JPH0255159B2 - - Google Patents

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JPH0255159B2
JPH0255159B2 JP57012001A JP1200182A JPH0255159B2 JP H0255159 B2 JPH0255159 B2 JP H0255159B2 JP 57012001 A JP57012001 A JP 57012001A JP 1200182 A JP1200182 A JP 1200182A JP H0255159 B2 JPH0255159 B2 JP H0255159B2
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JP
Japan
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mold
hot press
press molding
supported
rotary table
Prior art date
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Application number
JP57012001A
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English (en)
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JPS58128282A (ja
Inventor
Masayuki Tachibana
Hideaki Fukai
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP57012001A priority Critical patent/JPS58128282A/ja
Publication of JPS58128282A publication Critical patent/JPS58128282A/ja
Publication of JPH0255159B2 publication Critical patent/JPH0255159B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/02Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating by means of a press ; Diffusion bonding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/028Loading or unloading of dies, platens or press rams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えばデイスクブレーキ用摩擦パツド
などのように、ライニングを加熱加圧成形と同時
に裏金に接着するのに用いられる、多段熱プレス
成形装置の金型交換装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の多段熱プレス成形装置は、第1
図に示すように、左右の支柱3に上下方向に所定
の間隔を存して設けた案内レール5に沿つて、金
型4を図示してない加熱板、詳しくは電熱板の間
へ挿入したうえ、基台8に設置した液圧アクチユ
エータ7により押上板6を介して4段の金型4を
不動の押え板2に押し付けて圧搾し、電熱板に通
電して加熱・加圧成形を行うようになつている。
摩擦パツド用金型4は裏金を所定の位置に支持
する下型4cと、予備成形されたライニングを収
容する所定断面形状の開口を有する中型4bと、
中型4bの開口に嵌合する突片を有する上型4a
とから構成される。
上述の多段熱プレス成形装置の運転は、手作業
で間歇的に繰り返し行われている。すなわち、作
業員が1人で2台または3台の熱プレス成形装置
を受け持ち、成形が完了した後で、各案内レール
55に沿つて金型4を順次引き出し、上型4a、
