JPH0540989Y2 - - Google Patents

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JPH0540989Y2
JPH0540989Y2 JP1988060364U JP6036488U JPH0540989Y2 JP H0540989 Y2 JPH0540989 Y2 JP H0540989Y2 JP 1988060364 U JP1988060364 U JP 1988060364U JP 6036488 U JP6036488 U JP 6036488U JP H0540989 Y2 JPH0540989 Y2 JP H0540989Y2
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molded product
arm
molding machine
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば射出成形機のような合成樹脂
成形機において、成形品を成形金型から取外して
機外に搬出するとともに、搬出された成形品を所
定の場所に定置或いは搬入する成形品の搬出およ
び搬入装置に関する。
<従来の技術> 従来より、この種の装置として、成形機本体に
おける固定金型を装着しているダイプレートの上
方に取付けたトラバース式と称されているもの
(以下前者の装置という)或いは成形機本体に対
向して多関節ロボツトを配置したもの(以下、後
者の装置という)が知られている。
<考案が解決しようとする課題> しかし、前者の装置は、動作経路が複雑である
ため、成形品の搬出および搬入のためのトータル
サイクルイタムが長くなり、作業性が劣る問題を
有し、後者の装置は成形機本体の間に相対的な位
置ずれが経時的に生じやすく、金型に保持されて
いる成形品を適正に掴んで搬出する状態が損なわ
れるおそれを有している。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたも
ので、動作経路を簡略化することで成形品を搬出
および搬入するトータルサイクルタイムを短縮し
て作業性の向上を図ることができ、また成形機本
体との間の相対的な位置ずれが回避され、しかも
従来の多関節ロボツトを採用した装置よりも金型
の開閉ストローク量を小さく制限して、一層作業
性を向上させることができる合成樹脂成形機にお
ける成形品の搬出および搬入装置を提供すること
を目的としている。
<課題を解決するための手段> 本考案の搬出および搬入装置は、合成樹脂成形
機本体の固定側に取付けられた多関節ロボツト
と、該多関節ロボツトの終端アームの先端部に連
結された搬出桿と、該搬出桿の先端部に取付けら
れた成形品着脱ハンドとを具備し、 前記多関節ロボツトは、合成樹脂成形機本体の
固定側上面に取付けられた垂直な支柱と、該支柱
から水平方向に延出して垂直軸回りに旋回するア
ームと、該アームの先端部に支持されて垂直軸回
りおよび水平軸回りのそれぞれに旋回する基端作
動アームと、該基端作動アームの先端部に支持さ
れて水平軸回りに旋回する終端作動アームとを有
し、 該終端作動アームの先端部に連結された搬出桿
は、垂直軸回りに旋回すると共に中心軸回りに回
転し、前記多関節ロボツトにより前記成形品着脱
ハンドと共に型開き状態の金型間隙に出し入れさ
れるように構成されていることを特徴としてい
る。
<作用> 本考案の搬出および搬入装置においては、合成
樹脂成形機本体の固定側上面に取付けられた多関
節ロボツトのアームおよび基端作動アーム+終端
作動アームの垂直軸回りの旋回動作と、基端作動
アームおよび終端作動アームの水平軸回りの旋回
動作との組み合わせにより、搬出桿が水平方向お
よび垂直方向に移動して型開き状態の金型間隙に
出し入れされ、更に、搬出桿自身も垂直軸回りの
旋回動作を行つて、成形品着脱ハンドを水平方向
に移動させる。そして、これらの動作の組み合わ
せの結果、成形品着脱ハンドによつて可動金型に
保持されている成形品を吸着して機外に搬出たの
ち、この搬出した成形品をテンポラリーステージ
または収納箱等の所定の場所に定置或いは搬入す
る。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同反対側から見た斜視図であり、これらの図
において、1は多関節ロボツトで合成樹脂成形機
本体2の例えば固定金型3を着脱可能に取付けて
