JPH06147755A - 回転乾燥機 - Google Patents

回転乾燥機

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Publication number
JPH06147755A
JPH06147755A JP31928192A JP31928192A JPH06147755A JP H06147755 A JPH06147755 A JP H06147755A JP 31928192 A JP31928192 A JP 31928192A JP 31928192 A JP31928192 A JP 31928192A JP H06147755 A JPH06147755 A JP H06147755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dried
cylinder
drying
drying chambers
preferable
Prior art date
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Pending
Application number
JP31928192A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Karakawa
公一 唐川
Hideyuki Tsuchimoto
英幸 土本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto International Corp
Original Assignee
Kyokuto International Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto International Corp filed Critical Kyokuto International Corp
Priority to JP31928192A priority Critical patent/JPH06147755A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペットフード、すり身、餡などをストランド
状に押出したものを適宜長さに千切りながら乾燥する。 【構成】 筒状の回転乾燥機の回転円筒内に、部分的に
放射状に分割された乾燥室を設ける。約5個の放射状乾
燥室から成る乾燥ブロックを約3個ストランド投入口側
に配する。複数個の乾燥ブロック内でストランドの表面
が乾燥し、乾燥室内で落下するうちに約30mm程度に
千切れてペレットとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転乾燥機に関し、よ
り詳しくはその一方から比較的に柔らかい被乾燥物を投
入すると共に熱風を送り込む回転乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より回転乾燥機は、各種知られてい
る。本発明者も従来よりこのような回転乾燥機の研究開
発に携わっており、いくつかの特許出願をしている(例
えば実公昭57−28066号公報)。
【0003】ところが比較的柔らかくて脆弱な押出し成
形物例えば畜肉や魚肉のすり身、餡類、ペットフード類
などをストランド状にエクストルーダで押出してこれら
を乾燥しようとすると、その被乾燥物の脆弱性のために
乾燥がなされた時は既に細かく砕けてしまって、本来の
目的である造粒が達成されないという問題があった。特
に全粒綿実、とうもろこし等の粒状体を混合する場合に
はより脆くなり易く、適当な長さにストランドが切断さ
れず細かくなり過ぎという問題があった。なお、ストラ
ンド状に押出すエクストルーダは広く知られているとこ
ろである(例えば特公昭62−61333号公報、特公
昭61−11663号公報など)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、スト
ランド状被乾燥物を適宜長さに切断しながら乾燥し得る
回転乾燥機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、円筒内を複数個の仕切板によって複数個の乾燥室
に分割した乾燥ブロックを投入口近傍に配することによ
って目的を達成することができる。この乾燥ブロックの
数は2乃至5個が好適で、3又は4個がより好ましい。
この程度の数の乾燥ブロックを配すると被乾燥物の表面
及びその付近が乾燥するので、被乾燥物の形状がやや安
定する。従ってその後の工程では内部を乾燥し易い装置
とすればよい。
【0006】仕切板の数すなわち乾燥室の数は4乃至6
個が好適で、特に5個がより好ましい。3個以下では乾
燥室の断面形状が長めになって被乾燥物が落下する際に
大きな衝撃を受けるので好ましくない。また7個以上に
すると乾燥室の断面形状が細長くなるので、被乾燥物が
ラジアル方向即ち放射方向に落下する時に大きな衝撃を
受け易いばかりでなく、被乾燥物が一方に偏って集ま
り、熱風が効率的に通過し難くなるという問題が生ず
る。
【0007】上記各乾燥室には、被乾燥物が攪拌されつ
