JPS6110226Y2 - - Google Patents

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JPS6110226Y2
JPS6110226Y2 JP17804179U JP17804179U JPS6110226Y2 JP S6110226 Y2 JPS6110226 Y2 JP S6110226Y2 JP 17804179 U JP17804179 U JP 17804179U JP 17804179 U JP17804179 U JP 17804179U JP S6110226 Y2 JPS6110226 Y2 JP S6110226Y2
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alarm
switch
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gate
flip
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アラーム鳴り止めスイツチもしくは
スヌーズスイツチを予め設定記憶された操作回数
だけ操作することにより報知音を停止させるよう
に構成されたアラーム付電子時計の改良に関し、
特にアツプダウンカウンタを用いることによりそ
の構成の簡素化をはかつたものである。
従来アラーム付電子時計において、報知音を停
止する際、使用者が無意識にアラーム鳴り止めス
イツチを押して不用意に報知音を停止してしまわ
ないようにするために、アラーム鳴り止めスイツ
チもしくはスヌーズスイツチを予め設定記憶され
た操作回数だけ操作しなければ、報知音が停止し
ない方式が考案された。
第1図はその従来例を示す回路図である。2は
基準信号発生器、4は分周回路、6は波形成形回
路、8は駆動回路、10はモータである。12は
スイツチ回路であり、スイツチ14、フリツプフ
ロツプ16により構成される。このフリツプフロ
ツプ16の入力φには分周回路4からの一定周期
信号18が印加されている。20は機械式による
アラーム設定回路である。22はアラーム開始信
号を出力するアラーム一致記憶回路であり、フリ
ツプフロツプ24で構成されている。26は切り
換えゲート回路であり、アンドゲート28,3
0、インバータ32により構成されている。この
アンドゲート28,30の一方の入力にはフリツ
プフロツプ16の出力線34が接続される。そし
てアンドゲート30の他方の入力にはフリツプフ
ロツプ24の出力線36が接続され、アンドゲー
ト28の他方の入力にはインバータ32を介した
出力線36が接続されている。38は、報知音発
生前のスイツチ14の操作回数を記憶する第1の
記憶部であり、フリツプフロツプ40,42,4
4,46、アンドゲート48、オアゲート50、
ノアゲート52、ナンドゲート54により構成さ
れる。フリツプフロツプ40,42,44,46
はスイツチ14の操作回数を記憶するカウンタを
構成し、その入力にはオアゲート50の出力線5
6が接続されている。そしてオアゲート50には
アンドゲート48の出力線58とノアゲート52
の出力線60が接続されている。さらにアンドゲ
ート48には、アンドゲート28の出力線62
と、ナンドゲート54の出力線64と、が接続さ
れている。またナンドゲート54とノアゲート5
2には、フリツプフロツプ40,42,44,4
6の出力線66,68,70,72が接続されて
いる。
74は報知音発生後にスイツチ14の操作回数
をカウントする第2の記憶部であり、フリツプフ
ロツプ76,78,80,82により構成され
る。このフリツプフロツプ76,78,80,8
2にはアンドゲート30の出力線84が接続され
ており、該フリツプフロツプ76,78,80,
82の出力線86,88,90,92は、一致検
出部94に接続されている。この一致検出部94
には、第1の記憶部38のフリツプフロツプ4
0,42,44,46の出力線66,68,7
0,72が接続されており、第1の記憶部38、
第2の記憶部74のカウント内容が一致したとき
に出力線96の信号が低電位(以下Lと称す)か
ら高電位(以下Hと称す)になるように構成され
ている。この出力線94は、フリツプフロツプ2
4,40,42,44,46,76,78,8
0,82の入力Rに接続されている。
98は報知音を発生させる報知音発生回路であ
り、アンドゲート100、増幅用トランジスタ1
02、スピーカー104により構成される。この
アンドゲート100には、アラーム一致記憶回路
22の出力線36と、分周回路4からの報知音用
変調周波数信号106,108とが印加されてい
る。
以下この回路の動作について説明する。なおこ
