JPS5856063Y2 - スタツド - Google Patents
スタツドInfo
- Publication number
- JPS5856063Y2 JPS5856063Y2 JP14804179U JP14804179U JPS5856063Y2 JP S5856063 Y2 JPS5856063 Y2 JP S5856063Y2 JP 14804179 U JP14804179 U JP 14804179U JP 14804179 U JP14804179 U JP 14804179U JP S5856063 Y2 JPS5856063 Y2 JP S5856063Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- welding
- stud
- stud body
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスタッド溶接用のスタッドに関する。
この種のスタッドは、第1図に示すように、スタッド本
体1先端の溶植頭部2に小突起3を有し、小突起3と母
材間に瞬間的に放電して溶植頭部2を母材に溶接するよ
うになっているが、溶植頭部2は小突部3を圧造成形す
る際に必然的にスタッド本体1の直径dより大きい直径
りのフランジ状に形成されるため、溶植頭部2の溶接面
積はスタッド本体1の断面積より増大し、これに伴って
溶接強度がスタッド本体1の破断強度以上となるから強
度上は有利ではあるが、それだけ大きな溶接電流が必要
とされる。
体1先端の溶植頭部2に小突起3を有し、小突起3と母
材間に瞬間的に放電して溶植頭部2を母材に溶接するよ
うになっているが、溶植頭部2は小突部3を圧造成形す
る際に必然的にスタッド本体1の直径dより大きい直径
りのフランジ状に形成されるため、溶植頭部2の溶接面
積はスタッド本体1の断面積より増大し、これに伴って
溶接強度がスタッド本体1の破断強度以上となるから強
度上は有利ではあるが、それだけ大きな溶接電流が必要
とされる。
特に、第2図のようにスタッド本体1に中空孔又はねじ
孔4を有する場合には、スタッド本体1の有効断面積が
減少してその破断強度も比例的に減少するから、直径り
の溶植頭部2の溶接強度は必要以上に大きくなる。
孔4を有する場合には、スタッド本体1の有効断面積が
減少してその破断強度も比例的に減少するから、直径り
の溶植頭部2の溶接強度は必要以上に大きくなる。
したがって、適正な溶接設計の立場からすれば、溶植頭
部2の溶接面積を減少させることが望ましいのであるが
、前述のように、溶植頭部2の直径りは小突起3を圧造
加工する際に必然的に発生して膨出するものであるから
、従来は止むを得ず直径りの溶植頭部2に見合う大型の
溶接機を用いて過剰溶接していた。
部2の溶接面積を減少させることが望ましいのであるが
、前述のように、溶植頭部2の直径りは小突起3を圧造
加工する際に必然的に発生して膨出するものであるから
、従来は止むを得ず直径りの溶植頭部2に見合う大型の
溶接機を用いて過剰溶接していた。
本考案の目的は、上言、己のような過剰な溶接強度をな
くすため、中空孔又はねし孔を有するスタッド本体の有
効断面積に対応した適正な溶接面積の溶植頭部を備えた
スタッドを提供することにある。
くすため、中空孔又はねし孔を有するスタッド本体の有
効断面積に対応した適正な溶接面積の溶植頭部を備えた
スタッドを提供することにある。
以下本考案を第3図ないし第6図に示す実施例について
説明する。
説明する。
本考案のスタッドは、スタッド本体1の端部に小突起3
を圧造成形する際に必然的に発生するフランジ状に膨径
した頭部5を従来のようにそのまま溶植頭部とせず、こ
の膨径頭部5の端面にスタッド本体1の有効断面積Sに
対応する溶接面積S1を有するスタッド本体1の直径d
より小径d1の溶植頭部6を突設し、溶植頭部6の中心
部に小突起3を設けたものである。
を圧造成形する際に必然的に発生するフランジ状に膨径
した頭部5を従来のようにそのまま溶植頭部とせず、こ
の膨径頭部5の端面にスタッド本体1の有効断面積Sに
対応する溶接面積S1を有するスタッド本体1の直径d
より小径d1の溶植頭部6を突設し、溶植頭部6の中心
部に小突起3を設けたものである。
したがって、使用状態では第6図に示すように膨径頭部
5は母材7に溶着されない。
5は母材7に溶着されない。
なお、溶植頭部6は小突起3を圧造成形するヘッダパン
チに所望の直径d1の座ぐりを設けることによって、小
突起3と同時に簡単に成形できる。
チに所望の直径d1の座ぐりを設けることによって、小
突起3と同時に簡単に成形できる。
上述のように、本考案のスタッドは、中空状スタッド本
体の有効断面積に対応する適正な溶接面積を持った溶植
頭部を備えているから、小突起の圧造成形的に必然的に
発生する膨径頭部を溶植頭部としたものに比べて適正な
溶接強度が得られ、また、溶接に必要な電流も少なくて
経済的であるばかりでなく、溶接機もそれだけ小型のも
のが使用できる利点がある。
体の有効断面積に対応する適正な溶接面積を持った溶植
頭部を備えているから、小突起の圧造成形的に必然的に
発生する膨径頭部を溶植頭部としたものに比べて適正な
溶接強度が得られ、また、溶接に必要な電流も少なくて
経済的であるばかりでなく、溶接機もそれだけ小型のも
のが使用できる利点がある。
このことは、例えば建築現場におけるスタッド溶接作業
等のように溶接機を絶えず移動し乍ら多数のスタッドを
溶接する場合に極めて有利である。
等のように溶接機を絶えず移動し乍ら多数のスタッドを
溶接する場合に極めて有利である。
第1図及び第2図は従来品の一部切欠正面図、第3図は
本考案に係るスタッドの一部切欠正面図、第4図は同平
面図、第5図は第3図の5−5線に沿う断面図、第6図
は同使用状態を示す図である。 1・・・・・・スタッド本体、2・・・・・・溶植頭部
、3・・・・・・小突起、4・・・・・・中空孔又はね
し孔、5・・・・・・膨径頭部、6・・・・・・溶植頭
部。
本考案に係るスタッドの一部切欠正面図、第4図は同平
面図、第5図は第3図の5−5線に沿う断面図、第6図
は同使用状態を示す図である。 1・・・・・・スタッド本体、2・・・・・・溶植頭部
、3・・・・・・小突起、4・・・・・・中空孔又はね
し孔、5・・・・・・膨径頭部、6・・・・・・溶植頭
部。
Claims (1)
- スタッド本体に中空孔又はねし孔を有し、該スタッド本
体の端部に小突起を圧造成形する際発生する膨径頭部の
端面に前記スタッド本体の有効断面積に対応する溶接面
積を持った溶植頭部を突設し、該溶植頭部の中心部に小
突起を設けたことを特徴とするスタッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14804179U JPS5856063Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | スタツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14804179U JPS5856063Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | スタツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5665779U JPS5665779U (ja) | 1981-06-02 |
JPS5856063Y2 true JPS5856063Y2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=29379186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14804179U Expired JPS5856063Y2 (ja) | 1979-10-24 | 1979-10-24 | スタツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856063Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-24 JP JP14804179U patent/JPS5856063Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5665779U (ja) | 1981-06-02 |
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