JP3739231B2 - 乾燥機 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばRDF(ごみ固形燃料)の製造過程でごみを乾燥させるのに用いる乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、RDF(ごみ固形燃料)の製造過程では、都市ごみの場合、その含有水分量は50%と高いため、乾燥機を用いて含有水分量が10%程度に低下するまで乾燥している。
上記従来の乾燥機の構成を図14,図15に基づいて説明する。
【0003】
乾燥機80は、ごみ81等の廃棄物を攪拌しながら乾燥させるものであり、回転自在な円筒状の本体ドラム82と、この本体ドラム82を回転させる回転駆動機構(図示せず)と、ごみ81を本体ドラム82の上流側から供給する廃棄物供給装置83と、乾燥されたごみ81を本体ドラム82の下流側から排出する廃棄物排出装置84と、乾燥用の熱風(400〜500℃)を本体ドラム82の上流側から供給する熱風供給部85と、上記熱風を本体ドラム82の下流側から排気する熱風排気部86と、本体ドラム82の内部のごみ81を攪拌してほぐす攪拌装置87とで構成されている。
【0004】
上記攪拌装置87は、回転自在な攪拌軸88と、この攪拌軸88に設けられた複数の攪拌翼89と、上記攪拌軸88を回転させる回転駆動装置90とで構成されている。上記攪拌軸88の軸心91は本体ドラム82の回転軸心92と同方向に設定されている。また、上記攪拌翼89は、攪拌軸88の軸心91の方向に沿って複数箇所に設けられているとともに、攪拌軸88の外周面から放射状に取付けられている。
【0005】
尚、上記廃棄物供給装置83の上流側には、ごみ81を細かく(平均2〜4cm程度)に破砕する二軸破砕機(図示せず)が設けられている。
これによると、二軸破砕機で細かく破砕されたごみ81が、廃棄物供給装置83によって本体ドラム82の内部に供給され、熱風により乾燥される。この際、本体ドラム82が回転するとともに、攪拌軸88を介して攪拌翼89が回転するため、本体ドラム82内のごみ81が攪拌される。このようにして攪拌されながら乾燥されたごみ81は廃棄物排出装置84によって本体ドラム82内から排出され、後行程で処理される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、廃棄物供給装置83によって本体ドラム82内へ供給されるごみ81の中には、細かく破砕されず、長尺のままのごみ81(布類等)がわずかに混入している場合があり、このような長尺のごみ81を皆無にすることは困難であった。したがって、長尺のごみ81が攪拌軸88や攪拌翼89に巻付いてしまうといった問題があり、特に、乾燥機80の運転が長時間に及んだ場合、長尺のごみ81が大量に巻付いて、乾燥機80の性能上の問題(慣性モーメントの変化によるダイナミックバランスの狂い等)が生じたり、巻付いた長尺のごみ81が布類である場合、熱風によって発火する恐れもある。
【0007】
尚、上記のような長尺のごみ81の攪拌軸88への巻付きは、経験的に、ごみ81の長さが攪拌軸88の周長の約1.5〜2倍以上ある場合に発生し易い。
本発明は、混入した長尺の廃棄物が攪拌軸や攪拌翼に巻付くのを防止することができる乾燥機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本第1発明における乾燥機は、
廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に設けられた攪拌翼と、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記攪拌軸に、攪拌軸の周りに周方向の気流を発生させる複数のフィンが放射状に設けられているものである。
【0009】
これによると、回転駆動装置で攪拌軸と共に攪拌翼が回転されることによって、本体ドラム内の廃棄物が攪拌される。この際、攪拌軸と共にフィンも回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
【0010】
また、本第2発明における乾燥機は、攪拌軸に、攪拌翼の前後において軸心方向の気流を遮断する遮断板が設けられているものである。
これによると、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が遮断板によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
【0011】
また、本第3発明における乾燥機は、廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に形成されかつ攪拌軸の軸径よりも太い攪拌軸部と、この攪拌軸部の外周面に設けられた攪拌翼と、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記攪拌軸部は本体ドラム内の上流側から下流側にわたる範囲に設けられているものである。
【0012】
これによると、回転駆動装置で攪拌軸と共に攪拌軸部と攪拌翼とが回転されることによって、本体ドラム内の廃棄物が攪拌される。この際、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも大きく設定されており、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。したがって、このような攪拌軸部を攪拌軸に形成しておくことによって、結果的には、長尺の廃棄物の攪拌軸への巻付きを防止することができる。
【0013】
また、本第4発明における乾燥機は、廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に形成されかつ攪拌軸の軸径よりも太い攪拌軸部と、この攪拌軸部の外周面に取付けられた攪拌翼と、攪拌軸の周りに周方向の気流を発生させる複数のフィンと、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記フィンは、攪拌軸部の形成箇所を除いて、攪拌軸に放射状に設けられているものである。
