JPH0540350U - モータグレーダのブレード安全装置 - Google Patents
モータグレーダのブレード安全装置Info
- Publication number
- JPH0540350U JPH0540350U JP9593091U JP9593091U JPH0540350U JP H0540350 U JPH0540350 U JP H0540350U JP 9593091 U JP9593091 U JP 9593091U JP 9593091 U JP9593091 U JP 9593091U JP H0540350 U JPH0540350 U JP H0540350U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pinion
- drive shaft
- blade
- pressure chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動軸からピニオンへ伝達する回転力を運転
席から容易に調整できるようにする。 【構成】 旋回サークル3のリングギヤ6にピニオン7
を噛合し、このピニオン7と一体となった筒状体10と
モータに連結した駆動軸8にディスク11を交互に取付
け、このディスク11を圧着するピストン16を筒状体
10に沿って揺動自在として圧力室17を構成し、その
圧力室17を駆動軸8の軸心の油孔18より運転室22
に設けた圧力調整弁23に接続して、運転室22で圧力
調整弁23を操作して圧力室17内の圧油を調整するこ
とでディスク11の圧着力を調整できる。
席から容易に調整できるようにする。 【構成】 旋回サークル3のリングギヤ6にピニオン7
を噛合し、このピニオン7と一体となった筒状体10と
モータに連結した駆動軸8にディスク11を交互に取付
け、このディスク11を圧着するピストン16を筒状体
10に沿って揺動自在として圧力室17を構成し、その
圧力室17を駆動軸8の軸心の油孔18より運転室22
に設けた圧力調整弁23に接続して、運転室22で圧力
調整弁23を操作して圧力室17内の圧油を調整するこ
とでディスク11の圧着力を調整できる。
Description
【0001】
本考案は、モータグレーダのブレードに過負荷が作用した時にブレード等の破 損を防止する安全装置に関する。
【0002】
モータグレードは図1、図2に示すように、車体1に上下揺動自在にドローバ 2を取付け、このドローバ2に旋回サークル3を旋回自在に取付け、その旋回サ ークル3にブレード4を取付け、ドローバ2に設けたモータ5で駆動されるピニ オンを旋回サークル3のリングギヤ6に噛合し、モータ5でピニオンを回転駆動 することで旋回サークル3を旋回させてブレード4の向きを調整するようにして いる。 この様なモータグレーダのブレードで道路の整地、除雪を行なう場合に、ブレ ードがマンホールの蓋等の障害物に衝突するとブレード4等を破損するので、例 えば図3に示すように旋回サークル3のリングギヤ6に噛合したピニオン7とモ ータ5に連結した駆動軸8をクラッチ機構9で連結し、ブレード4が障害物に衝 突して旋回サークル3に過負荷が作用した時にクラッチ機構9によってピニオン 7が駆動軸8に対して空転して旋回サークル3がブレード4とともに旋回してブ レード4等の破損を防止している。
【0003】
かかるクラッチ機構9は、駆動軸8とピニオン7に連結した筒状体10とにデ ィスク11を交互に取付け、皿ばね12で各ディスク11を圧着して駆動軸8の 回転力をピニオン7に伝達する皿ばね式ディスククラッチ機構であるから、その 伝達する回転力は皿ばね12のばね力によるディスク11の圧着力で決定され、 その圧着力は筒状体10と蓋体13との間に設けたシム14の枚数、厚さを変更 することで調整する。 このために、ディスク11が摩耗した時の圧着力調整作業が大変面倒となるし 、ブレードの作業内容によって圧着力を調整する毎にボルト15を弛め、締付け する必要があって運転席から簡単に調整できない。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたモーダグレーダのブレー ド安全装置を提供することを目的とする。
【0005】
ブレードを備えた旋回サークルのリングギヤにピニオンを噛合し、このピニオ ンとモータに連結した駆動軸をクラッチ機構で連結し、このクラッチ機構をピニ オン側、駆動軸に交互に設けたディスクをピストンで圧着する構造とし、そのピ ストンの圧力室を圧力調整弁を介して油圧源に接続したもの。
【0006】
圧力調整弁を操作して圧力室内の圧力を調整することでピストンによるディス ク圧着力を調整できるから、駆動軸からピニオンに伝達する回転力を容易に調整 できる。
【0007】
図4に示すように、ピニオン7と一体的となった筒状体10と駆動軸8にディ スク11を交互に取付け、この筒状体10の内周面にピストン16を摺動自在に 嵌挿して蓋体13との間に圧力室17を構成し、この圧力室17を駆動軸8の軸 心に穿孔した油孔18、駆動軸8を支承したハウジング19と駆動軸8との間に 設けたスイベルジョイント20を経てホース21に接続し、このホース21をモ ータグレーダの運転席22に設けた圧力調整弁23を介して油圧源24に接続し てある。
