JP2000193173A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2000193173A
JP2000193173A JP10372651A JP37265198A JP2000193173A JP 2000193173 A JP2000193173 A JP 2000193173A JP 10372651 A JP10372651 A JP 10372651A JP 37265198 A JP37265198 A JP 37265198A JP 2000193173 A JP2000193173 A JP 2000193173A
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JP
Japan
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collar
joint
joint body
packing
pipe
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JP10372651A
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English (en)
Inventor
Kentaro Fukumoto
憲太郎 福本
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SANKEI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SANKEI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 十分な水密を維持すると共に、簡単な作業動
作により電線管等を装着することができる管継手を提供
することを課題とする。 【解決手段】 継手本体2と、環状の弾性パッキン3
と、パッキンにその一部が当接しパッキンを弾性変形さ
せる略円筒状のカラー4と、カラーの周壁に形成された
少なくとも一つのキリ穴25と、継手本体にその外周面
に設けたねじ穴8からねじ込まれ且つキリ穴を通って接
続されようとする管の外表面に当接して管を継手本体に
固定させる少なくとも一つのボルト5とを有し、更にカ
ラーの周壁の半径方向外側に突出するピン24を設け、
このピンを案内してパッキンが押圧されていない状態か
ら押圧された状態とになるようにカラーを挿入し且つパ
ッキンが押圧された状態でカラーを維持する案内手段1
1を継手本体に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線やケーブル等
を保護する電線管の接続に適する管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】工事やビル、或いは住宅等の建屋には電
線配線は欠かせず、最近のように多種の電子、電気機器
を用いるようになると、電線やケーブルの数も多く、建
屋の内外に電線等が縦横に走ることになり、それを束ね
電線管の内に納めることがなされる。実際、電線管への
電線やケーブルの収納は電線やケーブルの雨水からの保
護、コンクリート内や土中に埋設したとき等の予期しな
い外力による電線の破損を防止できることから、これら
保護のため多用されている。
【0003】電線管を用いた電気配線工事は、必然的
に、電線管と電線管とをつなぐ又は電線管と配電盤ボッ
クス等をつなぐ継手を必要とし、これ迄にもいくつかの
タイプの継手が提案されている。
【0004】このような継手の一つとして、ボトル止め
により簡易に電線管を固定し、しかも継手の接続部を介
しての雨水の電線管内への侵入や、又はコンクリート打
設した場合におけるコンクリートミルクの侵入による電
線管の部分的な閉塞事故といった不具合を生じさせるこ
とのない水密性の良い且つ作業効率の良い継手を本発明
者らは開発した。
【0005】かかる継手の構成を図11に概略的に示
す。継手は大きく分けて、内周面にテーパ面を有する円
筒状の継手本体101と、ゴムパッキン102と、外周
面に継手本体のテーパ面に相補するテーパ面を有するカ
ラー103とから構成される。また、カラー103はス
リット割れした円筒体からなる。かかる構成において継
手本体101のそれぞれの端部からリング状のゴムパッ
キン102をそれぞれ継手本体内に挿入し、予めカラー
103を挿入させておいた接続しようとする2本の管1
