JPH0538735A - 中子自動交換式射出成形機 - Google Patents
中子自動交換式射出成形機Info
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- JPH0538735A JPH0538735A JP21790491A JP21790491A JPH0538735A JP H0538735 A JPH0538735 A JP H0538735A JP 21790491 A JP21790491 A JP 21790491A JP 21790491 A JP21790491 A JP 21790491A JP H0538735 A JPH0538735 A JP H0538735A
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- Japan
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- core
- mold
- stocker
- cylinder
- molding machine
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1756—Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 金型又は中子の自動交換を迅速に行なうと共
に、省スペース化する。 ［構成］ 可動側金型５を取り付ける可動側プラテン３
の裏側にストッカー８を配置する。ストッカー８に複数
の中子７を収納する。ストッカー８を移動シリンダ９に
より移動して、目的の中子７を選択し、選択した中子７
を脱着シリンダ１０で金型４，５内に押し出して装着す
る。交換機構の全てを射出成形機１に組み込むため、迅
速な交換と省スペース化が可能となる。
に、省スペース化する。 ［構成］ 可動側金型５を取り付ける可動側プラテン３
の裏側にストッカー８を配置する。ストッカー８に複数
の中子７を収納する。ストッカー８を移動シリンダ９に
より移動して、目的の中子７を選択し、選択した中子７
を脱着シリンダ１０で金型４，５内に押し出して装着す
る。交換機構の全てを射出成形機１に組み込むため、迅
速な交換と省スペース化が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は中子又は金型を自動的に
交換する機能を備えた射出成形機に関する。
交換する機能を備えた射出成形機に関する。
【０００２】
【従来の技術】中子の自動交換機能を備えた従来の射出
成形機としては実公平２−２５７６号公報に記載のもの
が知られている。この射出成形機は成形機の金型取付部
の前側の金型交換位置を含む所定位置へ金型交換方向と
直交方向から自走手段により移動可能で、かつ位置決め
される台車を設け、この台車の上面に２面の金型乗載部
を有する金型交換台を金型交換方向と直交方向に金型乗
載部の１面分の所定長さだけ移動可能に設け、上記台車
に金型交換台を移動させて各金型乗載部を択一的に金型
交換台を切り換える位置切換え駆動手段を設け、金型を
金型交換方向へ移送する移送手段を上記各金型乗載部に
設けた構成となっている。
成形機としては実公平２−２５７６号公報に記載のもの
が知られている。この射出成形機は成形機の金型取付部
の前側の金型交換位置を含む所定位置へ金型交換方向と
直交方向から自走手段により移動可能で、かつ位置決め
される台車を設け、この台車の上面に２面の金型乗載部
を有する金型交換台を金型交換方向と直交方向に金型乗
載部の１面分の所定長さだけ移動可能に設け、上記台車
に金型交換台を移動させて各金型乗載部を択一的に金型
交換台を切り換える位置切換え駆動手段を設け、金型を
金型交換方向へ移送する移送手段を上記各金型乗載部に
設けた構成となっている。
【０００３】このような構成により金型交換をする場
合、外段取として成形に用いる射出成形用金型が金型置
場にあるので、その金型を台車により成形機の金型取付
部まで搬送した後、台車から成形機に移して位置決め
後、成形機に備えた油圧クランプ等により自動的に成形
機に取付けて成形工程に入るようになっている。
合、外段取として成形に用いる射出成形用金型が金型置
場にあるので、その金型を台車により成形機の金型取付
部まで搬送した後、台車から成形機に移して位置決め
後、成形機に備えた油圧クランプ等により自動的に成形
機に取付けて成形工程に入るようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、金型置場と成形機の距離が離れているため、台
車を必要とすると共に、台車による搬送の為の作業スペ
ースが必要となる。さらに距離が離れているので、金型
を成形機に取付けまでの交換時間が長くかかるという問
題点があった。本発明は上記問題点を解決すべくなされ