中型4b、下型4cに分解して成形品を取り出
す。
金型を清掃した後、下型4cに裏金を、中型4
bにライニング成形生地をそれぞれ装填する。金
型4a,4b,4cを組み合せて案内レール5に
沿つて押上板6の上側へ押し込み、前述したよう
な順序で加圧・加熱成形する。
途中数回にわたつて液圧アクチユエータ7によ
り押上板6を下げ、加圧を中断することにより、
中型4bの内部でライニング成形中に発生するガ
スを下型4cおよび上型4aとの各隙間から外部
へ放出させる。このガス抜きを行わないと、ライ
ニングに割れが生じ、製品として使用に供し得な
いものとなる。
上述した一連の手作業の間、熱プレス成形装置
は運転を停止している。したがつて、次のような
欠点が指摘される。
(a) 成形生地の装填から熱プレス成形開始までの
時間(待ち時間)がまちまちであるので、電熱
板の加熱運転にバラツキが生じ、これは製品の
品質にバラツキをもたらす。
(b) 熱プレス成形装置が間歇運転のため生産性が
低い。
(c) 労働集約型である。
(d) 全て手作業であるので作業者の安全性に欠け
る。
(e) 労働環境改善のための空気調和により、金型
が冷却されやすく、エネルギ損失が多い。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は上述の問題に鑑み、多段熱プレ
ス成形装置に対する金型の交換と、併せて金型か
らの成形品の取り出し、金型の清掃、金型への成
形生地の装填など、一連の作業を連続かつ自動的
に行う、多段熱プレス成形装置の金型交換装置を
提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の構成は複
数段の加熱板を有する熱プレス成形装置の側方に
昇降可能に配設した昇降枠に、上下方向の軸とと
もに回転し得る回転台を支持し、熱プレス成形装
置の所要の段へ金型を送り込む供給手段と熱プレ
ス成形装置の所要の段の金型を回転台へ引き出す
取出手段とを、回転台に上下2段に水平移動可能
に支持し、回転台の四半回転により前記取出手段
が金型分解装置へ金型を送り出す位置と前記供給
手段が金型分解装置から金型を取り出す位置とへ
方向転換可能にしたものである。
[作用] 本発明による多段熱プレス成形装置では、加圧
時間およびガス抜き時間を一定とし、加熱時間を
分割して、熱プレス成形装置の段数と同回数の加
熱工程を経て成形を完了する。したがつて、ガス
抜き工程ごとに1段づつ熱プレス成形が完了し、
成形の完了した金型を熱プレス成形装置から取り
出し、代りに成形材料を装填した金型を供給す
る。
すなわち、ガス抜き工程で1段ずつ順次金型の
交換を行う成形装置の連続自動運転が可能とな
る。
[発明の実施例] 第2図に示すように、本発明による装置は多段
熱プレス成形装置Aと、熱プレス成形を完了した
金型を分解して成形品を取出す金型分解装置C
と、熱プレス成形装置Aと金型分解装置Cとの間
で熱プレス成形を完了した金型と、新たに予備成
形生地および裏金を装填した金型との交換を行う
金型交換装置Bと、金型清掃装置Eと、裏金供給
装置Dと、予備成形生地供給装置Fとを備えてい
る。
熱プレス成形装置Aは第1図に示したものとほ
ぼ同様の構成をなすもので、第3図に示すよう
に、基台8に液圧アクチユエータ7が設置され、
このピストンロツド12に連結された押上板6に
より、4組の電熱板14などの加熱板の間に挿入
した3組の金型4を押え板2に押し付けて加圧加
熱成形するものである。
金型の加圧状態は第3図の左半部に示され、ガ
ス抜き状態は右半部に示される。押上板6には断
熱板13が、押え板2には断熱板17がそれぞれ
備えられる。押え板2の上に加熱制御装置15が
配置され、各電熱板14への電流を制御する。ガ
ス抜き後1つの金型4の交換が完了するまでの
間、楔形のクランプ装置16のクランプが側方か
ら突出して金型縁部の傾斜面上へ楔係合され、上
型4a、中型4b、下型4cを密着させる。各金
型4および電熱板14を案内支持する枝柱および
案内レールなどは、第1図に示す従来例と同様で
あり、図示を省略してある。
金型交換装置Bは、第2,3図に示すように、
