JPH0539869Y2 - - Google Patents

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JPH0539869Y2
JPH0539869Y2 JP8705989U JP8705989U JPH0539869Y2 JP H0539869 Y2 JPH0539869 Y2 JP H0539869Y2 JP 8705989 U JP8705989 U JP 8705989U JP 8705989 U JP8705989 U JP 8705989U JP H0539869 Y2 JPH0539869 Y2 JP H0539869Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主に熱可塑性のシート材を平面的な押
し型で溶着する高周波ウエルダに関する考案であ
る。より詳しくは、異なる溶着パターンの加工を
行なう場合に、金型の変更を容易に行なうことが
できる金型の変更装置に係るものである。
〔従来の技術〕
本体フレーム内において昇降する上定盤と、上
定盤直下と本体フレーム外とを移動する下定盤と
で構成し、下定盤上に被加工物をセツトしその上
に溶着のパターンを形成した金型を載せて上定盤
の直下に移動した後上定盤を降下させて高周波電
流を通電させる高周波ウエルダは従来より知られ
ている。ところが、被加工物の上に載置する金型
は一般に置き型と呼ばれ、作業者が一々手で置き
変えていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の高周波ウエルダでは、被加工物のセツト
や金型の変更に際し、作業者が一々手で置き変え
ていたため、この作業が重労働であつてしかも能
率が悪いという欠点があつた。このような欠点に
鑑み、本考案は被加工物上への金型の載置を機械
的に行なうことができるとともに、2種類の異な
る金型を自由に選択使用することができる高周波
ウエルダを案出したものである。
〔課題を解決するための手段〕
本体フレーム1には一端が本体フレームに支持
され、本体フレームの外側方において回動自在と
した支持アーム装置6を設ける。この支持アーム
装置に第一の金型7を着脱自在に支持させ、本体
フレームから引き出された下定盤4上に第一の金
型を載置あるいは除去できるようにする。
一方、本体フレーム1内にある上定盤2には、
その下方に第二の金型26を配設する。第二の金
型26は水平方向へ移動自在とし、下定盤の直下
に対し出没自在とする。
〔作用〕
第一の金型7を利用して溶着するには、下定盤
4上に被加工物をセツトした後支持アーム装置6
を降下させ、被加工物上の所定位置に載置させ
る。この状態で下定盤4を上定盤2の直下に移動
させ、上定盤2を降下させると上定盤が第一の金
型を押圧し、高周波電流を通電させると第一の金
型による溶着が行なわれる。このとき、第二の金
型26は上定盤の直下方から外方へ移動させてお
く。
第二の金型26を利用して溶着するには、第一
の金型7を支持アーム装置6に支持させて持ち上
げておき、下定盤4上に被加工物をセツトし、本
体フレーム内へ移動させる。その後、上定盤2を
降下させ、その直下にある第二の金型を介して被
加工物を押圧し、高周波電流を通電させると第二
の金型による溶着が完了する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて
説明する。
第9図は被加工物の一例であり、フレキシブル
コンテナと呼ばれるもので、合成樹脂製シート材
から作られ粉粒体の輸送などに利用される。この
製品にはシート材を筒状の外胴Aとするための縦
方向の溶着部Bがあるとともに、外胴表面にラツ
プCを溶着している。溶着部BとラツプCの溶着
部Dはともに平面的な押し型で加工し得るもので
あり、本考案の高周波ウエルダでは、このような
2種類の溶着加工を行うために2つの金型を選択
して利用できるようにする。
第1図、第2図は全体の側面図および正面図で
あり、本体フレーム1内にはシリンダ3によつて
昇降され上部電極となる上定盤2が設けられてい
る。上定盤2の下方には、上定盤の直下方から本
体フレーム1外へ移動自在とした下定盤4が設け
られる。この下定盤4は下部電極となるものであ
つて筒状の被加工物を差し込めるよう片持式と
し、台車5に固定してある。
本体フレーム1の側面(図面上正面)には、一
端を軸支し回動自在とした支持アーム装置6が設
けられ、その先端部分に第一の金型7を着脱自在
とし、本体フレーム1から引き出された下定盤4
上に、第一の金型7を自由に載置あるいは除去で
きるようにする。支持アーム装置6に対し、第一
