JPH0539515Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539515Y2
JPH0539515Y2 JP1987070320U JP7032087U JPH0539515Y2 JP H0539515 Y2 JPH0539515 Y2 JP H0539515Y2 JP 1987070320 U JP1987070320 U JP 1987070320U JP 7032087 U JP7032087 U JP 7032087U JP H0539515 Y2 JPH0539515 Y2 JP H0539515Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
alarm
audio
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987070320U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63181894U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987070320U priority Critical patent/JPH0539515Y2/ja
Publication of JPS63181894U publication Critical patent/JPS63181894U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539515Y2 publication Critical patent/JPH0539515Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、音声アラーム時計に関する。
〔考案の背景〕
従来、アラーム時刻に到つた際にアラーム時刻
を「何時何分です」と音声で出力する音声アラー
ム時計が製品化されている。一般に、出勤等の為
のアラーム時刻を設定する場合、起床してから出
かけるまでの時間に余裕があるように設定するも
のであり、アラーム時刻は絶対に起床しなければ
ならないぎりぎりの時刻より所定時間、例えば10
分程度前に設定する。そのために、アラーム時刻
になりアラーム時刻が音声で出力されて目をさま
しても、あと10分間は起きなくてもよいだろうと
思つているうちに寝込んでしまい、遅れてしまう
ことがあり、アラーム時刻にアラーム時刻だけを
音声出力するだけでは十分なアラーム効果がない
ものであつた。
そこで、本件出願人は実願昭62−37013号公報
の如く、アラーム時刻に到つた場合に、音声アラ
ームとして、毎回、正確な現在時刻を音声出力す
るのではなく、所定の確率で現在時刻以後の時刻
を音声出力するようにしてアラーム効果を大きく
する技術を出願した。
しかしながら、現在時刻以後の時刻を聞いて起
床した場合に、現在時刻以後の時刻を正しい現在
時刻と間違えるおそれがある。
[考案の目的] 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
アラーム時刻に現在時刻とは異なつた時刻を音声
出力する音声アラーム時計において、現在時刻と
は異なつた時刻を音声出力したことを効果的に確
認できる音声アラーム時計を提供することを目的
とする。
[考案の要点] 本考案は上記目的を達成するために、アラーム
停止用スイツチが操作された際に現在時刻とは異
なつた時刻を音声出力した場合、そのことを音声
で出力するようにした点を要旨とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す一実施例に基づき本考案を具
体的に説明する。
構 成 第1図は、本実施例の構成を示すブロツク回路
図である。時計回路1は、発振器、各種カウンタ
およびアラーム時刻設定部等を有し、現在時刻を
計時し、これを加算回路8、アンドゲート11に
送出すると共に、アラーム時刻に到つたときは、
スヌーズ制御回路2にアラーム信号cを送出する
回路である。スヌーズ制御回路2は、上記アラー
ム信号cを受けてスヌーズ動作(アラーム時刻に
到つたとき所定の時間間隔でアラーム動作を所定
回数だけ繰返す動作)を指示すべく、乱数発生回
路3および音声処理部14に動作指令信号aを5
分間隔で8回送出すると共に、この動作指令信号
aの送出の都度、それが上記8回のうちの何回目
に当るものであるかというデータ(以下、スヌー
ズ回数という)を基準値記憶部5に与える回路で
ある。なおスヌーズ制御回路2のこれらの動作は
スヌーズ停止スイツチSAが操作されたときに送
