JP2550873B2 - 音声アラーム時計 - Google Patents

音声アラーム時計

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JP2550873B2
JP2550873B2 JP5203784A JP20378493A JP2550873B2 JP 2550873 B2 JP2550873 B2 JP 2550873B2 JP 5203784 A JP5203784 A JP 5203784A JP 20378493 A JP20378493 A JP 20378493A JP 2550873 B2 JP2550873 B2 JP 2550873B2
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JP
Japan
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time
alarm
circuit
sent
voice
Prior art date
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JP5203784A
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JPH0712968A (ja
Inventor
敬介 殿村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、音声アラーム時計に関す
る。
【0002】
【発明の背景】従来、アラーム時刻に到った際にアラー
ム時刻を「何時何分ですか」と音声で出力する音声アラ
ーム時計が製品化されている。一般に、出勤等の為のア
ラーム時刻を設定する場合、起床してから出かけるまで
の時間に余裕があるように設定するものであり、アラー
ム時刻は絶対に起床しなければならないぎりぎりの時刻
より所定時間、例えば10分程度前に設定する。そのた
めに、アラーム時刻になりアラーム時刻が音声で出力さ
れて目を覚ましても、あと10分間はおきなくてもよい
だろうと思っているうちに寝込んでしまい、遅れてしま
うということがあり、アラーム時刻にアラーム時刻を音
声で出力するだけでは十分なアラーム効果がないもので
あった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上述の如き背景に鑑みてなさ
れたもので、アラーム効果を極めて大きいものとした音
声アラーム時計の提供を目的とする。
【0004】
【発明の要点】]この発明は、上記目的を達成するため
に、アラーム時刻に到った際に現在時刻後の時刻を報知
するようにした点を要旨とするものである。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づき本発明を
具体的に説明する。構 成 図1は、本実施例の構成を示すブロック回路図である。
時計回路1は、発振器、各種カウンタおよびアラーム時
刻設定部等を有し、現在時刻を計時し、これを加算回路
8、アンドゲート11に送出すると共に、アラーム時刻
に到ったときは、スヌーズ制御回路2にアラーム信号C
を送出する回路である。スヌーズ制御回路2は、上記ア
ラーム信号Cを受けてスヌーズ動作(アラーム時刻に到
ったとき所定の時間間隔でアラーム動作を所定回数だけ
繰返す動作)を指示すべく、乱数発生回路3および音声
処理部14に動作指令信号aを5分間隔で8回送出する
と共に、この動作指令信号aの送出の都度、それが上記
8回のうちの何回目に当るものであるかというデータ
(以下、スヌーズ回数という)を基準値記憶部5に与え
る回路である。なおスヌーズ制御回路2のこれらの動作
はアラーム停止スイッチSAが操作されたときに送られ
てくるアラーム停止信号dにより停止する。乱数発生回
路3は動作指令信号aが送られてくる度に、0〜7まで
の8個の数値の中から任意に1個の数値を選んで、これ
を比較回路6に送出する回路である。
【0006】レベル選択スイッチ部4は、後述のびっく
りレベルを指定するスイッチを有し、該スイッチにより
指定されたびっくりレベルを基準値記憶部5に送出す
る。上記びっくりレベルとは、音声アラームとして、正
確な時刻よりも進んだ時刻を所定の確率で発生して、聴
く者をびっくりさせる際のその度合をいう。これには、
レベル0〜3までの4種のレベルがあり、レベル0では
