JPH0540286Y2 - - Google Patents

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JPH0540286Y2
JPH0540286Y2 JP1986096479U JP9647986U JPH0540286Y2 JP H0540286 Y2 JPH0540286 Y2 JP H0540286Y2 JP 1986096479 U JP1986096479 U JP 1986096479U JP 9647986 U JP9647986 U JP 9647986U JP H0540286 Y2 JPH0540286 Y2 JP H0540286Y2
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JP
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stem
shaft
bracket
cable
constant speed
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車の定速走行装置付スロツトル機
構に関する。
従来の技術 従来の定速走行装置を備えた自動車のスロツト
ル機構のなかには、バキユーム或いは電動モータ
ー等から構成した定速走行装置にベルクランクを
軸支し、定速走行装置を作動させることによつて
ベルクランクを廻動させ、それによつて軸を介し
てアクセルペダルに連設したアクセルペダルロツ
ドの傾斜角度を変えた後にペダルロツドを定位置
に停止させて車走を所望の速度に設定するように
構成したもの〔実公昭59−39072号(実開昭55−
68627)〕があつた。
考案が解決しようとする問題点 併し、上記した従来の構造によると、長期間に
わたつて定速走行装置を使用していると、廻動す
るベルクランクの先端に嵌合したローラーとアク
セルペダルロツドの表面との接触が不良になつた
り、またローラーの摩耗が原因で生じたガタつき
や、定速走行装置の作動によるベルクランクの廻
動開始と該ベルクランク先端のアクセルペダルロ
ツド表面に対する接触とに時間的誤差を生じ、車
速制御や定速の設定が瞬時に適確に行えないとい
う欠点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、フレーム1に固定したブラケツト2
に軸9を廻動自在に架設し、該軸9の一側にオー
トクルーズレバー4の一端4aを廻動自在に軸支
させると共に軸9の他側には下端にアクセルペダ
ル10を固着したステム3の途中を固着し、前記
オートクルーズレバー4の上端4bを、定速走行
装置5の出力端に他端6bを連結したクルーズケ
ーブル6の一端6aに接続し、更に下端4aには
フレーム1との間に内方向への収縮弾力を有する
戻しスプリング7を架設して定速走行装置5の非
作動時にオートクルーズレバー4を静止状態に保
つように形成し、前記ステム3の上端3aはアク
セルケーブル12を介して、スロツトルバルブ1
4に連結し、更にステム3の上端3aと軸9に対
するステム3の固定個所との中間に、ステム3と
対向するようにブラケツト17を立設し、このブ
ラケツト17に、アクセルペダル10を踏み込ん
だ時にステム3が傾斜する方向で且つ両端の開口
18a,18bがステム3と対向する側に位置さ
せたU字型のアウターチユーブ18を取り付けて
リターンケーブル8を挿通し、該リターンケーブ
ル8の一端8aはステム3の中間に固定し、他端
8bはオートクルーズレバー4の途中の軸20に
廻動自在に固定して成るものである。
実施例 本考案の実施例を図面について説明すると、自
動車のフレーム1の垂直面に、車室ロ内側に向け
て固定したブラケツト2に軸8を廻動自在に支承
させ、該軸9の一側には、オートクルーズレバー
4の一端4aを廻動自在に支承させると共に軸9
の他側には下端にアクセルペダル10を固着した
ステム3の途中を固着する。前記オートクルーズ
レバー4の他端4bは、エンジンルームイ内に設
置した定速走行装置5の出力端に他端6bを連結
したクルーズケーブル6の一端6aに接続し、更
に一端4aには車室ロ内側向きにアーム11を突
設し、該アーム11をフレーム1との間には内方
向への収縮弾力を有する戻しスプリング7を架設
してオートクルーズレバー4の他端4bを車室ロ
内方向に保持する即ち、定速走行装置の非作動時
にオートクルーズレバー4を静止状態に保つよう
に構成してある。前記ステム3の上端3aはアク
セルケーブル12が連結され、該アクセルケーブ