梁部材22により連結される3本の支柱21に昇
降枠30を支持してなる。昇降枠30は支柱21
に外挿した3個の摺動筒38の上下端部をそれぞ
れ水平板23により互いに連結してなるもので、
下側の水平板23がボールねじ軸39の上端にス
ラスト軸受により支持される。
ボールねじ軸39は案内筒31に沿つて上下方
向摺動可能に支持されるとともに、第4図に示す
ように、一連のボールを介してナツト27に螺合
される。ナツト27は軸方向には移動しないよう
に基台8側に支持されており、ナツト27の外周
面に形成したウオーム歯車をもつ減速機32を介
してモータ40により回転駆動され、ボールねじ
軸39を介して前述した昇降枠30を支柱21に
沿つて昇降させる。
第3図に示すように、昇降枠30の内部すなわ
ち上下の水平板23に、同軸に並ぶ上下1対の回
転軸26,26aにより90゜の範囲で回転可能の
回転台30Aが支持される。第2図に示すよう
に、回転軸26はこれに結合されたアーム25の
先端を、ピン24により空圧アクチユエータ28
のピストンロツド28aと連結される。空圧アク
チユエータ28は昇降枠30の上側の水平板23
に支持される。
第3図a,bに示すように、回転台30Aは上
下3段の水平板18を側壁板19および支柱20
により結合したものであり、中段および下段の水
平板18にそれぞれ金型4を摺動可能に案内支持
する左右1対の案内レール33が固定される。1
対の案内レール33の間へ臨むラツク37が水平
板18に摺動可能に支持され、ラツク37の端部
に結合したドツグ34が、後述する金型4の係合
片78(第10図)に係合可能とされる。
上段および中段の水平板18の下面に固定した
ラツク29と前述したラツク37とにそれぞれピ
ニオン35が噛み合される。各ピニオン35は空
圧アクチユエータ36のピストンロツドの先端に
軸支持され、ピストンロツドの伸緒動作により、
ラツク37が第3図において左右方向に往復動さ
れる。空圧アクチユエータ36は回転台30Aの
側壁板19に固定支持される。
金型分解装置Cは第4図に示すように、梁部材
42により連結される4本の支柱41の下方部分
に備えた架台58に、旋回台53が支持される。
旋回台53の外周面に巻き付け固定したチエー
ンに、モータ55により回転駆動されるピニオン
54が噛み合される。
旋回台53に4本の案内支柱50が立設され、
案内支柱50の上端に金型支持台48が固定支持
される。また、案内支柱50に水平な連結板51
が昇降可能に案内支持され、連結板51に4本の
ロツド52が立設される。ロツド52の上端側は
前述した金型支持台48に貫通案内され、ほぼ方
形の金型4の4隅部に設けた穴に後述するように
係合される。
旋回台53に空圧アクチユエータ56が固定支
持され、このピストンロツドが連結板51に連結
されて、連結板51を昇降するようになつてい
る。ドラム様の金型支持台48の底部に空圧アク
チユエータ49が固定支持され、このピストンロ
ツドの端部に連結板59が結合される。連結板5
9に4本のロツド60が立設され、金型支持台4
8の上壁面を貫通して後述する金型4の4隅部に
設けた穴に係合される。
金型4は第10図に示すように、下型4cの上
面に摩擦パツドの裏金を支持するくぼみ63を、
中型4bにライニングの予備成形生地を収容する
開口62を、上型4aの下面に前記開口62に嵌
合する突起61をそれぞれ設けられる。中型4b
の一側縁に前述したドツク34と係合する開口を
有する係合片78が備えられる。方形をなす1組
の金型4は4個の摩擦パツドを加熱成形すること
ができるように、突起61、開口62、くぼみ6
3が金型4の中心に関して点対称に配列される。
下型4cの4隅部にロツド60を挿通する穴
が、中型4bにロツド60の先端側小径部分を係
合する穴がそれぞれ設けられる。さらに、下型4
cおよび中型4bにそれぞれロツド52を挿通す
る穴が、上型4aにロツド52の先端側小径部分
を係合する穴がそれぞれ設けられる。
裏金供給装置Dは、第2,4,8図に示すよう
に、前述した支柱41にブラケツト77を介して
固定したシユート44を備えている。また、ブラ
ケツト77に固定した空圧アクチユエータ46に