の金型7を着脱自在とするには、支持アーム装置
6の先端部にこれが降下した位置において水平方
向に進退を行なう支持杆8を設け、この支持杆8
を第5図に示すように第一の金型7に穿設した孔
9,9に遊嵌挿させる。支持杆8を進退させるに
はシリンダなどの手段も考えられるが、実施例に
おいては支持アーム装置によつて昇降される台座
10に支持杆8を摺動自在に貫通させるととも
に、支持杆8の下面をラツク11とし、このラツ
クに噛合するピニオン12によつて進退させてい
る。
しかして、支持アーム装置6の降下位置におい
て支持杆8を先方へ押し出し、下定盤4上の第一
の金型7の孔9へ嵌挿させた後支持アーム装置を
上昇させると下定盤4上の第一の金型7が持ち上
げられる。逆に、支持杆8に金型7が保持されて
いる状態で支持アーム装置を降下させ、被加工物
がセツトされている状態の下定盤4上に金型を載
置させた後、支持杆8を後退させ支持アームを上
昇させると第一の金型による溶着の準備が完了
し、台車5を本体フレーム1内の上定盤2直下へ
移動させ、上定盤2を降下させて高周波電流を通
電させると被加工物の溶着加工が完了する。
被加工物の溶着が完了し、本体フレーム外に引
き出された下定盤上の金型を持ち上げる場合、被
加工物が金型表面に付着し、被加工物自体が金型
とともに持ち上げられてしまう可能性がある。そ
のため、支持アーム装置6の先端部分には下定盤
上の被加工物を押えながら支持アーム装置を上昇
させ、金型と被加工物とを分離させるためのシリ
ンダ13を設けている。また、支持杆8に金型7
を支持させ支持アーム装置6を上昇させたとき
に、金型が自重によつて摺動し台座10に衝突す
ることを防止するために、支持杆8にはストツパ
14を突出させてある。そして、支持杆8が後退
する際、台座にぶつからないように、台座10の
孔15には逃がし溝16を設けている。第3図に
おいて17は支持アーム装置6を回動させるため
のシリンダであるが、シリンダ17は第2図に示
すように支持アーム装置を固定する軸18を駆動
するものであつてもよい。
なお、被加工物がセツトされている下定盤4上
に第一の金型7を載置させるに際し、金型7が下
定盤から僅かに離れた位置で一旦支持アーム装置
を停止させるようにすると、作業者は金型7を支
持杆8に沿つて摺動させ、正確な位置合わせを容
易に行なうことができる。このとき、シリンダ1
3は、金型7を載せる前に被加工物を下定盤上の
所定位置に押圧固定させるために活用することも
できる。
金型の大きさや形は用途、目的によつてまちま
ちである。従つて、金型を支持させる位置が自由
に変更できるようにするため、第3図、第4図に
示すように左右一対としたアーム6a,6aの先
端に幅方向へ延長される支持台19を固定し、こ
の支持台19に支持杆8を取り付ける台座10を
2箇所に設けている。つまり、支持台19の底面
に設けたガイド溝20に沿つて2つの台座10が
移動し、任意所望の位置でロツクされる。もつと
も、図示実施例では台座10を安定させるために
台座10は、ガイド溝20とガイド杆21の2箇
所で支持台19に係合させている。
2つの台座10,10にはそれぞれ支持杆8
と、支持間を進退させるためのピニオン12が備
えられているが、それぞれのピニオン12を駆動
するために共通の駆動軸22を用いる。この駆動
軸22は、両端部が支持台19に支受され支持台
と平行に配設され、モータ23で駆動されるもの
であつて、駆動軸22とピニオン12は遊動キー
で係合させてある。駆動軸22はスプライン軸と
してもよい。実施例において、被加工物を下定盤
4上に押圧するシリンダ13を設けているが、金
型7の形状に応じてシリンダ13の作動位置も移
動させる必要かある。そこで支持台19の側面に
二筋のガイド溝24,24を設け、このガイド溝
に沿つてシリンダ13の取付台25を摺動自在と
する。
本体フレーム1内には昇降自在とした上定盤2
と、上定盤に対し水平方向へ移動し上定盤2の直
下へ出没自在とする第二の金型26が設けられ
る。第二の金型26は上定盤に固定したガイド杆
27に沿つて摺動し、シリンダ28によつて駆動
される。第6図に示すように、第一の金型7を用
いて溶着の加工を行なう場合、第二の金型26は
上定盤2の直下から逃がしておき、下定盤上にセ
ツトされた第一の金型7を上定盤2を介して押圧
する。これに対し、第二の金型26を用いて溶着
の加工を行なう場合は、第7図に示すように第二
の金型を上定盤2の直下に位置せしめるととも
に、下定盤4上には被加工物のみをセツトしてお
き、第二の金型26を直接被加工物に当接させ溶
着の加工を行なう。第一の金型による加工と、第
二の金型による加工の組み合わせは任意である
が、例えば第9図に示す被加工物の溶着部Bを第