の回路において、すべてのフリツプフロツプは正
論理で動作するものとする。
アラーム時刻設定時にスイツチ14を複数回開
閉操作すると、チヤタリング除去用のフリツプフ
ロツプ16を介して開閉回数信号が切り換えゲー
ト回路26に伝送される。このときは報知音が発
生していないため、出力線36の信号はLとな
り、アンドゲート28は開き、アンドゲート30
は閉じた状態となつている。したがつて開閉回数
信号はアンドゲート28,48、オアゲート50
を介してフリツプフロツプ40,42,44,4
6に印加され、開閉回数がフリツプフロツプ4
0,42,44,46に記憶される。そしてスイ
ツチ14の開閉回数が一定回数以上となると、フ
リツプフロツプ40,42,44,46のそれぞ
れの出力線66,68,70,72はHとなり、
ナンドゲート54の出力線64がLとなつてアン
ドゲート62が閉じ、それ以上スイツチ14を開
閉しても第1の記憶部38の記憶内容は変わらな
い。
アラーム設定時刻となると、機械式によるアラ
ーム設定回路20は閉じ、アラーム一致記憶回路
22を構成するフリツプフロツプ24の出力線3
6はLからHとなる。これによつて報知音発生回
路98のアンドゲート100は開き、分周回路4
からの変調周波数信号106,108がトランジ
スタ102のベースに印加され、スピーカ104
からは報知音が発生する。またこれによつてアン
ドゲート28は閉じ、アンドゲート30は開いた
状態となる。このためスイツチ14の開閉回数信
号は、今度は第2の記憶部74にアンドゲート3
0の出力線を介して送られ、フリツプフロツプ7
6,78,80,82に記憶される。この第2の
記憶部74の記憶内容と第1の記憶部38の記憶
内容とが一致したとき、一致検出部94の出力線
96の信号はLからHとなり、アラーム一致記憶
回路22のフリツプフロツプ24をリセツトさせ
る。この結果出力線36の信号はHからLとな
り、アンドゲート100が閉じて報知音が停止す
る。
そしてこれと同時に第1の記憶部38のフリツ
プフロツプ40,42,44,46と、第2の記
憶部74のフリツプフロツプ76,78,80,
82がリセツトされ、出力線66,68,70,
72の信号がすべてLとなる。このときノアゲー
ト52の出力線58がLからHとなり、第1の記
憶部38のフリツプフロツプ40,42,44,
46には1が記憶される。つまり、第1の記憶部
38には常に1の数字が設定記憶されることにな
る。
このように、第1図によれば、スイツチ14を
操作して報知音を停止させるには、予め第1の記
憶部38に設定記憶された操作回数だけ操作する
必要がある。従つて使用者が状況に応じて、例え
ば体がつかれていてなかなか起きられそうにない
時等では、予め第1の記憶部38に設定記憶させ
ておく操作回数を多くし、報知音が発生して、こ
の報知音を停止させるために、スイツチ14を無
意識のまま多小開閉操作しても報知音が停止しな
い。使用者がスイツチ14を何回も操作している
うちに目が覚めてしまうため、アラーム報知の効
果はより確実となり、その効果は非常に大きい。
しかし、第1図からわかるように本方式には、
第1の記憶部38、第2の記憶部74の2個のカ
ウンタと、一致検出部94、切り換えゲート回路
26が必要であり、どうしても構造上複雑な回路
になる欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を鑑み為されたもので
あり、その目的は、予め設定記憶された回数だけ
スイツチを操作することにより報知音を停止させ
るアラーム付電子時計において、その回路構成を
簡素化することにある。
本考案は上記目的を達成するために、外部操作
可能なスイツチと、該スイツチの操作回数をカウ
ント可能であり、アラーム開始信号が出力されて
いないかで加算・減算が切換られるアツプダウン
カウンタを設け、アラーム開始信号が出力されて
報知音が発生している場合には、前記スイツチを
操作して前記アツプダウンカウンタのカウント内
容が初期値になつたときに報知音を停止させるこ
とを特徴とする。
以下好適な実施例に基づき、本考案を詳細に説
明する。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。基準信号発生器2、分周回路4、波形成形回
路6、駆動回路8、モータ10、スイツチ回路1
2、機械式によるアラーム設定回路20、アラー
ム一致記憶回路22、報知音発生回路98は第1
図と同様の構成である。110は制御回路であ
り、アツプダウンカウンタ112、アンドゲート
114、ナンドゲート116、インバータ118
で構成される。このアツプダウンカウンタ112
は第1図における切り換えゲート回路26、第1