いるダイプレート4上に固着されている。即ち、
下端部をダイプレート4の上面にボルト締めによ
つて固着された支柱5と、該支柱5の上端部から
合成樹脂成形機本体2の手前に延出されたアーム
6と、該アーム6の下側に取付けられた垂直方向
の回転軸6Aに保持され、第1駆動モータ7によ
つて垂直軸回りに正逆回転可能なブラケツト8を
有し、基端作動アーム9の基端部9aがブラケツ
ト8に対して水平軸回りに回動可能に取付けら
れ、基端部9a側を回動中心としてブラケツト8
の一側に取付けられている第2駆動モータ10に
より水平軸まわりに正逆回動するようになつてい
る。基端作動アーム9の先端部9bには終端作動
アーム11の後端部11aが水平軸回りに回動可
能に取付けられ、この後端部11a側を回動中心
として、ブラケツト8の他側に取付けられている
第3駆動モータ12により水平軸まわりに正逆回
動するようになつている。即ち、第3駆動モータ
12の出力軸(図示せず)が、基端作動アーム9
に収納されている周知の駆動系(図示せず)、つ
まり、チエーン、スプロケツト、リンク部材等に
介して終端作動アーム11の後端部に連繋されて
いる。
終端作動アーム11における先端部11bの側
面には、ブラケツト13を介して搬出桿14が垂
直軸回りおよび水平軸回りにそれぞれ正逆回動可
能に連結されている。即ち、搬出桿14はカバー
14Aと該カバー14Aに覆われた回動軸14B
とからなり、ブラケツト13の水平部13Aを貫
通して垂直方向に取付けされた回動軸15の下端
にカバー14Aが同時回転可能に取付けられ、回
転軸15は、その上端に取付けた傘歯車16を終
端作動アーム11側方からブラケツト13の垂直
部13Bを貫通して突出させた傘歯車17と噛合
わせ、該傘歯車17を終端作動アーム11に終納
した第4駆動モータ(図示せず)によつて正逆回
転させるように構成してある。
また、カバー14Aには回動軸14Bが回動可
能に支持され、該回動軸14Bの一端に、これを
水平軸回りに正逆回動させるアクチユエータ18
が連結され、他端部の水平軸線上に成形品着脱ハ
ンド19を取付けている。
成形品着脱ハンド19は、本実施例では回動軸
14Bの他端部に外嵌固着した本体部19Aと、
該本体部19Aから延出されるとともに、複数の
成形品吸着ヘツド20,20を備えた吸着ヘツド
取付板19Bとからなり、成形品吸着ヘツド2
0,20は真空装置のような吸着源(図示せず)
に接続されている。図中21は可動金型、22は
移動ダイプレートを示す。
次に前記構成の作動の一例について説明する。
合成樹脂成形機本体2の固定金型3に対して可
動金型21を当接させた型閉め状態で成形が完了
したのち、第2図に示すように可動金型21を後
退させた所謂型開きが得られる。
前記型開き状態を得たならば、この状態を検知
して、多関節ロボツト1に起動制御信号が入力さ
れ、この信号に基いて多関節ロボツト1が作動を
開始する。即ち、第1駆動モータ7、第2駆動モ
ータ10、第3駆動モータ12および図示されな
い第4駆動モータがそれぞれ所定の回動角で所定
の方向に回動し、これによつて搬出桿14を第2
図のように固定金型3と可動金型21の間隙に挿
入させる。
前途の作動と同時に、アクチユエータ18にも
起動制御信号が入力され、これによつて回動軸1
5が所定の回動角で所定の方向に回動して、成形
品着脱ハンド19の吸着ヘツド取付板19Bを図
示の垂直姿勢に保持し、この状態を得たのちに前
記搬出桿14が両金型3,21の間隙に挿入され
ることになる。
搬出桿14および成形品着脱ハンド19が両金
型3,21の間隙に挿入されたのち、前記各駆動
モータ7,10,12図示されていない第4駆動
モータおよびアクチユエータ18の単独作動また
は協働によつて下記の作動を反復する。
成形品着脱ハンド19の吸着ヘツド取付板1
9Bがさらに可動金型21に接近し、成形品吸
着ヘツド20を可動金型21に保持されている
成形品(図示せず)に当接させる。
真空装置等の吸着手段の吸着力を、例えば電
磁弁の開成によつて成形品吸着ヘツド20に作
用させ、成形品を吸着する。
成形品を吸着したまま、成形品着脱ハンド2
0を可動金型21から離間させる。
搬出桿14を固定金型3と可動金型21の間
隙から引出し、かつ方向転換させて成形品を機
外に搬出するとともに、成形品着脱ハンド19
を合成樹脂成形機本体2の近傍に配置してある
テンポラリーステージやパレツトまたは成形品
収納箱等に対向させる。
前記で述べた成形品吸着ヘツド20の吸着
