JPH0539839Y2 - - Google Patents

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JPH0539839Y2
JPH0539839Y2 JP1988052718U JP5271888U JPH0539839Y2 JP H0539839 Y2 JPH0539839 Y2 JP H0539839Y2 JP 1988052718 U JP1988052718 U JP 1988052718U JP 5271888 U JP5271888 U JP 5271888U JP H0539839 Y2 JPH0539839 Y2 JP H0539839Y2
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electrode
shank
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は抵抗溶接機に用いられ、そのシヤン
クに取付けられる電極に関するものであつて、そ
の頭部のタイプはポイント、ドーム、コーン、偏
心等いずれのタイプにも適用できるものである。
[従来の技術] 従来の前記のいずれのタイプの電極において
も、標準先端径に至る以前の胴部の外表面は平坦
な面に形成されていた(前者)。
また、電極の交換を容易にするため電極の胴部
の外表面に工具かけを形成すべく、電極の胴部に
シヤンク挿入用の孔を有する抵抗溶接機におい
て、前記胴部外表面を多角形状にした電極(後
者)も例えば実公昭46−22421号公報に示される
ように公知である。
ところで、このような電極では、その胴部内に
孔を有しており、該孔内にシヤンクを挿入するこ
とによつてシヤンクに電極を取付けていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前者においては、孔を胴部に形成す
ることによつて、胴部の肉厚が薄くなり、強度的
に弱くなりそのためシヤンクに対して電極が十分
に嵌着されず、該電極の使用中にシヤンクから電
極が外れることがあつた。
また、後者の場合、胴部外表面の多角形は工具
かけのためであつて、特に電極の補強を意図した
ものではないと共に該多角形状の胴部とするのに
特別に多角形状の素材棒を用意するか、通常の丸
棒から切削によつて特別に多角形状を得る等面倒
である。
この考案は、従来の技術が有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、通常の丸棒にローレツト加工を施す
のみで、胴部の肉厚が薄くてもシヤンクに対して
電極が十分な強度をもつて嵌着され得る電極を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、この考案における抵抗溶
接機用電極は、 電極の胴部にシヤンク挿入用の孔を有する抵抗
溶接機用電極において、前記胴部外表面の全周全
域にわたつて補強用のローレツト状の小突条を形
成した、 ものである。
[作用] 電極の胴部内の孔内にシヤンクを挿入すること
によつて、電極はシヤンクに取付けられるが、そ
の際、電極の肉厚の薄い胴部は応力をうけて外方
に向かつて広がろうとする。ところが、該胴部の
外表面の全周全域にわたつて補強用のローレツト
状の小突条が形成されているため、該突条の山の
分だけ距離が長くなり、強度が距離の二乗に比例
して大となることから、該突条が前記広がろうと
する応力に対して相当な抵抗体となつて、電極は
十分にシヤンクに嵌合される。
[実施例] 第1図はこの考案に係る抵抗溶接機用電極の一
実施例を示すものである。
図において、1は電極であり、その先端部2は
相手の電極との間にワークを挟みナゲツトを形成
するような円筒形状となつている。この形状は周
知の各種形状があり、いずれの形状であつてもよ
い。
該先端部2に連続して略円筒状の胴部3が形成
され、該胴部に内側にはシヤンク(図示せず)が
挿入される円錐状の孔4が形成されている。
そして、前記胴部3の外表面の全周全域にわた
つて補強用のローレツト状の小突条5が形成され
ている。
従つて、電極1の胴部3内の孔4にシヤンクを
挿入することによつて、電極1はシヤンクに取付
けられるが、その際、電極1の肉厚の薄い胴部3
は応力をうけて外方に向かつて広がろうとする。
ところが、該胴部3の外表面には全周全域にわた
つて補強用のローレツト状の小突条5が電極1に
形成されているため、該突条5が前記広がろうと
する応力に対して相当な抵抗体となつて、電極1
は十分にシヤンクに嵌合されることになる。
そして、該ローレツト状の小突条5は、ローレ
ツト金型に対して胴部3を回転させるだけで簡単
に形成することができる。
[考案の効果] この考案によると、電極の胴部外表面の全周全
域にわたつて補強用のローレツト状の小突条が形
成されているため、該胴部がシヤンク挿入用孔を
有することによる肉厚の薄くなることで応力に対
して強度が弱くなることが防止され、結果的には
シヤンクに対して電極は十分に嵌合され、溶接作
業中に電極がシヤンクから抜けることがない。
また、ローレツト状の小突条は、ローレツト金
型に対して胴部を回転させるだけで簡単に形成す
ることができるので、その成形がきわめて容易に
できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例の側面図を示
す。 1……電極、3……胴部、4……孔、5……ロ
ーレツト状の小突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極の胴部にシヤンク挿入用の孔を有する抵抗
    溶接機用電極において、前記胴部外表面の全周全
    域にわたつて補強用のローレツト状の小突条を形
    成したことを特徴とする抵抗溶接機用電極。
JP1988052718U 1988-04-21 1988-04-21 Expired - Lifetime JPH0539839Y2 (ja)

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JPH01159977U JPH01159977U (ja) 1989-11-07
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