たものであり、中子又は金型の交換の時間を短縮すると
ともに作業スペースを小さくすることができる中子自動
交換式射出成形機を提供することを目的とする。
成では、金型置場と成形機の距離が離れているため、台
車を必要とすると共に、台車による搬送の為の作業スペ
ースが必要となる。さらに距離が離れているので、金型
を成形機に取付けまでの交換時間が長くかかるという問
題点があった。本発明は上記問題点を解決すべくなされ
たものであり、中子又は金型の交換の時間を短縮すると
ともに作業スペースを小さくすることができる中子自動
交換式射出成形機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の射出成形機は、金型又は中子を収納した状態で
プラテンの裏側に配されたストッカーと、このストッカ
ー内の所定の金型あるいは中子を選択し所定位置にスト
ッカーを移動させる手段と、選択された金型又は中子を
プラテン間に配された金型に挿入および離脱させる手段
とを備えていること特徴とする。
本発明の射出成形機は、金型又は中子を収納した状態で
プラテンの裏側に配されたストッカーと、このストッカ
ー内の所定の金型あるいは中子を選択し所定位置にスト
ッカーを移動させる手段と、選択された金型又は中子を
プラテン間に配された金型に挿入および離脱させる手段
とを備えていること特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成では、プラテンの裏側のストッカー内
から、成形に必要な中子又は金型を選択し、この選択さ
れた中子又は金型がセット位置に臨むようにストッカー
を移動し、その後、選択された中子又は金型をプラテン
間に配された金型に挿入することにより、その自動交換
を行なうことができ、交換に必要な部材全てを射出成形
機内に配設しているため、台車および搬送用のスペース
が不要となる。
から、成形に必要な中子又は金型を選択し、この選択さ
れた中子又は金型がセット位置に臨むようにストッカー
を移動し、その後、選択された中子又は金型をプラテン
間に配された金型に挿入することにより、その自動交換
を行なうことができ、交換に必要な部材全てを射出成形
機内に配設しているため、台車および搬送用のスペース
が不要となる。
【０００７】
【実施例１】図１ないし図６は本発明の実施例１を示
す。射出成形機１は図１に示すように、固定側プラテン
２と可動側プラテン３とが対向して設けられ、各プラテ
ン２，３に相互に突き合わされる金型４，５が取り付け
られており、射出装置６から溶融樹脂を所定圧力で噴射
することにより、成形品の射出成形を行なう。７はこの
金型４，５内にセットされる中子であり、可動側プラテ
ン３の裏側には、この中子７の自動交換を行なうための
機構が配設されている。
す。射出成形機１は図１に示すように、固定側プラテン
２と可動側プラテン３とが対向して設けられ、各プラテ
ン２，３に相互に突き合わされる金型４，５が取り付け
られており、射出装置６から溶融樹脂を所定圧力で噴射
することにより、成形品の射出成形を行なう。７はこの
金型４，５内にセットされる中子であり、可動側プラテ
ン３の裏側には、この中子７の自動交換を行なうための
機構が配設されている。
【０００８】この自動交換機構は複数の中子を収納した
ストッカー８と、ストッカー８を移動させる移動シリン
ダ９と、中子を金型４，５とストッカー８との間で移動
させる脱着シリンダ１０とを備えている。ストッカー８
は可動側プラテン３の裏側から水平方向に延設された支
持板１１上にスライド移動可能に支持されている。この
ストッカー８の移動は可動側プラテン３の進退方向と直
交する方向に行なわれるものであり、かかるスライド移
動を安定して行なうため、ストッカー８の前面上部には
可動側プラテン３から延びるガイド板１２の先端部分が
挿入されている（図３参照）。一方、移動シリンダ９は
ストッカー８の側端面に連結されており、その作動によ
りストッカー８をスライド移動させる。この移動シリン
ダ９はストッカー制御装置１３に連結され、同装置１３
により、その作動が制御されている。ストッカー制御装
置１３は成形に必要な中子をストッカー８内から選択す
ると共に、移動シリンダ９を駆動して選択した中子が前
記脱着シリンダ１０に臨む位置となるようにストッカー
８を移動させるものである。
ストッカー８と、ストッカー８を移動させる移動シリン
ダ９と、中子を金型４，５とストッカー８との間で移動
させる脱着シリンダ１０とを備えている。ストッカー８
は可動側プラテン３の裏側から水平方向に延設された支
持板１１上にスライド移動可能に支持されている。この
ストッカー８の移動は可動側プラテン３の進退方向と直
交する方向に行なわれるものであり、かかるスライド移
動を安定して行なうため、ストッカー８の前面上部には
可動側プラテン３から延びるガイド板１２の先端部分が
