー8
の表面側への離脱が防止されている。そして、本実施例
では押しボタン10、操作カバー8及び表示カバー7のそ
れぞれの表面が全て面一に形成され、段差が形成される
のが防止されている。又、このように切欠9が操作カバ
ー8の下側に形成されていることから、押しボタン10の
下側は下方に向けて露出している。
前記押しボタン10の裏面には突部11が形成され、この
突部11と取付板1の表面に形成された突部12との間には
圧縮ばね13が介装されて押しボタン10を常に表面側に付
勢している。押しボタン10の裏面側には前記導電板2と
相対向するようにビス14が螺入されている。そして、こ
のビス14が導電板2に当接して導通するとリード線6を
介して前記制御回路に信号が入力され、その信号に基づ
いて制御回路にてLED5が点灯表示されるとともに、車両
の運転席に設けられた図示しない停車表示灯が点灯表示
されるようになっている。
次に、本実施例の降車合図用スイッチの作用を説明す
る。
バスや電車の運行中において、第3図に示すように、
次の停留所で降車を希望する乗客に降車合図用スイッチ
の押しボタン10が押圧操作されると、ビス14が導電板2
に当接して導通し、制御回路にてLED5と運転席の停車表
示灯とがそれぞれ点灯表示される。その結果、表示カバ
ー7の「とまります」の表示により他の乗客に停車が知
らされるとともに、停車表示灯の表示により運転者に対
する停車指示がなされる。
上記したように押しボタン10が押圧操作されるとき、
押しボタン10の下側が下方に向けて露出していることか
ら、指先を上方へ延ばした自然な形で押しボタン10を容
易に押圧操作することができる。
又、前記本体ケースSに対して押しボタン10の表面が
面一になっていることから降車合図用スイッチの表面に
段差が形成されるのが防止され、その美観を向上させる
ことができる。
尚、この考案は上記実施例に限定されることはなく、
この考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の降車合図用スイッチに
よれば、下記の効果を奏する。
(イ)押しボタンの正面及び下面が露出しているため、
押しボタンの視認性が損なわれることがない。すなわ
ち、従来においては、本体ケースの側部にのみ押しボタ
ンの操作面が、本体ケースの側面と面一の状態で露出し
た構成のものも知られている(実開昭57-150427号)。
しかし、この場合、本体ケースの正面から押しボタンの
位置の視認ができず、押しボタンの位置を確認するため
には、本体ケースの側部に延ばした指で探るか、或い
は、乗客が本体ケースの側面に設けられた押しボタンを
見るために見る角度を変える必要がある。この考案で
は、正面及び下面から押しボタンを視認できるため、こ
のような面倒なことを行う必要がない。
(ロ)押しボタンの下側が下方に向けて露出しているこ
とから、指先を上方へ伸ばした自然な形で押しボタンを
容易に押圧操作することができる。又、特に、この降車
用合図スイッチの直下に座席等にすわっている人が使用
する際には、押しボタンの下側が下方に向けて露出して
いるため、押しボタンの露出した下面を操作する場合の
目標にできることから、さらに操作がし易い効果があ
る。
(ハ)又、押しボタンと本体ケースとは面一とされて、
段差が形成されないため、美観を向上させることができ
る。
(ニ)又、電車やバス等の車両の急発進、停車、カーブ
などで乗客が不安定になり、窓枠などに思わず手をつく
などした際に、誤って乗客の手、指等が本体ケースの側
方から押しボタンに対して触れようとしても、本体ケー
スの下部両側が下方に延出されて押しボタンの両側方を
覆っているため、押しボタンが誤操作されることがな
い。
すなわち、本考案の降車合図用スイッチの押しボタン
は本体ケースと面一に形成され、かつ、押しボタンの上
部と両側方は本体ケースにて覆われ、降車合図のために
乗客の指が進入することができる許容範囲は本体ケース
の下部中央の下方及び正面のみとなるため、押しボタン
スイッチの誤操作を極力防止することができる。
例えば、従来において、本体ケースの下部下方に押し
ボタンが露出形成されたものの場合(実開昭57-161729
号)には、例え、本体ケースと押しボタンとが面一であ
ったとしても、押しボタンの側方には本願考案と異な
り、ガードするものがないため、押しボタンの側方から
指が引っかかれば、誤操作となる問題があるが、この考
案では、押しボタンの両側方は、本体ケースの下部から
延出された部分がガードするため、誤操作が生じること
はない。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は実施例の降車合図用スイッチを示し、第1
図は押圧操作時の降車合図スイッチの縦断面図、第2図
は同じく正面図、第3図は同じく非操作時の縦断面図、
第4,5図は従来の降車合図スイッチを示し、第4図は降
車合図スイッチの正面図、第5図は同じく側面図であ
る。 7は表示部としての表示カバー、10は押しボタン、Sは
本体ケース。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース(S)の下部に押しボタン(1
    0)を設けるとともに、同押しボタン(10)の押圧操作
    に応じて発光表示する表示部(7)を前記本体ケース
    (S)の上部に設けた降車合図用スイッチにおいて、 前記押しボタン(10)の表面を本体ケース(S)の表面
    に対してほぼ面一に設けるとともに、 同本体ケース(S)の下部両側を下方に延出形成すると
    ともに、下部中央を開口させて押しボタン(10)の下側
    を下方に向けて露出させたことを特徴とする降車合図用
    スイッチ。
JP1990112209U 1990-10-25 1990-10-25 降車合図用スイッチ Expired - Fee Related JP2550997Y2 (ja)

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JPS57150424U (ja) * 1981-03-17 1982-09-21
JPS6343705Y2 (ja) * 1981-03-31 1988-11-15
JPS6055019U (ja) * 1983-09-21 1985-04-17 株式会社三陽電機製作所 降車合図用押釦

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JPH0469234U (ja) 1992-06-18

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