JPH0540588A - ウインドウを用いたユーザインタフエースの方法及びその情報処理装置 - Google Patents

ウインドウを用いたユーザインタフエースの方法及びその情報処理装置

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JPH0540588A
JPH0540588A JP3193935A JP19393591A JPH0540588A JP H0540588 A JPH0540588 A JP H0540588A JP 3193935 A JP3193935 A JP 3193935A JP 19393591 A JP19393591 A JP 19393591A JP H0540588 A JPH0540588 A JP H0540588A
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JP3193935A
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Shinichi Iwamoto
信一 岩本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウィンドウを用いたユーザインタフェースの
操作性を向上させる。 【構成】 ウィンドウ制御部22は起動したプログラム
の実行に当たり、プログラム・ウィンドウサイズ情報格
納部25に格納されたウィンドウサイズに基づき、先に
オープンされているウィンドウのサイズを変更して再表
示するよう制御する。その時、先にオープンされたウィ
ンドウの情報は退避領域28にセーブしておき、プログ
ラム実行状況に応じて、退避領域28の情報を呼び出
し、ウィンドウのサイズを動的に変更して再表示するよ
う制御する。 【効果】 プログラムの特質や利用者の好み、プログラ
ムの実行状況に応じたウィンドウサイズが動的に選択さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユーザインタフエースの
方法及びその情報処理装置に関し、特に、ウィンドウを
用いたユーザインタフエースの方法及びその情報処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウィンドウ・システムにおけるプ
ログラムの起動は、ウィンドウの制御を司るウィンドウ
制御部を通して行われていた。図6は従来例に従うウィ
ンドウ・システムにおけるプログラム起動制御処理の概
念図である。図6において、入力部61は、キーボード
等の入力デバイスからのプログラム起動指示の入力を受
け付け、その入力をウィンドウ制御部62へ出力する。
ウィンドウ制御部62は入力した情報の種類に従って、
ウィンドウのオープン、ウィンドウのアイコン化、アイ
コンのウィンドウ化、プログラムの起動などを行なう。
【0003】例えば、ウィンドウのオープンに対する入
力指示の場合、入力部61から得られたポィンティング
・デバイス(ここではマウスとする)による2つの座標
データ(例えば、ウィンドウの左上端及び右下端の座
標)を用いて、ウィンドウ制御部62はウィンドウを開
くためにウィンドウサイズ、ウィンドウ位置等の情報を
ウィンドウ表示部63に出力する。ウィンドウのアイコ
ン化に対する入力指示の場合、入力部61からのアイコ
ン化表示指示をウィンドウ制御部62へ出力する。これ
に従ってウィンドウ制御部62はアイコンのウィンドウ
化の情報をウィンドウ表示部63へ出力する。同様に、
アイコンのウィンドウ化やアイコンの消去などについて
も、ぞれぞれの表示情報をウィンドウ表示部63へ出力
する。
【0004】さてプログラムの起動が入力部61を通し
て指示された場合、ウィンドウ制御部62はプログラム
名をプログラム起動部64へ出力する。これに応じて、
プログラム起動部64は、入力したプログラム名を用い
て当該プログラムを主記憶装置(不図示)の所定の記憶
領域66へローディングして(ローディングしたプログ
ラムが65である)、当該プログラムを起動すると伴
に、プログラム65が表示すべき内容をウィンドウ制御
部62へ出力する。このとき、ウィンドウ制御部62は
プログラム起動部64を通じて入力したプログラム65
が表示すべき内容をウィンドウ表示部63へ出力する。
ウィンドウ表示部63では入力した表示内容に従つて画
