JPH0540116Y2 - - Google Patents

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JPH0540116Y2
JPH0540116Y2 JP13821587U JP13821587U JPH0540116Y2 JP H0540116 Y2 JPH0540116 Y2 JP H0540116Y2 JP 13821587 U JP13821587 U JP 13821587U JP 13821587 U JP13821587 U JP 13821587U JP H0540116 Y2 JPH0540116 Y2 JP H0540116Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、地中に埋設した通信線、電力線、水
道管等の接続設備を収容するためのコネクターボ
ツクス、その他バルブ等の設備を収容するための
バルブ室等として用いる設備収容ボツクスの施錠
装置の改良に関するものである。
従来の技術 従来の、通信線、電力線、水道管等を接続する
ためのコネクターボツクス、バルブ室等は、第1
6図、第17図に示すように、中空筒状に形成さ
れ、その上面が、地面と面一となるように地中に
埋設する。中空筒体1の上面に開閉蓋2の一方を
枢着し、開閉自在に施蓋してある。3は枢軸、4
は凹部であり、凹部内に開閉蓋2の開閉に際し握
持する把杆5を取付けてある。前記公知のコネク
ターボツクスの開閉蓋2にも、例えばシリンダー
錠のごとき施錠装置が設けられているが、比較的
簡単に開錠されるため、不正の目的で開錠開蓋さ
れる場合が多く、ボツクス内に収容されている機
器類、コネクター類に破損、故障を生ずる欠点が
あつた。又土砂が枢着部即ちヒンジ部に入り込み
開閉蓋2の開閉が円滑におこなわれず、ヒンジを
破損する場合もあつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は特殊レンチを用いて、設備収容ボツク
スの蓋体の回動、施錠、解錠及び前記ボツクスか
らの蓋体の脱外をおこない、而も、施錠操作、解
錠操作、蓋体の脱外操作が極めて簡単であり、
又、特殊レンチを蓋体から脱外する操作も極めて
簡単であり、構造が簡単で大型の設備収容ボツク
ス、小型の設備収容ボツクスとを問わず用いるこ
とができる設備収容ボツクスの施錠装置を提供し
ようとするものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案は、前述の目的を達成するため、筒体1
1の中空内壁に、蓋体Bの大径部22の下面を支
持するための内方突縁14を設け、上記突縁の下
方に複数個の施錠用係止片16を内方に向けて突
設したボツクス本体Aと、上記ボツクス本体の中
空部上方に嵌合され、前記内方突縁上に回動可能
に支持される蓋体Bの大径部22の上面に、特殊
レンチの蓋体回動用枠体が嵌合される凹溝22a
及び前記凹溝の外側壁22bに凹溝と連通する特
殊レンチのフツクを係合するためのフツク係合部
24,24を相対して設けた大径部22の下方
に、前記内方突縁14により形成される小孔15
から下方に突出する小径部23を突出形成し、上
記小径部の下面に前記施錠用係止片16との係合
部と脱外部とを設けてなる係脱板25を固定した
蓋体Bと、蓋体Bの大径部22の上面に設けた前
記凹溝に嵌合する蓋体回動用枠体43と、握持部
37,38の作動により前記フツク係合部24,
24に係脱するフツク部を備えた特殊レンチCと
からなる設備収容ボツクスの施錠装置なる構成を
有するものである。
実施例 本考案の前記構成を図面に示す実施例について
説明すれば次の通りである。
第1図乃至第3図は本考案の1実施例であるボ
ツクス本体Aを示すものであつて、ボツクス本体
Aは筒体11の下縁に外方に突出する水平なフラ
ンジ12が形成され上記フランジ12にはボルト
52の挿通孔13が形成されている。前記筒体A
の中空内部の少くとも上方寄りの内径は、後述の
蓋体Bの大径部22が回動自在に嵌合可能な径W
に形成され、その内壁11aを囲繞して、後述の