られてくるアラーム停止信号dにより停止する。
乱数発生回路3は動作指令信号aが送られてくる
度に、0〜7までの8個の数値の中から任意に1
個の数値を選んで、これを比較回路6に送出する
回路である。
レベル選択スイツチ部4は、後述のびつくりレ
ベルを指定するスイツチを有し、該スイツチによ
り指定されたびつくりレベルを基準値記憶部5に
送出する。上記びつくりレベルとは、音声アラー
ムとして、正確な時刻よりも進んだ時刻を所定の
確率で発生して、聴く者をびつくりさせる際のそ
の度合をいう。これには、レベル0〜3までの4
種のレベルがあり、レベル0では上記のびつくり
させる度合が全くなく音声アラームとしては、常
に正確な時刻を発生し、レベル1〜3ではレベル
数が増す程、びつくりさせる度合が高くなり、音
声アラームとして、より進んだ時刻をより高い確
率で発生する。
基準値記憶部5は、行かスヌーズ制御回路2か
らのスヌーズ回数により指定され、列がレベル選
択スイツチ部4からのびつくりレベルにより指定
される第2図に示す如きテーブルを記憶し、指定
された行および列で特定される欄の上段の基準値
(0〜7までの数値のうちの特定のもの)を比較
回路6に、下段の時間差(音声アラームとして進
んだ時刻を報ずべく正確な現在時刻に加算される
時間)をラツチ7にそれぞれ送る(なお、レベル
0は100%の確率で常に正確な時刻を発生するの
で第2図では省略している)。比較回路6は、乱
数発生回路3から送られてきた数値が、基準値記
憶部5から送られてきた基準値のいずれかに等し
いときに一致信号eをアンドゲート9、インバー
タ10およびアンドゲート12に送る回路であ
る。ラツチ7は、基準値記憶回路5から送られて
来た時間差を記憶する回路である。また、加算回
路8は、上記ラツチ7から時間差を取込み、時計
回路1から送られて来た現在時刻にこれを加算
し、その結果、すなわち、進んだ時刻をアンドゲ
ート9に送出する回路である。アンドゲート9は
上記比較回路6からの一致信号eを開閉制御信号
とし、加算回路8から送られてきた進んだ時刻を
オアゲート13を介して音声処理部14に送る。
アンドゲート11は、上記一致信号eをインバー
タ10で反転した信号を開閉制御信号とし、時計
回路1から送られてきた正確な現在時刻をオアゲ
ート13を介して音声処理部14に送出する。
また、上記アンドゲート12にはアラーム停止
スイツチの操作信号が遅延回路16を介して供給
され、上記一致信号eを開閉制御信号として遅延
回路16の出力信号bを音声処理部14へ送出す
る。
音声処理部14は、スヌーズ制御回路2から動
作指令信号aが送られてくる度に、アンドゲート
9又はアンドゲート11から送られてくる時刻出
力を音声信号に変換しこれをスピーカ15に送出
すると共に、アンドゲート12の出力が送られて
きたときは、「あれ?」という音声信号をスピー
カ15に送出する。スピーカ15は、音声処理部
14から送られてきた音声信号を音声として発生
する。
なお、音声処理部14にはスヌーズ停止スイツ
チSA及びアラーム停止スイツチSBの操作信号が
入力され、音声出力中にスイツチSAまたはスイ
ツチSBが操作されると音声出力を停止するように
なつている。
動 作 第3図は、びつくりレベルがそれぞれレベル1
〜3の場合のスヌーズ回数が1〜8回目における
進んだ時刻を発生する確率およびその際の前記時
間差を示すものである。以下、第1図から第3図
を参照して本実施例の動作を説明する。
いまレベル選択スイツチ部4のスイツチを操作
しびつくりレベルのレベル2を選択したとする。
この場合、アラーム時刻に到つたときは、先ず時
計回路1からアラーム信号cが送出される。これ
によりスヌーズ制御回路2は動作を開始し、動作
指令信号aを乱数発生回路3および音声処理部1
4に送る。この動作指令信号aを受けた乱数発生
回路3は0〜7の中のいずれかの数値を比較回路
6に送る。またスヌーズ制御回路2は、スヌーズ
回数が1回目である旨のデータを基準値記憶部5
に送る。この場合、基準値記憶部5は、第2図テ
ーブルのスヌーズ回数1回目の行とレベル2の列
で特定される欄の3個の基準値(0,1,2)と
時間差(10分)を読出し、前者を比較回路6に後
者をラツチ7に送出する。ラツチ7に送られてき
た時間差(10分)は、更に加算回路8に取込ま
れ、加算回路8は時計回路1からの正確な現在時
刻にこの時間差(10分)を加算した上でアンドゲ
ート9に送る。他方、比較回路6は上記各基準値
と乱数発生回路3からの数値を比較して、一致す
るものがある場合は一致信号eを送出する。い
ま、乱数発生回路3から送られてきた数値は0〜