挿入されている（図３参照）。一方、移動シリンダ９は
ストッカー８の側端面に連結されており、その作動によ
りストッカー８をスライド移動させる。この移動シリン
ダ９はストッカー制御装置１３に連結され、同装置１３
により、その作動が制御されている。ストッカー制御装
置１３は成形に必要な中子をストッカー８内から選択す
ると共に、移動シリンダ９を駆動して選択した中子が前
記脱着シリンダ１０に臨む位置となるようにストッカー
８を移動させるものである。
【０００９】脱着シリンダ１０はストッカー８の後側に
位置しており、その先端部が中子７に当接する。この脱
着シリンダ１０は脱着シリンダ制御装置１４に連結され
て、その伸縮作動が制御される。なお、かかる脱着シリ
ンダ制御装置１４およびストッカー制御装置１３は、い
ずれも射出成形機１本体に固定されるものである。
位置しており、その先端部が中子７に当接する。この脱
着シリンダ１０は脱着シリンダ制御装置１４に連結され
て、その伸縮作動が制御される。なお、かかる脱着シリ
ンダ制御装置１４およびストッカー制御装置１３は、い
ずれも射出成形機１本体に固定されるものである。
【００１０】図２はこの脱着シリンダ１０と中子７の内
部構造を示す。中子７は可動側の金型５（図１参照）に
固定される可動側中子７ａと固定側金型４に固定される
固定側中子７ｂとを有し、型締めの状態では、これら可
動側中子７ａおよび固定側中子７ｂ間にキャビティ１５
が形成される。中子７はこれら可動側中子７ａおよび固
定側中子７ｂが一体状態となって、金型４，５に対して
の挿脱が行なわれる。このような中子７における可動側
中子７ａの左端面には大径のフランジ部７ｃが設けら
れ、このフランジ部７ｃに脱着シリンダ１０の先端部分
が係合する。
部構造を示す。中子７は可動側の金型５（図１参照）に
固定される可動側中子７ａと固定側金型４に固定される
固定側中子７ｂとを有し、型締めの状態では、これら可
動側中子７ａおよび固定側中子７ｂ間にキャビティ１５
が形成される。中子７はこれら可動側中子７ａおよび固
定側中子７ｂが一体状態となって、金型４，５に対して
の挿脱が行なわれる。このような中子７における可動側
中子７ａの左端面には大径のフランジ部７ｃが設けら
れ、このフランジ部７ｃに脱着シリンダ１０の先端部分
が係合する。
【００１１】この場合、脱着シリンダ１０の先端部分は
大径のヘッド部１０ａとなっており、このヘッド部１０
ａの先端面に位置決め突起１６が形成され、この位置決
め突起１６が中子７のフランジ部７ｃの凹部と嵌合する
ことにより、中子７との相対的な位置決めが行なわれる
ようになっている。かかる脱着シリンダ１０と中子７と
の結合は磁気吸着力により行なわれるようになってお
り、このため脱着シリンダ１０には同シリンダ１０を磁
化する電磁装置１７が接続されている。図２において、
１７は脱着シリンダ１０の軸方向に挿入されたエジェク
タシリンダであり、その先端部（右端部）にはエジェク
タプレート１８が取り付けられている。エジェクタプレ
ート１８は中子７内に挿入されており、その先端面には
中子７のキャビティ１５内に進出して、成形品を押し出
すエジェクタピン１９が設けられている。
大径のヘッド部１０ａとなっており、このヘッド部１０
ａの先端面に位置決め突起１６が形成され、この位置決
め突起１６が中子７のフランジ部７ｃの凹部と嵌合する
ことにより、中子７との相対的な位置決めが行なわれる
ようになっている。かかる脱着シリンダ１０と中子７と
の結合は磁気吸着力により行なわれるようになってお
り、このため脱着シリンダ１０には同シリンダ１０を磁
化する電磁装置１７が接続されている。図２において、
１７は脱着シリンダ１０の軸方向に挿入されたエジェク
タシリンダであり、その先端部（右端部）にはエジェク
タプレート１８が取り付けられている。エジェクタプレ
ート１８は中子７内に挿入されており、その先端面には
中子７のキャビティ１５内に進出して、成形品を押し出
すエジェクタピン１９が設けられている。
【００１２】図３は中子７を金型４，５に挿脱する構造
を示す。ストッカー８内には中子７を収納する収納穴１
２ａが貫通すると共に、可動側プラテン３の所定位置に
はこの収納穴１２ａと同寸法の挿脱穴３ａが連通形成さ
れている。また収納穴１２ａの左端部には中子７のフラ
ンジ部７ｃが当接するストッパ２０が形成されており、
中子７はこのストッパ２０に当接することにより、その
後退移動が停止する。さらに可動側金型５の内部には、
中子７のフランジ部７ｃが当接するショルダ部２１が形
成されており、中子７はこのショルダ部２１に当接する
ことにより、その進出移動が停止する。なお、ストッカ
ー８のスライドを支持する支持板１１上にはボールスラ
イダ２２が設けられ、小さな抵抗でストッカー８がスラ
イドするようになっている。
を示す。ストッカー８内には中子７を収納する収納穴１