面上にウィンドウおよびアイコンを表示する。
【0005】ここで、図7にマウスを用いてウィンドウ
をオープンし、そのウィンドウからエディタを起動、実
行した例を示す。
【0006】図7(a)はマウスにより座標点10(ウ
ィンドウの右下端)を指示しており、座標点10を指示
する以前に既に座標点9(ウィンドウの左上端)を指示
し終わっている状態を示す。この時点でマウスのボタン
を押下すると、ウィンドウ制御部62はウィンドウ表示
部63へ座標点9、10に基づいて、ウィンドウをオー
プンするための情報(ウィンドウサイズ、ウィンドウ位
置等)を出力し、ウィンドウ表示部63はその情報を用
いて画面上にウィンドウをオープンする。図7(b)は
ウィンドウをオープンした状態で、そのウィンドウから
プログラム65(エディタ)の起動を指示した状態を示
している。図7(c)は、このようにして起動されたエ
ディタがウィンドウ上に表示されている状態を示してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、オープンされたウィンドウから、プログラムの
起動が指示されると、起動されるプログラムはそのウィ
ンドウ上に必要な情報を表示する。従って、起動された
プログラムがエデイタ等のように文字情報を出力する場
合、もともとのウィンドウサイズが小さいと文字が読み
づらく、起動されるプログラムの操作が行ない難いとい
う欠点があつた。
【0008】このため、利用者はマウスなどのポインテ
ィング・デバイスを用いてウィンドウのサイズを大きく
した後、プログラム操作を行なうことが一般的であつた
が、ウィンドウのサイズ変更のための操作が必要とな
り、ユーザインタフェースの操作性の点では優れたもの
とはいえなかった。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、起動されたプログラムに依存して動的にウィンドウ
サイズの変更が行えるウィンドウを用いたユーザインタ
フェースの方法及びその情報処理装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のウィンドウを用いたユーザインタフェースの
方法は以下のような工程からなる。即ち、複数のウィン
ドウを用いたユーザインタフェースの方法であって、複
数のプログラム各々についてのウィンドウサイズを指定
し格納するウィンドウサイズ指定工程と、ウィンドウを
開くウィンドウ開始工程と、前記ウィンドウからプログ
ラムを起動するための指示を受け付けるプログラム受付
工程と、前記プログラム受付工程によって指示されたプ
ログラムを起動するプログラム起動工程と、前記プログ
ラム起動工程によって起動された前記プログラムの実行
にあたって、前記ウィンドウサイズ指定工程によって指
定された前記ウィンドウサイズを調べ、前記ウィンドウ
サイズに基づいて、前記ウィンドウ開始工程によって開
かれた前記ウィンドウのサイズを変更する第1ウィンド
ウサイズ変更工程と、前記プログラムの実行状況を監視
し、前記実行状況に基づいて前記ウィンドウのサイズを
前記ウィンドウ開始工程によって開かれたウィンドウサ
イズに復帰させるウィンドウサイズ復帰工程と、前記プ
ログラムの実行状況を監視し、前記実行状況に基づいて
前記ウィンドウサイズを前記ウィンドウサイズ指定工程
によって指定された前記ウィンドウサイズに変更する第
2ウィンドウサイズ変更工程とを有することを特徴とす
るウィンドウを用いたユーザインタフェースの方法であ
る。
【0011】また、他の発明によれば、複数のウィンド
ウを用いたユーザインタフェースを備えた情報処理装置
であって、前記複数のウィンドウを表示するディスプレ
イと、複数のプログラム各々についてのウィンドウサイ
ズを指定し格納するウィンドウサイズ指定格納手段と、
ウィンドウを開き前記ディスプレイに表示するウィンド
ウ開始手段と、前記ウィンドウからプログラムを起動す
るための指示を受け付けるプログラム受付手段と、前記
プログラム受付手段によって指示されたプログラムを起
動するプログラム起動手段と、前記プログラム起動手段
によって起動された前記プログラムの実行にあたって、
前記ウィンドウサイズ指定格納手段によって指定され格
納された前記ウィンドウサイズを調べ、前記ウィンドウ
サイズに基づいて、前記ウィンドウ開始手段によって開
