JPH0540530Y2 - - Google Patents

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JPH0540530Y2
JPH0540530Y2 JP1703986U JP1703986U JPH0540530Y2 JP H0540530 Y2 JPH0540530 Y2 JP H0540530Y2 JP 1703986 U JP1703986 U JP 1703986U JP 1703986 U JP1703986 U JP 1703986U JP H0540530 Y2 JPH0540530 Y2 JP H0540530Y2
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JP
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discharge port
screw
waste toner
port shutter
conveyance
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【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は画像形成装置で感光体ドラム表面か
ら取り除いた廃トナーを回収する廃トナー回収装
置に関する。
〈従来技術とその欠点〉 一般に、複写機の画像形成装置では、クリーニ
ングブレードを用いて感光体ドラム表面の残留ト
ナーを取り除き、このトナーを搬送スクリユーの
回転によつて搬送パイプ中を搬送させ、前記搬送
パイプの一端に設けられた排出口下方に配置した
廃トナーボツクスに回収している。
ところが、前記搬送スクリユー等の修理や保守
作業時に搬送スクリユー等を取りはずす場合、前
記搬送パイプの排出口から搬送スクリユーによつ
て搬送されたトナーがこぼれ、画像形成装置内が
汚染されてしまうという不都合があつた。
そこで従来は、実公昭60−26018号に示される
ように、搬送スクリユー等(クリーニング装置)
を着脱することによつて、排出口(吐出口)が開
閉されるようにしていた。
しかしながら、複写機等を移動したり、複写機
等の内部の修理・保守作業をする場合等に前記搬
送パイプの排出口からトナーがこぼれ、複写機等
の内部が汚染されてしまうという不都合があつ
た。
〈考案の目的〉 この考案の目的は、画像形成装置の移動時や修
理・保守作業時および廃トナーボツクス着脱時等
に、搬送パイプの排出口からトナーがこぼれるの
を防止する廃トナー回収装置を提供することにあ
る。
〈考案の構成および効果〉 この考案は、感光体ドラム表面から取り除いた
トナーを搬送スクリユーの回転によつて搬送パイ
プ中を搬送させ、前記搬送パイプの一端に設けら
れた排出口付近に配置した廃トナーボツクスに回
収する廃トナー回収装置において、 搬送パイプの周面に沿つて摺動し排出口を開閉
する排出口シヤツターと、前記搬送スクリユーの
所定トルク以下の回転のみを出力し、搬送スクリ
ユーの回転が所定トルクを越えたときに該搬送ス
クリユーを空転させるスプリングクラツチと、こ
のスプリングクラツチの出力端を前記排出口シヤ
ツターに連結する連結部材と、前記排出口シヤツ
ターの摺動を該排出口シヤツターが排出口を全開
する位置で規制するストツパと、を設けたことを
特徴とする。
上記の構成によりこの考案においては、トナー
搬送時における搬送スクリユーの回転が、スプリ
ングクラツチおよび連結部材を介して排出口シヤ
ツターに伝達され、排出口シヤツターは搬送パイ
プの周面に沿つて摺動し、排出口を開放する。排
出口が全開されるとストツパにより排出口シヤツ
ターの摺動が規制され、排出口シヤツターは連結
部材およびスプリングクラツチの出力端とともに
移動を停止する。
この状態で搬送スクリユーが継続して同方向に
回転されると、出力端が停止しているスプリング
クラツチには所定値を越える回転トルクが搬送ス
クリユーから作用する。このとき、搬送スクリユ
ーはスプリングクラツチ内で空転し、スプリング
クラツチから伝達される所定のトルクにより排出
口シヤツターはストツパに当接する状態を維持す
る。
一方、搬送スクリユーが反転すると、搬送スク
リユーからスプリングクラツチに作用するトルク
は小さくなり、スプリングクラツチはこの搬送ス
クリユーの反転を出力端から連結部材を介して排
出口シヤツターに伝達する。このため、排出口シ
ヤツターは搬送パイプの周面を排出口を閉鎖する
