JPH0539192Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0539192Y2
JPH0539192Y2 JP4698887U JP4698887U JPH0539192Y2 JP H0539192 Y2 JPH0539192 Y2 JP H0539192Y2 JP 4698887 U JP4698887 U JP 4698887U JP 4698887 U JP4698887 U JP 4698887U JP H0539192 Y2 JPH0539192 Y2 JP H0539192Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
groove
coil spring
locking
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4698887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63156395U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4698887U priority Critical patent/JPH0539192Y2/ja
Publication of JPS63156395U publication Critical patent/JPS63156395U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0539192Y2 publication Critical patent/JPH0539192Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸の周囲に配設したコイルスプリン
グをその軸に固定する装置に関する。
〔従来の技術〕
シヤツターや日除けシート等を巻上げるには、
その巻上げホイールを固定された軸の回りに回転
自在に支承し、その軸の周囲にコイルスプリング
を配設すると共に、このコイルスプリングを軸と
巻上げホイールとに固定して巻上げホイールを巻
上げ方向に回転付勢し、これによつてシヤツター
や日除けシート等を自動的に巻上げできるように
している。
このような巻上げ装置においてはコイルスプリ
ングを軸に固定する必要があり、そのコイルスプ
リングの固定装置としては例えば、実開昭59−
181197号公報に示す装置が知られている。
つまり、第10図に示すように、コイルスプリ
ング1の端部1aを軸2の孔2aに嵌合して連結
すると共に、コイルスプリング1の端部寄に筒状
のカバー3を配設して前記端部1aと孔2aの嵌
合部分を覆うようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる固定装置であると、コイルスプリング1
の巻き終端の端部1aを折曲し、その端部1aを
孔2aに嵌合して固定しているので、固定部分と
コイルスプリング1の有効部分が直接連続し、コ
イルスプリング1のバネ力で端部1aが孔2aよ
り抜け易くなつて固定強度が弱いものとなり、し
かもカバー3はコイルスプリング1の有効部分に
まで亘つて配設してあるから、コイルスプリング
1がたわみ易くするためにコイルスプリング1と
カバー3との間の隙間を設ける必要があり、この
隙間分だけ前記端部1aが孔2aより抜け出した
り、嵌合したりを繰り返して異音を発生すると共
に、端部1aと孔2aが早期に摩耗して耐久性が
悪いものとなる。
そこで、本考案はコイルスプリングの端部を軸
に強固に固着できるようにしたコイルスプリング
と軸の固定装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
螺旋状に巻装した所定長さの有効部分19a
と、この有効部分19aの終端と連続し有効部分
19aの長手方向に向う直線部分19bと、この
直線部分19bと連続し有効部分19aの接線方
向に向う係止部分19cとより成るコイルスプリ
ング19を軸14の外周に配設すると共に、この
軸14の外周面に、長手方向に沿う第1溝20a
と、この第1溝20aと連続する周方向の第2溝
20bより成る係止受溝20を形成し、前記第1
溝20aにはコイルスプリング19の直線部分1
9bを、第2溝20bにはコイルスプリング19
の接線方向に向う係止部分19cを、それぞれ嵌
め込み係止すると共に、軸14の係止受溝20部
分の外周にカバー21を密嵌して、係止部材19
cを係止受溝20内に嵌め込み係合して微動しな
いように強固に固定できるようにしたものであ
る。
〔実施例〕
第3図は全体概略斜視図であり、角筒状のケー
ス1の両端開口部に一側端部カバー2と他側端カ
バー3とが嵌合して取着されていると共に、一側