かれた前記ウィンドウのサイズを変更して表示する第1
ウィンドウサイズ変更手段と、前記プログラムの実行状
況を監視し、前記実行状況に基づいて前記ウィンドウの
サイズを前記ウィンドウ開始手段によって開かれたウィ
ンドウサイズに復帰させるウィンドウサイズ復帰手段
と、前記プログラムの実行状況を監視し、前記実行状況
に基づいて前記ウィンドウサイズを前記ウィンドウサイ
ズ指定格納手段によって指定された前記ウィンドウサイ
ズに変更して表示する第2ウィンドウサイズ変更手段と
を有することを特徴とする情報処理装置を備える。
【0012】
【作用】以上の構成により本発明は、プログラムに対し
てあらかじめウィンドウサイズを登録しておき、プログ
ラム実行に当たっては、そのウィンドウサイズを参照し
てウィンドウサイズを変更して表示するように、また、
プログラムの実行状況を監視して、実行状況に従ってウ
ィンドウサイズを変更して表示するように動作する。
【0013】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0014】[装置の構成説明(図1)]図1は本発明
の代表的な実施例である情報処理装置の構成を示すブロ
ック図である。図1に示す情報処理装置は、マルチウィ
ンドウの処理に対応する高密度のビットマップディスプ
レイ(BDU)1、BDU1を制御するディスプレイコ
ントローラ(DPC)2、キーボード(KB)3、ポィ
ンティング・デバイスであるマウス4、各種プログラム
を実行し、装置全体の制御を司るCPU5、主記憶(M
EM)6、情報処理装置のオペレーティングシステムや
種々のアプリケーションプログラム及びデータを格納す
るハードディスク(DISK)7、そして、これらの構
成要素相互のデータや制御信号の伝送路となる共通バス
8で構成されている。
【0015】この情報処理装置は、その起動とともにハ
ードディスク(DISK)7からオペレーティングシス
テムが主記憶(MEM)6にローディングされ、オペレ
ーティングシステムのマンマシンインタフェースの代表
的機能であるマルチウィンドウシステムが動作可能とな
る。
【0016】[プログラム起動制御処理(図2〜図
5)]次に、上記構成の情報処理装置が実行するプログ
ラム起動制御処理について説明する。なお、説明の簡略
化のため、情報処理装置はすでに起動されており、マル
チウィンドウシステムが動作可能であることを前提とす
る。
【0017】図2は本実施例の情報処理装置が実行する
プログラム起動制御の概念を示した図である。図2に於
いて、ビットマップディスプレイ(BDU)1、キーボ
ード(KB)3、マウス4、主記憶(MEM)6以外は
すべて、CPU5及び/或はディスプレイコントローラ
(DPC)2で実行される処理の概念を表しており、実
際はマルチウィンドウシステムを構成する種々のプログ
ラムで実行される。
【0018】プログラム起動制御は、キーボード(K
B)3、マウス4等からの入力を検出する入力部21、
入力部21からの入力によつてウィンドウのオープン、
ウィンドウ上でのプログラム起動、ウィンドウ表示、ウ
ィンドウのアイコン化、アイコンのウィンドウ化などを
実行するウィンドウ制御部22、ウィンドウ制御部22
の指示に基づきプログラムを主記憶(MEM)6の所定
の記憶領域27へ展開して起動を行うプログラム起動部
23、プログラム起動に際し、ウィンドウ制御部23か
ら呼び出され、起動プログラムがプログラム・ウィンド
ウサイズ情報格納部25に登録されているか調べる起動
プログラム管理部24、そして、ウィンドウ制御部22
の指示によりウィンドウ及びアイコン表示/消去を行う
ウィンドウ表示部26によって行われる。なお、25は
後述するプログラム・ウィンドウサイズ情報格納部、2
8はウィンドウ制御部22がウィンドウをオープンした
時点のウィンドウのサイズ、ウィンドウ表示位置の情報
を退域するウィンドウサイズ退避領域である。
【0019】以上の構成で、ユーザから入力される指示
を契機としてプログラム起動制御処理が実行される。次
に、図4に示すフローチャートを参照しながら、マウス
4を用いてウィンドウをオープンし、そのウィンドウか
らエデイタプログラムを起動し、実行する場合を例とし
てプログラム起動制御処理を説明する。なお、主記憶
(MEM)6上に展開され起動されたプログラムは、こ
れ以後プログラム29として言及する。以下の説明は、