より前述した金型支持台48へ接近・引退可能の
架台47が案内支持され、架台47の上に支持し
た空圧アクチユエータ45によりシユート44に
プツシヤ74が摺動可能に支持される。ブラケツ
ト77にライニングの補強材として裏金を収容す
る収容枠43(第8図)が固定支持され、収容枠
43の内部に重ね合せて装填された裏金の最下位
のものが、順次プツシヤ74により下型4cのく
ぼみ63へ挿入されるように構成される。
金型清掃装置Eは、第2,5図に示すように、
架台80に空圧アクチユエータ45により金型支
持台48へ接近・引退可能に支持した可動枠に、
水平な支軸65により係合腕64および突落し腕
64aからなるノツクアウト装置10が支持さ
れ、ノツクアウト装置10の先端側が中型4bに
係合し、基端側が液圧アクチユエータ66により
開閉されるようになつている。
第6図に示すように、可動枠に無端チエーン6
8を介して回転駆動される上下1対のブラシ67
が支持され、空圧アクチユエータ69により上側
の回転ブラシ67は上型4aの下面を、下側の回
転ブラシ67は中型4bの上面をそれぞれ清掃す
る。無端チエーン71により駆動される回転ブラ
シ70が中型4bの下面と下型4cの上面を清掃
する。また、第7図に示すように、上型4aの下
面に離型材を塗布するノズル73と、中型4bの
上面に離型材を塗布するノズル72とが備えられ
る。
なお、第2図において、予備成形生地供給装置
Fは中型4bへ予備成形生地を供給するための装
置であり、これは裏金供給装置Dの場合と原理的
にほぼ同様の構成となつているので説明を省略す
る。
次に本発明装置の作動について説明する。熱プ
レス成形装置Aは従来例と同様第3図の左半部に
示すように、電熱板14により金型4を加熱・加
圧するものであり、所定時間を経過した後、右半
部に示すように、液圧アクチユエータ7により金
型4の加圧を解放してガス抜きを行う。このガス
抜き期間中に3個の金型の内の1個を取り出し、
新たな金型4を挿入するものである。この問、他
の段の金型4は楔型のクランプ装置16で密着さ
せておく。
第3図は下段の金型4を取り出した状態を示す
もので、この時モータ40により昇降駆動される
ボールねじ軸39により、昇降枠30に支持され
た回転台30Aの下段の案内レール33の面と、
最下段の電熱板14の上面とが一致されており、
金型4は前述した係合片78(第10図)にドツ
ク34を係合されて、空圧アクチユエータ36に
より左方へ引き出されている。回転台30Aの上
段の案内レール33には、新たに加熱成形するた
めの金型4が載置されており、これを最下段の電
熱板14の上へ挿入する場合、まずボールねじ軸
39により昇降枠30を下降させ、回転台30A
の上段の案内レール33の面と最下段の電熱板1
4の面とを一致させる。次いで、空圧アクチユエ
ータ36によりピニオン35を回転させながら金
型4を案内レール33に沿つて左方へ移動する
と、ドツク34により金型4が案内レール33か
ら電熱板14の上へ送り出される。こうして、熱
プレス成形装置Aが加圧・加熱工程に入る。
その間に、金型交換装置Bでは、第2図に示す
空圧アクチユエータ28により回転台30Aが時
計方向に四半回転され、第4図に示すように、案
内レール33の向きが金型分解装置Cの金型支持
台48の方へ方向転換される。同時にボールねじ
軸39により昇降枠30が駆動され、回転台30
Aの下段の案内レール33の面が金型支持台48
に上面と一致される。
次いで、空圧アクチユエータ36によりラツク
37およびドツグ34を介して金型4が金型支持
台48の上へ押し出される。このようにして、金
型交換装置Bにおいて、昇降枠30と回転台30
Aの協働により、熱プレス成形装置Aの金型4の
1つが新たな金型4と交換され、成形を完了した
金型4は金型分解装置Cの金型支持台48へ移さ
れる。
第4,9,10図に示すように、金型分解装置
Cでは空圧アクチユエータ49によりロツド60
を介して中型4bが、同時に空圧アクチユエータ
56によりロツド52を介して上型4aがそれぞ
れ押し上げられ、金型4が3つに分解される。
次いで、金型清掃装置Eの可動枠が金型4へ接
