JPH04138451U - モータグレーダのブレード旋回装置 - Google Patents

モータグレーダのブレード旋回装置

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JPH04138451U
JPH04138451U JP5223291U JP5223291U JPH04138451U JP H04138451 U JPH04138451 U JP H04138451U JP 5223291 U JP5223291 U JP 5223291U JP 5223291 U JP5223291 U JP 5223291U JP H04138451 U JPH04138451 U JP H04138451U
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JP
Japan
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worm gear
turning
blade
pinion
drawbar
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Pending
Application number
JP5223291U
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English (en)
Inventor
敏男 小島
光治 森本
Original Assignee
株式会社小松エスト
株式会社小松製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレードをスムーズに旋回できるし、作業時
にブレードが旋回しないようにする。 【構成】 ドローバに設けた旋回用モータ13でウォー
ムギヤ15を回転し、このウォームギヤ15をピニオン
17に噛合し、このピニオン17に設けた駆動軸18に
旋回用ピニオンを設け、その旋回用ピニオンをリングギ
ヤに噛合してブレードを旋回する構成とし、前記ウォー
ムギヤ15の角度を11度と大きくして動力伝達効率を
向上し、ウォームギヤ15を制動するブレーキ機構16
を設けてウォームギヤ15が回転しないようにできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータグレーダのブレードを旋回させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータグレーダは、車体の前部にドローバを上下揺動自在に支承し、そのドロ ーバにサークルを旋回自在に設け、そのサークルにブレードを取付け、ドローバ を旋回してブレードの走行方向に対する角度を変更すると共に、ドローバを上下 揺動してブレードを路面に接触させて走行することで除雪や整地作業を行なう建 設機構である。 前記ブレードを旋回させる装置としては、ドローバに設けた旋回用モータでウ ォームギヤを回転させ、このウォームギヤに噛合したピニオンを旋回サークルの リングギヤに噛合して旋回サークルを旋回することでブレードをドローバに対し て旋回させるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかるブレード旋回装置においては、ブレードに作用する負荷でピニオン、ウ ォームギヤが回転するとブレードが旋回してしまうので、ウォームギヤ角度を4 度と小さくしてピニオンとの噛合部でセルフロック機構が生じてウォームギヤが 回転しないようにしている。 しかしながら、ウォームギヤ角度を4度と小さくするとウォームギヤからピニ オンへの動力伝達効率が悪く、ブレードをスムーズに旋回できない。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたモータグレーダのブレー ド旋回装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
旋回用モータの動力を旋回用ピニオンに伝達するウォームギヤの角度を大きく し、そのウォームギヤを制動するブレーキ機構を設けたもの。
【0006】
【作 用】
ウォームギヤによる動力伝達効率を向上できるし、ブレーキ機構でウォームギ ヤが回転しないようにできる。
【0007】
【実 施 例】
図1に示すように、車体1の前端部に前輪2、後端部に後輪3がそれぞれ取り 付けられ、車体1の中間部に左右一対の昇降シリンダ4,4が取り付けてあると 共に、車体1の前端部にドローバ5が上下揺動自在に支承され、このドローバ5 に前記昇降シリンダ4の可動杆6が連結してあると共に、ドローバ5の後端部に 旋回サークル7が旋回自在に設けてあり、この旋回サークル7にブレード8が取 付けてある。 前記旋回サークル7は図2、図3に示すように、筒体9の上縁部にリングギヤ 10を一体的に設けてあり、そのリングギヤ10がドローバ5に取り付けた複数 のガイド片11で支承されていると共に、ドローバ5の上面にギヤボックス12 が設けてある。 