7までの8個の数値のうちの1つであるから基準
値と乱数発生回路3からの数値が一致する確率す
なわち一致信号eが送出される確率は3/8すなわ
ち37.5%となる。
いま、上記両数値が一致し一致信号eが比較回
路6から送出されたとする。この場合、この一致
信号eによりアンドゲート9およびアンドゲート
12が開成され、アンドゲート9は加算回路8か
ら送られてきた進んだ時刻出力をオアゲート13
を介して音声処理部14に送る。音声処理部14
はスヌーズ制御回路2から動作指令信号aが送ら
れてきていることを確認した上で上記時刻出力を
音声信号化しスピーカ15に送る。スピーカ15
は、この音声信号に基づき、進んだ時刻を音声ア
ラームとして報ずる。このとき、アラーム停止用
スイツチSBを操作すると、その操作信号はオアゲ
ート17を介して音声処理部14へ音声出力停止
信号として入力され音声の出力を停止すると共
に、アラーム停止用スイツチSBの操作信号は遅延
回路16を介して既に一致信号eにより入力され
ているアンドゲート12を介して、音声処理部1
4に進んだ時計であることを報知させるための信
号bが送られ音声処理部14はこれにより「あ
れ?」という音声をスピーカ15に発生せしめ
る。これにより、使用者は、今の音声アラームは
正確な現在時刻を告げるものではないことを認識
できる。また、基準値記憶部5からの基準値と乱
数発生化3からの数値が、全く一致しない場合
(この場合の確率は1−1/8=5/8すなわち62.5% となる)には、比較回数6から一致信号eは送出
されず、アンドゲート9,12は閉成され、アン
ドゲートのみが開成する。そして、この開成され
ているアンドゲート11およびオアゲート13を
介して正確な現在時刻が音声処理部14に送ら
れ、音声処理部14は、アラーム時刻に到つた場
合、動作指令信号aにより動作し、上記の正確な
現在時刻を音声信号化し、これをスピーカ15に
与え、スピーカ15は、これに基づき正しい時刻
を音声アラームとして報ずる。なお、正しい時刻
を音声出力している時にアラーム停止用スイツチ
SBが操作されるとオアゲート16を介して音声処
理部14へ音声出力停止信号が出力され音声出力
が停止する。
以上の如き動作は、以後8回、スヌーズ制御回
路2から動作指令信号aおよびスヌーズ回数が、
5分毎に送出される度に行なわれるが、基準値記
憶部5から比較回路6に送られる基準値の個数
は、第2図に示すようにスヌーズ回数が増す程、
増加していくと共にこの基準値記憶部5からラツ
チ7、加算回路8へと送られる時間差も大きいも
のになつていく。このためスヌーズ回数が増す程
に高い確率でしかもより進んだ時刻が音声アラー
ムとして報じられることになる。前述のように第
3図は、各びつくりレベル(レベル1〜3)にお
ける上記動作を示したものであるが、例えば、0
〜7のすべての数値を基準値とし、時間差を30分
とするレベル3でのスヌーズ回数8回目(第2図
参照)では、100%の確率で30分だけ進んだ時刻
を音声アラームとして報ずることになる。
以上の如く、本実施例はアラーム時刻に到つた
とき、使用者がびつくりし、思考を働かせるよう
な内容の音声アラームすなわち、進んだ時刻を、
一定確率で繰返して報ずるものであるから、極め
て大きなアラーム効果が得られる。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、こ
の考案を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
〔考案の効果〕
この考案は、以上詳述したようにアラーム時刻
に到つた場合に、音声アラームとして、毎回正確
な現在時刻を音声出力するのではなく、所定の確
率で現在時刻とは異なつた時刻を音声出力するよ
うにしたものであるからアラーム効果を極めて大
きくでき、またアラーム停止スイツチが操作され
た際に、現在時刻とは異なつた時刻を音声出力し
た場合、そのことを音声で出力するようにしたの
で、時刻を間違えることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク回路図、
第2図は、第1図の基準値記憶部に記憶されてい
るテーブルを示す図、第3図は、本実施例の動作
を整理して示した図である。 1……時計回路、2……スヌーズ制御回路、3
……乱数発生回路、4……レベル選択スイツチ
部、5……基準値記憶部、6……比較回路、7…
…ラツチ、8……加算回路、14……音声処理
部、15……スピーカ、SA……アラーム停止ス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 現在時刻データを計数する現在時刻計数手段