【0014】
これによると、回転駆動装置で攪拌軸と共に攪拌軸部と攪拌翼とが回転されることによって、本体ドラム内の廃棄物が攪拌される。この際、攪拌軸と共にフィンも回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
【0015】
また、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも大きく設定されており、この際、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。さらに、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が攪拌軸部によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、1は、例えばRDF(ごみ固形燃料)の製造過程でごみ2を攪拌しながら乾燥させるのに用いる乾燥機である。
上記乾燥機1には、回転自在な円筒状の本体ドラム4と、この本体ドラム4へごみ2を供給する廃棄物供給部5と、乾燥されたごみ2を本体ドラム4から排出する廃棄物排出部6と、乾燥用の熱風7を本体ドラム4へ供給する熱風供給部8と、上記熱風7を本体ドラム4内から排気する熱風排気部9と、本体ドラム4内のごみ2を攪拌する攪拌装置10とが具備されている。
【0017】
上記本体ドラム4は複数の支持ローラ11によって支持され、回転駆動機構(図示せず)によって回転駆動される。また、本体ドラム4の上流端には投入口31が形成され、下流端には排出口32が形成されている。上記廃棄物供給部5には、投入口31から本体ドラム4の内部へごみ2を供給する供給装置12が設けられており、この供給装置12は供給側スクリューフィーダ13と投入ホッパー14とで構成されている。尚、投入ホッパー14の上流側には、ごみ2を細かく破砕する二軸破砕機(図示せず)が設けられている。
【0018】
また、上記廃棄物排出部6には、本体ドラム4内のごみ2を排出口32の下流側へ排出する排出装置16が設けられており、この排出装置16は排出側スクリューフィーダ17で構成されている。また、上記熱風排気部9の下流側には、サイクロン18とバグフィルター19とファン20とが設けられている。
また、図1〜図4に示すように、上記攪拌装置10は、回転自在な攪拌軸23と、この攪拌軸23に設けられた攪拌翼24と、上記攪拌軸23を回転させる回転駆動装置25(モータ等)とを有している。上記攪拌軸23は本体ドラム4の内部に挿通され、攪拌軸23の両端部はそれぞれ軸受け装置26を介して、本体ドラム4の上流端外方部と下流端外方部とに支持されている。尚、攪拌軸23の軸心27は、本体ドラム4の回転軸心28と同方向に設定され、かつ図2に示すように上記回転軸心28に対して径方向に偏芯している。
【0019】
また、図3,図4に示すように、上記攪拌翼24は、上記軸心27の方向において複数箇所に180°対称位置に設けられており、さらに、上記軸心27の方向において対向する前方の攪拌翼24と後方の攪拌翼24とは周方向へ90°位相をずらして設けられている。
上記攪拌軸23の外周面には、攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bを発生させる複数(4枚)の平板状のフィン29が放射状に設けられている。これらフィン29の外端から上記攪拌軸23の軸心27までの距離Laは上記攪拌翼24の外端から軸心27までの距離Lbよりも小さく形成されている。また、上記フィン29は本体ドラム4内の上流端部から下流端部にわたり設けられている。
【0020】
これによると、二軸破砕機で細かく破砕されて投入ホッパー14へ投入されたごみ2は、供給側スクリューフィーダ13によって投入口31から本体ドラム4の内部へ供給され、熱風7により乾燥される。この際、本体ドラム4が回転軸心28を中心に回転するとともに、攪拌軸23を介して各攪拌翼24が軸心27を中心に回転するため、本体ドラム4内のごみ2が攪拌される。このようにして攪拌されたごみ2は、排出側スクリューフィーダ17によって排出口32の下流側へ排出され、後行程で処理される。
【0021】
上記攪拌の際、攪拌軸23と共にフィン29も軸心27を中心に回転するため、図4に示すように、フィン29の回転によって攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bが発生すると考えられ、この気流A,Bによって攪拌軸23の周囲のごみ2が径方向の外側に向けて吹き飛ばされる。これにより、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができる。
【0022】
上記第1の実施の形態では、フィン29を4枚設けているが、4枚に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、攪拌翼24は攪拌軸23の周方向において180°対称位置に2枚ずつ設けられているが、3枚以上あるいは1枚設けたものであってもよい。また、攪拌軸23の軸心27の方向において対向する前方の攪拌翼24と後方の攪拌翼24とは周方向へ90°位相をずらして設けられているが、90°以外の角度で位相をずらしてもよく、さらには、位相をずらさずに全て同じ位相としてもよい。
【0023】
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、攪拌軸23の軸心27を本体ドラム4の回転軸心28に対して径方向に偏芯させているが、偏芯させずに、上記軸心27を回転軸心28と同じ位置に設定してもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態を図5〜図7に基づいて説明する。
