JPH0539981A - 回転乾燥機 - Google Patents

回転乾燥機

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JPH0539981A
JPH0539981A JP28427791A JP28427791A JPH0539981A JP H0539981 A JPH0539981 A JP H0539981A JP 28427791 A JP28427791 A JP 28427791A JP 28427791 A JP28427791 A JP 28427791A JP H0539981 A JPH0539981 A JP H0539981A
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JP
Japan
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dried
drum
drying
articles
rotary shaft
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JP28427791A
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English (en)
Inventor
Koichi Karakawa
公一 唐川
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Kyokuto International Corp
Original Assignee
Kyokuto International Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全粒綿実を含むストランド状押出し物を適切
な長さに千切りながら乾燥する回転乾燥機を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 回転乾燥機の円筒を複数個の仕切板で複数個
の乾燥室に区切り、また送り方向がブロックとなるよう
に仕切板が区分けされており、各乾燥室の円筒内壁リフ
タを設けると共に、前記各仕切板の表裏面には互いに交
差するようにして受板を斜めに取付け、隣接する各ブロ
ックは回転方向に偏位して配されており、この乾燥機に
より乾燥効率を高めると共にストランド状被乾燥物を適
宜長さに千切ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転乾燥機に関し、よ
り詳しくはその一方から比較的に柔らかい被乾燥物を投
入すると共に熱風を送り込む回転乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より回転乾燥機は、各種知られてい
る。本発明者も従来よりこのような回転乾燥機の研究開
発に携わっており、いくつかの特許出願をしている(例
えば実公昭57−28066号公報)。
【0003】ところが比較的柔らかくて脆弱な押出し成
形物例えば畜肉や魚肉のすり身、餡類、ペットフード類
などをストランド状又は紐状にエクストルーダで押出し
てこれらを乾燥しようとすると、その被乾燥物の脆弱性
のために乾燥がなされた時は既に細かく砕けてしまっ
て、本来の目的である造粒が達成されないという問題が
あった。特に全粒綿実、とうもろこし等の粒状体を混合
する場合にはより脆くなり易く、適当な長さにストラン
ドが切断されず(又は千切れず)細かくなり過ぎという
問題があった。なお、ストランド状に押出すエクストル
ーダは広く知られているところである(例えば特公昭6
2−61333号公報、特公昭61−11663号公報
など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、スト
ランド状被乾燥物を適宜長さに切断し(又は千切り)な
がら乾燥し得る回転乾燥機を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、円筒内を複数個の仕切板によって複数個の乾燥室
に分割することによって目的を達成することができる。
仕切板の数すなわち乾燥室の数は4乃至6個が好適で、
特に5個がより好ましい。3個以下では乾燥室の断面形
状が長めになって被乾燥物が落下する際に大きな衝撃を
受けるので好ましくない。また7個以上にすると乾燥室
の断面形状が細長くなるので、被乾燥物がラジアル方向
即ち放射方向に落下する時に大きな衝撃を受け易いばか
りでなく、被乾燥物が一方に偏って集まり、熱風が効率
的に通過し難くなるという問題が生ずる。
【0006】上記各乾燥室には、被乾燥物が攪拌されつ
つ乾燥されるように且つ落下時の衝撃を小さくするため
に、リフタを配するのが良い。最も効率的な位置は各乾
燥室の円筒内壁で、更に衝撃を小さくするためには各仕
切板に受板を取付けるのがより効果的である。
【0007】
【実施例】以下図面に例示したいくつかの実施例につき
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定