２ａが貫通すると共に、可動側プラテン３の所定位置に
はこの収納穴１２ａと同寸法の挿脱穴３ａが連通形成さ
れている。また収納穴１２ａの左端部には中子７のフラ
ンジ部７ｃが当接するストッパ２０が形成されており、
中子７はこのストッパ２０に当接することにより、その
後退移動が停止する。さらに可動側金型５の内部には、
中子７のフランジ部７ｃが当接するショルダ部２１が形
成されており、中子７はこのショルダ部２１に当接する
ことにより、その進出移動が停止する。なお、ストッカ
ー８のスライドを支持する支持板１１上にはボールスラ
イダ２２が設けられ、小さな抵抗でストッカー８がスラ
イドするようになっている。
【００１３】図４，５，６は固定側金型４における中子
７の固定構造を示す。固定側金型４は固定側プラテン２
の前面に取り付けられるが、この固定側金型４には二叉
状の固定用シリンダ２３が取り付けられている。一方、
固定側中子７ｂの上下部分にはクランプ溝２４が形成さ
れている。固定用シリンダ２３はその作動によって、ク
ランプアーム２５が固定側中子７ｂのクランプ溝２４方
向に進出し、このクランプアーム２５が挟持することに
より固定側中子７ｂを固定側金型４に固定するようにな
っている。
７の固定構造を示す。固定側金型４は固定側プラテン２
の前面に取り付けられるが、この固定側金型４には二叉
状の固定用シリンダ２３が取り付けられている。一方、
固定側中子７ｂの上下部分にはクランプ溝２４が形成さ
れている。固定用シリンダ２３はその作動によって、ク
ランプアーム２５が固定側中子７ｂのクランプ溝２４方
向に進出し、このクランプアーム２５が挟持することに
より固定側中子７ｂを固定側金型４に固定するようにな
っている。
【００１４】上記構成により中子の交換を行なう場合、
金型４，５に既にセットされている中子７の脱却と、新
たな中子７の金型４，５へのセットとを行なうことによ
りなされる。中子７の脱却は、金型４，５を閉じた状態
で、固定側金型４の固定用シリンダ２３にクランプアー
ム２５を収納して、その装着状態を解除する（図４参
照）。そして、電磁装置１７により脱着シリンダ１０に
磁力を発生させ、この状態で脱着シリンダ１０を進出さ
せ、中子７のフランジ部７ｃに当接させて、中子７全体
を図２に示すように磁気吸着する。この状態で脱着シリ
ンダ制御装置１４により、脱着シリンダ１０を金型４，
５から退出させ、中子７を金型４，５内から離脱する。
この中子７は可動側プラテン３内を通過して、ストッカ
ー８の空の収納穴１２ａに入り、ストッパ２０にフラン
ジ部７ｃが当接することにより停止し、脱着シリンダ１
０から離脱する（図３参照）。
金型４，５に既にセットされている中子７の脱却と、新
たな中子７の金型４，５へのセットとを行なうことによ
りなされる。中子７の脱却は、金型４，５を閉じた状態
で、固定側金型４の固定用シリンダ２３にクランプアー
ム２５を収納して、その装着状態を解除する（図４参
照）。そして、電磁装置１７により脱着シリンダ１０に
磁力を発生させ、この状態で脱着シリンダ１０を進出さ
せ、中子７のフランジ部７ｃに当接させて、中子７全体
を図２に示すように磁気吸着する。この状態で脱着シリ
ンダ制御装置１４により、脱着シリンダ１０を金型４，
５から退出させ、中子７を金型４，５内から離脱する。
この中子７は可動側プラテン３内を通過して、ストッカ
ー８の空の収納穴１２ａに入り、ストッパ２０にフラン
ジ部７ｃが当接することにより停止し、脱着シリンダ１
０から離脱する（図３参照）。
【００１５】これにより中子７はストッカー８内に収納
され、その検知がリミットスイッチ（図示省略）により
行なわれる。そして、この収納信号がストッカー制御装
置１３に出力され、同装置１３は移動シリンダ９を駆動
して、これにより次段の中子７が可動側プラテン３の挿
脱穴３ａに臨む位置となるようにストッカー８が移動す
る。これにより、次段の中子の選択が行なわれる。この
選択の完了信号は脱着シリンダ制御装置１４に送出さ
れ、同装置１４はそのヘッド部１０ａがストッカー８の
中子７のフランジ部７ｃに当接するように脱着シリンダ
１０を駆動する。さらに、中子７は脱着シリンダ１０に
よってストッカー８から金型４，５方向に押し出され、
可動側プラテン３のガイド筒２７（図３参照）から金型
４，５方向に進入し、ショルダ部２１に当接することに
より停止する。この後、図５に示すように固定用シリン
ダ２３のクランプアーム２５により固定側中子７ｂがク
ランプされて固定側金型４に固定され、射出成形可能状
態となる。
され、その検知がリミットスイッチ（図示省略）により
行なわれる。そして、この収納信号がストッカー制御装
置１３に出力され、同装置１３は移動シリンダ９を駆動
して、これにより次段の中子７が可動側プラテン３の挿
脱穴３ａに臨む位置となるようにストッカー８が移動す
る。これにより、次段の中子の選択が行なわれる。この