ル12の他端はフレーム1を貫通してキヤブレタ
ー13に内蔵されているスロツトルバルブ14に
連結されている。更にステム3には、その上端3
aと軸9に対する固定個所の中間に、孔15を穿
設したプレート16を固着すると共に前記ブラケ
ツト2の後端部にステム3と対向するブラケツト
17を立設し、このブラケツト17には、アクセ
ルペダル10を踏込んだ時にステム3が傾斜する
方向で且つ両端の開口18a,18bがステム3
と対向する側に位置させたU字型のアウターチユ
ーブ18を取り付ける。そして前記孔15からア
ウターチユーブ18内にリターンケーブル8を挿
通してステム3側の一端8aには孔15からの脱
抜を阻止するためのストツパー19をカシメ止め
し、他端8bはオートクルーズレバー4の途中に
突設した軸20に廻動自在に支承させる。
尚、ストツパー19に於けるプレート16と接
触する面は半球凸面19aに形成すると共にプレ
ート16の外面はこれに対応して半球凹面16a
に形成して、ステム廻動時に於けるリターンケー
ブル8の端部の彎曲状態に対する対応を容易にし
てある。
次に本実施例の作用について説明すると、通常
の運転の際は運転者が加速するためアクセルペダ
ル10を加圧する(A方向に踏み込む)と、ステ
ム3は軸9を支点として廻動し上端3aは変位し
てアクセルケーブル12が索引され(B方向)る
ため、アクセルケーブル12に連続してあるスロ
ツトルバルブ14の開度が次第に大きくなり、ま
た、アクセルペダル10に対して減圧すると、ス
テム3及びアクセルケーブル12は上記と逆方向
に作動しスロツトルバルブ14の開度は減少し減
速する。そして、加速減速の何れの場合のステム
3の廻動及び復旧の際にも、ステム3に固着した
プレート16には孔15が穿設してあるので、ス
テム3及びプレート16の動きは伝達されること
はなくリターンケーブル8は静止している。そし
て、定速走行装置5は未作動であるから、オート
クルーズレバー4は戻しバネ7の弾力によつて静
止状態を保ち、従つて、リターンケーブル8を牽
引することもない。
次に、走行中に定速走行装置5を加速作動させ
た場合、戻しバネ7の弾力に抗して、クルーズケ
ーブル6が牽引され(C方向)、該クルーズケー
ブル6を連結してあるオートクルーズレバー4が
軸9を中心に廻動され(D方向)、同時にオート
クルーズレバー4の途中の軸20も廻動変位する
ので、該軸20に係止してあるリターンケーブル
8が牽引され(E方向)る。そしてリターンケー
ブル8はアウターチユーブ18を通つてステム3
のプレート16に遊嵌して端部にストツパー19
をカシメ止めしてあるので、プレート16から抜
けることなく、リターンケーブル8のステム3側
は前記とは逆にステム3を牽引させ(F方向)、
その動きにともないステム3はアクセルペダル1
0加圧時と同様に軸9を中心に廻動(B方向)す
るためアクセルケーブル12が牽引され、スロツ
トルバルブ14の開度は増加して車両は加速さ
れ、アクセルペダル10に対する足の踏み込み状
態を常時保持する必要がなく加速状態が保持され
る。
更に、高速走行にするため定速走行装置を操作
することによつてクルーズケーブル6が引かれる
(C方向)と、その力はオートクルーズレバー4
とリターンケーブル8とを介してステム3に伝達
され、ステム3はアクセルペダル10を加圧する
時と同様に廻動し、アクセルケーブル12を介し
てスロツトルバルブ14に伝達され、開度は増大
して高速となり、アクセルペダル10も高速走行
にするために踏み込んだ時と同様の廻動傾斜状態
を足で加圧することなく保つことが出来る。
定速走行装置5の作動を停止させた場合には、
クルーズケーブル6は前記と逆方向に伸長するの
で、オートクルーズレバー4は戻しバネ7の弾力
によつて廻動されて軸20と共に旧位に復するの
で、リターンケーブル8もゆるみ、該ケーブルに
よるステム3に対する牽引から解放されて自由と
なり、爾後は足によつてアクセルペダル10に対
する加圧減圧を行つて走行速度を調整する。
効 果 依つて本考案によれば、スロツトルバルブを操
作するアクセルペダルと、定速走行装置の作動に
伴つて連動するオートクルーズレバーとを同一の
軸に支承させることにより支点を一箇所にしたの
で部品点数が削減されて構造が簡単になり、更に
定速走行装置の作動をリターンケーブルによつて
アクセルペダルに伝達するようにしたので構造が
簡単となり、生産の向上が計られ、従来の如き伝
達機構の段階に於ける機構上の接触不良や摩耗に
よる接触障害やそれらに基因して生ずる連動の時
間的誤差の発生等は生ずることなく、円滑適確に
作動の伝達及び各部の連動が行われる。
また、定速走行装置の非作動時にはリターンス
プリングによつてオートクルーズレバーは静止状
態を保ちアクセルペダルの操作は自由に且つ節度
感をもつて行うことが出来、ペダル操作の感触が
良好であり、更に作動伝達や連動の構造が複雑で
ないので塵埃等の蓄積やそれに伴う故障の発生も
少なく、長期間に亘り安定して使用出来るもので
ある。
また、定速走行装置の入力は引つ張りである
が、ステム回転支点(軸9)により上でこれを受
ける為には(ステムに対して)押しの入力に変更
しなければならない。これにケーブルを使用する
事は従来のようにリンクを使用するよりも部品点
数や余裕空間を生じさせる点で有利であり、アク
チユエーター側ケーブルストロークとステム側ス
トロークが任意に設定出来、アクチユエーターと
ステムとの間の運動伝達機構の中にオートクルー
ズレバーを介装した事により、通常使用時間中は
クルーズ機構とは独立した動きが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本
機構の要部の斜視図、第2図は本機構の側面図、
第3図は定速走行装置の非作動時にアクセルペダ
ルのみの操作時のシステムの傾斜とリターンケー
ブルとの関係を示した要部の側面図、第4図は定
速走行装置の作動時に於けるステムとリターンケ
ーブルとストツパーの関係を示した要部の側面図
である。 符号、1……フレーム、3……ステム、2……
ブラケツト、3a……上端、4……オートクルー
ズレバー、12……アクセルケーブル、4a……
一端、13……キヤブレター、4b……他端、1
4……スロツトルバルブ、5……定速走行装置、
15……孔、6……クルーズケーブル、16……
プレート、6a……一端、16a……半球凹面、
6b……他端、17……ブラケツト、7……戻し
スプリング(戻しバネ)、18……アウターチユ
ーブ、18a,18b……開口、8……リターン
ケーブル、19……ストツパー、8a……一端、
19a……半球凸面、8b……他端、20……
軸、9……軸、10……アクセルペダル、イ……
エンジンルーム、11……アーム、ロ……車室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム1に固定したブラケツト2に軸9を廻
    動自在に架設し、該軸9の一側にオートクルーズ
    レバー4の一端4aを廻動自在に軸支させると共
    に軸9の他側には下端にアクセルペダル10を固
    着したステム3の途中を固着し、前記オートクル
    ーズレバー4の他端4bを、定速走行装置5の出
    力端に他端6bを連結したクルーズケーブル6の
    一端6aに接続し、更に一端4aにはフレーム1
    との間に内方向へ収縮弾力を有する戻しスプリン
    グ7を架設して定速走行装置5の非作動時にオー
    トクルーズレバー4を静止状態に保つように形成
    し、前記ステム3の上端3aはアクセルケーブル
    12を介して、スロツトルバルブ14に連結し、
    更にステム3の上端3aと軸9に対するステム3
    の固定個所との中間位置に、ステム3と対向する
    ようにブラケツト17をブラケツト2に立設し、
    前記ブラケツト17に、アクセルペダル10を踏
    み込んだ時にステム3が傾斜する方向で且つ両端
    の開口18a,18bがステム3と対向する側に
    位置させたU字型のアウターチユーブ18を取り
    付けてリターンケーブル8を挿通し、一端8aは
    ステム3の中間を貫通させ、更にステム3の中間
    に固着したプレート16の孔15から突出させて
    ストツパ19をカシメ止めしてステム3に連結
    し、他端8bはオートクルーズレバー4の途中の
    軸20に廻動自在に固定したことを特徴とする定
    速走行装置付スロツトル機構。
JP1986096479U 1986-06-24 1986-06-24 Expired - Lifetime JPH0540286Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55156225U (ja) * 1979-04-27 1980-11-10
JPS60148130U (ja) * 1984-03-14 1985-10-01 自動車電機工業株式会社 自動定速走行装置のリンク機構

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