上記のびっくりさせる度合が全くなく音声アラームとし
ては、常に正確な時刻を発生し、レベル1〜3ではレベ
ル数が増す程、びっくりさせる度合が高くなり、音声ア
ラームとして、より進んだ時刻をより高い確率で発生す
る。
【0007】基準値記憶部5は、行がスヌーズ制御回路
2からのスヌーズ回数により指定され、列がレベル選択
スイッチ部4からのびっくりレベルにより指定される図
2に示す如きテーブルを記憶し、指定された行および列
で特定される欄の上段の基準値(0〜7までの数値のう
ちの特定のもの)を比較回路6に、下段の時間差(音声
アラームとして進んだ時刻を報ずべく正確な現在時刻に
加算される時間)をラッチ7にそれぞれ送る(なお、レ
ベル0は100%の確率で常に正確な時刻を発生するの
で図2では省略している)。比較回路6は、乱数発生回
路3から送られてきた数値が、基準値記憶部5から送ら
れてきた基準値のいずれかに等しいときに一致信号eを
アンドゲート9、インバータ10およびアンドゲート1
2に送る回路である。ラッチ7は、基準値記憶部5から
送られて来た時間差を記憶する回路である。また、加算
回路8は、上記ラッチ7から時間差を取込み、時計回路
1から送られて来た現在時刻にこれを加算し、その結
果、すなわち、進んだ時刻をアンドゲート9に送出する
回路である。アンドゲート9は上記比較回路6からの一
致信号eを開閉制御信号とし、加算回路8から送られて
きた進んだ時刻をオアゲート13を介して音声処理部1
4に送る。アンドゲート11は、上記一致信号eをイン
バータ10で反転した信号を開閉制御信号とし、時計回
路1から送られてきた正確な現在時刻をオアゲート13
を介して音声処理部14に送出する。また、アンドゲー
ト12は上記一致信号eを開閉制御信号とし前記追加音
声指令信号bを音声処理部14に送出する回路である。
音声処理部14は、スヌーズ制御回路2から動作指令信
号aが送られてくる度に、アンドゲート9又はアンドゲ
ート11から送られてくる時刻出力を音声信号に変換し
これをスピーカ15に送出すると共に、アンドゲート1
2の出力が送られてきたときは、「あれ?」という音声
信号をスピーカ15に送出する。スピーカ15は、音声
処理部14から送られてきた音声信号を音声として発生
する。
【0008】動 作 図3は、びっくりレベルがそれぞれレベル1〜3の場合
のスヌーズ回数が1〜8回目における進んだ時刻を発生
する確率およびその際の前記時間差を示すものである。
以下、図1から図3を参照して本実施例の動作を説明す
る。
【0009】いまレベル選択スイッチ部4のスイッチを
操作しびっくりレベルのレベル2を選択したとする。こ
の場合、アラーム時刻に到ったときは、先ず時計回路1
からアラーム信号cが送出される。これによりスヌーズ
制御回路2は動作を開始し、動作指令信号aを乱数発生
回路3および音声処理部14に送る。この動作指令信号
aを受けた乱数発生回路3は0〜7の中のいずれかの数
値を比較回路6に送る。またスヌーズ制御回路2は、ス
ヌーズ回数が1回目である旨のデータを基準値記憶部5
に送る。この場合、基準値記憶部5は、図2テーブルの
スヌーズ回数1回目の行とレベル2の列で特定される欄
の3個の基準値(0、1、2)と時間差(10分)を読
出し、前者を比較回路6に後者をラッチ7に送出する。
ラッチ7に送られてきた時間差(10分)は、更に加算
回路8に取込まれ、加算回路8は時計回路1からの正確
な現在時刻にこの時間差(10分)を加算した上でアン
ドゲート9に送る。他方、比較回路6は上記各基準値と
乱数発生回路3からの数値を比較して、一致するものが
ある場合は一致信号eを送出する。いま、乱数発生回路
3から送られてきた数値は0〜7までの8個の数値のう
ちの1つであるから基準値と乱数発生回路3からの数値
が一致する確率すなわち一致信号eが送出される確率は
3/8すなわち37.5%となる。
【0010】いま、上記両数値が一致し一致信号eが比
較回路6から送出されたとする。この場合、この一致信
号eによりアンドゲート9およびアンドゲート12が開
成され、アンドゲート9は加算回路8から送られてきた
進んだ時刻出力をオアゲート13を介して音声処理部1
4に送る。音声処理部14はスヌーズ制御回路2から動
作指令信号aが送られてきていることを確認した上で上
記時刻出力を音声信号化しスピーカ15に送る。スピー
カ15は、その音声信号に基づき、進んだ時刻を音声ア