第2の実施の形態は、上記の第1の実施の形態のものに複数の遮断板41を設けたものである。すなわち、上記各遮断板41は、攪拌軸23に外嵌されて一体に取付けられ、各攪拌翼24の前後および攪拌軸23の軸端部に位置している。また、図6に示すように、上記各遮断板41は円板状に形成され、遮断板41の半径Rは上記距離Laよりも大きくかつ上記距離Lbよりも小さく設定されている。
【0024】
これによると、図6に示すように、攪拌軸23の軸心27の方向に気流Cが発生する場合が考えられ、この場合、上記気流Cは、上記各攪拌翼24の前後において、各遮断板41により進路を遮断され、上記軸心27の方向から遮断板41に沿って径方向外向きに進路変更すると考えられる。これにより、長尺のごみ2が上記軸心27の方向の気流Cに押し流されて攪拌翼24に巻付いてしまうのを防止することができる。
【0025】
次に、本発明の第3の実施の形態を図8〜図10に基づいて説明する。
すなわち、第3の実施の形態における攪拌装置46は、回転自在な攪拌軸23と、この攪拌軸23に設けられた円筒状の攪拌軸部47と、この攪拌軸部47の外周面に設けられた複数の攪拌翼24と、上記攪拌軸23を回転させる回転駆動装置25とを有している。
【0026】
上記攪拌軸部47は、円筒体48と、この円筒体48の内部に設けられた円板状の補強用部材49とで形成されており、上記攪拌軸23と一体に回転自在に構成されている。上記補強用部材49は攪拌軸23の軸心27の方向に複数箇所設けられ、上記攪拌軸23はこれら補強用部材49の中心部に挿通されている。
また、上記攪拌軸部47は、攪拌軸23の軸径Da(直径)よりも大きな直径Dbを有し、本体ドラム4内の上流端部から下流端部にわたる範囲に設けられている。尚、上記攪拌軸部47の直径Dbは、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されている。
【0027】
これによると、回転駆動装置25で攪拌軸23と共に攪拌軸部47と攪拌翼24とが回転されることによって、本体ドラム4内のごみ2が攪拌される。この際、攪拌軸部47の直径Dbは、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されているため、長尺のごみ2が攪拌軸部47に巻付くのを防止することができる。このような攪拌軸部47に攪拌軸23が挿通されているため、攪拌軸23の軸径Daを大きくするすることなく、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができ、さらに、攪拌軸部47の内部は空洞部50となっているため、重量の増加を抑制することができる。また、攪拌軸23の軸径Daを太くする場合に比べて、攪拌軸部47を設ける方が、攪拌軸23の軸受装置26を小型にでき、また、ダイナミックバランスの狂いを低減でき、さらには、コストダウンを実現し得る。
【0028】
例えば、攪拌軸23の軸径Daを150mm,攪拌軸部47の直径Dbを600mmとした場合、攪拌軸部47の円筒体48の周長は、600mm×π≒1884mmとなる。したがって、長さが約2m(2000mm)以下のごみ2の巻付きを防止することができる。
また、攪拌軸23の周速に比べて攪拌軸部47の周速が高速となるため、円筒体48の外周に付着しようとしたごみ2は強力な遠心力を受けて外側へ押し出されるため、ごみ2が攪拌軸部47に付着するのを防止することができる。
【0029】
尚、上記第3の実施の形態では、攪拌軸部47の直径Dbを、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定しているが、これは、長尺のごみ2の長さと完全に一致させてもよいし、あるいは、長尺のごみ2の長さに対して厳密には一致せず若干増減していても巻付き防止の効果を得ることができる。また、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さよりも長くなるように設定してもよい。
【0030】
上記第3の実施の形態では、攪拌軸部47の補強用部材49を円板状に形成しているが、複数本の棒状部材を円筒体48の内周面と攪拌軸23の外周面との間に設けたものであってもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態を図11〜図13に基づいて説明する。
すなわち、第4の実施の形態における攪拌装置61は、回転自在な攪拌軸23と、この攪拌軸23に設けられた攪拌軸部62と、この攪拌軸部62の外周面に取付けられた複数の攪拌翼24と、上記攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bを発生させる複数のフィン63と、上記攪拌軸23を回転させる回転駆動装置25とを有している。
【0031】
上記攪拌軸部62は、攪拌軸23の軸心27の方向に沿って複数箇所設けられており、上記攪拌軸23と一体に回転自在に構成され、攪拌軸23の軸径Daよりも大きな直径Dbを有している。また、各攪拌軸部62はそれぞれ、円筒体64と、この円筒体64の前後開口端に設けられた円板65とで構成されており、内部は空洞部66となっている。上記攪拌軸23は各攪拌軸部62の円板65の中心部に挿通されている。尚、各攪拌軸部62の直径Dbは、上記円筒体64の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されている。
【0032】
また、上記フィン63は、平板状に形成されており、攪拌軸部62の取付箇所を除いて、攪拌軸23の外周面に複数枚(4枚)放射状に設けられている。図12に示すように、これらフィン63の外端から攪拌軸23の軸心27までの距離Laは上記攪拌軸部62の半径Raよりも小さく形成されている。