力をなくして、成形品を成形品吸着ヘツド20
から離脱させ、テンポラリーステージ上に定置
するか、或いはパレツトまたは成形品収納箱に
搬入する。
本考案においては、前途の手順によつて、合成
樹脂成形機本体2で成形された成形品の搬出およ
び搬入がなされるために、従来のトラバース式の
ものと比較して動作経路が簡略化されるから、ト
ータルサイクルタイムを大幅に短縮でき、作業性
の向上を実現できる。また、従来の多関節ロボツ
トを用いたもののように、成形機本体との相対的
な位置ずれが生じないので成形品を適正に掴んで
搬出することができる。しかも、固定金型3と可
動金型21の型開き間隙に出し入れされる搬出桿
14は、水平軸線を有する回動軸14Bと、該回
動軸14Bを覆うカバーとから構成され、細長状
に形成されている上、回動軸14Bの他端部、つ
まり搬出桿14の水平軸線上に成形品着脱ハンド
19を取付けているので、可動金型21の開閉ス
トローク量を小さく設定できるから、より一層成
形のサイクルタイムを短くして、作業性の向上を
図ることができる。
尚、前記〜は作動の一例を示すものであ
り、成形品の種類および大きさ等が変わることで
種々に変更が可能なことは云うまでもない。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の搬出および搬入
装置は、多関節ロボツトの先に、垂直軸回りに旋
回する搬出桿を取付け、搬出桿およびその先に取
付けた成形品着脱ハンドを型開き状態の金型間隙
に出し入れするようにしたから、トラバース式の
ものと比較して動作経路が簡略化され、トータル
サイクルタイムを大幅に短縮できるのみならず、
従来の多関節ロボツトを用いた装置で問題となる
成形機本体との相対適な位置ずれが、搬出桿の垂
直軸回りの旋回動作により補正され、成形品を常
に適正に掴んで搬出することができる。しかも、
その装置に比して、金型の開閉ストロークを小さ
く設定できるから、より一層トータルサイクルタ
イムを短縮できる。更に、多関節ロボツトの各ア
ームの旋回動作と、搬出桿の垂直軸回りの旋回動
作とにより成形品着脱ハンドを水平方向および垂
直方向に駆動し、その駆動に直線動作を用いない
ので構造が簡単である。更にまた、その多関節ロ
ボツトを合成樹脂成形機本体の固定側上面に取付
けたので、成形機本体の側方に大きなスペースを
確保でき、その側方に成形品載置スペースや金型
交換の際の金型待機スペースを確保する上で非常
に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同反対側からみた斜視図である。 1……多関節ロボツト、2……合成樹脂成形機
本体、3……固定金型、11……終端作動アー
ム、14……搬出桿、19……成形品着脱ハン
ド、21……可動金型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂成形機本体の固定側に取付けられた多
    関節ロボツトと、該多関節ロボツトの終端アーム
    の先端部に連結された搬出桿と、該搬出桿の先端
    部に取付けられた成形品着脱ハンドとを具備し、 前記多関節ロボツトは、合成樹脂成形機本体の
    固定側上面に取付けられた垂直な支柱と、該支柱
    から水平方向に延出して垂直軸回りに旋回するア
    ームと、該アームの先端部に支持されて垂直軸回
    りおよび水平軸回りのそれぞれに旋回する基端作
    動アームと、該基端作動アームの先端部に支持さ
    れて水平軸回りに旋回する終端作動アームとを有
    し、 該終端作動アームの先端部に連結された搬出桿
    は、垂直軸回りに旋回すると共に中心軸回りに回
    転し、前記多関節ロボツトにより前記成形品着脱
    ハンドと共に型開き状態の金型間隙に出し入れさ
    れるように構成されていることを特徴とする合成
    樹脂成形機における成形品の搬出および搬入装
    置。
JP1988060364U 1988-05-06 1988-05-06 Expired - Lifetime JPH0540989Y2 (ja)

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JPH01163116U JPH01163116U (ja) 1989-11-14
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