方向に摺動し、やがて排出口を全閉する。
したがつて、通常の画像形成動作時には、トナ
ーを搬送するための搬送スクリユーの回転により
排出口が全開されるとともに、装置の移動時、修
理・保守作業時または廃トナーボツクス着脱時の
前に搬送スクリユーを反転させることにより、排
出口が全閉される。
以上のようにしてこの考案によれば、画像形成
作業の実行中においては、搬送スクリユーの回転
により排出口を全開し、廃トナーを排出口から廃
トナーボツクスに放出できる。一方、画像形成作
業の停止時などにおいて、搬送スクリユーを所定
量だけ反転させておくことにより、排出口を全閉
することができ、装置の移動時、修理・保守作業
時または廃トナーボツクス着脱時に、廃トナーが
排出口から零れ落ちることのないようにすること
ができる。
なお、連結部材を、一端をスプリングクラツチ
の出力端に固定し、他端を排出口シヤツターに固
定したスプリングで構成すると、排出口が全開さ
れた後においても搬送スクリユーの回転にともな
つて、上記スプリングが弾性変形を生じる範囲で
スプリングクラツチが回転する。この回転により
連結部材を構成するスプリングに蓄積された弾性
力を用いて全開状態の排出口シヤツターを全閉状
態まで摺動させるようにして、搬送スクリユーの
反転動作を不要にすることができる。
〈実施例〉 第1図はこの考案の実施例である複写機の廃ト
ナー装置の一部の組立斜視図である。図におい
て、搬送パイプ3の端部には搬送スクリユー4が
回転することによつて搬送パイプ3の下方に配置
されている廃トナーボツクスにトナーを排出する
排出口5が設けられている。搬送パイプ3の外周
に接するように、排出口5よりも少し大きめの排
出口シヤツター1が搬送パイプの円周に沿つて摺
動可能に配置されている。搬送スクリユー4の端
部には、搬送スクリユー4がトナーを搬送する方
向に回転する時に解放されるスプリングクラツチ
2が設けられ、スプリングクラツチ2の一端は排
出口シヤツターの連結部材7に係合されている。
搬送パイプ3の排出口5の上方側面には排出口シ
ヤツター1を固定するための突出部bが設けられ
ている。
第2図のA〜Cは上記のように構成した本実施
例の廃トナー装置の作用を示した廃トナー装置の
断面図である。第2図Aは搬送スクリユー4が作
動していない時の図である。スプリングクラツチ
2が搬送スクリユー4を圧縮している状態であ
り、スプリングクラツチ2に連結された排出口シ
ヤツター1によつて排出口5が閉じている。第2
図Bは搬送スクリユーが作動している状態であ
る。搬送スクリユー4が矢印a方向に回転する
が、回転初期においては、圧縮されたスプリング
クラツチ2の搬送スクリユー4との摩擦力によつ
てスプリングクラツチ2に連結部材7で連結され
た排出口シヤツター1が、矢印aの方向に搬送パ
イプ3に沿つて摺動し、搬送パイプ3の側面に設
けられた突出部6に当たつて停止される。さらに
搬送スクリユー4が矢印a方向に回転するとスプ
リングクラツチ2内において搬送スクリユー4が
空転し、排出口シヤツター1に力を及ぼさなくな
る。第2図Cは搬送スクリユー停止時の図であ
る。停止時には搬送スクリユー2を短時間だけ矢
印b方向に回転させる。この回転によつてスプリ
ングクラツチ2に連結された排出口シヤツター1
が、矢印b方向に搬送パイプ1に沿つて摺動し搬
送パイプ3の側面に設けられた突出部6に当たつ
て停止され、排出口5がふさがれる。
第3図A〜Cは他の実施例の廃トナー装置の作
用を示した廃トナー装置の断面図である。第3図
Aは搬送スクリユーが作動していない時の図であ
る。図において、搬送スクリユー4が停止状態で
開放されるスプリング8によつて、搬送スクリユ
ー4の外周に配置されたスプリングクラツチ2と
排出口シヤツター1が連結されている。スプリン
グクラツチ2により搬送スクリユー4が停止状態
で圧縮される。排出口シヤツター1の側面端部に
突出部9が形成され、他端側方に排出口シヤツタ
ー1の位置を調整するソレノイドレバー10が配
置されている。ソレノイドレバー10はスプリン
グ10aによつて複写機本体10bに固定され、
コイル10cによつてその位置を変えることがで
きる。上記のような構成によつて、搬送スクリユ
ー4が停止時には、ソレノイドレバー10のコイ
ル10cは通電されていないためスプリング10
aが開放される。このためソレノイドレバー10
が搬送パイプ3に接して排出口シヤツター1を排
出口シヤツターが排出口をふさぐ位置に固定され
る。同図Bは搬送スクリユーが作動している状態
