JPH0540017Y2 - - Google Patents

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JPH0540017Y2
JPH0540017Y2 JP4027188U JP4027188U JPH0540017Y2 JP H0540017 Y2 JPH0540017 Y2 JP H0540017Y2 JP 4027188 U JP4027188 U JP 4027188U JP 4027188 U JP4027188 U JP 4027188U JP H0540017 Y2 JPH0540017 Y2 JP H0540017Y2
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sheet material
sheet
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pressing member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プレス加工装置にシート材料を供給
するシートフイーダに係り、特にパレツト上に積
層されたシート材料の位置決めを行なうようにし
たものに関する。
(従来の技術) 一般に、プレス加工装置にシート材料を供給す
るシートフイーダ装置は、所定の大きさに切断さ
れたシート材料をパレツト上に複数枚積重ね、こ
のパレツトをテーブルリフタ上に搭載した後、バ
キユームカツプにてシート材料を1枚毎に分離し
ながら吸着し、マグネツトを有するベルトフイー
ダ及びキヤリア等により複動プレス型内に搬入さ
れる。このような従来周知のシートフイーダ装置
には、パレツト上に積重ねたシート材料をバキユ
ームカツプにて吸着する際の位置決め手段として
第5図に示すような材料矯正装置が用いられてい
る。この材料矯正装置にあつては、基台14上に
固定された支持部15,15に回動自在に支持さ
れたねじ軸16には、シリンダ17を取付けた移
動部18が螺合しており、ねじ軸16の一端に取
付けられたハンドル19を回転させることにより
移動部18が往復動し、シリンダ17の位置を変
化させるようになつている。また、シリンダ軸1
7aの先端には、複数枚積重ねられたシート材料
Wの側面を押圧するヘツド20が取付けられてい
る。このような材料矯正装置を、テーブルリフタ
1の近傍に取付け、バキユームカツプがシート材
料Wを1枚づつ吸着する都度、シリンダ軸17a
が往復作動してシート材料Wの位置決めを行なう
ようになつている。更に、プレス加工のワークの
種類を交換する場合には、シート材料の大きさ、
板厚等が種々変化するためシート材料をパレツト
毎交換するようにしている。そして、このような
シート材料Wの仕様変更を行なう際には、シリン
ダ17のヘツド20がシート材料Wから後退した
状態の下で、新たなシート材料を積載したパレツ
ト2をテーブルリフタ1上に移動させた後、テー
ブルリフタ1によりパレツト2を上昇させシート
材料Wの上面Wuがバキユームカツプの吸着位置
に移動させ、再びヘツド20を作動させるように
している。
(考案が解決しようとする課題) ところがこのような従来のシートフイーダにお
ける材料矯正装置にあつては、前述したシート材
料の仕様変更を行なう際は、シート材料の大きさ
の違いによつて材料矯正装置のハンドルを回転さ
せヘツドの位置を調節する必要があり、このよう
な作業は非常に煩わしいものであつた。また、シ
ート材料の大きさが極端に相違すると、1つの材
料矯正装置を共用しない場合が生じ、2種類の材
料矯正装置を取付ける必要があつた。更に、シー
ト材料が変更された後、再び材料矯正装置が作動
しヘツドが往復動してシート材料を位置決めする
が、この時にテーブルリフタの上昇が完了する前
にシリンダが前進すると、シート材料とヘツド等
が干渉して装置が破損し、プレス加工の生産を阻
害するという事態が発生する虞れがあるため、シ
ートフイーダ装置と材料矯正装置との間にはイン
ターロツクが必要であつた。しかし、このような
インバーロツクの制御装置は、大がかりになるば
かりでなく、非常に高価な設備費を要した。
本考案は、上記従来技術の問題点、欠点に鑑み
てなされたものであり、シート材料の位置決めを
適正に行ないつつ、テーブルリフタとのインター
ロツクを簡素化すると共に、誤作動による生産性
の低下を防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、パレツト上に積層した複数枚のシー
ト材料の上面を所定の位置に保持するテーブルリ
フタと、前記シート材料に近接離間する位置に上
下動すると共に該シート材料を吸着把持すること
により前記シート材料を1枚毎に分離する複数の
バキユームカツプと、当該バキユームカツプにて
吸着把持した前記シート材料を搬送するベルトフ
イーダと、前記テーブルリフタに近接した位置に
揺動可能に設けられ前記ベルトフイーダにて搬送
されたシート材料を搭載するステーシヨンと、当
該ステーシヨン上に搬送された前記シート材料を
プレス加工装置内の所定の位置に供給するキヤリ
アとを有して成るシートフイーダにおいて、前記
パレツト上に積層した複数枚のシート材料の搬送
方向の一端を位置決めする突当ストツパを前記パ
レツトに近接した位置に設け、当該突当ストツパ