(1)ウィンドウオープン、(2)プログラム起動、そ
して、(3)プログラム実行の3段階に分けて行う。 (1)ウィンドウオープン まずステップS1で、入力部21はマウス4によってビ
ットマップディスプレイ(BDU)1上でクリックされ
た点の座標(これを第1座標という)を入力し、その座
標情報をウィンドウ制御部22へ出力する。ステップS
2では、ウィンドウ制御部22はこの座標情報をウィン
ドウ表示部26へ出力する。マウス4を第1座標の点か
らドラッグして別の点で座標確定のボタンを押下する
と、ステップS3では、入力部21はその点(これを第
2座標という)を検出して、その座標情報をウィンドウ
制御部2へ出力する。ステップS4では、ウィンドウ制
御部22は2つの座標が確定した時点でウィンドウを表
示するために、第2座標の座標情報をウィンドウ表示部
26へ出力するとともに、ウィンドウのオープンを指示
する。
【0020】ステップS5において、ウィンドウ表示部
26は入力した座標情報に基づいてビットマップディス
プレイ(BDU)1の画面上にウィンドウをオープンす
る。このときの様子は従来例で示した図7(a)と同じ
である。 (2)プログラム起動 次に、このようにしてオープンしたウィンドウ上でプロ
グラム起動を行う。
【0021】ステップS6で、オープンしたウィンドウ
に対して、キーボード(KB)3からプログラム名及び
それに付随するパラメータなどの文字列を入力する。こ
のときの様子は従来例で示した図7(b)と同じであ
る。
【0022】さて、ステップS7では、入力部1がこれ
ら文字列を検出し、その入力された文字情報をウィンド
ウ制御部22に送る。続いてステップS8では、入力さ
れた文字情報に相当するプログラムが存在するかどうか
を調べる。ここで、ウィンドウ制御部22が該当プログ
ラムが存在すると判断した場合、処理はステップS9に
進み、ウィンドウ制御部22はプログラム名及び付随の
パラメータをプログラム起動部23へ出力する。これに
対して、該当プログラムが存在しない場合は、処理はス
テップS100に進みオペレーティングシステムがそれ
に対応する所定の処理を実行するものとし、ここでは特
に取り上げない。ステップS10で、プログラム起動部
23は、ウィンドウ制御部22から入力したプログラム
名に該当するプログラムを所定の記憶領域7へローディ
ングし、プログラム29を入力した付随のパラメータに
従って起動する。 (3)プログラム実行 プログラム29が起動されると、ステップS11におい
て、プログラム起動部23は、プログラム29からビッ
トマップディスプレイ(BDU)1の画面上に表示すべ
き文字情報を入力し、これをウィンドウ制御部22へ出
力する。
【0023】ステップS12でウィンドウ表示部22
は、起動プログラム名を起動プログラム管理部24へ出
力する。これに続いてステップS13において、起動プ
ログラム管理部24は入力したプログラム名が、プログ
ラム・ウインドウサイズ情報格納部25に記録されてい
るか否かを探索する。ここで、該当プログラム名が登録
されている場合、処理はステップS14に進み、プログ
ラム・ウィンドウサイズ情報格納部25に記録されてい
るウィンドウサイズ情報をウィンドウ制御部2へ出力す
る。これに対して、起動されたプログラムがプログラム
・ウィンドウ情報格納部25に記録されていない場合、
処理はステップS15に進み、起動プログラム管理部2
4はウィンドウ制御部22へ“ウィンドウサイズなし”
の旨の通知を行う。
【0024】図5にプログラム・ウィンドウサイズ情報
格納部25に格納される情報の例を示す。図5におい
て、第1欄の51にはプログラム名、第2欄の52には
X軸方向(BDUの横方向)のウィンドウサイズ、そし
て、第3欄の53にはY軸方向(BDUの縦方向)のウ
ィンドウサイズが格納される。この、プログラム・ウィ
ンドウサイズ情報格納部5は、起動プログラム管理部2
4がアクセス可能なファイルとして存在し、主記憶(M
EM)5に展開されていても良いし、ハードディスク
(DISK)7に格納されていても良い。
【0025】次に、ステップS16でウィンドウ制御部
22は、起動プログラムに対するウィンドウサイズが入
力されると、前述したウィンドウオープン時点のウィン
ドウサイズと位置をウィンドウ退避領域28へ出力し
て、起動プログラムに対するウィンドウサイズに基づい
てウィンドウを再表示するようにウィンドウ表示部26