選択の完了信号は脱着シリンダ制御装置１４に送出さ
れ、同装置１４はそのヘッド部１０ａがストッカー８の
中子７のフランジ部７ｃに当接するように脱着シリンダ
１０を駆動する。さらに、中子７は脱着シリンダ１０に
よってストッカー８から金型４，５方向に押し出され、
可動側プラテン３のガイド筒２７（図３参照）から金型
４，５方向に進入し、ショルダ部２１に当接することに
より停止する。この後、図５に示すように固定用シリン
ダ２３のクランプアーム２５により固定側中子７ｂがク
ランプされて固定側金型４に固定され、射出成形可能状
態となる。
【００１６】このような本実施例では、金型４，５を固
定したままで中子７だけを交換することができるため、
中子７の交換を迅速に行なうことができる。また中子交
換のための機構全てを成形機に組み込んでいるため、中
子の移動距離が小さくなり、スペースを削減することが
できると共に、短時間で交換することができる。なお、
上記実施例は中子の交換について説明したが、金型の交
換に対しても同様に適用することができるものである。
定したままで中子７だけを交換することができるため、
中子７の交換を迅速に行なうことができる。また中子交
換のための機構全てを成形機に組み込んでいるため、中
子の移動距離が小さくなり、スペースを削減することが
できると共に、短時間で交換することができる。なお、
上記実施例は中子の交換について説明したが、金型の交
換に対しても同様に適用することができるものである。
【００１７】
【実施例２】図７ないし図１０は本発明の実施例２を示
し、前記実施例１と同一の要素は同一の符号で対応させ
てある。この実施例２は可動側金型５における可動側中
子７ａの固定構造を示すものであり、可動側金型５には
クランプ用シリンダ３０が取り付けられると供に、この
クランプ用シリンダ３０は可動側中子７ａ方向に進退移
動するクランプアーム３１を有している。このクランプ
アーム３１は図１０の実線状態から鎖線状態となること
により、可動側中子７ａをクランプして固定する。この
ような構成では、可動側中子７ａは可動側金型５に嵌め
込まれた状態でクランプ用シリンダ３０が作動すること
により、可動側金型５に固定することができる。このた
め、この実施例２では可動側中子７ａの固定後に脱着シ
リンダ１０を金型から退出させることができ、脱着シリ
ンダ１０は中子７を移動させるだけで良いため、その押
圧力を少なくるすことができる。このため脱着シリンダ
１０を小型化および小径化でき、さらに省スペース化を
行なうことができる。
し、前記実施例１と同一の要素は同一の符号で対応させ
てある。この実施例２は可動側金型５における可動側中
子７ａの固定構造を示すものであり、可動側金型５には
クランプ用シリンダ３０が取り付けられると供に、この
クランプ用シリンダ３０は可動側中子７ａ方向に進退移
動するクランプアーム３１を有している。このクランプ
アーム３１は図１０の実線状態から鎖線状態となること
により、可動側中子７ａをクランプして固定する。この
ような構成では、可動側中子７ａは可動側金型５に嵌め
込まれた状態でクランプ用シリンダ３０が作動すること
により、可動側金型５に固定することができる。このた
め、この実施例２では可動側中子７ａの固定後に脱着シ
リンダ１０を金型から退出させることができ、脱着シリ
ンダ１０は中子７を移動させるだけで良いため、その押
圧力を少なくるすことができる。このため脱着シリンダ
１０を小型化および小径化でき、さらに省スペース化を
行なうことができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は中子又は金型を脱着させる機構
を成形機に組み込んで、これらの交換を行なうため、多
種少量の射出成形の段取時間の短縮，適確化を図ること
ができ、設備並びに作業スペースの省スペース化を図る
ことができる。
を成形機に組み込んで、これらの交換を行なうため、多
種少量の射出成形の段取時間の短縮，適確化を図ること
ができ、設備並びに作業スペースの省スペース化を図る
ことができる。
【図１】本発明の実施例１の全体斜視図。
【図２】本発明の実施例１の部分断面図。
【図３】本発明の実施例１の交換時を示す部分断面図。
【図４】本発明の実施例１の固定側金型のクランプを示
す正面図。
す正面図。
【図５】本発明の実施例１の固定側金型のクランプを示
す側面図。
す側面図。
【図６】本発明の実施例１のクランプ状態を示す正面
図。
図。
【図７】本発明の実施例２のクランプ構造を示す正面
図。
図。
【図８】本発明の実施例２のクランプ構造を示す側面
図。
図。
【図９】本発明の実施例２のクランプ構造を示す正面
図。
図。
【図１０】本発明の実施例２のクランプ構造の作動を示
す側面図。
す側面図。