端部カバー2と他側端部カバー3とには一側ブラ
ケツト4と他側ブラケツト5とが取着され、この
一側、他側ブラケツト4,5の折曲片4a,5a
が図示しない固定側に取着されるようにしてある
と共に、ケース1のスリツト状の開口窓6よりシ
ヤツターや日除けシート7がケース1内に挿入し
てある。
第4図に示すように、前記一側端部カバー2と
他側端部カバー3は角形突起8,9を有し、その
角形突起8,9が一側、他側ブラケツト4,5の
一端面に開口した角形凹部10,11に密嵌し、
かつ第3図に示すように押えプレート12,13
で保持してあると共に、第4図に示すように一側
端部カバー2には軸14の一端部が嵌合して固着
され、その軸14の他端部に回転環15が回転自
在に嵌合してあると共に、この回転環15が巻上
げホイール16の長手方向中間部に固着具17で
固着され、この巻上げホイール16の一端部は前
記固定軸14の大径部14aに回転自在に嵌合
し、かつ他端部に端板18が嵌合して固着されて
いると共に、固定軸14と回転環15とに亘つて
巻上げ用コイルスプリング19が固定されてい
る。
つまり、第1図、第2図に示すように、巻上げ
用のコイルスプリング19は螺旋状に巻装された
有効部分19aと、その終端で長手方向に直線状
に折曲した直線部分19bと、直線部分19bと
連続し有効部分19aの接線方向に向う鈎形の係
止部分19cとより成り、軸14の小径部14a
に有効成分19aが嵌まり込むように配設され、
軸14の大径部14aの外周面には長手方向に沿
う第1溝20aと、この第1溝20aと連続する
周方向の第2溝20bより鈎形となつた係止受溝
20が形成してあると共に、この第1溝20aに
直線部分19b、第2溝20bに係止部分19c
をそれぞれ嵌まり込んで係止し、軸14の大径部
14aにおける係止受溝20部分の外周に筒状の
カバー21が密嵌されて直線部分19b、係止部
分19cが係止受溝20より外れないようにして
ある。
なお、回転環15にも係止受溝20が形成さ
れ、この係止受溝20に直線部分19bと係止部
分19cを係合してカバー21を密嵌してある。
前記他側端部カバー3には固定軸14と同心状
の角孔24が形成され、この角孔24に移動子2
5の角軸部25aが嵌合していると共に、移動子
25にブレーキシユー28が配設してある。つま
り移動子25の鍔部25bは有底筒状の押圧部材
26に嵌合して押圧部材26の底板26aに設け
たブレーキバネ27と相対向し、その底板26a
にはブレーキシユー28が巻上げホイール16の
端面、つまり端板18と対向して取着されている
と共に、この端板18に取着したネジ杆29は移
動子25のネジ孔30に螺合してネジ杆29が巻
上げホイール16とともに巻上げホイール方向に
回転すると移動子25が端板18側に摺動するよ
うにしてある。
このようであるから、コイルスプリング19の
係止部分19cが係止受溝20内に嵌合して係止
されると共に、カバー21を密嵌して係止部分1
9cが係止受溝20より抜け出したり、微動する
ことがないように保持され、コイルスプリング1
9は軸14に強固に固定される。
前記巻上げ装置の動作を説明すると、第4図は
シヤツターや日除けシート7を繰り出して巻上げ
ホイール16が巻上げ用のコイルスプリング19
に抗する方向に回転した状態であり、移動子25
はネジ杆29の回転によつて端板18と離れる方
向に移動してブレーキバネ27と離隔し、ブレー
キシユー28は端板18に圧接されずに巻上げホ
イール16は自由に回転できる。
この状態で、巻上げ用のコイルスプリング19
で巻上げホイール16を巻上げ方向に回転してシ
ヤツターや日除けシート7を巻上げると、巻上げ
ホイール16とともにネジ杆29が巻上げ方向に
回転して移動子25が端板18側に移動し、第6
図に示すようにブレーキバネ27を介して押圧部
材26を順次押してブレーキシユー28を端板1
8に順次強い力で圧着するので、巻上げホイール
16の回転が規制されてシヤツターや日除けシー
ト7を衝撃が発生することなしに巻上げ完了する
ことができる。
また、第4図に示す状態において移動子25と
ネジ杆29との螺合位置を変更することで巻上げ
ホイール16の巻上げ方向回転を規制開始する時
期を任意に調節できる。
第7図、第8図、第9図は他の実施例を示し、
第7図に示すように係止部分19cを略円形とす
ると共に、係止受溝20の第2溝20bを円形と
してあり、第8図に示すように軸14の大径部1
4bをテーパーとすると共に、カバー21を圧入
して外れ難く取着してあり、第9図に示すように
大径部14bとカバー21の内周面にネジ部14
c,21aを成形してカバー21を螺合して取着
してある。
〔考案の効果〕
有効部分19aに直線部分19bを介して係止
部分19cを連続して設けたので、有効部分19
