JPH0539855Y2 - - Google Patents

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JPH0539855Y2
JPH0539855Y2 JP1988009067U JP906788U JPH0539855Y2 JP H0539855 Y2 JPH0539855 Y2 JP H0539855Y2 JP 1988009067 U JP1988009067 U JP 1988009067U JP 906788 U JP906788 U JP 906788U JP H0539855 Y2 JPH0539855 Y2 JP H0539855Y2
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width
extruder
rubber
rubber sheet
sheet
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ゴムシートの圧延工程における押
出機のダイヘツドとカレンダロールの間の空間に
滞留するゴムの量、すなわちバンク量を一定に保
つためのバンク量制御装置に関するものである。
(従来の技術) 押出機のダイヘツドとカレンダロールとの間の
バンクゴム量が不足して場合は、カレンダロール
から得られるゴムシートが薄くなつたり、幅が狭
くなつたり、また途切れたりし、反対に過剰な場
合は、上記ダイヘツドとカレンダロールとの間の
空間でゴムの滞留する時間が長くなり、部分的に
硬化する等の不都合が生じるので、従来は、作業
員がバンク量を目視によつて監視し、過不足が生
じたときは押出機の回転速度を手動で調節してい
た。また、自動制御手段として、押出機のダイヘ
ツド吐出部の圧力がバンク量に比例することを利
用し、上記ダイヘツド吐出部の圧力を検出し、こ
の圧力が一定になるように押出機の駆動用モータ
を変速することが知られていた。
(考案が解決しようとする課題) 手動によつてバンク量を調節する手段は、この
制御に専念する作業員を必要とし、かつ制御が不
正確になるという問題があつた。また、ダイヘツ
ド吐出部の圧力を検出して行なう制御手段は、ダ
イヘツドの圧力が一定であつても、ゴムの種類が
変つたり、押出機の温度が変動したりすると、上
記ダイヘツド吐出部の圧力が一定であるにも拘ら
ず、バンク量が変化し、ゴムシートが切れたり、
ゴム焼けが生じて部分的な早期硬化が生じるとい
う問題があつた。
この考案は、ゴムシートの厚みが一定になるよ
うにカレンダロールのロール間隙を可変にすると
共に、ゴムシートの幅をトリミングによつて一定
に揃える点は従来どおりとし、トリング前のシー
ト幅がバンク量に比較することを利用し、このシ
ート幅が一定になるように押出機を変速すること
によつてバンク量を一定に制御し、もつて作業員
による監視を省き、押出機の温度やゴム質の変化
に無関係に上記バンク量を正確に制御できるよう
にしたものである。
(課題を解決するための手段) 可変速モータで駆動される押出機と、この押出
機から押出されるゴムを圧延して一定厚さのゴム
シートにするカレンダロールと、このゴムシート
を前送りするための引出ロールとを備えたゴム圧
延用カレンダにおいて、上記カレンダロールで圧
延されたゴムシートの幅を検出するための幅測定
器と、この幅測定器が検出したゴムシートの実測
値を目標値と比較して差がゼロになるように上記
可変速モータを変速させるためコントローラとを
設ける。
(作用) ゴムシートの幅が検出値が目標値よりも大きい
ときは、押出機の駆動用モータが減速され、バン
ク量が減少し、ゴムシートの幅が検出値が目標値
よりも小さいときは、上記駆動用モータが加速さ
れ、バンク量が増大する。なお、第1回の幅検出
によつて駆動用モータを変速する操作を行なつて
から、その操作の影響がシート幅の検出に表われ
たのち、第2回の幅検出を行なつて駆動用モータ
を再び変速するというように、上記の検出および
変速操作を間欠的に行なうことにより、制御に伴
う脈動が減少する。そして、駆動用モータの1回
の変速に際しては、シート幅の検出を或るピツチ
で複数回行ない、得られた複数個の検出値の平均
値を目標値と比較して変速操作をすることによ
り、制御が一層正確に行なわれる。
例えば、シート幅の目標値(設定値)をWs、
シート幅の実測値をWi、1回の変速操作に対す
るシート幅の測定回数(サンプリング数)をN、
そのときのシート幅の測定ピツチをP、押出機2
の基準回転数を測定するための電圧をV0、第n
回の変速操作における押出機可変速モータの指令
電圧をVn、上記の指令電圧すなわち変速操作信
号が出力されてからその影響がシート幅検出に表
わされるまでに必要な測定待ち距離をL、シート
の走行速度をvとすると、シート幅の目標値Ws
と実測値Wiの差の平均値△Wは、 △W=1/NNi=1 (Ws−Wi) (1) で表わされる。そして、押出機用可変速モータの
指令電圧は変速制御開始前のV0から順次V1
V2、V3、………、Vn−1と制御を繰返す度に変
化し、n回目の変速制御を行なうときの指令電圧
Vnは、一般式 Vn=Vn−1±△W/Ws・Vn−1・K (2) で表わされ、この指令電圧は(N・P+L)/v
で示される時間ごとに出力される。ただし、Kは
0.1〜1.9の範囲の定数であり、このKの値を大き
くとる程、押出機の変速が、ひいてはバンク量と
シート幅の変化が急激に行なわれる。
(実施例) 第1図において、1は押出機用の可変速モー
タ、2は押出機、3は押出機のダイヘツド、4は
カレンダロールであり、押出機2のダイヘツド3
から押出されたゴムは、ダイヘツド3とカレンダ
ロール4との間で滞留してバンクMを形成し、カ
レンダロール4で圧延されてゴムシートSとな
り、ガイドローラ5および引出ロール6を経て前
送りされる。上記カレンダロール4の前方(引出
ロール6側)には、ゴムシートSの上方に透過光
式幅測定器7が、またその下方にゴムシートSを
挟んで光源7aがそれぞれ設けられ、(第2図参
照)、また一つのガイドローラ5の上に測長ロー
ラ8が置かれ、この測長ローラ8の回転に連動す
るパルス発振器9から測長ローラ8の一定角度回
転ごとにパルスが出力されるようになつている。