04をその先端面及び周面がゴムパッキン102の内向
きフランジと内周面に当接するように継手本体101内
に挿入し、次いでカラー103を継手本体101に縮径
させるように装着する。次いで、継手本体101の外周
面側からボルト105をねじ込み、カラー103に形成
されたキリ穴を通ってその先端が電線管104の外表面
に接触し電線管を継手本体101に固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の継手
は、カラーを装着することによってカラーが電線管を均
一包むように縮径するためガタつきのない強固な支持が
可能となる。しかしながら、例えば継手本体には挿入す
ることができるが、規格外の径の太い電線管を用いた場
合、カラーの装着が不十分となってしまう。即ち、カラ
ーのテーパ面が完全に継手本体の根本まで装着すること
ができなくなるため、カラーの先端が継手本体内に配置
したパッキンを押圧することができない場合が生じてし
まい、パッキンの軸方向の押圧による弾性変形が不十分
となってしまう。このためパッキンは継手本体の内周面
と電線管外周面との間の圧接のみで防水しなければなら
ず、電線管の水密効果を十分に得ることができないとい
う問題を有する。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、十分な水密を維持すると共に、簡単な作
業動作により電線管等を装着することができる管継手を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、略円筒状の継手本体と、該継手本体内に
挿入される環状の弾性パッキンと、前記継手本体に軸線
方向から挿入され弾性パッキンにその一部が当接し弾性
パッキンを弾性変形させる略円筒状のカラーと、カラー
の周壁に形成された少なくとも一つのキリ穴と、継手本
体にその外周面に設けたねじ穴からねじ込まれ且つ前記
カラーのキリ穴を通って接続されようとする管の外表面
に当接して管を継手本体に固定させる少なくとも一つの
ボルトとを有する管継手において、前記カラーの周壁に
半径方向外側に突出するピンを設け、このピンを案内し
て前記パッキンが押圧されていない状態から押圧された
状態とになるように前記カラーを挿入させ且つ前記パッ
キンが押圧された状態で前記カラーを維持する案内手段
を前記継手本体に設けたことを特徴とする。
【0009】また、前記カラーのピンは前記キリ穴の位
置とほぼ対向する位置に設けられ、前記継手本体の案内
手段は前記ボルトのねじ穴の位置とほぼ対向する位置に
設けられていることを特徴とし、前記案内手段は、前記
継手本体に設けた略L字の穴を有し、先端部が継手本体
の縁部に隣接する位置に位置する第1の位置と、第1の
位置から前記継手本体の軸方向の中央に向かって延びた
位置に位置する第2の位置と、第2の位置から継手本体
の周方向に沿って延びた位置に位置する第3の位置とを
有することを特徴とし、前記案内手段は、前記第1の位
置を前記継手本体の縁部とし前記カラーの周壁の内周面
に沿って前記第1の位置と前記第2の位置との区間に形
成した溝と、前記第2の位置と第3の位置との区間に形
成した長穴とを有することを特徴とする。
【0010】更にまた、前記継手本体の内周面はカラー
の挿入口側から内方に向かって漸次に縮径したテーパ面
を有し、且つ前記カラーの外周面は前記継手本体のテー
パ面と相補するテーパ面を有し、前記カラーと前記継手
本体とが密接したときに前記パッキンが押圧された状態
となることを特徴とする。
【0011】また、前記キリ穴は、前記ボルトの締め付
けにより前記カラーが更に軸線方向内側に挿入され且つ
前記パッキンを更に押圧するような位置に設けられてい
ることを特徴とし、前記カラーの外周面に、前記ピンが
前記案内手段の第1または第2の位置に係合している状
態のときに前記ボルトが当接する抜け外れ防止用の凹部
を設けたことを特徴とし、前記テーパ面を含まない前記
カラーの先端外周面に滑り止め手段を設けたことを特徴
とする。
【0012】具体的には、軸線方向に開口した略円筒状
の継手本体と、継手本体内に挿入される環状の弾性パッ
キンと、前記開口から継手本体内に円筒部が挿入されそ
の先端により前記弾性パッキンを押圧して弾性変形させ
る後端にフランジ部を備えた略円筒状のカラーとを有
し、前記継手本体は、その周壁に周壁外方からボルトを
ねじ込みその先端を周壁内方に貫通可能とするボルト用
ねじ穴と、このねじ穴とほぼ対向する位置に位置する上