されるものではないことは言うまでもない。
【0008】図1は、本発明の第1の実施例を示し、回
転乾燥機の円筒10の側断面図である。該円筒10の回
転中心には回転軸20が配され、この回転軸20と前記
円筒10との間に第1の仕切板11、第2の仕切板1
2、第3の仕切板13、第4の仕切板14及び第5の仕
切板15が、ほぼ等間隔でラジアル状即ち放射状に取付
けられて、断面積がほぼ等しい第1乃至第5の乾燥室2
1、22、23、24、25が形成される。このように
円筒10の断面を5個の乾燥室に区切ると各乾燥の断面
形状がほぼ正三角形となり、被乾燥物が回転しながら攪
拌されるので、熱風による乾燥が効率的となる。
【0009】前記第1乃至第5の乾燥室21、22、2
3、24、25円筒内壁にはそれぞれ第1乃至第5のリ
フタ31、32、33、34、35が取付けられてい
る。図1において円筒10は反時計方向に回転するの
で、これらのリフタ31、32、33、34、35の先
端は被乾燥物を持ち上げるようにやや折曲げられてい
る。被乾燥物はリフタによって持上げられると共に上部
位置へくると、リフタから回転軸20方向へ落下する。
このときにストランド状の被乾燥物はその衝撃で切断さ
れて適宜長さ例えば約30ミリメートル(mm)とな
る。被乾燥物の軸方向移送は、円筒10を斜めに設置す
ることにより行なうことができる。
【0010】なお、前記仕切板11、12、13、1
4、15の取付けは、図1に示すように溶接手段により
固着されたU字状の取付金具で仕切板を挟んでボルト止
め(図示せず)する。仕切板側の取付穴はやや長くして
おき、円筒10などが熱膨張により応力が発生したとき
に、これを解消できるようにしておくのが良い。但し、
少なくとも1箇所例えば第1の仕切板11の回転軸20
側は、溶接手段で完全に固定するのが良い。前記リフタ
31、32、33、34、35は他の箇所と連結されて
いないので、溶接手段による固着で充分である。
【0011】図2及び図3は、本発明回転乾燥機の第2
の実施例を示すもので、図2はその要部断面図で、図3
は円筒部分の側断面図である。
【0012】円筒40の回転中心には回転軸50が配さ
れ、該円筒40の投入口46側には投入された被乾燥物
が外方へこぼれないように円周状にストッパ48が形成
されている。該投入口46には投入管52を経て被乾燥
物が投入されると共に、該投入口46を経てヒータ54
から熱風が円筒40内に送り込まれる。投入されたスト
ランド状の被乾燥物は乾燥されつつ円筒40の他端側へ
順次移送され、乾燥後外筒60の内部を移動しつつ排出
口62に至り、全工程が終了する。なお外筒60は熱効
率を向上させるために用いているもので、場合によって
は省略することもできる。
【0013】この実施例においては、被乾燥物が充分に
攪拌されるように、各乾燥室の円筒内壁にそれぞれ2個
のリフタを配している。即ち第1の乾燥室にはリフタ4
1a、41b、第2の乾燥室にはリフタ42a、42
b、第3の乾燥室にはリフタ43a、43b、第4の乾
燥室にはリフタ44a、44b、第5の乾燥室にはリフ
タ45a、45bが取付られている。更に前記リフタか
ら被乾燥物が直接に回転軸50方向に落下しないように
即ち衝撃を和らげるために、第1乃至第5の仕切板4
1;42;43;44;45にはそれぞれ受板41c、
41d;42c、42d;43c、43d;44c、4
4d;45c,45dが取付られている。
【0014】取付位置は、各仕切板のラジアル方向ほぼ
中間が好適である。各仕切板の反時計方向側に取付けら
れた受板41c,42c、43c、44c、45cは、
被乾燥物の移送方向即ち流れ方向に前記回転軸50に漸
次近づくように斜めに取付られている。これは前記各リ
フタ又はその近傍から落下してくる被乾燥物を受け止め
つつ流れ方向又は移送方向に被乾燥物を送り込むためで
ある。
【0015】同様に各仕切板の時計方向側に取付けられ
た受板41d、42d、43d、44d、45dも被乾
燥物を流れ方向(即ち送り方向)に送り込むように斜め
に取付けられている。この場合受板41d、42d、4
3d、44d、45dは、回転軸50側から円筒40方
向に落下するときに被乾燥物を受止めるようにするため
端部の折曲げ方向は前記受板41c、42c、43c、
44c、45cとは逆であり、また移送方向についてみ
ると回転軸50から漸次離れるようにして斜めに取付ら
れている。即ち上記受板41c、42c、43c、44
c、45cと受板41d、42d、43d、44d、4
5dとはそれぞれ互いに交差するようにして取付られて
いる。
【0016】 被乾燥物が特定箇所に集まることなく充
分に攪拌され、熱風が効率的に作用するように前記仕切
板及びリフタを回転軸50の軸方向に適宜長さ例えば5
0センチメートル(cm)毎に区切ってブロック化し、
隣接するブロックが半ピッチ(即ち回転方向に隣台う2
つの仕切板のなす角度の半分)偏位するようにして、各
仕切板、リフタ、及び受板を取付けると、被乾燥物が充
分に攪拌されて乾きが良くなる。
【0017】図2においてブロックB1とブロックB3