第2図は制御装置構成図の一例を示す、中央の
シーケンスコントローラ10には、前記幅測定器
7のゴムシートSの幅に比例した電圧の出力信号
が増幅器11で増幅されて入力されると共に、パ
ルス発振器9の出力パルスが入力される。幅測定
ピツチ設定スイツチ12は上記シート幅の測定ピ
ツチPを設定するためのデジタルスイツチであ
り、30〜40mmの大きさに設定される。幅測定回数
設定スイツチ13は、シート幅の測定回数N(10
〜20回)を設定するためのデジタルスイツチであ
り、幅設定スイツチ14は、シート幅の目標値
Wsを設定するためのデジタルスイツチである。
係数設定スイツチ15は、前記の式(2)の係数
Kの大きさを設定するためのデジタルスイツチで
ある。また、幅上下限設定スイツチ16は、シー
ト幅が変動する際の許容範囲±△Wsを設定する
ためのデジタルスイツチであり、この範囲を外れ
る変動があつた場合は、異常と判断される。押出
機回転設定スイツチ17は、押出機2を基準回転
数で回転させるため電圧V0を設定するためのデ
ジタルスイツチであり、押出機上下限設定スイツ
チ18は、押出機2の駆動用可変速モータの速度
指令電圧の可変許容範囲±△V0を設定するため
デジタルスイツチであり、この範囲を外れた場合
にコントロール不良の異常があつたと判断され
る。なお、19はスタートスイツチ、20はスト
ツプスイツチ、21は自動選択スイツチであり、
この自動選択スイツチ21によつて自動運転モー
ドとなる。
一方、デジタルコントローラ10の右側のシー
ト幅表示器22は、シート幅の実測値Wiをデジ
タル表示するものであり、シート幅平均値表示器
23は、上記実測定値Wiの平均値(ΣWi/N)
をデジタル表示するものである。電圧指令回路2
4は、前記(2)式の指令電圧Vnの出力回路で
あり、可変速モータ1の制御装置の速度指令回路
(図示されていない)に接続される。幅上下限ア
ラーム25は、幅上下限設定スイツチ16で設定
した範囲±△Wsを超えるシート幅の変動があつ
た場合に、コントロール不良の不具合を知らせる
アラーム表示器であり、押出機回転数上下限アラ
ーム26は、押出機上下限設定スイツチ18で設
定される許容範囲±V0を超える指令電圧変動が
あつた場合に、コントロール不良の異常を知らせ
るアラーム表示器であり、警報ブザー27は、上
記の異常発生時に作動する。
(考案の効果) この考案は、シート幅の実測値に基づいて押出
機を自動的に変速し、これによつてバンク量が一
定になるようにしたものであるから、作業員によ
る監視が不要であり、かつ押出機のダイヘツドの
圧力を検出して押出機を変速するものに比べて押
出機の温度やゴム質の変化による影響が無く、上
記バンク量を正確に制御してシート切れやゴム焼
けのないゴムシートの製造を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は
制御装置構成図である。 1……可変速モータ、2……押出機、3……ダ
イヘツド、4……カレンダロール、5……ガイド
ローラ、6……引出ロール、7……幅測定器、8
……測長ローラ、9……パルス発振器、10……
シーケンスコントローラ、M……バンクゴム、S
……ゴムシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変速モータで駆動される押出機と、この押出
    機から押出されるゴムを圧延して一定厚さのゴム
    シートにするカレンダロールと、このゴムシート
    を前送りするための引出ロールとを備えたゴム圧
    延用カレンダにおいて、上記カレンダロールで圧
    延されたゴムシートの幅を検出するための幅測定
    器と、この幅測定器が検出したゴムシートの実測
    値を目標値と比較して差がゼロになるように上記
    可変速モータを変速させるためのコントローラと
    からなるゴム圧延用カレンダのバンク量制御装
    置。
JP1988009067U 1988-01-27 1988-01-27 Expired - Lifetime JPH0539855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988009067U JPH0539855Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988009067U JPH0539855Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01112918U JPH01112918U (ja) 1989-07-28
JPH0539855Y2 true JPH0539855Y2 (ja) 1993-10-08

Family

ID=31215494

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3286302A (en) * 1963-12-26 1966-11-22 Industrial Nucleonics Corp Control system for maximizing the production of a material forming process
JPS5848340A (ja) * 1981-09-18 1983-03-22 Toshiba Corp 陰極線管
JPS5920993U (ja) * 1982-07-26 1984-02-08 新明和工業株式会社 電気溶接・溶断用ポジシヨナ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5848340A (ja) * 1981-09-18 1983-03-22 Toshiba Corp 陰極線管
JPS5920993U (ja) * 1982-07-26 1984-02-08 新明和工業株式会社 電気溶接・溶断用ポジシヨナ

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JPH01112918U (ja) 1989-07-28

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