の対向する位置に、駆動手段により前記シート材
料の他端を押圧するヘツドと当該ヘツドから下方
に突出するフローピンとを有し前記シート材料に
接触している間は前記テーブルリフタの作動を停
止する材料押圧部材を設けて成るシートフイーダ
により上記目的を達成するものである。
(作用) このように構成した本考案にあつては、テーブ
ルリフタが停止した状態で、シート材料はバキユ
ームカツプにより1枚毎吸着把持された後、ベル
トフイーダ及びキヤリアによりプレス加工装置内
に供給される。この時、シート材料は、その搬送
方向の一端を突当ストツパにより位置決めされる
と共に、他端は材料押圧部材により押圧され、適
正な位置で搬出されることになる。そして、シー
ト材料が搬出されその上面が所定の高さに到達す
ると材料押圧部材は一旦後退し、テーブルリフタ
が上昇してシート材料の上面を上昇させた後、再
び材料押圧部材は前進して、シート材料を突当ス
トツパとにより挟持して位置決めし搬送作業を再
開する。また、シート材料を交換する場合におい
ては、それまでシート材料を押圧していた材料押
圧部材は一旦後退し、パレツトが交換された後、
再び材料押圧部材は前進し、新たなシート材料を
位置決めする。この時、テーブルリフタ或るいは
材料押圧部材が誤作動し、テーブルリフタが上昇
を完了する前に材料押圧部材が前進したり、材料
押圧部材が後退を完了する前にテーブルリフタが
上昇したりする事態が生じても、材料押圧部材の
フローピンにシート材料が接触することとなり、
これによりテーブルリフタは停止し、機器の破損
を防止することができる。
(実施例) 以下、図示する本考案の実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る材料矯正装置
を適用したシートフイーダ装置を示す側面図、第
2図は本考案の実施例に係る材料矯正装置を示す
平面図、第3図は同じく側面図、第4図A,Bは
本実施例の材料矯正装置のヘツドを示す拡大断面
図及びB矢視図である。
第1図にあつては、プレス加工装置12の上流
側には、レール25がプレス加工装置12の材料
搬送方向Xと略直角方向に敷設されており、この
レール25上にはパレツト2が往復動自在に設け
られている。当該パレツト2は所定の大きさに切
断されたシート材料Wを積載するものであり、2
台1対となつて、シート材料Wを搬出する位置
と、この位置から離間して新たなシート材料Wを
積載する位置とに交互に往復動するようになつて
いる。また、このレール25の前記シート材料W
を搬出する位置には、パレツト2を上昇させるテ
ーブルリフタ1が設けられ、パレツト2上に積載
されたシート材料Wの上面Wuが後述するバキユ
ームカツプ5の吸着位置まで上昇させるようにな
つている。このテーブルリフタ1に近接した位置
に、シート材料Wの一端を位置決めする突当スト
ツパ3が固定されており、この突当ストツパ3の
対向する位置には材料押圧部材7が取付けられて
いる。
材料押圧部材7は、第2図及び第3図に示すよ
うに、基台14上に、絶縁体8を介して所定のス
トロークを有する油圧シリンダ13が固定され、
そのシリンダ軸13aの先端には連結板21が取
付けられている。油圧シリンダ13の両側には、
スリーブ23,23がそれぞれ固着されており、
前記連結板21に接続されたガイド軸22,22
が摺動自在に挿入されている。また、連結板21
の略中央部には、第4図に示すヘツド7aが取付
けられ、油圧シリンダ13が往復動するに伴ない
このヘツド7aは2つのガイド軸22,22に支
持された状態で適正な位置を往復動することにな
る。前記ヘツド7aは、第4図に示すように、2
本のフローピン7b、7bが下方に突出するよう
に設けられており、ばね24,24によつて図中
下方にばね付勢されている。
この材料押圧部材7に対向し、前記突当ストツ
パ3に近接する位置には、マグネツトフロータ
(登録商標)4が固定されており、パエツト2上
のシート材料Wの上面Wuに近傍に当接して、隣
接するシート材料に磁気を付加し、バキユームカ
ツプ5によつて吸着する前に予めシート材料Wの
端部を互いに反発させることにより分離するよう
になつている。
前記テーブルリフタ1の上方には、パレツト2
上のシート材料Wを1枚毎吸着するバキユームカ
ツプ5が複数個並設されており、シート材料Wを
吸着する位置と、吸着したシート材料Wを上昇さ
せ後述するベルトフイーダ6に搬送する位置とに
上下動するようになつている。このベルトフイー
ダ6は、前記バキユームカツプ5の上昇限の位置
に取付けられ、その下面にマグネツト6aを有し
ており、プレス加工装置12の方向に回転して、
バキユームカツプ5によつて吸着されたシート材
料Wをマグネツト6aの接着力で保持しつつ次行
程に搬送するものである。このベルトフイーダ6
によつて搬送されたシート材料Wは、前記テーブ
ルリフタ1とプレス加工装置12との間に設けら
れたステーシヨン10上に搭載される。このステ
ーシヨン10は、シリンダ26によつて揺動可能
に取付けられており、前記ベルトフイーダ6がシ
ート材料Wを搬送する場合には所定の傾斜角度だ
け傾斜する一方、このステーシヨン10に近接し
て固定されたフロントストツパ11により前記シ
ート材料Wが位置決めされると前記シリンダ26
が作動してステーシヨン10を水平に保持するよ