二の金型によつて加工し、引き続き第一の金型に
よつてラツプCの溶着部Bの加工を行なう。
第8図は本考案の変形実施例であつて、本体フ
レーム1の正、背両側面において前述した支持ア
ーム装置6,6を設けるとともに、本体フレーム
1内と正面外方に引き出され、正面側の支持アー
ム装置6によつて第一の金型7が載置、除去され
る下定盤4と、本体フレーム1内と背面外方に引
き出され、背面側の支持アーム装置6によつて別
の第一の金型が載置、除去される下定盤4を設け
たものである。本体フレームの中心部には一つの
上定盤と一つの第二の金型が設けられるが、第二
の金型は中心部から正面側、背面側のいずれの方
向へも移動できるようにしておくのが好ましい。
高周波ウエルダにおいては、被加工物を下定盤に
セツトする工程と、高周波電流によつて溶着する
工程とがある。したがつて、第8図に示す実施例
では、正、背両面において作業を進めることがで
きる。正面側における金型と背面側で用いる金型
とは異なるもので、異なる溶着作業を行なうもの
であつてもよい。
〔考案の効果〕
請求項1記載の本考案によれば、引き出された
下定盤に被加工物と金型をセツトする作業に際
し、金型を支持アーム装置によつて持ち上げてお
くことができ、極めて能率的に作業を進めること
ができるとともに、第一の金型と第二の金型との
変更を自由に行なうことができる。
請求項2記載の考案によれば、一台の高周波ウ
エルダにおいて正面と背面の両方で作業を進める
ことができ、効率的な稼動を実現すことができ
る。
請求項3記載の考案によれば、金型を被加工物
上に載置するに際し、微妙な位置合わせを容易に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案高周波ウエルダにおける金型
変更装置の実施例を説明するもので、第1図は実
施例を示す全体の側面図、第2図はその正面図、
第3図は支持アーム装置のみの一部切断の側面
図、第4図は支持アーム装置のみの正面図、第5
図は第一の金型の一例を示す斜視図、第6図、第
7図は第二の金型と上定盤部分のみを示す側面図
であり、第6図は第一の金型による溶着状態、第
7図は第二の金型による溶着状態を示すもの、第
8図は変形実施例を示す全体の側面図、第9図は
高周波ウエルダによる加工品の一例を示す斜視
図、である。 1……本体フレーム、2……上定盤、4……下
定盤、5……台車、6……支持アーム装置、7…
…第一の金型、8……支持杆、9……孔、10…
…台座、11……ラツク、12……ピニオン、1
3……シリンダ、17……シリンダ、18……
軸、19……支持台、20,24……ガイド溝、
22……駆動軸、23……モータ、25……取付
台、26……第二の金型、27……ガイド杆、2
8……シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体フレーム1に支持されて昇降し上部電極
    となる上定盤2と、上定盤の直下方から本体フ
    レームの外方へ移動自在とし下部電極となる下
    定盤4とで構成し、下定盤4上に被加工物を載
    置しその上面を溶着のパターンが形成された金
    型で押圧し、高周波誘電加熱によつて溶着する
    高周波ウエルダにおいて、一端を本体フレーム
    に支持し本体フレームの外側方において回動自
    在とした支持アーム装置6を設け、該支持アー
    ム装置に第一の金型7を着脱自在に支持させ本
    体フレームから引き出された下定盤4上に第一
    の金型7を載置、除去自在とするとともに、本
    体フレーム内にある上定盤2の下方には水平移
    動によつて上定盤の直下へ出没自在とした第二
    の金型26を配設したことを特徴とする高周波
    ウエルダにおける金型変更装置。 2 本体フレーム1の正背両側方にそれぞれ上定
    盤の直下へ移動自在の下定盤4,4を配設し、
    かつ本体フレームの正背両側面にそれぞれ金型
    を支持する支持アーム装置6,6を設けてなる
    請求項1記載の高周波ウエルダにおける金型変
    更装置。 3 支持アーム装置6には、回動の下位置におい
    て本体フレーム1から引き出された下定盤4の
    方向へ進退する支持杆8を設け、第一の金型7
    に穿設した孔9に支持杆8を遊嵌挿させて金型
    を支持せしめ、金型7が下定盤4より僅かに離
    れた位置で支持アーム装置6を停止させ得るよ
    うにしてなる請求項1または2記載の高周波ウ
    エルダにおける金型変更装置。
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