近し、第5図に示すように、先端が二股状になつ
ている係合腕64が中型4bの下面に係合し、ま
た先端から下方へ延びる突片を有する突落し腕6
4aが開口62へ液圧アクチユエータ66により
押し込まれ、開口62の内部の成形された摩擦パ
ツドが中型4bから突き落される。中型4bから
取り外された摩擦パッドは、図示してないシユー
トを経て金型支持台48の外方へ排出される。
次いで、ノツクアウト装置10が後退し、第6
図に示すように、回転ブラシ67,70が上型4
a、中型4b、下型4cの間へ突出され、これら
の内面を清掃する。この清掃が終ると、第7図に
示すように、ノズル72,73により離型剤が上
型4a、中型4bの表面に塗布される。
このようにして、金型4から第1の摩擦パツド
が取り外されると、第4図においてモータ55に
よりピニオン54を介して旋回台53とともに金
型支持台48が順次四半回転され、前述の場合と
同様にノツクアウト装置10により4個の摩擦パ
ツドが順次取り外される。
同時に、第8図に示すように、裏金供給装置D
が金型支持台48に接近し、空圧アクチユエータ
45により駆動されるプツシヤ74により、収容
枠43の裏金が下型4cのくぼみ63へ充填され
る。摩擦パツド4個分の裏金の供給が終ると、空
圧アクチユエータ49によりロツド60が下方へ
引き戻され、第9図に示すように下型4cの上へ
中型4bが重ね合される。裏金供給装置Dとほぼ
同様の構造の予備成形生地供給装置Fにより、4
個の予備成形生地が同時に中型4bの開口62へ
挿入される。次いで、第4図に示す空圧アクチユ
エータ56によりロツド52が下方へ引き戻さ
れ、金型が第10図に示すように組み合される。
このような金型からの成形品の取り出しおよび
成形材料の装填中に、金型交換装置Bではボール
ねじ軸39により昇降枠30が下降され、上段の
案内レール33の面が金型支持台48の面よりも
幾分下側へ位置づけられる。空圧アクチユエータ
36によりドツグ34が、第4図において右方へ
移動され、金型4の係合片78の下側へ位置づけ
られる。
次いで、ボールねじ軸39の回転駆動により昇
降枠30が上昇され、上段の案内レール33の面
が金型支持台48の面と一致すると、ドツグ34
が係合片78に係合する。そこで、空圧アクチユ
エータ36によりドツグ34を左方へ移動する
と、金型支持台48の金型4が回転台30Aの上
段の案内レール33の上へ引き寄せられる。
次いで、回転台30Aを空圧アクチユエータ2
8により、第2図において反時計方向へ90゜だけ
回転すると、案内レール33が熱プレス成形装置
Aの方へ向く。そこで、昇降枠30を駆動し、下
段の案内レール33の面を、加熱成形を完了した
次の段、例えば中段の電熱板14の面よりも僅か
に下方へ移動させる。下段の空圧アクチユエータ
36によりドツグ34を所定の金型4の係合片7
8の下側へ位置づけ、昇降枠30を僅かに上昇さ
せて、ドツグ34を係合片78に係合したうえ、
空圧アクチユエータ36により所定の金型4を下
段の案内レール33へ引き出す。
次いで、昇降枠30を下降させ、上段の案内レ
ール33の金型4を熱プレス成形装置Aの中段の
電熱板14の上へ空圧アクチユエータ36により
挿入する。
以上の説明から明らかなように、昇降枠30は
回転台30Aに載置された金型4を熱プレス成形
装置の電熱板14の上下方向の関係位置へ移動し
て、ドツグ34と金型4の係合片78との係脱を
行い、また金型支持台48の上下方向の関係位置
へ移動して、金型4の係合片78とドツグ34と
の係脱を行う役目を果す。
回転台30Aは熱プレス成形装置Aの電熱板1
4に対する案内レール33の向きを一致させ、ま
た金型支持台48に対する案内レール33の向き
を一致させる役目を果す。
さらに、回転台30Aに配置される上段の空圧
アクチユエータ36、ドツグ34および案内レー
ル33は、金型支持台48から新たに材料を装填
された金型4を熱プレス成形装置Aへ受け渡す金
型供給手段を構成し、下段の空圧アクチユエータ
36、ドツグ34および案内レール33は熱プレ
ス成形装置Aから成形完了した金型4を受け取
り、金型分解装置Cの金型支持台48へ移す金型