に指示する。その後プログラム起動部23から入力した
プログラム29から入力した文字情報をウィンドウ表示
部26へ出力する。これを受けて、ステップS17で
は、ウィンドウ表示部26はウィンドウサイズを変更し
てウィンドウを再表示し、プログラム29が出力した文
字を画面に表示する。図3には、ウィンドウサイズが拡
大され、文字が表示されている様子を示す。
【0026】これに対して、ウィンドウ制御部22は、
起動プログラム管理部24から“ウィンドウサイズな
し”の旨の情報が通知されると、処理はステップS18
に進み、前述したウィンドウオープン時点のウィンドウ
上にプログラム29からの文字情報を出力するようウィ
ンドウ表示部26に指示する。これを受けて、ステップ
S19において、ウィンドウ表示部26はその文字情報
をウィンドウオープン時点のサイズのウィンドウ画面に
表示する。このときの様子は従来例で示した図7(c)
と同じである。これが終わると、処理はステップS20
に進み、プログラム実行監視に移る。
【0027】さて、ステップS20のプログラム実行監
視において、プログラム29が実行継続中なら、そのま
ま待ち状態が続くが、プログラム29を実行中に、例え
ば、マウス4により或はキーボード(KB)3からの入
力指示により、他のウィンドウに制御を移したり、他の
ウィンドウに関する操作を行つていることを入力部が検
出すると、処理はステップS21に進み、ウィンドウが
図3に示されるように拡大された状態になっているかど
うかを調べる。また、プログラム29が実行終了したと
の判断なら処理は終了する。
【0028】ステップS21で、ウィンドウが変更され
ていない状態であると判断された場合は処理はステップ
S20に戻りプログラム実行監視を続けるが、ウィンド
ウが拡大された状態であると判断された場合、処理はス
テップS22に進み、ウィンドウ制御部22はウィンド
ウサイズ退避領域28からウィンドウオープン時点のウ
ィンドウサイズの情報を取り出し、ウィンドウ表示部2
6へウィンドウオープン時点のウィンドウサイズに変更
するよう指示する。これを受けてステップS23では、
ウィンドウ表示部26はウィンドウサイズを変更して再
表示する。従つて、ウィンドウは図7(c)に示す状態
になる。そして、処理はステップS24に進み、プログ
ラム29への指示待ち状態となる。
【0029】ここで、マウス4等によりそのウィンドウ
がポイントされ再びアクテイブになつた場合、処理はス
テップS16に戻り、ウィンドウ制御部22は前述した
ごとく起動プログラム管理部4を呼び出し、プログラム
29のウィンドウサイズを入力し、ウィンドウサイズ退
避領域28に現ウィンドウサイズの情報を出力して、ウ
ィンドウサイズを変更する。これにより画面の状態は、
再び、図3のようになる。
【0030】従って本実施例に従うなら、プログラム起
動時にあらかじめ登録しておいた各プログラムに最適な
ウィンドウサイズ情報を参照することにより、動的にウ
ィンドウサイズを変更して再表示後、プログラムからの
情報を出力することができる。また、該当プログラムが
起動されたまま使用されない(制御が他のウィンドウや
プログラムに移る)場合、ウィンドウサイズをコンパク
トなサイズに変更して待機し、再び指示があった場合に
はウィンドウサイズを拡大変更して復帰することができ
る。
【0031】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置に適
用しても良いし、システム或は装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、起
動されるプログラムの特性や利用者の好みに応じた最適
なウィンドウサイズを動的に選択してウィンドウを表示
できる効果がある。また、プログラムに使用状態に応じ
てウィンドウサイズを動的に変更できる効果もある。従
って、画面全体を見やすくなり、ユーザインタフェース
の操作性向上に資することになる。
【0033】さらに本発明は起動プログラムとは独立に
実施することができるので、既存のシステムに組み込み
やすいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるウィンドウシス
テムに対応する情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】プログラム起動制御の処理の概念図である。