端が継手本体の縁部に隣接する略L字の穴とを有し、前
記カラーは、その周壁に、前記ボルトを貫通可能なキリ
穴と、このキリ穴とほぼ対向する位置で半径方向外側に
突設された、前記継手本体の略L字の穴に差し込み可能
なピンとを有し、前記カラーのピンを前記継手本体の略
L字の穴に差し込みながらカラーの円筒部を継手本体内
に挿入し、次いで前記ピンを略L字の穴の形状に沿って
案内させて前記パッキンを弾性変形させながらカラーを
更に奥に挿入させた後、カラーを軸線周りに回転させて
前記ピンを略L字の穴の底辺部に掛止させ、次いで前記
ボルトの先端によりカラー内に挿通されている接続しよ
うとする管の外周面を圧接して管を保持することを特徴
とし、前記継手本体の内周面はカラーの挿入口側から内
方に向かって漸次に縮径したテーパ面を有し、且つ前記
カラーの外周面は前記継手本体のテーパ面と相補するテ
ーパ面を有し、前記カラーと前記継手本体とが密接した
ときに前記パッキンが押圧された状態となることを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例を図面に基
づいて説明する。以下、本発明の一例による管継手1
は、図1および図2に示すように、継手本体2、パッキ
ン3、カラー4、ボルト5とを有する。尚、以降におい
ては左右対称の管継手に関して説明するがこれに限定す
るものではない。
【0014】図1は本発明の管継手1の概略分解断面図
を示し、図2に接続しようとする管を装着した状態の管
継手の概略断面図を示す。継手本体2は略円筒状であ
り、内周面がその両端部(後述するカラーの挿入口側)
から中央部に向かって漸次に縮径するテーパ面7となっ
ており、その周壁の軸線方向両端側寄りにそれぞれ少な
くともひとつのねじ穴8を軸線方向に沿った位置に設け
ている。また、継手本体2の軸線方向中央部は、接続し
ようとする管9の外径よりもやや大きい内径の環状の棚
10を有し、該棚10とテーパ面7との間に段差を形成
している。
【0015】また継手本体2は、後述するカラー4に設
けたピンを案内してパッキン3が押圧されていない状態
から押圧された状態とになるようにカラー4を挿入し且
つパッキン3が押圧された状態でカラー3を維持するた
めの案内手段11が設けられている。
【0016】案内手段11の一例を図3、図4に示す。
図3は、図1の矢印A方向から見た図であり、図4は図
3の矢印B方向から見た図である。案内手段11は、好
ましくは継手本体2に設けた略L字の穴12を有する。
略L字の穴12は、先端部が継手本体2の縁部に隣接す
る位置に位置する第1の位置13と、第1の位置13か
ら継手本体2の軸方向の中央に向かって延びた位置に位
置する第2の位置14と、第2の位置14から継手本体
2の周方向に沿って延びた位置に位置する第3の位置1
5とを有する。
【0017】また、案内手段11の穴の形状に限定はな
く、別の実施例として図5の管継手1の右側に示すよう
に略ノ字の形状であっても良く、更に図で見て左側に示
すように第1の位置13と第2の位置14との区間を傾
斜穴16とし、且つ第2の位置14と第3の位置15と
の区間を継手本体2の周方向に延びた長穴17として穴
12を形成しても良い。
【0018】更に前記案内手段11は、図6、図7に示
すように、第1の位置12を継手本体2の縁部としカラ
ー4の周壁の内周面に沿って第1の位置12と第2の位
置13との区間に形成した溝18と、第2の位置14と
第3の位置15との区間に形成した長穴19で形成して
も良い。
【0019】このような構成の継手本体2内にその軸線
方向両端部から段差を埋めるように弾性材、例えば、熱
可塑性エラストマーやゴム材、あるいは合成樹脂製の弾
性パッキン3を挿入している。こうしてパッキン3の一
端側が棚10とテーパ面6との間に形成された段差に突
き当たり、またパッキン3の他端側がカラー4の先端部
分に突き当たって後述するカラー3の挿入による押圧で
パッキンが軸方向に弾性変形する。
【0020】パッキン3の拡大断面図を図8(a)、
(b)に示す。パッキン3は、数に限定はないが2つの
突起20がパッキンの内周面に沿って形成されており、
接続しようとする管9の継手本体2への挿入時に摩擦抵
抗を最小限のものとしている。また、パッキン3の外周
面には周方向に環状の凹部21が形成されている。図8
(b)はカラー4による軸方向の押圧によって弾性変形
した状態を示しており、パッキン3が弾性変形すること
により凹部の反対側の面が隆起して接続しようとする管