取出手段を構成する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、複数段の加熱板を有す
る熱プレス成形装置の側方に昇降可能に配設した
昇降枠に、上下方向の軸とともに回転し得る回転
台を支持し、熱プレス成形装置の所要の段へ金型
を送り込む供給手段と熱プレス成形装置の所要の
段の金型を回転台へ引き出す取出手段とを、回転
台に上下2段に水平移動可能に支持し、回転台の
四半回転により前記取出手段が金型分解装置へ金
型を送り出す位置と前記供給手段が金型分解装置
から金型を取り出す位置とへ方向転換可能にした
から、次のような優れた効果が得られる。
(a) 成形を完了した金型とこれから成形を行う金
型との交換が、ガス抜き時間を利用して1個ず
つなされるので、従来のように作業員が数台の
装置を受け持つて手作業で行うのに比べて、装
置の稼動効率が大幅に向上される。
(b) 金型の交換時間、加熱時間およびガス抜き時
間が一定に設定されるので、従来の手作業で行
う場合に比べて、より品質の安定した成形品が
得られる。
(c) 従来の一連の手作業を廃止することができる
ので、作業者の負担が軽減され、作業者は材料
の搬入、成形品の搬出などを行えばよく、作業
の安全性が向上するとともに、材料を装填する
収容枠を大きくすれば、長時間の無人運転が可
能である。
(d) 無人運転の場合には、工場内の空気調和を廃
止することができるので、このための経費負担
が軽くなるばかりでなく、工場内の冷房による
電熱板の熱損失も少なくなるので、エネルギの
負担が大幅に軽くなる。
(e) 本装置はゴム、プラスチツクの熱成形にも応
用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多段熱プレス成形装置の概要を
示す正面図、第2図は本発明に係る金型交換装置
を備えた多段熱プレス成形装置の平面図、第3図
aは同正面図、第3図bは同要部拡大図、第4図
は同側面図、第5図は成形品の取外し機構(ノツ
クアウト装置)の概略構成を示す側面図、第6図
は金型清掃装置の概略構成を示す側面図、第7図
は金型に対する離型材塗布装置の概略構成を示す
側面図、第8図は予備成形生地供給装置の概略構
成を示す側面図、第9図および第10図は金型分
解装置の作動を説明する側面図である。 A:熱プレス成形装置、B:金型交換装置、
C:金型分解装置、D:裏金供給装置、F:予備
成形生地供給装置、E:金型清掃装置、2,6:
押え板、7,66:液圧アクチユエータ、8:基
台、10:ノツクアウト装置、14:電熱板、1
5:加熱制御装置、21:支柱、26:回転軸、
27:ナツト、28,36:空圧アクチユエー
タ、29,37:ラツク、30:昇降枠、30
A:回転台、34:ドツグ、35:ピニオン、3
8:摺動筒、39:ボールねじ軸、40:モー
タ、41,50:支柱、43:収容枠、44:シ
ユート、48:金型支持台、49,56:空圧ア
クチユエータ、52,60:ロツド、53:旋回
台、54:ピニオン、55:モータ、67,7
0:回転ブラシ、78:係合片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数段の加熱板を有する熱プレス成形装置の
    側方に昇降可能に配設した昇降枠に、上下方向の
    軸とともに回転し得る回転台を支持し、熱プレス
    成形装置の所要の段へ金型を送り込む供給手段と
    熱プレス成形装置の所要の段の金型を回転台へ引
    き出す取出手段とを、回転台に上下2段に水平移
    動可能に支持し、回転台の四半回転により前記取
    出手段が金型分解装置へ金型を送り出す位置と前
    記供給手段が金型分解装置から金型を取り出す位
    置とへ方向転換可能にした、多段熱プレス成形装
    置の金型交換装置。
JP57012001A 1982-01-28 1982-01-28 多段熱プレス成形装置の金型交換装置 Granted JPS58128282A (ja)

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