蓋体Bの大径部22の下面周縁附近を支持する内
方突縁14を設ける。上記内方突縁14の位置は
前記大径部22を支持した際、大径部22の上面
が筒体11の上面と面一となるように設ける。前
記内方突縁14により形成される小径孔15の孔
径W′は、後述の蓋体Bの小径部23が回動自在
に嵌挿可能な径とする。上記内方突縁14の下面
に複数個の施錠用係止片16を前記内方突縁14
の先端14′よりも内方に突出して設ける。図示
の実施例においては、等間隔に4個の施錠用係止
片16をビス止した実施例を示したが、施錠用係
止片16の数は4個に限るものではなく2個以上
何個でもよい。又必ずしも等間隔に設ける必要も
なく、固定手段も溶接手段でもよいし、又必ずし
も内方突縁14に固定する必要はなく筒体11の
内壁11aに固定してもよい。
第4図乃至第7図は蓋体Bの1実施例を示すも
のであつて、蓋体Bには、後述の特殊レンチCに
取付けた蓋体回動用枠体43が嵌合可能な形状、
大きさ、深さの凹溝22aを設ける。第4図、第
5図に図示した実施例に示した凹溝22aは平面
において外形が正六角状の凹溝を示したが、凹溝
22aの形状は正六角形に限るものではなく、特
殊レンチCの蓋体回動用枠体43が嵌合し、蓋体
Bを回動することができる、形状大きさ、深さに
形成してあればどのような形状、大きさ、深さで
もよい。蓋体Bの外周に縦断面形の段部21を
形成することにより、上方に前記筒体A内に嵌合
され、その内方突縁14上に支持される径の大径
部22、大径部22の下方に形の段部21の垂
直面21aにより形成される小径部23を形成
し、上記小径部23は、前記ボツクス本体Aの筒
体11の内方突縁14により形成される小孔15
を貫通可能の径lに形成する。大径部22にはそ
の凹溝22aの外側壁22bに凹溝22aと連通
する特殊レンチCのフツク部41,42を係合す
るためのフツク係合部24,24が相対して設け
られているが、図示の実施例においては、大径部
22の外周面から前記凹溝22aに連通する対称
一対の透孔を形成することによりフツク係合部2
4,24とした実施例を示した。小径部の下面
に、第8図、第9図に示す係脱板25をボルト2
8により取付けて第7図に示す状態とする。29
はボルト挿通孔である。上記係脱板25は弾性板
により形成され、水平面25aの外周に、前記蓋
体Bの小径部23又はその近くまで凹入する施錠
用係止片16の脱外部26と、小径部23より外
方に突出しその外径は、ボツクス本体Aの内方突
縁14により形成される小径孔15の孔径W′と
等しいか、その径よりやゝ小径に形成した係合部
27とからなり、図示の実施例においては係合部
27と脱外部26とが交互に形成された実施例を
示した。
前記係合部27は水平面25aに対し一定の角
度aに傾斜して形成されている。而して前記係合
部27、脱外部26の相互の関係位置及び数は、
前記施錠用係止片16の位置及び数に応じた位置
数とする。28′はパツキングである。
第12図乃至第14図は、特殊レンチCを示す
ものであつて平行する支持板31,32間の左右
に形に形成された一対の作動杆33,34の屈
曲外隅部を対向させて対称的に軸35′,36′に
より回動自在に枢着する。上記作動杆33,34
の夫々の横杆部35,36に握持部37,38を
形成し、縦方向の板状部39,40の下方に外側
に向うフツク部41,42を形成する。上記フツ
ク部41,42は支持板31,32の下方に突出
する。支持板31,32に、前記蓋体Bの大径部
22の凹溝22aに合致して嵌合する形状、大き
さ及び長さの蓋体回動用枠体43を垂下固定す
る。上記枠体43の垂下下縁とフツク部41,4
2の下縁とは面一とし、共に蓋体Bの凹溝22a
に嵌合できるように構成する。44,44は握持
部37,38を降下した際常に水平を保持するた
めのストツパー、45,46は握持部37,38
を上昇させた際、フツク41,42が一定の度合
で外方に突出するように保持するためのストツパ
ーである。47は支持板31,32を一定間隔で
保持するための保持板、48,49は握持用透孔
である。
前記のごとく構成された、即ち第4図乃至第7