１ 射出成形機 ２ 固定側プラテン ３ 可動側プラテン ４ 固定側金型 ５ 可動側金型 ７ 中子 ８ ストッカー ９ 移動シリンダ １０ 脱着シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｃ 45/17 7344−4Ｆ (72)発明者 松倉 利夫 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 前田 薫 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山田 満喜男 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 米久保 広志 東京都渋谷区幡ケ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 稲葉 善治 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 伊藤 進 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 平 尊之 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 渡辺 菊夫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 纐纈 晃 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 フアナツク株式会社商品開発研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 金型又は中子を収納した状態でプラテン
の裏側に配されたストッカーと、このストッカー内の所
定の金型あるいは中子を選択し所定位置にストッカーを
移動させる手段と、選択された金型又は中子をプラテン
間に配された金型に挿入および離脱させる手段とを備え
ていること特徴とする中子自動交換式射出成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21790491A JPH0538735A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 中子自動交換式射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21790491A JPH0538735A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 中子自動交換式射出成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538735A true JPH0538735A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16711580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21790491A Withdrawn JPH0538735A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 中子自動交換式射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538735A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4897682A (en) * | 1986-06-28 | 1990-01-30 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Stop device for photographic camera |
| KR100427981B1 (ko) * | 2001-12-17 | 2004-04-28 | 기아자동차주식회사 | 금형 코어 분리장치 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP21790491A patent/JPH0538735A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4897682A (en) * | 1986-06-28 | 1990-01-30 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Stop device for photographic camera |
| KR100427981B1 (ko) * | 2001-12-17 | 2004-04-28 | 기아자동차주식회사 | 금형 코어 분리장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |