JPH054015A - 吸着材再生装置 - Google Patents

吸着材再生装置

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Publication number
JPH054015A
JPH054015A JP3154423A JP15442391A JPH054015A JP H054015 A JPH054015 A JP H054015A JP 3154423 A JP3154423 A JP 3154423A JP 15442391 A JP15442391 A JP 15442391A JP H054015 A JPH054015 A JP H054015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
heating source
air
heat
regeneration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3154423A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
Toshiya Fujito
稔也 藤戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3154423A priority Critical patent/JPH054015A/ja
Publication of JPH054015A publication Critical patent/JPH054015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着材を用いた除湿装置の吸着材再生装置の
再生効率を高め、再生工程の省エネルギー化を図る。 【構成】 吸着材1と、吸着材1上流側に設けられた加
熱源2と、吸着材1の内部に組み込まれた熱交換器3
と、吸着材1に空気を送る送風機4と、これらを囲む風
路5とを備える。このように構成された吸着材再生装置
が再生工程に入ると、加熱源2が作動する。加熱源2
は、送風機3により送られた空気を高温風にして、熱交
換器3に熱を伝え、熱交換器3は、吸着材1全体を均一
に加熱する。一方、加熱源2の近傍の吸着材1は、加熱
源2からの輻射熱を受けて加熱される。この高温風と輻
射熱による吸着材1加熱により、吸着材1が均一に加熱
され、吸着材1中の湿分は、吸着材1から均一に脱離す
る。その結果、再生効率が高まり再生工程の省エネルギ
ー化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生工程時の省エネル
ギー化と再生効率を高めた吸着材再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の吸着材再生装置の構成を図
面を参照しながら説明する。
【0003】従来の吸着材の再生は、例えば図2に示す
ように、例えば湿気を吸着する吸着材11とヒータ1
2、送風機13とこれらを囲む風路14から構成されて
いる。吸着工程が終了すると、ヒータ2は通電される。
そして、送風機13により送られた空気は、ヒータ12
により加熱され、高温風となり、吸着材11を加熱す
る。また、ヒータ12自身も輻射熱エネルギーを吸着材
11に与える。ヒータ12への通電は、吸着材11の再
生が完了するまで続けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、下記の問題がある。 (1)熱損失が多い 上記の構成では再生時、吸着材11に供給する空気温度
を吸着工程時の空気温度より高くし、吸着材11に吸着
されている水分を脱離させるTSA(Thcrmal
Swing Adsorption)を採用している。
その際、送風機13,ヒータ12,吸着材11の順に並
べて構成しているため、再生用空気を加熱源により昇温
する時の熱交換損失、温風が風路4を通過するときの放
熱損失がある。 (2)再生効率が低い 吸着材11の再生は、送風機13に対して上流側から行
われる。このため、吸着材11の下流側が完全に再生さ
れるためには、すでに再生が完了している上流側の吸着
材11をヒータ12により加熱し続けることとなる。こ
の加熱は全く無駄をエネルギー消費である。
【0005】以上のような再生時における2つの問題
は、再生装置の消費電力を大きくし、ランニングコスト
を増加させ、合わせてイニシャルコストも高くするとい
う課題をもっていた。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解消す
るもので、消費電力が少なく、再生効率が高く、しかも
断熱構成の要らない吸着材再生装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、通気路を有する吸着材と、前記吸着材の上
流に設けられた加熱源と、前記吸着材に空気を送る送風
機とを備え、前記吸着材中に熱交換器を組み込むように
したものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成によって、吸着材の再生
工程に入ると、加熱源が作動し、加熱源は、送風機によ
り送風された空気を加熱して高温風にする。この高温風
により加熱源より下流の熱交換器に、加熱源の熱を伝達
する。このようにして加熱された熱交換器により、吸着
材全体に熱を分配し、吸着材を均一に加熱することがで
きる。また吸着材は、加熱源からの輻射熱を受けて加熱
される。この温風と輻射熱により吸着材全体を均一に加
熱することにより、吸着材に吸着された分は脱離する。
このように吸着材全体を均一に加熱するため、吸着材の
部分的な再生遅れを解消し、加熱源の作動時間が短くな
り、しかも放熱ロスを少なくできる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0010】図1に示すように、例えば空気中の湿気を
吸着するハニカム状に成型された個体吸着材1に接触す
るように電熱ヒータからなる加熱源2が設けられてい
て、熱交換器3は吸着材1の下流側から、吸着材1の空
隙に挿入されている。吸着材1の上流側には送風機4が
設けられ、これら構成要素全体は風路5により囲まれて
いる。
【0011】上記のように構成された吸着材再生装置
が、再生工程に入ると、まず加熱源2が作動する。加熱
源2は、送風機3により送られた空気を加熱して高温風
にして、同加熱源2の下流にある熱交換器3に熱を伝達
する。熱交換器3は近傍にある吸着材1を加熱する。ま
た、加熱源2の近傍にある吸着材1は、同加熱源2から
の輻射熱を受けて加熱される。この高温風と輻射熱によ
る吸着材1全体におよぶ均一な加熱により、吸着材1中
の湿分は、吸着材1全体から脱離する。このような均一
加熱により、加熱源2の作動時間を、従来の再生装置の
作動時より、短くすることができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明の吸着材再生装置に
よれば、下記の効果が得られる。 (1)吸着材の内部に熱交換器を組み込むことにより、
吸着材再生工程時に、吸着材を加熱するときの熱ロスの
発生を抑制でき、加熱源の消費エネルギーを大幅に削減
することができる。 (2)吸着材全体を加熱源により均一に加熱するため、
吸着材の再生をムラなく均一に行うことができる。この
結果、加熱源の作動時間を短くすることができ、消費エ
ネルギーを削減できる。 (3)吸着材を均一に加熱するため、吸着材の局部的な
温度上昇が発生せず、吸着材の再生が均一に行われるの
で、再生工程終了後直ちに、湿分の吸着が行える。ま
た、吸着材全体が均一に再生されているので、再生効率
が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の吸着材再生装置の要部断面
【図2】従来の吸着材再生装置の要部断面図
【符号の説明】
1 吸着材 2 加熱源 3 熱交換器 4 送風機 5 風路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通気路を有する吸着材と、前記吸着材の上
    流に設けられた加熱源と、前記吸着材に空気を送る送風
    機とを備え、前記吸着材中に熱交換器を組み込んでなる
    吸着材再生装置。
  2. 【請求項2】吸着材はハニカム状あるいはコルゲート状
    に成型され、熱交換器は前記吸着材の空隙に挿入してな
    る請求項1記載の吸着材再生装置。
JP3154423A 1991-06-26 1991-06-26 吸着材再生装置 Pending JPH054015A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3154423A JPH054015A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 吸着材再生装置

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JP3154423A JPH054015A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 吸着材再生装置

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JPH054015A true JPH054015A (ja) 1993-01-14

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ID=15583845

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JP3154423A Pending JPH054015A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 吸着材再生装置

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JP (1) JPH054015A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066986B2 (en) * 2002-11-21 2006-06-27 Air Products And Chemicals, Inc. Apparatus for use in regenerating adsorbent
KR100944153B1 (ko) * 2008-03-27 2010-02-24 문현수 조제탱크용 공기여과장치
CN101915442A (zh) * 2010-08-13 2010-12-15 李元哲 一种固体吸附除湿装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066986B2 (en) * 2002-11-21 2006-06-27 Air Products And Chemicals, Inc. Apparatus for use in regenerating adsorbent
KR100944153B1 (ko) * 2008-03-27 2010-02-24 문현수 조제탱크용 공기여과장치
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