aと係止部分19cとが離隔し有効部分19aの
バネ力で係止部分19cが係止受溝20より抜け
ることがなく、しかも軸14の係止受溝20部分
の外周にのみカバー21を密嵌して係止部分19
cが係止受溝20より抜けないように強固に保持
できるので、両者が相俟つてコイルスプリング1
9と軸14を強固に固定できる。
したがつて、コイルスプリング19と軸14の
固定強度が強くなると共に、係止部分19cが係
止受溝20内で微動することがなく異音が発生し
たり、早期に摩耗したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の実施例を示し、第1
図はコイルスプリングと軸の固定部分の断面図、
第2図は分解斜視図、第3図は巻上げ装置の概略
斜視図、第4図は断面図、第5図は右側面図、第
6図は動作説明図、第7図、第8図、第9図は他
の実施例の断面図、第10図は従来例の説明図で
ある。 14は軸、19はコイルスプリング、19aは
有効部分、19bは直線部分、19cは係止部
分、20は係止受溝、21はカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 螺旋状に巻装した所定長さの有効部分19a
    と、この有効部分19aの終端と連続し有効部分
    19aの長手方向に向う直線部分19bと、この
    直線部分19bと連続し有効部分19aの接線方
    向に向う係止部分19cとより成るコイルスプリ
    ング19を軸14の外周に配設すると共に、この
    軸14の外周面に、長手方向に沿う第1溝20a
    と、この第1溝20aと連続する周方向の第2溝
    20bより成る係止受溝20を形成し、前記第1
    溝20aにはコイルスプリング19の直線部分1
    9bを、第2溝20bにはコイルスプリング19
    の接線方向に向う係止部分19cを、それぞれ嵌
    め込み係止すると共に、軸14の係止受溝20部
    分の外周にカバー21を密嵌したことを特徴とす
    るコイルスプリングと軸の固定装置。
JP4698887U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH0539192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4698887U JPH0539192Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4698887U JPH0539192Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156395U JPS63156395U (ja) 1988-10-13
JPH0539192Y2 true JPH0539192Y2 (ja) 1993-10-04

Family

ID=30867166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4698887U Expired - Lifetime JPH0539192Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539192Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63156395U (ja) 1988-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0468389U (ja)
JPH0539192Y2 (ja)
JP3232190B2 (ja) ロールスクリーン
JPH0462949U (ja)
JPH07259877A (ja) トルクリミッタ
JP3122707B2 (ja) ロールスクリーン
JPS6317502Y2 (ja)
JPH07743Y2 (ja) ブレーキ機構
JP3252054B2 (ja) ロールスクリーン
JPS6128894Y2 (ja)
JPS6341405Y2 (ja)
JPH0749080Y2 (ja) ブラケット付ローラクラッチ
JPH0375987U (ja)
JPH0416165Y2 (ja)
JPH021927Y2 (ja)
JPS5938376U (ja) 開閉窓駆動装置
JPH062550Y2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JPH0119677Y2 (ja)
JPS624996Y2 (ja)
JPH0328122Y2 (ja)
JPS6313639Y2 (ja)
JPH0347359U (ja)
JPH0212532U (ja)
JPS6178989U (ja)
JPS61191626U (ja)