【0008】 次に作動を説明する。 運転席22から圧力調整弁23を操作して圧力室17内の圧力を調整すること でピストン16のディスク11押し力が異なってディスク11の圧着力を調整で きるから、その圧着力を運転席22から簡単に調整して伝達する回転力の大きさ を容易に変更できる。
【0009】
圧力調整弁23で圧力室17内の圧力を調整することでピストン16によるデ ィスク11の圧着力を調整できるから、駆動軸8からピニオン6に伝達する回転 力を運転席等から簡単に調整でき、ディスク摩耗時やブレードの作業内容による 調整作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータグレーダのブレード取付部分の正面図で
ある。
ある。
【図2】モータグレーダのブレード取付部分の平面図で
ある。
ある。
【図3】従来のクラッチ機構の断面図である。
【図4】本考案のクラッチ機構の断面図である。
1…車体、2…ドローバ、3…旋回サークル、4…ブレ
ード、5…モータ、6…リングギヤ、7…ピニオン、8
…駆動軸、9…クラッチ機構、10…筒状体、11…デ
ィスク、16…ピストン、17…圧力室、23…圧力調
整弁、24…油圧源。
ード、5…モータ、6…リングギヤ、7…ピニオン、8
…駆動軸、9…クラッチ機構、10…筒状体、11…デ
ィスク、16…ピストン、17…圧力室、23…圧力調
整弁、24…油圧源。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体1に設けたドローバ2に旋回サーク
ル3を旋回自在に設け、この旋回サークル3にブレード
4を取付け、ドローバ2に設けたモータ5に連結した駆
動軸8をクラッチ機構9を介してピニオン7側に連結
し、そのピニオン7を旋回サークル3のリングギヤ6に
噛合し、前記クラッチ機構9を圧力室17内の圧力でピ
ストン16を押して駆動軸8とピニオン7側に設けたデ
ィスク11を圧着する構造とし、その圧力室17を圧力
調整弁23を経て油圧源24に接続したことを特徴とす
るモータグレーダのブレード安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9593091U JPH0540350U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | モータグレーダのブレード安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9593091U JPH0540350U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | モータグレーダのブレード安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540350U true JPH0540350U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=14150994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9593091U Pending JPH0540350U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | モータグレーダのブレード安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540350U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070429A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Komatsu Ltd | モータグレーダのピニオンギヤ |
JP6042982B2 (ja) * | 2013-06-17 | 2016-12-14 | 株式会社小松製作所 | モータグレーダ |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP9593091U patent/JPH0540350U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070429A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Komatsu Ltd | モータグレーダのピニオンギヤ |
JP4512451B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-07-28 | 株式会社小松製作所 | モータグレーダのピニオンギヤ |
JP6042982B2 (ja) * | 2013-06-17 | 2016-12-14 | 株式会社小松製作所 | モータグレーダ |
US9644341B2 (en) | 2013-06-17 | 2017-05-09 | Komatsu Ltd. | Motor grader |
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