つ乾燥されるように且つ落下時の衝撃を小さくするため
に、リフタを配するのが良い。最も効率的な位置は各乾
燥室の円筒内壁で、更に衝撃を小さくするためには各仕
切板に受板を取付けるのがより効果的である。
【0008】
【実施例】以下図面に例示したいくつかの実施例につき
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定
されるものではないことは言うまでもない。
【0009】図1は、本発明回転乾燥機に好適な乾燥ブ
ロックの側断面図である。円筒10の回転中心には支持
管20が配され、この支持管20と前記円筒10との間
に第1の仕切板11、第2の仕切板12、第3の仕切板
13、第4の仕切板14、第5の仕切板15が、ほぼ等
間隔でラジアル状即ち放射状に取付けられて、断面積が
ほぼ等しい第1乃至第5の乾燥室21、22、23、2
4、25が形成される。このように円筒10の断面を5
個の乾燥室に区切ると各乾燥室の断面形状がほぼ正三角
形となり、被乾燥物が回転しながら攪拌されるので、熱
風による乾燥が効率的となる。
【0010】前記第1乃至第5の乾燥室21、22、2
3、24、25円筒内壁にはそれぞれ第1乃至第5のリ
フタ31、32、33、34、35が取付けられてい
る。図1において円筒10は反時計方向に回転するの
で、これらのリフタ31、32、33、34、35の先
端は被乾燥物を持ち上げるようにやや折曲げられてい
る。被乾燥物はリフタによって持上げられると共に上部
位置へくると、リフタから支持管20方向へ落下する。
このときにストランド状の被乾燥物はその衝撃で切断さ
れて適宜長さ例えば約30ミリメートル(mm)とな
る。被乾燥物の軸方向移送は、前記リフタを斜めに取り
付けたり、円筒10を斜めに設置したりすることにより
行なうことができる。
【0011】なお、前記仕切板11、12、13、1
4、15の取付けは、図1に示すように溶接手段により
固着されたU字状の取付金具で仕切板を挟んでボルト止
め(図示せず)する。仕切板側の取付穴はやや長くして
おき、円筒10などが熱膨張により応力が発生したとき
に、これを解消できるようにしておくのが良い。但し、
少なくとも1箇所例えば第1の仕切板11の支持管20
側は、溶接手段で完全に固定するのが良い。前記リフタ
31、32、33、34、35は他の箇所と連結されて
いないので、溶接手段による固着で充分である。
【0012】このような乾燥ブロックを円筒10の投入
口(図示せず)近傍に配すると本発明回転乾燥機が得ら
れる。
【0013】図2及び図3は、本発明回転乾燥機の他の
実施例を示すもので、図2はその要部断面図で、図3は
円筒部分の側断面図である。
【0014】円筒40の回転中心には支持管50が配さ
れ、該円筒40の投入口46側には投入された被乾燥物
が外方へこぼれないように円周状にストッパ48が形成
されている。前記支持管50と円筒40の内壁との間が
仕切板で連結されて複数個の乾燥ブロックB1,B2,
B3が形成される。これらのブロックB1,B2,B3
はなるべく投入口46近くに配し、その数は2乃至5個
が好ましく、3又は4がより好適である。
【0015】前記円筒の寸法は、直径が約1乃至3メー
トル前後、軸方向長さが10乃至30メートル程度で、
各ブロックの軸方向長さは約0.5乃至2メートル程度
が好適である。
【0016】前記投入口46には投入管52を経て被乾
燥物が投入されると共に、該投入口46を経てヒータ
(図示せず)から熱風が円筒40内に送り込まれる。投
入されたストランド状の被乾燥物は乾燥されつつ円筒4
0の他端側へ、該円筒40内壁のリフタ56で順次移送
される。乾燥後外筒60の内部を、前記リフタ56とは
逆方向に外筒60の内壁に取り付けられたリフタ62に
より、移送されつつ排出口64に至り、全工程が終了す
る。なお外筒60は熱効率を向上させるために用いてい
るもので、場合によっては省略することもできる。
【0017】この実施例においては、被乾燥物が充分に
攪拌されるように、各乾燥室の円筒内壁にそれぞれ2個
のリフタを配している。即ち第1の乾燥室にはリフタ4
1a、41b、第2の乾燥室にはリフタ42a、42
b、第3の乾燥室にはリフタ43a、43b、第4の乾
燥室にはリフタ44a、44b、第5の乾燥室にはリフ
タ45a、45bが取付られている。更に前記リフタか
ら被乾燥物が直接に支持管50方向に落下しないように
即ち衝撃を和らげるために、に第1乃至第5の仕切板4
1;42;43;44;45にはそろぞれ受板41c、
41d;42c、42d;43c、43d;44c、4
4d;45c、45dが取付られている。取付位置は、
各仕切板のラジアル方向ほぼ中間が好適である。各仕切
板の反時計方向側に取付けられた受板41c、42c、
43c、44c、45cは、被乾燥物の移送方向即ち流
れ方向に前記支持管50に漸次近づくように斜めに取付
られている。これは前記各リフタ又はその近傍から落下
してくる被乾燥物を受け止めつつ流れ方向又は移送方向
に被乾燥物を送り込むためである。
【0018】被乾燥物が特定箇所に集まることなく充分
に攪拌され、熱風が効率的に作用するように前記仕切板
及びリフタを支持管50の軸方向に適宜長さ例えば50
センチメートル(cm)毎に区切ってブロック化し、隣
接する乾燥ブロックが半ピッチ(即ち回転方向に隣合う
2つの仕切板のなす角度の半分)偏位するようにして、
各仕切板、リフタ、及び受板を取付けると、被乾燥物が
充分に攪拌されて乾きが良くなる。
【0019】図2において乾燥ブロックB1と乾燥ブロ
ックB3は同相即ち同じ角度位置にある。従って支持管
の軸方向に隣接するブロック例えばB1とB2とは、各
仕切板が半ピッチ(第2の実施例においては角度で36
度)ずつ偏位しており、当然に各リフタ及び各受板も半
ピッチずつずれていることになる。
【0020】図3において断面で示されるものが例えば
乾燥ブロックB1で、実線でそのまま見えているのが隣
接する乾燥ブロックB2である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述の如く円筒内を複数個の仕
切板によって複数個の乾燥室に分割した乾燥ブロックを
設けたので被乾燥物が落下する際に大きな衝撃を受けな
いという利点があり、仕切板を取付けていない部分は修
理・点検時には人も入り込めるので好都合である。また
各乾燥室にはリフタを配したので、被乾燥物が攪拌され
つつ乾燥されると共にストランド状の被乾燥物が適宜長
さに切断される。更には各仕切板に受板を取付けること
ができるので、より効果的に乾燥を行なうことが可能な
ばかりでなく被乾燥物を適当な長さに切ることが可能で
あるというメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回転乾燥機に用いる乾燥ブロックの側断
面図である。
【図2】本発明第回転乾燥機の要部断面図である。
【図3】図2の回転乾燥機の側断面図である。
【符号の説明】
10 円筒 11、12、13、14、15 仕切板 20 支持管 21、22、23、24、25 乾燥室 31、32、33、34、35 リフタ 40 円筒 41、42、43、44、45 仕切板 41a、41b、42a、42b、43a、43b、4
4a、44b、45a、45b リフタ 41c、41d、42c、42d、43c、43d、4
4c、44d、45c、45d 受板 46 投入口 48 ストッパ 50 支持管 52 投入管 56 リフタ 60 外筒 62 排出口 64 排出口 B1、B2、B3 乾燥ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する円筒内で被乾燥物を移動させな
    がら熱風にて乾燥するものにおいて、(イ)上記円筒の
    一端に設けた投入口と、(ロ)上記円筒内に配された支
    持管と、(ハ)該支持管と円筒とでなす複数個の乾燥室
    に区切るように、ラジアル状に配された複数個の仕切板
    と、を有し上記仕切板と支持管とから成る複数個の乾燥
    ブロックを投入口の近傍に配したことを特徴とする回転
    乾燥機。
JP31928192A 1992-11-05 1992-11-05 回転乾燥機 Pending JPH06147755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31928192A JPH06147755A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 回転乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31928192A JPH06147755A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 回転乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06147755A true JPH06147755A (ja) 1994-05-27

Family

ID=18108461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31928192A Pending JPH06147755A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 回転乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06147755A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001027545A1 (fr) * 1999-10-07 2001-04-19 Wong, Jo, Yuk Sechoir rotatif
JP2023099920A (ja) * 2022-01-04 2023-07-14 株式会社タクボ精機製作所 ロータリ乾燥炉

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WO2001027545A1 (fr) * 1999-10-07 2001-04-19 Wong, Jo, Yuk Sechoir rotatif
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