これによると、回転駆動装置25で攪拌軸23と共に各攪拌軸部62と各攪拌翼24とが回転されることによって、本体ドラム4内のごみ2が攪拌される。この際、攪拌軸23と共に各フィン63も軸心27を中心に回転するため、図13に示すように、これらフィン63の回転によって攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bが発生すると考えられ、この気流A,Bによって攪拌軸23の周囲のごみ2が吹き飛ばされる。これにより、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができる。
【0033】
また、図12に示すように、攪拌軸23の軸心27の方向に気流Cが発生する場合が考えられ、この場合、上記気流Cは、各攪拌軸部62の円板65により進路を遮断され、上記軸心27の方向から円板65に沿って径方向外向きに進路変更する。これにより、長尺のごみ2が上記軸心27の方向の気流Cに押し流されて攪拌翼24に巻付いてしまうのを防止することができる。
【0034】
さらに、攪拌軸部62の直径Dbは、円筒体64の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されているため、長尺のごみ2が攪拌軸部62に巻付くのを防止することができる。
このような各攪拌軸部62に攪拌軸23が挿通され、さらに、攪拌軸23にフィン63が取付けられているため、攪拌軸23の軸径Daを大きくするすることなく、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができる。さらに、各攪拌軸部62の内部は空洞部66となっているため、重量の増加を抑制することができる。また、攪拌軸23の軸径Daを太くする場合に比べて、攪拌軸部62を設ける方が、攪拌軸23の軸受装置26を小型にでき、また、ダイナミックバランスの狂いを低減でき、さらには、コストダウンを実現し得る。
【0035】
【発明の効果】
上記の本第1発明によれば、攪拌時、攪拌軸と共にフィンが回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
【0036】
また、本第2発明によれば、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が遮断板によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
また、本第3発明によれば、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも太く設定されており、この際、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。したがって、このような攪拌軸部を攪拌軸に形成しておくことによって、結果的には、長尺の廃棄物の攪拌軸への巻付きを防止することができる。
【0037】
また、本第4発明によれば、攪拌時、攪拌軸と共にフィンが回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
また、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも大きく設定されており、この際、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。
【0038】
さらに、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が攪拌軸部によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図4】図3におけるX−X矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図6】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図7】図6におけるX−X矢視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図9】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図10】図9におけるX−X矢視図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図12】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図13】図12におけるX−X矢視図である。
【図14】従来の乾燥機の断面図である。
【図15】図14におけるX−X矢視図である。
【符号の説明】
1 乾燥機
2 ごみ(廃棄物)
4 本体ドラム
5 廃棄物供給部
6 廃棄物排出部
7 熱風
8 熱風供給部
9 熱風排気部
10 攪拌装置
23 攪拌軸
24 攪拌翼
25 回転駆動装置
29 フィン
41 遮断板
46 攪拌装置
47 攪拌軸部
61 攪拌装置
62 攪拌軸部
63 フィン
A,B 周方向の気流
C 軸心方向の気流
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばRDF(ごみ固形燃料)の製造過程でごみを乾燥させるのに用いる乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、RDF(ごみ固形燃料)の製造過程では、都市ごみの場合、その含有水分量は50%と高いため、乾燥機を用いて含有水分量が10%程度に低下するまで乾燥している。
上記従来の乾燥機の構成を図14,図15に基づいて説明する。
【0003】
乾燥機80は、ごみ81等の廃棄物を攪拌しながら乾燥させるものであり、回転自在な円筒状の本体ドラム82と、この本体ドラム82を回転させる回転駆動機構(図示せず)と、ごみ81を本体ドラム82の上流側から供給する廃棄物供給装置83と、乾燥されたごみ81を本体ドラム82の下流側から排出する廃棄物排出装置84と、乾燥用の熱風(400〜500℃)を本体ドラム82の上流側から供給する熱風供給部85と、上記熱風を本体ドラム82の下流側から排気する熱風排気部86と、本体ドラム82の内部のごみ81を攪拌してほぐす攪拌装置87とで構成されている。
【0004】
上記攪拌装置87は、回転自在な攪拌軸88と、この攪拌軸88に設けられた複数の攪拌翼89と、上記攪拌軸88を回転させる回転駆動装置90とで構成されている。上記攪拌軸88の軸心91は本体ドラム82の回転軸心92と同方向に設定されている。また、上記攪拌翼89は、攪拌軸88の軸心91の方向に沿って複数箇所に設けられているとともに、攪拌軸88の外周面から放射状に取付けられている。
【0005】
尚、上記廃棄物供給装置83の上流側には、ごみ81を細かく(平均2〜4cm程度)に破砕する二軸破砕機(図示せず)が設けられている。
これによると、二軸破砕機で細かく破砕されたごみ81が、廃棄物供給装置83によって本体ドラム82の内部に供給され、熱風により乾燥される。この際、本体ドラム82が回転するとともに、攪拌軸88を介して攪拌翼89が回転するため、本体ドラム82内のごみ81が攪拌される。このようにして攪拌されながら乾燥されたごみ81は廃棄物排出装置84によって本体ドラム82内から排出され、後行程で処理される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、廃棄物供給装置83によって本体ドラム82内へ供給されるごみ81の中には、細かく破砕されず、長尺のままのごみ81(布類等)がわずかに混入している場合があり、このような長尺のごみ81を皆無にすることは困難であった。したがって、長尺のごみ81が攪拌軸88や攪拌翼89に巻付いてしまうといった問題があり、特に、乾燥機80の運転が長時間に及んだ場合、長尺のごみ81が大量に巻付いて、乾燥機80の性能上の問題(慣性モーメントの変化によるダイナミックバランスの狂い等)が生じたり、巻付いた長尺のごみ81が布類である場合、熱風によって発火する恐れもある。
【0007】
尚、上記のような長尺のごみ81の攪拌軸88への巻付きは、経験的に、ごみ81の長さが攪拌軸88の周長の約1.5〜2倍以上ある場合に発生し易い。
本発明は、混入した長尺の廃棄物が攪拌軸や攪拌翼に巻付くのを防止することができる乾燥機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本第1発明における乾燥機は、
廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に設けられた攪拌翼と、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記攪拌軸に、攪拌軸の周りに周方向の気流を発生させる複数のフィンが放射状に設けられているものである。
【0009】
これによると、回転駆動装置で攪拌軸と共に攪拌翼が回転されることによって、本体ドラム内の廃棄物が攪拌される。この際、攪拌軸と共にフィンも回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
【0010】
また、本第2発明における乾燥機は、攪拌軸に、攪拌翼の前後において軸心方向の気流を遮断する遮断板が設けられているものである。
これによると、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が遮断板によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
【0011】
また、本第3発明における乾燥機は、廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に形成されかつ攪拌軸の軸径よりも太い攪拌軸部と、この攪拌軸部の外周面に設けられた攪拌翼と、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記攪拌軸部は本体ドラム内の上流側から下流側にわたる範囲に設けられているものである。
【0012】
これによると、回転駆動装置で攪拌軸と共に攪拌軸部と攪拌翼とが回転されることによって、本体ドラム内の廃棄物が攪拌される。この際、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも大きく設定されており、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。したがって、このような攪拌軸部を攪拌軸に形成しておくことによって、結果的には、長尺の廃棄物の攪拌軸への巻付きを防止することができる。
【0013】
また、本第4発明における乾燥機は、廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に形成されかつ攪拌軸の軸径よりも太い攪拌軸部と、この攪拌軸部の外周面に取付けられた攪拌翼と、攪拌軸の周りに周方向の気流を発生させる複数のフィンと、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記フィンは、攪拌軸部の形成箇所を除いて、攪拌軸に放射状に設けられているものである。
【0014】
これによると、回転駆動装置で攪拌軸と共に攪拌軸部と攪拌翼とが回転されることによって、本体ドラム内の廃棄物が攪拌される。この際、攪拌軸と共にフィンも回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
【0015】
また、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも大きく設定されており、この際、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。さらに、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が攪拌軸部によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、1は、例えばRDF(ごみ固形燃料)の製造過程でごみ2を攪拌しながら乾燥させるのに用いる乾燥機である。
上記乾燥機1には、回転自在な円筒状の本体ドラム4と、この本体ドラム4へごみ2を供給する廃棄物供給部5と、乾燥されたごみ2を本体ドラム4から排出する廃棄物排出部6と、乾燥用の熱風7を本体ドラム4へ供給する熱風供給部8と、上記熱風7を本体ドラム4内から排気する熱風排気部9と、本体ドラム4内のごみ2を攪拌する攪拌装置10とが具備されている。
【0017】
上記本体ドラム4は複数の支持ローラ11によって支持され、回転駆動機構(図示せず)によって回転駆動される。また、本体ドラム4の上流端には投入口31が形成され、下流端には排出口32が形成されている。上記廃棄物供給部5には、投入口31から本体ドラム4の内部へごみ2を供給する供給装置12が設けられており、この供給装置12は供給側スクリューフィーダ13と投入ホッパー14とで構成されている。尚、投入ホッパー14の上流側には、ごみ2を細かく破砕する二軸破砕機(図示せず)が設けられている。
【0018】
また、上記廃棄物排出部6には、本体ドラム4内のごみ2を排出口32の下流側へ排出する排出装置16が設けられており、この排出装置16は排出側スクリューフィーダ17で構成されている。また、上記熱風排気部9の下流側には、サイクロン18とバグフィルター19とファン20とが設けられている。
また、図1〜図4に示すように、上記攪拌装置10は、回転自在な攪拌軸23と、この攪拌軸23に設けられた攪拌翼24と、上記攪拌軸23を回転させる回転駆動装置25(モータ等)とを有している。上記攪拌軸23は本体ドラム4の内部に挿通され、攪拌軸23の両端部はそれぞれ軸受け装置26を介して、本体ドラム4の上流端外方部と下流端外方部とに支持されている。尚、攪拌軸23の軸心27は、本体ドラム4の回転軸心28と同方向に設定され、かつ図2に示すように上記回転軸心28に対して径方向に偏芯している。
【0019】
また、図3,図4に示すように、上記攪拌翼24は、上記軸心27の方向において複数箇所に180°対称位置に設けられており、さらに、上記軸心27の方向において対向する前方の攪拌翼24と後方の攪拌翼24とは周方向へ90°位相をずらして設けられている。
上記攪拌軸23の外周面には、攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bを発生させる複数(4枚)の平板状のフィン29が放射状に設けられている。これらフィン29の外端から上記攪拌軸23の軸心27までの距離Laは上記攪拌翼24の外端から軸心27までの距離Lbよりも小さく形成されている。また、上記フィン29は本体ドラム4内の上流端部から下流端部にわたり設けられている。
【0020】
これによると、二軸破砕機で細かく破砕されて投入ホッパー14へ投入されたごみ2は、供給側スクリューフィーダ13によって投入口31から本体ドラム4の内部へ供給され、熱風7により乾燥される。この際、本体ドラム4が回転軸心28を中心に回転するとともに、攪拌軸23を介して各攪拌翼24が軸心27を中心に回転するため、本体ドラム4内のごみ2が攪拌される。このようにして攪拌されたごみ2は、排出側スクリューフィーダ17によって排出口32の下流側へ排出され、後行程で処理される。
【0021】
上記攪拌の際、攪拌軸23と共にフィン29も軸心27を中心に回転するため、図4に示すように、フィン29の回転によって攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bが発生すると考えられ、この気流A,Bによって攪拌軸23の周囲のごみ2が径方向の外側に向けて吹き飛ばされる。これにより、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができる。
【0022】
上記第1の実施の形態では、フィン29を4枚設けているが、4枚に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、攪拌翼24は攪拌軸23の周方向において180°対称位置に2枚ずつ設けられているが、3枚以上あるいは1枚設けたものであってもよい。また、攪拌軸23の軸心27の方向において対向する前方の攪拌翼24と後方の攪拌翼24とは周方向へ90°位相をずらして設けられているが、90°以外の角度で位相をずらしてもよく、さらには、位相をずらさずに全て同じ位相としてもよい。
【0023】
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、攪拌軸23の軸心27を本体ドラム4の回転軸心28に対して径方向に偏芯させているが、偏芯させずに、上記軸心27を回転軸心28と同じ位置に設定してもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態を図5〜図7に基づいて説明する。
第2の実施の形態は、上記の第1の実施の形態のものに複数の遮断板41を設けたものである。すなわち、上記各遮断板41は、攪拌軸23に外嵌されて一体に取付けられ、各攪拌翼24の前後および攪拌軸23の軸端部に位置している。また、図6に示すように、上記各遮断板41は円板状に形成され、遮断板41の半径Rは上記距離Laよりも大きくかつ上記距離Lbよりも小さく設定されている。
【0024】
これによると、図6に示すように、攪拌軸23の軸心27の方向に気流Cが発生する場合が考えられ、この場合、上記気流Cは、上記各攪拌翼24の前後において、各遮断板41により進路を遮断され、上記軸心27の方向から遮断板41に沿って径方向外向きに進路変更すると考えられる。これにより、長尺のごみ2が上記軸心27の方向の気流Cに押し流されて攪拌翼24に巻付いてしまうのを防止することができる。
【0025】
次に、本発明の第3の実施の形態を図8〜図10に基づいて説明する。
すなわち、第3の実施の形態における攪拌装置46は、回転自在な攪拌軸23と、この攪拌軸23に設けられた円筒状の攪拌軸部47と、この攪拌軸部47の外周面に設けられた複数の攪拌翼24と、上記攪拌軸23を回転させる回転駆動装置25とを有している。
【0026】
上記攪拌軸部47は、円筒体48と、この円筒体48の内部に設けられた円板状の補強用部材49とで形成されており、上記攪拌軸23と一体に回転自在に構成されている。上記補強用部材49は攪拌軸23の軸心27の方向に複数箇所設けられ、上記攪拌軸23はこれら補強用部材49の中心部に挿通されている。
また、上記攪拌軸部47は、攪拌軸23の軸径Da(直径)よりも大きな直径Dbを有し、本体ドラム4内の上流端部から下流端部にわたる範囲に設けられている。尚、上記攪拌軸部47の直径Dbは、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されている。
【0027】
これによると、回転駆動装置25で攪拌軸23と共に攪拌軸部47と攪拌翼24とが回転されることによって、本体ドラム4内のごみ2が攪拌される。この際、攪拌軸部47の直径Dbは、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されているため、長尺のごみ2が攪拌軸部47に巻付くのを防止することができる。このような攪拌軸部47に攪拌軸23が挿通されているため、攪拌軸23の軸径Daを大きくするすることなく、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができ、さらに、攪拌軸部47の内部は空洞部50となっているため、重量の増加を抑制することができる。また、攪拌軸23の軸径Daを太くする場合に比べて、攪拌軸部47を設ける方が、攪拌軸23の軸受装置26を小型にでき、また、ダイナミックバランスの狂いを低減でき、さらには、コストダウンを実現し得る。
【0028】
例えば、攪拌軸23の軸径Daを150mm,攪拌軸部47の直径Dbを600mmとした場合、攪拌軸部47の円筒体48の周長は、600mm×π≒1884mmとなる。したがって、長さが約2m(2000mm)以下のごみ2の巻付きを防止することができる。
また、攪拌軸23の周速に比べて攪拌軸部47の周速が高速となるため、円筒体48の外周に付着しようとしたごみ2は強力な遠心力を受けて外側へ押し出されるため、ごみ2が攪拌軸部47に付着するのを防止することができる。
【0029】
尚、上記第3の実施の形態では、攪拌軸部47の直径Dbを、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定しているが、これは、長尺のごみ2の長さと完全に一致させてもよいし、あるいは、長尺のごみ2の長さに対して厳密には一致せず若干増減していても巻付き防止の効果を得ることができる。また、円筒体48の周長が長尺のごみ2の長さよりも長くなるように設定してもよい。
【0030】
上記第3の実施の形態では、攪拌軸部47の補強用部材49を円板状に形成しているが、複数本の棒状部材を円筒体48の内周面と攪拌軸23の外周面との間に設けたものであってもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態を図11〜図13に基づいて説明する。
すなわち、第4の実施の形態における攪拌装置61は、回転自在な攪拌軸23と、この攪拌軸23に設けられた攪拌軸部62と、この攪拌軸部62の外周面に取付けられた複数の攪拌翼24と、上記攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bを発生させる複数のフィン63と、上記攪拌軸23を回転させる回転駆動装置25とを有している。
【0031】
上記攪拌軸部62は、攪拌軸23の軸心27の方向に沿って複数箇所設けられており、上記攪拌軸23と一体に回転自在に構成され、攪拌軸23の軸径Daよりも大きな直径Dbを有している。また、各攪拌軸部62はそれぞれ、円筒体64と、この円筒体64の前後開口端に設けられた円板65とで構成されており、内部は空洞部66となっている。上記攪拌軸23は各攪拌軸部62の円板65の中心部に挿通されている。尚、各攪拌軸部62の直径Dbは、上記円筒体64の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されている。
【0032】
また、上記フィン63は、平板状に形成されており、攪拌軸部62の取付箇所を除いて、攪拌軸23の外周面に複数枚(4枚)放射状に設けられている。図12に示すように、これらフィン63の外端から攪拌軸23の軸心27までの距離Laは上記攪拌軸部62の半径Raよりも小さく形成されている。
これによると、回転駆動装置25で攪拌軸23と共に各攪拌軸部62と各攪拌翼24とが回転されることによって、本体ドラム4内のごみ2が攪拌される。この際、攪拌軸23と共に各フィン63も軸心27を中心に回転するため、図13に示すように、これらフィン63の回転によって攪拌軸23の周りに周方向の気流A,Bが発生すると考えられ、この気流A,Bによって攪拌軸23の周囲のごみ2が吹き飛ばされる。これにより、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができる。
【0033】
また、図12に示すように、攪拌軸23の軸心27の方向に気流Cが発生する場合が考えられ、この場合、上記気流Cは、各攪拌軸部62の円板65により進路を遮断され、上記軸心27の方向から円板65に沿って径方向外向きに進路変更する。これにより、長尺のごみ2が上記軸心27の方向の気流Cに押し流されて攪拌翼24に巻付いてしまうのを防止することができる。