の記憶部38、第2の記憶部74、一致検出部9
4と同様の機能を有する回路であり、その入力φ
にはアンドゲート114の出力線120が接続さ
れている。そしてアンドゲート114の入力に
は、フリツプフロツプ16の出力線34と、ナン
ドゲート116の出力線122と、が接続されて
いる。さらにナンドゲート116の入力には、フ
リツプフロツプ24の出力線124と、アツプダ
ウンカウンタ112の出力Q4の線126と、が
接続されている。またアツプダウンカウンタ11
2のup/down入力にはフリツプフロツプ24の
出力線124が接続されており、該アツプダウン
カウンタ112はそのup/down入力にHの信号
が印加されればアツプカウンタとなり、Lの信号
が印加されればダウンカウンタとなるように構成
されている。さらにアツプダウンカウンタ112
のCARRY出力の線128は、インバータ118
を介してフリツプフロツプ24の入力Rに接続さ
れている。アツプダウンカウンタ112は、その
カウント内容が初期値である0になつたときに
CARRY出力に負のシングルパルスが発生するよ
うに構成されている。
以下この回路の動作について説明する。
アラーム時刻設定時にスイツチ14を複数回開
閉操作すると、チヤタリング除去用のフリツプフ
ロツプ16を介して開閉信号が制御回路110の
アンドゲート114に印加される。この状態にお
いてフリツプフロツプ24の出力線124の信号
はHであるからアツプダウンカウンタ112はア
ツプカウンタとなる。またアツプダウンカウンタ
112の出力線126の信号はLであるからナン
ドゲート116の出力線122はHをなり、アン
ドゲート114は開いた状態となつている。この
ため開閉回数信号はアツプダウンカウンタ112
の入力φに印加され、アツプカウントして記憶さ
れる。そしてスイツチ14の開閉回数が8回以上
になると、アツプダウンタ112の出力線126
の信号はLからHとなり、ナンドゲート116の
出力線122の信号はLとなつてアンドゲート1
14は閉じる。したがつてそれ以上スイツチ14
を開閉してもアツプダウンカウンタ112の記憶
内容は変わらない。
アラーム設定時刻になると、機械式によるアラ
ーム設定回路20は閉じ、アラーム一致記憶回路
22を構成するフリツプフロツプ24の出力線3
6はLからHとなる。これによつて報知音発生回
路98のアンドゲート100は開き、分周回路4
からの変調周波数信号106,108がトランジ
スタ102のベースに印加され、スピーカ104
からは報知音が発生する。またこれと同時にフリ
ツプフロツプ24の出力線124はHからLとな
るため、アツプダウンカウンタ112はダウンカ
ウンタとなり、またナンドゲート116の出力線
122の信号もHとなつてアンドゲート114を
開いた状態とする。このあとスイツチ14を開閉
すると、この開閉回数信号により、前にアツプダ
ウンカウンタ112に記憶されていた操作回数の
カウント内容は順次ダウンカウントされる。そし
てアツプダウンカウンタ112に記憶されている
カウント内容が0となると、アツプダウンカウン
タ112の出力線128には負のシングルパルス
が発生する。この負のシングルパルスは停止信号
出力回路を構成するインバータ118で反転され
て停止信号となつてフリツプフロツプ24の入力
Rに印加され、フリツプフロツプ24をリセツト
させる。この結果出力線36の信号はHからLと
なり、アンドゲート100が閉じて報知音が停止
する。
このように本実施例によれば、第1図と同様に
スイツチ14を操作して報知音を停止させるに
は、アラーム時刻設定時に予め設定記憶された操
作回数だけ操作しなければならず、使用者が不用
意にスイツチ14を操作しても報知音は停止しな
い。しかも本実施例のようにアツプダウンカウン
タ1個を用いれば、第1図のように第1の記憶部
38、第2の記憶部74、一致検出部94、さら
には切り換えゲート回路26は不要となり、著し
く回路構成は簡素化できる。
第2図においてスイツチ14は鳴り止め用とし
て用いたが、これをスヌーズスイツチとして使用
してもよい。第3図はそのときの実施例で同一番
号は第2図に準ずる。
アラーム一致記憶回路22の出力線36がHと
なると、ゲート回路130のアンドゲート132
を介して出力線134はHとなり、報知音発生回
路98から報知音が発生する。
このときスイツチ回路12のスイツチ14を予
め設定記憶された回数だけ開閉操作すると、出力
線128には正のシングルパルスが発生し、スヌ
ーズスイツチ制御回路136のフリツプフロツプ
138の出力線140がLからHとなる。このH
の信号はインバータ142により反転されてアン
ドゲート132に印加するため、該アンドゲート