の外周面を押圧して良好な水密を得ることができる。
【0021】カラー4は、図1に示すように継手本体2
に挿入する挿入部22とフランジ部23とを有する。ま
たカラー4の軸方向に見た図を図9に示す。挿入部には
継手本体2に設けたテーパ面7と相補するテーパ面6を
有しており、カラー4と継手本体2とが密接したとき
に、図8(b)に示す押圧された状態にパッキン3を弾
性変形させる。また、挿入部には、その周壁の半径方向
外側に突出するピン24と、継手本体2のねじ穴8にね
じ込まれるボルト5を挿通するキリ穴25(バカ穴)と
を有する。
【0022】ピン24は、好ましくはキリ穴25の位置
とほぼ対向する位置に設けられ、継手本体の案内手段は
前記ボルトのねじ穴の位置とほぼ対向する位置に設けら
れていることが望ましい。また、キリ穴25は、ボルト
5の締め付けによりカラー4が更に軸線方向内側に挿入
され且つパッキン3を更に押圧するような位置に設けら
れていることが望ましい。
【0023】また、ピン24が案内手段12の第1の位
置13または第2の位置14に係合している状態のとき
に、カラー4の外周面にボルト5が当接する抜け外れ防
止用の凹部(図示せず)を設けることにより、ボルト5
の締め付けによりテーパ面6が破損してしまうことを防
止している。また、このような状態にしておくことによ
り部品がばらばらとならず、作業効率の向上を図ること
ができる。
【0024】フランジ部23の外周面には、図3に示す
ように滑り止め手段26が設けられており、好ましくは
フランジ外周面にギザが設けられている。これによりピ
ン24を案内手段にカラーを軸周りに回転させ易くして
いる。
【0025】ピン24は、実施例において金型成形によ
りカラー4の挿入部22の外周面に突出するように設け
られているが、挿入部の一部に穴を設けてピンを立てて
も良い。また、ピンの形状は実施例においては、丸形で
あるがこれに限定はなく、例えば四角形状であっても良
い。
【0026】このような構成により管9の取付方法につ
いて図10(a)、10(b)に基づき説明する。図1
0(a)、10(b)は、図3に示す部分Dの拡大概略
図を示す。カラー4のピン24を継手本体2の略L字の
穴の第1の位置13に差し込みながらカラー4の円筒部
を継手本体2内に挿入し、次いでピン24を略L字の穴
の形状に沿って第1の位置13から第2の位置14に案
内させてパッキン3を弾性変形させながらカラー4を更
に奥に挿入させる(図10(a))。その後、カラー4
を軸周りに第2の位置14から第3の位置15に回転さ
せてピン24を略L字の穴12の底辺部に掛止させる
(図10(b))。次いでボルト5をねじ穴8にねじ込
んでボルト5の先端によりカラー内に挿通されている接
続しようとする管9の外周面を圧接して管を保持する。
このときカラー4と継手本体2とが密接したときにパッ
キン3が押圧された状態となり、良好な水密を得ること
ができる。
【0027】
【発明の効果】このようにカラーの周壁の半径方向外側
に突出するピンを設け、このピンを案内してパッキンが
押圧されていない状態から押圧された状態とになるよう
にカラーを挿入し且つパッキンが押圧された状態でカラ
ーを維持する案内手段を継手本体に設けたことにより、
ピンが案内手段に係合しているため、カラーが継手本体
に対してゆるんだ状態であっても個々の部品がばらばら
とはならず、紛失するおそれがなくなり、また、作業が
容易になる。
【0028】カラーのピンはキリ穴の位置とほぼ対向す
る位置に設けられ、継手本体の案内手段はボルトのねじ
穴の位置とほぼ対向する位置に設けられていることによ
りピンが案内手段に係合することを容易にし、管を挿入
して締め付けるときに位置ずれを起こすことがなくな
り、作業性が向上する。
【0029】案内手段を略L字の穴にすることによりピ
ンがどの位置に案内されているかを容易に実感すること
ができる。即ち、パッキンがカラーによって十分に押圧
されているかが解る。また、継手本体の縁部が周方向に
連続しており、案内手段の穴によって欠落していないた
め、管継手の強度を十分に保持することができる。
【0030】案内手段が第1の位置を継手本体の縁部と
しカラーの周壁の内周面に沿って第1の位置と第2の位
置との区間に溝を形成することにより容易にカラーを継
手本体に装着することができる。
【0031】継手本体の内周面はカラーの挿入口側から
内方に向かって漸次に縮径したテーパ面を有し、且つカ
ラーの外周面は継手本体のテーパ面と相補するテーパ面