は同相即ち同じ角度位置にあり、またブロックB2とブ
ロックB4が同相となる。従って回転軸の軸方向に隣接
するブロック例えばB1とB2とは、各仕切板が半ピッ
チ(第2の実施例においては角度で36度)ずつ偏位し
ており、当然に各リフタ及び各受板も半ピッチずつずれ
ていることになる。
【0018】図3において断面で示されるものが例えば
ブロックB1で、実線でそのまま見えているのが隣接す
るブロックB2である。
【0019】なお図2においては第1番目のブロックB
1にも仕切板を設けたが、仕切板を取付ず、図4の如く
ヘリカル状のリフタのみにすると、投入管52からのス
トランド状被乾燥物の受取が容易になると共に、被乾燥
物が外方へこぼれにくくなるという利点がある。勿論図
4のようなヘリカル状リフタは図1に示す第1の実施例
にも応用可能である。
【0020】また各実施例におけるリフタも前記受板と
同様に斜めに取付けると、被乾燥物が送り方向に移動し
やすくなり好都合である。この場台はリフタで被乾燥物
が運ばれるので、円筒は水平設置されていても良い。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述の如く円筒内を複数個の仕
切板によって複数個の乾燥室に分割したので被乾燥物が
落下する際に大きな衝撃を受けないという利点がある。
また各乾燥室にはリフタを配したので、被乾燥物が攪拌
されつつ乾燥されると共にストランド状の被乾燥物が適
宜長さに切断される。更には各仕切板に受板を取付ける
ことができるので、より効果的に乾燥を行なうことが可
能なばかりでなく被乾燥物を適当な長さに切ることが可
能であるというメリットがある。被乾燥物の表面乾燥が
素早く行われるので、ペレット状被乾燥物が表面的に固
化することにより微粉砕され難くなるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回転乾燥機の第1の実施例の円筒部分の
側断面図である。
【図2】本発明第2の実施例の要部断面図である。
【図3】第2の実施例の円筒部分の側断面図である。
【図4】本発明第3の実施例の要部断面図である。
【符号の説明】 10 円筒 11、12、13、14、15 仕切板 20 回転軸 21、22、23、24、25 乾燥室 31、32、33、34、35 リフタ 40 円筒 41、42、43、44、45 仕切板 41a、41b、42a、42b、43a、43b、4
4a、44b、45a、45b リフタ 41c、41d、42c、42d、43c、43d、4
4c、44d、45c、45d 受板 46 投入口 48 ストッパ 50 回転軸 52 投入管 54 ヒータ 60 外筒 62 排出口 B1、B2、B3、B4 ブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する円筒内で被乾燥物を移動させな
    がら熱風にて乾燥するものにおいて、 (イ)上記円筒内に配された回転軸と、 (口)該回転軸と円筒とでなす複数個の乾燥室に区切る
    ように、ラジアル状に配された複数個の仕切板と、を有
    することを特徴とする回転乾燥機。
  2. 【請求項2】前記仕切板が前記回転軸の軸方向に分割さ
    れ、軸方向に隣接する仕切板が回転方向に偏位している
    ことを特徴とする前記請求項1の回転乾燥機。
  3. 【請求項3】前記仕切板の数が5個であることを特徴と
    する前記請求項1又は2の回転乾燥機。
  4. 【請求項4】前記仕切板の数が5個であり、且つ軸方向
    に隣接する仕切板が回転方向に約36度偏位しているこ
    とを特徴とする前記請求項1又は2の回転乾燥機。
  5. 【請求項5】前記仕切板に受板が取付られていることを
    特徴とする前記請求項1乃至4のいずれかの回転乾燥
    機。
  6. 【請求項6】前記受板が、前記回転軸の軸方向に対して
    偏位して取付られていることを特徴とする前記請求項5
    の回転乾燥機。
JP28427791A 1991-08-06 1991-08-06 回転乾燥機 Pending JPH0539981A (ja)

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JP28427791A JPH0539981A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 回転乾燥機

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010002092A1 (ko) * 2008-07-04 2010-01-07 Kim Young 방사형 로타리 건조장치
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JP2023099920A (ja) * 2022-01-04 2023-07-14 株式会社タクボ精機製作所 ロータリ乾燥炉

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