JPH0540125Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540125Y2 JPH0540125Y2 JP15173487U JP15173487U JPH0540125Y2 JP H0540125 Y2 JPH0540125 Y2 JP H0540125Y2 JP 15173487 U JP15173487 U JP 15173487U JP 15173487 U JP15173487 U JP 15173487U JP H0540125 Y2 JPH0540125 Y2 JP H0540125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- diameter
- manhole
- ring
- concrete block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010616 electrical installation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、マンホール躯体に関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
従来、コンクリート製のマンホール躯体におけ
る開口(マンホール)の口径は、その蓋に加わる
各種の荷重に蓋自体が十分耐えられるよう、例え
ば500mm、或いは600mm等の従来一般規格の如く小
さくなつている。
る開口(マンホール)の口径は、その蓋に加わる
各種の荷重に蓋自体が十分耐えられるよう、例え
ば500mm、或いは600mm等の従来一般規格の如く小
さくなつている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、前記従来のマンホール躯体にお
ける開口の口径では、器材の搬入、搬出および作
業員の出入等に不便であり、作業性が極めて悪い
という問題点があつた。
ける開口の口径では、器材の搬入、搬出および作
業員の出入等に不便であり、作業性が極めて悪い
という問題点があつた。
殊に、電設工事等においてケーブルの引込みの
場合、開口の周縁断面が直角になつているため、
開口周縁にてケーブルの外部被覆を損傷するケー
スが多く、これ等のことから開口の口径拡大が望
まれているにもかかわらず、マンホール蓋の安全
強度面からいまだ実現していないのが現状であ
る。
場合、開口の周縁断面が直角になつているため、
開口周縁にてケーブルの外部被覆を損傷するケー
スが多く、これ等のことから開口の口径拡大が望
まれているにもかかわらず、マンホール蓋の安全
強度面からいまだ実現していないのが現状であ
る。
本考案は、かくの如き従来の問題点を解決すべ
くなしたマンホール躯体を提供することを目的と
する。
くなしたマンホール躯体を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段]
本考案の要旨とするところは、マンホール躯体
における開口を、規格の口径よりも大きくし、且
つ下方へ漸次小径となるテーパーとなし、このテ
ーパー開口に合致するテーパー外周面を有すると
共に、規格口径の開口を有するリング状コンクリ
ートブロツクを、前記テーパー開口内に嵌合した
マンホール躯体にある。
における開口を、規格の口径よりも大きくし、且
つ下方へ漸次小径となるテーパーとなし、このテ
ーパー開口に合致するテーパー外周面を有すると
共に、規格口径の開口を有するリング状コンクリ
ートブロツクを、前記テーパー開口内に嵌合した
マンホール躯体にある。
[作用]
上記構成より成る本考案によれば、工事に先立
つて、マンホール躯体のテーパー開口内に嵌合し
てある規格口径の開口を有するリング状コンクリ
ートブロツクを取外すことにより、マンホール躯
体における開口の口径を規格よりも大きくするこ
とができる。
つて、マンホール躯体のテーパー開口内に嵌合し
てある規格口径の開口を有するリング状コンクリ
ートブロツクを取外すことにより、マンホール躯
体における開口の口径を規格よりも大きくするこ
とができる。
然も、リング状コンクリートブロツクの開口は
規格口径であるから、首環やマンホール蓋は規格
品を使用することができる。
規格口径であるから、首環やマンホール蓋は規格
品を使用することができる。
[実施例]
次に本考案の実施例を第1図に基づき以下に説
明する。
明する。
第1図において、1はコンクリート製のマンホ
ール躯体であり、このマンホール躯体1における
開口1aの口径を、規格よりも大きくし、且つこ
の開口1aを下方へ漸次小径となるテーパー状と
なす。
ール躯体であり、このマンホール躯体1における
開口1aの口径を、規格よりも大きくし、且つこ
の開口1aを下方へ漸次小径となるテーパー状と
なす。
前記テーパー開口1aの上端口径は、例えば
1000mmであり、下端口径は900mmである。
1000mmであり、下端口径は900mmである。
また、テーパー開口1aの下端周縁は、円弧状
に面取りされており、ケーブル引込み時における
ケーブルの外部被覆損傷を防止している。
に面取りされており、ケーブル引込み時における
ケーブルの外部被覆損傷を防止している。
前記テーパー開口1a内には、テーパー開口1
aに合致するテーパー外周面2aを有すると共
に、規格口径の開口2bを有するリング状コンク
リートブロツク2が嵌合されている。
aに合致するテーパー外周面2aを有すると共
に、規格口径の開口2bを有するリング状コンク
リートブロツク2が嵌合されている。
このリング状コンクリートブロツク2の下面の
少なくとも120°間隔位置には、前記マンホール躯
体1におけるテーパー開口1aの位置なる頂壁下
面に亘り当接する止め金具3がボルト4により取
付けられている。
少なくとも120°間隔位置には、前記マンホール躯
体1におけるテーパー開口1aの位置なる頂壁下
面に亘り当接する止め金具3がボルト4により取
付けられている。
また、テーパー開口1aの中央部付近には凹溝
2cが周設されていて、該凹溝2cに例えばブチ
ルゴムテープ等の止水材2dが内方へ突出するよ
うにして密嵌固定されており、突出部分をリング
状コンクリートブロツク2で押圧することによ
り、止水材2dをリング状コンクリートブロツク
2の内周面に圧接せしめ、前記テーパー開口1a
の接合面からの雨水の浸入を防止する。