を有することによりカラーの継手本体への挿入が容易と
なる。
【0032】キリ穴は、ボルトの締め付けによりカラー
が更に軸線方向内側に挿入され且つパッキンを更に押圧
するような位置に設けられていることによりボルトの締
め付け動作によりパッキンを弾性変形させることがで
き、確実な水密を得ることができる。
【0033】ピンが案内手段の第1または第2の位置に
係合している状態のときにボルトが当接する前記カラー
の外周面に抜け外れ防止用の凹部を設けたことによりカ
ラーのテーパ面をボルトの先端で傷付けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による管継手を示す概略分解断面図。
【図2】 本発明による管継手の接続しようとする管を
装着した状態を示す概略断面図。
【図3】 図1の矢印A方向から見た管継手を示す概略
図。
【図4】 図3の矢印B方向から見た継手本体を示す
図。
【図5】 図3の別の実施例を示す概略図。
【図6】 図3の更に別の実施例を示す概略図。
【図7】 図6の矢印C方向から見た継手本体を示す
図。
【図8】(a)パッキンの拡大断面図。 (b)パッキンが弾性変形した状態を示す拡大断面図。
【図9】 カラーを軸方向から見た図。
【図10】(a)図3の部分Dの案内手段の第1の位置
にピンが位置している状態を示す拡大概略図。 (b)図3の部分Dの案内手段の第3の位置にピンが位
置している状態を示す拡大概略図。
【図11】 従来例を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 管継手 2 継手本体 3 パッキン 4 カラー 5 ボルト 6 テーパ面 7 テーパ面 8 ねじ穴 9 管 10 棚 11 案内手段 12 穴 13 第1の位置 14 第2の位置 15 第3の位置 16 傾斜穴 17 長穴 18 溝 19 長穴 20 突起 21 凹部 22 挿入部 23 フランジ部 24 ピン 25 キリ穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月11日(1999.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また継手本体2は、後述するカラー4に設
けたピンを案内してパッキン3が押圧されていない状態
から押圧された状態とになるようにカラー4を挿入し且
つパッキン3が押圧された状態でカラーを維持するた
めの案内手段11が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】更に前記案内手段11は、図6、図7に示
すように、第1の位置1を継手本体2の縁部としカラ
ー4の周壁の内周面に沿って第1の位置1と第2の位
置1との区間に形成した溝18と、第2の位置14と
第3の位置15との区間に形成した長穴19で形成して
も良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 管継手 2 継手本体 3 パッキン 4 カラー 5 ボルト 6 テーパ面 7 テーパ面 8 ねじ穴 9 管 10 棚 11 案内手段 12 穴 13 第1の位置 14 第2の位置 15 第3の位置 16 傾斜穴 17 長穴 18 溝 19 長穴 20 突起 21 凹部 22 挿入部 23 フランジ部 24 ピン 25 キリ穴26 滑り止め手段
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状の継手本体と、該継手本体内に
    挿入される環状の弾性パッキンと、前記継手本体に軸線
    方向から挿入され弾性パッキンにその一部が当接し弾性
    パッキンを弾性変形させる略円筒状のカラーと、カラー
    の周壁に形成された少なくとも一つのキリ穴と、継手本
    体にその外周面に設けたねじ穴からねじ込まれ且つ前記
    カラーのキリ穴を通って接続されようとする管の外表面
    に当接して管を継手本体に固定させる少なくとも一つの
    ボルトとを有する管継手において、前記カラーの周壁に
    半径方向外側に突出するピンを設け、このピンを案内し
    て前記パッキンが押圧されていない状態から押圧された
    状態とになるように前記カラーを挿入させ且つ前記パッ
    キンが押圧された状態で前記カラーを維持する案内手段