【図3】プログラム起動によって拡大されたウィンドウ
の表示例を示す図である。
【図4】プログラム起動制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】ウィンドウサイズ情報格納部の例を示す図であ
る。
【図6】従来のプログラム起動制御の処理の概念図であ
る。
【図7】従来例に従うウィンドウ表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ビットマップディスプレイ 2 ディスプレイコントローラ 3 キーボード 4 マウス 5 CPU 6 主記憶 7 ハードディスク 8 共通バス 21 入力部 22 ウィンドウ制御部 23 プログラム起動部 24 起動プログラム管理部 25 プログラム・ウィンドウサイズ情報格納部 26 ウィンドウ表示部 28 ウィンドウサイズ退避領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウィンドウを用いたユーザインタ
    フェースの方法であって、 複数のプログラム各々についてのウィンドウサイズを指
    定し格納するウィンドウサイズ指定工程と、 ウィンドウを開くウィンドウ開始工程と、 前記ウィンドウからプログラムを起動するための指示を
    受け付けるプログラム受付工程と、 前記プログラム受付工程によって指示されたプログラム
    を起動するプログラム起動工程と、 前記プログラム起動工程によって起動された前記プログ
    ラムの実行にあたって、前記ウィンドウサイズ指定工程
    によって指定された前記ウィンドウサイズを調べ、前記
    ウィンドウサイズに基づいて、前記ウィンドウ開始工程
    によって開かれた前記ウィンドウのサイズを変更する第
    1ウィンドウサイズ変更工程と、 前記プログラムの実行状況を監視し、前記実行状況に基
    づいて前記ウィンドウのサイズを前記ウィンドウ開始工
    程によって開かれたウィンドウサイズに復帰させるウィ
    ンドウサイズ復帰工程と、 前記プログラムの実行状況を監視し、前記実行状況に基
    づいて前記ウィンドウサイズを前記ウィンドウサイズ指
    定工程によって指定された前記ウィンドウサイズに変更
    する第2ウィンドウサイズ変更工程とを有することを特
    徴とするウィンドウを用いたユーザインタフェースの方
    法。
  2. 【請求項2】複数のウィンドウを用いたユーザインタフ
    ェースを備えた情報処理装置であって、 前記複数のウィンドウを表示するディスプレイと、 複数のプログラム各々についてのウィンドウサイズを指
    定し格納するウィンドウサイズ指定格納手段と、 ウィンドウを開き前記ディスプレイに表示するウィンド
    ウ開始手段と、 前記ウィンドウからプログラムを起動するための指示を
    受け付けるプログラム受付手段と、 前記プログラム受付手段によって指示されたプログラム
    を起動するプログラム起動手段と、 前記プログラム起動手段によって起動された前記プログ
    ラムの実行にあたって、前記ウィンドウサイズ指定格納
    手段によって指定され格納された前記ウィンドウサイズ
    を調べ、前記ウィンドウサイズに基づいて、前記ウィン
    ドウ開始手段によって開かれた前記ウィンドウのサイズ
    を変更して表示する第1ウィンドウサイズ変更手段と、 前記プログラムの実行状況を監視し、前記実行状況に基
    づいて前記ウィンドウのサイズを前記ウィンドウ開始手
    段によって開かれたウィンドウサイズに復帰させるウィ
    ンドウサイズ復帰手段と、 前記プログラムの実行状況を監視し、前記実行状況に基
    づいて前記ウィンドウサイズを前記ウィンドウサイズ指
    定格納手段によって指定された前記ウィンドウサイズに
    変更して表示する第2ウィンドウサイズ変更手段とを有
    することを特徴とする情報処理装置。
JP3193935A 1991-08-02 1991-08-02 ウインドウを用いたユーザインタフエースの方法及びその情報処理装置 Withdrawn JPH0540588A (ja)

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