132は閉じ、報知音は停止する。またこれと同
時にタイマ回路144は動作を開始し、一定時間
経過後この出力線146がLからHとなり、フリ
ツプフロツプ138とタイマ回路144をリセツ
トする。この結果インバータ142を介した出力
線140はHとなり、再び報知音を発生する。
この報知音を完全に停止するには、フリツプフ
ロツプ24の入力Rに接続されている鳴り止めス
イツチ(図示せず)を操作してフリツプフロツプ
24をリセツトすればよい。
このように本実施例によれば、スヌーズスイツ
チを多少開閉操作しただけでは報知音が停止でき
ないようにすることができ、従来のスヌーズ機能
との組み合わせでより確実に使用者に設定時刻が
到来したこことを知らせることができる。
上記実施例におけるスイツチの操作回数を設定
できる範囲は多くも少なくもできるし、また操作
回数を時計外部に設けた表示部に表示させるよう
な実施も可能である。また上記実施例におけるス
イツチ14を鳴り止めスイツチあるいはスヌーズ
スイツチとは兼用せず、別に設けてもよい。
さらに上記実施例ではアツプダウンカウンタ1
12の初期値を0として報知音発生回路98の動
作を停止させたが、値のカウント値を初期値とし
て設定しても良く、無論アツプカウンタ及びダウ
ンカウンタの切換は上記実施例の逆でも良い。
以上述べたように本考案によれば、アラーム設
定時刻前に予め設定記憶された操作回数だけスイ
ツチを操作しなければ報知音が停止しないように
構成したアラーム付電子時計にアツプダウンカウ
ンタを用いることにより、従来のものより大幅に
回路構成を簡素化でき、コストダウン等その効果
は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図である。第2図は
スイツチとアラーム鳴り止めスイツチを兼用した
本考案の一実施例を示す回路図である。第3図は
スイツチとスヌーズスイツチを兼用した本考案の
一実施例を示す回路図である。 12……スイツチ回路、14……スイツチ、2
2……アラーム一致記憶回路、38……第1の記
憶部、74……第2の記憶部、94……一致検出
部、98……報知音発生回路、112……アツプ
ダウンカウンタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アラーム設定時刻が到来したときからそのリセ
    ツト入力に停止信号が供給されるまでアラーム開
    始信号を出力するアラーム一致記憶回路と、前記
    アラーム一致記憶回路がアラーム開始信号を出力
    している時のみ動作して報知音を発生する報知音
    発生回路と、を有するアラーム付時計において、
    外部操作可能なスイツチと、前記スイツチの操作
    回数がカウント可能であり前記アラーム開始信号
    が出力されているか出力されていないかで加算・
    減算が切り換えられるアツプダウンカウンタと、
    前記スイツチの操作により前記アツプダウンカウ
    ンタのカウント内容が初期値になつたことを検出
    して前記アラーム一致記憶回路のリセツト入力に
    停止信号を出力する停止信号出力回路と、を設け
    たことを特徴とするアラーム付電子時計。
JP17804179U 1979-12-22 1979-12-22 Expired JPS6110226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17804179U JPS6110226Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

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JP17804179U JPS6110226Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

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Publication Number Publication Date
JPS5694991U JPS5694991U (ja) 1981-07-28
JPS6110226Y2 true JPS6110226Y2 (ja) 1986-04-02

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JP17804179U Expired JPS6110226Y2 (ja) 1979-12-22 1979-12-22

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