    と、 アラーム時刻に正確な時刻を出力するか、正確
    な時刻とは異なつた不正確な時刻を出力するかを
    ランダムに選択する選択手段と、 アラーム時刻に到つた際に前記選択手段で前記
    正確な時刻出力が選択されている場合に前記現在
    時刻計数手段で得られている現在時刻データを音
    声に変換して出力し、前記選択手段で前記不正確
    な時刻出力が選択されている場合に前記現在時刻
    データとは異なつた時刻データを音声に変換して
    出力する音声出力手段と、 この音声出力手段の音声出力を停止するための
    スイツチと、 このスイツチが操作された際に前記選択手段で
    前記不正確な時刻出力が選択されている場合に前
    記現在時刻とは異なつた時刻であることを知らせ
    るメツセージを音声出力させる制御手段と、 を具備してなる音声アラーム時計。
JP1987070320U 1987-05-12 1987-05-12 Expired - Lifetime JPH0539515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987070320U JPH0539515Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987070320U JPH0539515Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63181894U JPS63181894U (ja) 1988-11-24
JPH0539515Y2 true JPH0539515Y2 (ja) 1993-10-06

Family

ID=30911853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987070320U Expired - Lifetime JPH0539515Y2 (ja) 1987-05-12 1987-05-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539515Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935889B2 (ja) * 1980-09-08 1984-08-31 テルモ株式会社 抗悪性新生物剤

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935889U (ja) * 1982-08-30 1984-03-06 リズム時計工業株式会社 音声アラ−ム報知時計

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935889B2 (ja) * 1980-09-08 1984-08-31 テルモ株式会社 抗悪性新生物剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63181894U (ja) 1988-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0656976B2 (ja) 個別選択呼出し受信機
GB2097158A (en) Selective call communication receiver
JPH0539515Y2 (ja)
JP2550873B2 (ja) 音声アラーム時計
JPS6219999Y2 (ja)
JPS6058730A (ja) 無線選択呼出受信機
JPS59206930A (ja) スイツチ装置
JPS624674B2 (ja)
JPH0336947Y2 (ja)
JPS6217754Y2 (ja)
JPH0511516Y2 (ja)
US4464059A (en) Speech synthesizer timepiece with advance announcement
JPH0127112Y2 (ja)
JPS6247113Y2 (ja)
JPH0214672B2 (ja)
JPH0514233Y2 (ja)
JPH0518719Y2 (ja)
JPS6141328Y2 (ja)
JPS6229989Y2 (ja)
JPS5935181A (ja) 音声報知時計
JPH0528551Y2 (ja)
JPH0531589Y2 (ja)
JPH0236915B2 (ja) Sunuuzutsukidenshitokei
JPS6327891U (ja)
JPH01187492A (ja) 音声出力時計