を示した図である。搬送スクリユー4が矢印a方
向に回転すると同時にソレノイドレバー10のコ
イル10cが作動し、ソレノイドレバー10が排
出口シヤツター1の外周に接する位置まで矢印b
方向に移動する。搬送スクリユー4が回転すると
圧縮されたスプリングクラツチ2とスプリング8
とを介して搬送スクリユー4に接続された排出口
シヤツター1が矢印a′方向に回転する。排出口シ
ヤツター1の突出部9がソレノイドレバー10に
ひつかかつて排出口シヤツター1が回転しなくな
ると、排出口シヤツターに接続されたスプリング
クラツチ2は搬送スクリユー4の回転にともなつ
て所定量だけ回転し、この回転によりスプリング
8には弾性力が蓄積される。スプリングクラツチ
2が所定量だけ回転すると搬送スクリユー4は空
転する。同図Cは搬送スクリユーが停止する状態
を示した図である。搬送スクリユー4を停止させ
ると、ソレノイドレバー10のコイル10cが一
瞬だけ作動し、ソレノイドレバー10が矢印b方
向に移動する。これによつて、排出口シヤツター
1が矢印a′方向に回転できるようになり、弾性力
が蓄積されていたスプリング8とスプリングクラ
ツチ2がもとにもどる力で排出口シヤツター1が
矢印a′方向に回転する。ソレノイドレバー10の
コイル10cは前述したように一瞬だけ作動する
だけであるため、ソレノイドレバー10は圧縮さ
れたスプリング10aがもとにもどる力で矢印c
方向に移動し、回転する排出口シヤツターを停止
させる。
上記に示した実施例のように、搬送スクリユー
が回転時に排出口を開け搬送スクリユーが停止時
に排出口を閉じることができるため、搬送スクリ
ユーが回転していない時に複写機を移動したり、
修理・保守および廃トナーボツクスを着脱等をし
ても、排出口からトナーがこぼれ落ちることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である複写機の廃ト
ナー回収装置の一部の組立斜視図であり、第2図
A〜Cはその作動状態をしめした断面図である。
第3図A〜Cは他の実施例である廃トナー回収装
置の作動状態を示した断面図である。 1……排出口シヤツター、2……スプリングク
ラツチ、7……連結部材、8……スプリング、1
0……ソレノイドレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 感光体ドラム表面から取り除いたトナーを搬
    送スクリユーの回転によつて搬送パイプ中を搬
    送させ、前記搬送パイプの一端に設けられた排
    出口付近に配置した廃トナーボツクスに回収す
    る廃トナー回収装置において、 搬送パイプの周面に沿つて摺動し排出口を開
    閉する排出口シヤツターと、入力軸である前記
    搬送スクリユーの所定トルク以下の回転のみを
    出力するスプリングクラツチと、このスプリン
    グクラツチの出力端を前記排出口シヤツターに
    連結する連結部材と、前記排出口シヤツターの
    摺動を該排出口シヤツターが排出口を全開する
    位置で規制するストツパと、を設けたことを特
    徴とする廃トナー回収装置。 (2) 前記連結部材が、一端を前記クラツチの出力
    端に固定し、他端を前記排出口シヤツターに固
    定したスプリングである実用新案登録請求の範
    囲(1)に記載の廃トナー回収装置。
JP1703986U 1986-02-07 1986-02-07 Expired - Lifetime JPH0540530Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1703986U JPH0540530Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1703986U JPH0540530Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JPS62129568U JPS62129568U (ja) 1987-08-15
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JP1703986U Expired - Lifetime JPH0540530Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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