    を前記継手本体に設けたことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 前記カラーのピンは前記キリ穴の位置と
    ほぼ対向する位置に設けられ、前記継手本体の案内手段
    は前記ボルトのねじ穴の位置とほぼ対向する位置に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記案内手段は、前記継手本体に設けた
    略L字の穴を有し、先端部が継手本体の縁部に隣接する
    位置に位置する第1の位置と、第1の位置から前記継手
    本体の軸方向の中央に向かって延びた位置に位置する第
    2の位置と、第2の位置から継手本体の周方向に沿って
    延びた位置に位置する第3の位置とを有することを特徴
    とする請求項1または2記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記案内手段は、前記第1の位置を前記
    継手本体の縁部とし前記カラーの周壁の内周面に沿って
    前記第1の位置と前記第2の位置との区間に形成した溝
    と、前記第2の位置と第3の位置との区間に形成した長
    穴とを有することを特徴とする請求項3記載の管継手。
  5. 【請求項5】 前記継手本体の内周面はカラーの挿入口
    側から内方に向かって漸次に縮径したテーパ面を有し、
    且つ前記カラーの外周面は前記継手本体のテーパ面と相
    補するテーパ面を有し、前記カラーと前記継手本体とが
    密接したときに前記パッキンが押圧された状態となるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の管継手。
  6. 【請求項6】 前記キリ穴は、前記ボルトの締め付けに
    より前記カラーが更に軸線方向内側に挿入され且つ前記
    パッキンを更に押圧するような位置に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の管継手。
  7. 【請求項7】 前記カラーの外周面に、前記ピンが前記
    案内手段の第1または第2の位置に係合している状態の
    ときに前記ボルトが当接する抜け外れ防止用の凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の管
    継手。
  8. 【請求項8】 前記テーパ面を含まない前記カラーの先
    端外周面に滑り止め手段を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至7いずれか記載の管継手。
  9. 【請求項9】 軸線方向に開口した略円筒状の継手本体
    と、継手本体内に挿入される環状の弾性パッキンと、前
    記開口から継手本体内に円筒部が挿入されその先端によ
    り前記弾性パッキンを押圧して弾性変形させる後端にフ
    ランジ部を備えた略円筒状のカラーとを有し、 前記継手本体は、その周壁に周壁外方からボルトをねじ
    込みその先端を周壁内方に貫通可能とするボルト用ねじ
    穴と、このねじ穴とほぼ対向する位置に位置する上端が
    継手本体の縁部に隣接する略L字の穴とを有し、 前記カラーは、その周壁に、前記ボルトを貫通可能なキ
    リ穴と、このキリ穴とほぼ対向する位置で半径方向外側
    に突設された、前記継手本体の略L字の穴に差し込み可
    能なピンとを有し、 前記カラーのピンを前記継手本体の略L字の穴に差し込
    みながらカラーの円筒部を継手本体内に挿入し、次いで
    前記ピンを略L字の穴の形状に沿って案内させて前記パ
    ッキンを弾性変形させながらカラーを更に奥に挿入させ
    た後、カラーを軸線周りに回転させて前記ピンを略L字
    の穴の底辺部に掛止させ、次いで前記ボルトの先端によ
    りカラー内に挿通されている接続しようとする管の外周
    面を圧接して管を保持することを特徴とする管継手。
  10. 【請求項10】 前記継手本体の内周面はカラーの挿入
    口側から内方に向かって漸次に縮径したテーパ面を有
    し、且つ前記カラーの外周面は前記継手本体のテーパ面
    と相補するテーパ面を有し、前記カラーと前記継手本体
    とが密接したときに前記パッキンが押圧された状態とな
    ることを特徴とする請求項9記載の管継手。
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