2cが周設されていて、該凹溝2cに例えばブチ
ルゴムテープ等の止水材2dが内方へ突出するよ
うにして密嵌固定されており、突出部分をリング
状コンクリートブロツク2で押圧することによ
り、止水材2dをリング状コンクリートブロツク
2の内周面に圧接せしめ、前記テーパー開口1a
の接合面からの雨水の浸入を防止する。
また、リング状コンクリートブロツク2の開口
2bの下端周縁も円弧状に面取りされている。
2bの下端周縁も円弧状に面取りされている。
前記リング状コンクリートブロツク2の上面に
は、規格口径の開口5aを有する首環5が載置さ
れており、この首環5の上面にはマンホール蓋6
が載置されている。
は、規格口径の開口5aを有する首環5が載置さ
れており、この首環5の上面にはマンホール蓋6
が載置されている。
而して、工事に先立つて、先ず作業員がマンホ
ール蓋6を取外して、マンホール躯体1内に入
り、止め金具3のボルト4を取外して、止め金具
3によるリング状コンクリートブロツク2とマン
ホール躯体1との係合を解き、地上からリング状
コンクリートブロツク2を取外し、大口径となつ
たマンホール躯体1におけるテーパー開口1aか
ら器材の搬入、搬出および作業員の出入を行な
う。
ール蓋6を取外して、マンホール躯体1内に入
り、止め金具3のボルト4を取外して、止め金具
3によるリング状コンクリートブロツク2とマン
ホール躯体1との係合を解き、地上からリング状
コンクリートブロツク2を取外し、大口径となつ
たマンホール躯体1におけるテーパー開口1aか
ら器材の搬入、搬出および作業員の出入を行な
う。
[考案の効果]
上述のように、本考案に係るマンホール躯体
は、マンホール躯体における開口を、規格の口径
よりも大きくし、且つ下方へ漸次小径となるテー
パーとなし、このテーパー開口に合致するテーパ
ー外周面を有すると共に、規格口径の開口を有す
るリング状コンクリートブロツクを、前記テーパ
ー開口内に嵌合して構成したので、工事に先立つ
て、前記リング状コンクリートブロツクを、マン
ホール躯体におけるテーパー開口から取外すこと
により、マンホール躯体における開口の口径を規
格よりも大きくすることができ、従つて開口から
の器材の搬入、搬出および作業員の出入りが従来
よりも容易となり、作業能率の向上に寄与でき
る。
は、マンホール躯体における開口を、規格の口径
よりも大きくし、且つ下方へ漸次小径となるテー
パーとなし、このテーパー開口に合致するテーパ
ー外周面を有すると共に、規格口径の開口を有す
るリング状コンクリートブロツクを、前記テーパ
ー開口内に嵌合して構成したので、工事に先立つ
て、前記リング状コンクリートブロツクを、マン
ホール躯体におけるテーパー開口から取外すこと
により、マンホール躯体における開口の口径を規
格よりも大きくすることができ、従つて開口から
の器材の搬入、搬出および作業員の出入りが従来
よりも容易となり、作業能率の向上に寄与でき
る。
然も、マンホール躯体における開口が下方へ漸
次小径となるテーパーになつているので、ケーブ
ルの引込みが容易となると共に、ケーブルの外部
被覆の損傷を防止できる。
次小径となるテーパーになつているので、ケーブ
ルの引込みが容易となると共に、ケーブルの外部
被覆の損傷を防止できる。
また、リング状コンクリートブロツクの開口は
規格口径であるから、首環やマンホール蓋は規格
品を使用することができ、安全強度を確保するこ
とができる。
規格口径であるから、首環やマンホール蓋は規格
品を使用することができ、安全強度を確保するこ
とができる。
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図であ
る。 図中、1はマンホール躯体、1aはテーパー開
口、2はリング状コンクリートブロツク、2aは
テーパー外周面、2bは規格口径の開口、2dは
止水材、3は止め金具、4はボルト、5は首環、
6はマンホール蓋である。
る。 図中、1はマンホール躯体、1aはテーパー開
口、2はリング状コンクリートブロツク、2aは
テーパー外周面、2bは規格口径の開口、2dは
止水材、3は止め金具、4はボルト、5は首環、
6はマンホール蓋である。
Claims (1)
- マンホール躯体における開口を、規格の口径よ
りも大きく、且つ下方へ漸次小径となるテーパー
となし、このテーパー開口に合致するテーパー外
周面を有すると共に、規格口径の開口を有するリ
ング状コンクリートブロツクを前記テーパー開口
内に嵌合して成るマンホール躯体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15173487U JPH0540125Y2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15173487U JPH0540125Y2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6457143U JPS6457143U (ja) | 1989-04-10 |
JPH0540125Y2 true JPH0540125Y2 (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=31426043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15173487U Expired - Lifetime JPH0540125Y2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540125Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6777617B2 (ja) * | 2017-10-11 | 2020-10-28 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 長尺部材アッセンブリ |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP15173487U patent/JPH0540125Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6457143U (ja) | 1989-04-10 |
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