【0034】
さらに、攪拌軸部62の直径Dbは、円筒体64の周長が長尺のごみ2の長さとほぼ同等になるように設定されているため、長尺のごみ2が攪拌軸部62に巻付くのを防止することができる。
このような各攪拌軸部62に攪拌軸23が挿通され、さらに、攪拌軸23にフィン63が取付けられているため、攪拌軸23の軸径Daを大きくするすることなく、長尺のごみ2が攪拌軸23に巻付くのを防止することができる。さらに、各攪拌軸部62の内部は空洞部66となっているため、重量の増加を抑制することができる。また、攪拌軸23の軸径Daを太くする場合に比べて、攪拌軸部62を設ける方が、攪拌軸23の軸受装置26を小型にでき、また、ダイナミックバランスの狂いを低減でき、さらには、コストダウンを実現し得る。
【0035】
【発明の効果】
上記の本第1発明によれば、攪拌時、攪拌軸と共にフィンが回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
【0036】
また、本第2発明によれば、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が遮断板によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
また、本第3発明によれば、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも太く設定されており、この際、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。したがって、このような攪拌軸部を攪拌軸に形成しておくことによって、結果的には、長尺の廃棄物の攪拌軸への巻付きを防止することができる。
【0037】
また、本第4発明によれば、攪拌時、攪拌軸と共にフィンが回転するため、フィンの回転によって攪拌軸の周りに周方向の気流が発生し、この気流によって攪拌軸の周囲の廃棄物が吹き飛ばされる。これにより、長尺の廃棄物が攪拌軸に巻付くのを防止することができる。
また、攪拌軸部の直径が攪拌軸の軸径(直径)よりも大きく設定されており、この際、上記攪拌軸部の周長を長尺の廃棄物の長さとほぼ同等またはそれ以上に設定すれば、上記長尺の廃棄物が攪拌軸部に巻付くのを防止することができる。
【0038】
さらに、攪拌翼の前後において、攪拌軸の軸心方向の気流が攪拌軸部によって遮断されるため、長尺の廃棄物が上記軸心方向の気流に押し流されて攪拌翼に巻付くのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図4】図3におけるX−X矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図6】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図7】図6におけるX−X矢視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図9】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図10】図9におけるX−X矢視図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態における乾燥機の断面図である。
【図12】同、乾燥機の攪拌装置の一部拡大側面図である。
【図13】図12におけるX−X矢視図である。
【図14】従来の乾燥機の断面図である。
【図15】図14におけるX−X矢視図である。
【符号の説明】
1 乾燥機
2 ごみ(廃棄物)
4 本体ドラム
5 廃棄物供給部
6 廃棄物排出部
7 熱風
8 熱風供給部
9 熱風排気部
10 攪拌装置
23 攪拌軸
24 攪拌翼
25 回転駆動装置
29 フィン
41 遮断板
46 攪拌装置
47 攪拌軸部
61 攪拌装置
62 攪拌軸部
63 フィン
A,B 周方向の気流
C 軸心方向の気流
Claims (4)
- 廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に設けられた攪拌翼と、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記攪拌軸に、攪拌軸の周りに周方向の気流を発生させる複数のフィンが放射状に設けられていることを特徴とする乾燥機。 - 攪拌軸に、攪拌翼の前後において軸心方向の気流を遮断する遮断板が設けられていることを特徴とする請求項1記載の乾燥機。
- 廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に形成されかつ攪拌軸の軸径よりも太い攪拌軸部と、この攪拌軸部の外周面に設けられた攪拌翼と、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記攪拌軸部は本体ドラム内の上流側から下流側にわたる範囲に設けられていることを特徴とする乾燥機。 - 廃棄物を攪拌しながら乾燥させる乾燥機であって、
回転自在な円筒状の本体ドラムへ廃棄物を供給する廃棄物供給部と、乾燥された廃棄物を本体ドラムから排出する廃棄物排出部と、乾燥用の熱風を本体ドラムへ供給する熱風供給部と、上記熱風を本体ドラム内から排気する熱風排気部と、本体ドラム内の廃棄物を攪拌する攪拌装置とが具備され、
上記攪拌装置は、回転自在な攪拌軸と、この攪拌軸に形成されかつ攪拌軸の軸径よりも太い攪拌軸部と、この攪拌軸部の外周面に取付けられた攪拌翼と、攪拌軸の周りに周方向の気流を発生させる複数のフィンと、上記攪拌軸を回転させる回転駆動装置とを有し、
上記フィンは、攪拌軸部の形成箇所を除いて、攪拌軸に放射状に設けられていることを特徴とする乾燥機。
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