図の実施例に示す蓋体Bを、第1図乃至第3図の
実施例のボツクス本体Aに施蓋して第10図、第
11図に示すごとくする。尚第15図は本考案の
設備収容ボツクスを下部筒体Dにパツキン51を
介してボルト52とナツト53により接続した使
用例を示し、54は通信線、電力線等の取出口で
ある。
作 用 特殊レンチCの蓋体回動用枠体43を第10
図、第11図に示す蓋体Bの凹溝22aに嵌合
し、蓋体Bを回動することにより係脱板25の係
合部27をボツクス本体Aの筒体11に設けた施
錠用係止片16に係合する。又蓋体Bを回動し係
脱板25の脱外部26をボツクス本体Aの筒体1
1に設けた施錠用係止片16と合致するときは、
蓋体Bはボツクス本体Aから脱外可能となる。脱
外に際しては握持部37,38を上方に持ち上
げ、第14図鎖線に示すごとくするときは作動杆
33,34のフツク部41,42は、第11図に
示すフツク係合部24,24に係合されそのまゝ
特殊レンチCを上方に引き上げれば蓋体Bも、特
殊レンチCと共に上方にもち上げられ脱外する。
考案の効果 本考案は以上述べたごとく、特殊レンチを用い
て、設備収容ボツクスの蓋体の回動、施錠、解錠
及び前記ボツクスからの蓋体の脱外をおこない、
而も、施錠操作、解錠操作、蓋体の脱外操作が極
めて簡単であり、又、特殊レンチを蓋体から脱外
する操作も極めて簡単であるにも拘わらず、開蓋
がみだりにおこなわれず、構造が簡単で大型の設
備収容ボツクス、小型の設備収容ボツクスとを問
わず用いることができる設備収容ボツクスの施錠
装置を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面中第1図乃至第14図は本考案の実施例を
示すものであつて、第1図はボツクス本体の正面
図、第2図は同じく平面図、第3図は第2図X−
X′の縦断面図、第4図は蓋体の平面図、第5図
は第4図Y−Y′の縦断面図、第6図は蓋体の正
面図、第7図は蓋体の裏面図、第8図は係脱板の
底面図、第9図は第8図の状態における係脱板の
正面図、第10図はボツクス本体に蓋体を施蓋し
た状態の平面図、第11図は第10図Z−Z′の縦
断面図、第12図は特殊レンチの平面図、第13
図は同じく正面図、第14図は第12図P−P′の
縦断面図、第15図は本考案の使用例を示す一部
の縦断面図、第16図は公知の設備収容ボツクス
の平面図、第17図は第16図の縦断面図であ
る。 A……ボツクス本体、B……蓋体、C……特殊
レンチ、11……筒体、14……内方突縁、15
……小径孔、16……施錠用係止片、22a……
凹溝、22b……凹溝の外側壁、22……大径
部、23……小径部、24……フツク係合部、2
5……係脱板、37,38……握持部、43……
蓋体回動用枠体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体11の中空内壁に、蓋体Bの大径部22の
    下面を支持するための内方突縁14を設け、上記
    突縁の下方に複数個の施錠用係止片16を内方に
    向けて突設したボツクス本体Aと、上記ボツクス
    本体の中空部上方に嵌合され、前記内方突縁上に
    回動可能に支持される蓋体Bの大径部22の上面
    に、特殊レンチの蓋体回動用枠体が嵌合される凹
    溝22a及び前記凹溝の外側壁22bに、凹溝と
    連通する、特殊レンチのフツクを係合するための
    フツク係合部24,24を相対して設けた大径部
    22の下方に、前記内方突縁14により形成され
    る小径孔15から下方に突出する小径部23を突
    出形成し、上記小径部の下面に前記施錠用係止片
    16との係合部と脱外部とを設けてなる係脱板2
    5を固定した蓋体Bと、蓋体Bの大径部22の上
    面に設けた前記凹溝に嵌合する蓋体回動用枠体4
    3と、握持部37,38の作動により前記フツク
    係合部に係脱するフツク部を備えた特殊レンチC
    とからなる設備収容ボツクスの施錠装置。
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