前記ギヤボックス12には図4に示すように旋回用モータ13が設けられ、そ の出力軸14に角度が11度と大きなウォームギヤ15の一端部が連結され、こ のウォームギヤ15の他端部にブレーキ機構16が設けてあると共に、ピニオン 17が噛合し、このピニオン17は図5に示すようにギヤボックス12に支承し た駆動軸18に連結され、この駆動軸18の下部はドローバ5の開口部19より 下方に突出してクラッチ機構20を介して旋回用ピニオン21が設けてあり、そ の旋回用ピニオン21が前記リングギヤ10に噛合している。 前記ブレーキ機構16はウォームギヤ15の軸端部に設けたディスク22と、 ギヤケース12にボルト止めした筒体23の内周面に設けたディスク24と、ピ ストン25と、皿バネ26と油室27より成る油圧作動式のブレーキ機構となり 、ピストン25が皿バネ26で押されてディスク22,24を圧着してウォーム ギヤ15をギヤケース12に固定して制動し、油室27に圧油を供給してピスト ン25を皿バネ26に抗して移動するとディスク22,24が離れてブレーキが 解除される。 前記油室27は図1に示すように配管によって運転室28に設けた操作レバー 29で切換えられる操作弁に接続され、操作レバー29を操作することで油室2 7に圧油を供給したり、排出したりできる。
【0008】 次に作動を説明する。 ブレード8を旋回する時には操作レバー29を操作して油室27内に圧油を供 給してブレーキ機構16を解除しウォームギヤ15を回転可能状態とし、図示し ない操作部材を操作して旋回用モータ13を駆動してウォームギヤ15、ピニオ ン17、駆動軸18、クラッチ機構20を介して旋回用ピニオン21を回転し、 リングギヤ10を介して旋回サークル7とともにブレード8を旋回する。 この時、ウォームギヤ角度が11度と大きいから動力伝達効率が向上してブレ ード8をスムーズに旋回できる。 ブレード8を接地して作業する時には操作レバー29を操作して油室27内の 圧油を排出してブレーキ機構16を制動してウォームギヤ15を回転しないよう にしてブレード8に作用する負荷で旋回しないようにする。 この時ブレード8が障害物に衝突して過負荷が作用するとクラッチ機構20が 滑って旋回用ピニオン21が空転してブレード8が旋回して過負荷によってブレ ード8が破損したり、車体が斜めになったりしない。
【0009】
【考案の効果】
ウォームギヤ15の角度が大きいから動力伝達効率が向上してブレード8をス ムーズに旋回できるし、作業時にはブレーキ機構16でウォームギヤ15を固定 してブレード8が旋回しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータグレーダの正面図である。
【図2】ドローバ部分の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】ウォームギヤ駆動部の一部破断平面図である。
【図5】旋回サークル駆動部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 車体、5 ドローバ、7 旋回サークル、8 ブレ
ード、10 リングギヤ、13 旋回用モータ、15
ウォームギヤ、16 ブレーキ機構、17 ピニオン、
18 駆動軸、21 旋回用ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1にドローバ5を上下揺動自在に支
    承し、このドローバ5に旋回サークル7を旋回自在に設
    け、この旋回サークル7にブレード8を取付けたモータ
    グレーダにおいて、前記ドローバ5に旋回用モータ13
    を設け、この旋回用モータ13の出力軸14にウォーム
    ギヤ15に連結し、このウォームギヤ15に噛合したピ
    ニオン17に駆動軸18を設け、この駆動軸18に設け
    た旋回用ピニオン21をドローバ5に設けたリングギヤ
    10に噛合し、前記ウォームギヤ15の角度を大きくす
    ると共に、ウォームギヤ15を制動するブレーキ機構1
    6を設けたことを特徴とするモータグレーダのブレード
    旋回装置。
JP5223291U 1991-06-12 1991-06-12 モータグレーダのブレード旋回装置 Pending JPH04138451U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203309A1 (ja) * 2013-06-17 2014-12-24 株式会社小松製作所 モータグレーダ
KR20210017828A (ko) * 2019-08-09 2021-02-17 이종준 굴착기용 로테이팅 어뎁터 브레이크장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014203309A1 (ja) * 2013-06-17 2014-12-24 株式会社小松製作所 モータグレーダ
US9644341B2 (en) 2013-06-17 2017-05-09 Komatsu Ltd. Motor grader
KR20210017828A (ko) * 2019-08-09 2021-02-17 이종준 굴착기용 로테이팅 어뎁터 브레이크장치

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