うになつている。このステーシヨン10の上方に
は、ガイドレール9aによつて往復動自在に支持
されたキヤリア9が設けられ、前記ステーシヨン
10上に搭載されたシート材料Wを吸着するバキ
ユームカツプ9bが複数個取付けられている。そ
して、図示しない駆動源によつて前記キヤリア9
は、ステーシヨン10上のシート材料Wを吸着す
る位置と、このシート材料Wを吸着した状態でプ
レス加工装置12内へ搬送する位置とに進退動す
るようになつている。
また、前記絶縁体8を介在させることにより基
台14と電気的に絶縁された前記材料押圧部材7
と、シート材料Wを積載した前記パレツト2との
間には低電圧が印加された接点(不図示)が接続
されており、材料押圧部材7のヘツド7a或いは
フローピン7bと、パレツト2或るいはシート材
料Wとが接触すると、前記接点が連結され、これ
によりテーブルリフタ1を駆動する駆動源(不図
示)を停止させるようになつている。
次に、このように構成した本実施例の作用を説
明する。
シート材料Wは、テーブルリフタ1が停止した
状態で、バキユームカツプ5により1枚毎吸着把
持された後、ベルトフイーダ6及びキヤリア9に
よりプレス加工装置12内に供給される。この
時、シート材料Wは、その搬送方向Xの一端を突
当ストツパ3により位置決めされると共に、他端
は材料押圧部材7により押圧され、適正な位置で
搬出されることになる。そして、シート材料Wが
搬出されその上面Wuが所定の高さに到達する
と、材料押圧部材7は一旦後退し、テーブルリフ
タ1が上昇してシート材料Wの上面Wuを上昇さ
せた後、再び材料押圧部材7は前進して、シート
材料Wを突当ストツパ3とにより挟持して位置決
めし、搬送作業を再開する。
また、プレス加工を行なうワークが変更され、
シート材料Wを交換する場合においては、それま
でシート材料Wを押圧していた材料押圧部材7は
一旦後退し、パレツト2が交換された後、再び材
料押圧部材7は前進し、新たなシート材料Wを位
置決めする。例えば、第1図に示すシート材料W
1とW2の場合はその大きさが相違しているが、
本実施例にあつては、長ストロークを有する油圧
シリンダ13を使用しているため、押圧位置の調
整や別の材料押圧部材を設けることなく位置決め
を行なうことができる。
更にこの時、テーブルリフタ1或るいは材料押
圧部材7が誤作動し、テーブルリフタ1が上昇を
完了する前に材料押圧部材7が前進したり、材料
押圧部材7が後退を完了する前にテーブルリフタ
1が上昇したりする事態が生じても、材料押圧部
材7のフローピン7bにシート材料Wが接触する
こととなり、これにより前述した接点が連結して
テーブルリフタ1は停止し、機器の破損を防止す
ることができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案のシートフイーダにあつ
ては、シート材料の位置決めを適正に行ないつ
つ、テーブルリフタとのインターロツクを簡素化
することができ安価な装置を提供し得る。また、
誤作動による機器の破損及び生産ラインの停止を
防止することができ、生産性が向上するという実
用上多大な効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る材料矯正装置を
適用したシートフイーダ装置を示す側面図、第2
図は本考案の材料矯正装置を示す平面図、第3図
は同じく側面図、第4図は材料矯正装置のヘツド
を示す拡大断面図及びB矢視図、第5図は従来の
材料矯正装置を示す側面図である。 1……テーブルリフタ、2……パレツト、3…
…突当ストツパ、5……バキユームカツプ、6…
…ベルトフイーダ、7……材料押圧部材、7a…
…ヘツド、7b……フローピン、9……キヤリ
ア、10……ステーシヨン、12……プレス加工
装置、W、W1,W2……シート材料、13……
油圧シリンダ(駆動手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パレツト上に積層した複数枚のシート材料の上
    面を所定の位置に保持するテーブルリフタと、前
    記シート材料に近接離間する位置に上下動すると
    共に該シート材料を吸着把持することにより前記
    シート材料を1枚毎に分離する複数のバキユーム
    カツプと、当該バキユームカツプにて吸着把持し
    た前記シート材料を搬送するベルトフイーダと、
    前記テーブルリフタに近接した位置に揺動可能に
    設けられ前記ベルトフイーダにて搬送されたシー
    ト材料を搭載するステーシヨンと、当該ステーシ
    ヨン上に搬送された前記シート材料をプレス加工
    装置内の所定の位置に供給するキヤリアとを有し
    て成るシートフイーダにおいて、 前記パレツト上に積層した複数枚のシート材料
    の搬送方向の一端を位置決めする突当ストツパを
    前記パレツトに近接した位置に設け、当該突当ス
    トツパの対向する位置に、駆動手段により前記シ
    ート材料の他端を押圧するヘツドと当該ヘツドか
    ら下方に突出するフローピンとを有し前記シート
    材料に接触している間は前記テーブルリフタの作
    動を停止させる材料押圧部材を設けて成るシート
    フイーダ。
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