ラームとして報ずる。また、上記音声アラームの後、1
分経過後には、既に一致信号eにより開成されているア
ンドゲート12を介して、スヌーズ制御回路2から音声
処理部14に追加音声指令信号bが送られ音声処理部1
4はこれにより「あれ?」という音声をスピーカ15に
発生せしめる。これにより、使用者は、1分前の音声ア
ラームは正確な現在時刻を告げるものではないことを認
識できる。また、基準値記憶部5からの基準値と乱数発
生回路3からの数値が、全く一致しない場合(この場合
の確率は
【数1】 すなわち62.5%となる)には、比較回路6から一致信号
eは送出されず、アンドゲート9、12は閉成され、ア
ンドゲートのみが開成する。そして、この開成されてい
るアンドゲート11およびオアゲート13を介して正確
な現在時刻が音声処理部14に送られ、音声処理部14
は、アラーム時刻に到った場合、動作指令信号aにより
動作し、上記の正確な現在時刻を音声信号化し、これを
スピーカ15に与え、スピーカ15は、これに基づき正
しい時刻を音声アラームとして報ずる。
【0011】以上の如き動作は、以後8回、スヌーズ制
御回路2から動作指令信号aおよびスヌーズ回数が、5
分毎に送出される度に行なわれるが、基準値記憶部5か
ら比較回路6に送られる基準値の個数は、図2に示すよ
うにスヌーズ回数が増す程、増加していくと共にこの基
準値記憶部5からラッチ7、加算回路8へと送られる時
間差も大きいものになっていく。このためスヌーズ回数
が増す程に高い確率でしかもより進んだ時刻が音声アラ
ームとして報じられることになる。前述のように図3
は、各びっくりレベル(レベル1〜3)における上記動
作を示したものであるが、例えば、0〜7のすべての数
値を基準値とし、時間差を30分とするレベル3でのス
ヌーズ回数8回目(図2参照)では、100%の確率で
30分だけ進んだ時刻を音声アラームとして報ずること
になる。
【0012】以上の如く、本実施例はアラーム時刻に到
ったとき、使用者がびっくりし、思考を働かせるような
内容の音声アラームすなわち、進んだ時刻を、一定確率
で繰返して報ずるものであるから、極めて大きなアラー
ム効果が得られる。なお、この発明は上記実施例に限定
されず、この考案を逸脱しない範囲内において種々変形
応用可能である。
【0013】
【発明の効果】]この発明は、以上詳述したようにアラ
ーム時刻に到った際に、現在時刻後の時刻を音声で報知
するようにしたので、アラーム時刻になり時刻を聞いた
時に出発までの時間が短いと勘違いして、急いで起床す
ることになり、極めてアラーム効果が大きく、実用性の
高い音声アラーム時計が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック回路図である。
【図2】図1の基準値記憶部に記憶されているテーブル
を示す図である。
【図3】本実施例の動作を整理して示した図である。
【符号の説明】
1 時計回路 2 スヌーズ制御回路 3 乱数発生回路 4 レベル選択スイッチ部 5 基準値記憶部 6 比較回路 7 ラッチ 8 加算回路 14 音声処理部 15 スピーカ SA アラーム停止スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アラーム時刻に到ると時刻データを音声で
    報知する音声アラーム時計において、 前記アラーム時刻に到った際に現在時刻よりも後の時刻
    データを出力する時刻データ出力手段と、 この時刻データ出力手段から出力された時刻データを音
    声に変換して報知する音声報知手段と、 を備えたことを特徴とする音声アラーム時計。
JP5203784A 1993-07-27 1993-07-27 音声アラーム時計 Expired - Lifetime JP2550873B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5203784A JP2550873B2 (ja) 1993-07-27 1993-07-27 音声アラーム時計

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JPH0712968A JPH0712968A (ja) 1995-01-17
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