JPH07323447A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH07323447A
JPH07323447A JP12026994A JP12026994A JPH07323447A JP H07323447 A JPH07323447 A JP H07323447A JP 12026994 A JP12026994 A JP 12026994A JP 12026994 A JP12026994 A JP 12026994A JP H07323447 A JPH07323447 A JP H07323447A
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Takashi Kajiyama
剛史 梶山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲートカット用の駆動源と成形品突き出し用
の駆動源とを兼用させることにより、高価な駆動源の数
を削減できて、コストダウンが可能であると共に、可動
ダイプレートに搭載される部材の重量を減少させ得るこ
と。 【構成】 ゲートカット用の駆動源と成形品突き出し用
の駆動源とを兼用する駆動源を設けると共に、この駆動
源の突き出し駆動ピンと前記ゲートカット用部材との間
に、切り替え駆動源によって移動される遮蔽部材を設
け、この遮蔽部材が遮蔽位置にある際には、突き出し駆
動ピンによって遮蔽部材と共にゲートカット用部材を前
進駆動可能とし、また、遮蔽部材が開放位置にある際に
は、突き出し駆動ピンがゲートカット用部材に設けられ
た貫通穴を通して成形品突き出し用部材を前進駆動可能
とするように、構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラスチック製品
を成形するための射出成形機に係り、特に、型締め状態
でゲートカットを行うようにした射出成形機における金
型周辺メカニズムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】金型内に射出充填された樹脂が完全に固
化する前にゲートカットを行うと、樹脂が軟らかいうち
に切断が行われるので、ゲートカットが容易で、切断後
のゲート跡の後処理が要らないというメリットがある。
【0003】このような型締め状態時にゲートカットを
行う射出成形機においては、従来、成形品突き出し専用
の駆動源としての油圧シリンダやサーボモータの他に、
ゲートカット専用の駆動源としての油圧シリンダやサー
ボモータを、可動ダイプレートに搭載した構成を採るの
が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来技
術において、成形品突き出し専用の駆動源の他にゲート
カット専用の駆動源を搭載しているので、油圧シリンダ
やサーボモータといった高価な駆動源のコストが嵩み、
マシントータルコストをダウンさせる上で大きなネック
となっていた。また、これらの駆動源は重量も嵩むの
で、可動ダイプレートに搭載される部材の重量がアップ
するという問題もあった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、型締め状態でゲートカットを
行うようにした射出成形機において、ゲートカット用の
駆動源と成形品突き出し用の駆動源とを兼用させること
により、高価な駆動源の数を削減できて、コストダウン
が可能であると共に、可動ダイプレートに搭載される部
材の重量を減少させることが可能な射出成形機を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ゲートカット用の駆動源と成形品突き出し用
の駆動源とを兼用する駆動源を設けると共に、この駆動
源の突き出し駆動ピンと前記ゲートカット用部材との間
に、切り替え駆動源によって移動される遮蔽部材を設
け、この遮蔽部材が遮蔽位置にある際には、突き出し駆
動ピンによって遮蔽部材と共にゲートカット用部材を前
進駆動可能とし、また、遮蔽部材が開放位置にある際に
は、突き出し駆動ピンがゲートカット用部材に設けられ
た貫通穴を通して成形品突き出し用部材を前進駆動可能
とするように、構成される。
【0007】
【作用】前記ゲートカット用部材は、前記突き出し駆動
ピンがスルー可能な貫通穴が設けられたゲートカット用
プレートと、該ゲートカット用プレートにその一端を連
結されたゲートカット用ピンとを、備え、ゲートカット
用ピンの他端によって可動側コア金型を駆動可能とし
て、ゲートカット時には前記遮蔽部材を遮蔽位置におい
て、型締め状態で前記突き出し駆動ピンによって遮蔽部
材を介して前記ゲートカット用部材を前進させ、これに
より可動側コア金型と共に固定側コア金型を金型主体部
に対して前進させてゲートカットを行う。
【0008】また、前記成形品突き出し用部材は、前記
突き出し駆動ピンが押圧可能な成形品突き出し用プレー
トと、該成形品突き出し用プレートにその一端を連結さ
れその他端で成形品と当接する成形品突き出し用ピンと
を、備え、成形品突き出し時には前記遮蔽部材を開放位
置において、型開き状態で前記貫通穴をスルーした前記
突き出し駆動ピンによって前記成形品突き出し用部材を
前進させて、成形品突き出し用ピンによって成形品を金
型から突き出す。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例によって説明
する。図1は、本発明の1実施例に係る射出成形機の金
型メカニズムを示す要部断平面図である。
【0010】図1において、1は固定的に配設された固
定ダイプレートで、該固定ダイプレート1には固定側金
型2が固定されている。3は固定側金型2内に所定量だ
け前後進可能であるように配設された固定側コア金型
で、スプルー4が形成されていると共に、後記可動側コ
ア15と共に形づくるランナー5およびゲート(ここで
は、例えばディスクゲート)6を形成するための凹みが
設けられている。7は固定側コア金型3と一体となって
所定量だけ前後進可能であるように固定ダイプレート1
に配設されたスプルーブッシュで、スプルー4と連通す
る樹脂注入口8が形成されている。このスプルーブッシ
ュ7は、図1に示した状態では、図示せぬ公知の射出メ
カニズム(例えば、インラインスクリュータイプの射出
メカニズム)のノズルによって図示左行方向への押圧力
を付勢されていて、スプルーブッシュ7並びに固定側コ
ア金型3は図示左行限界位置にある。なお、スプルーブ
ッシュ7は、固定ダイプレート1に固定された保持プレ
ート9によって図示右行方向の限界位置を規定されてい
る。なお本実施例では、固定側コア金型3とスプルーブ
ッシュ7とは適宜手段によって一体化されている。
【0011】10は固定ダイプレート1に対して前後進
可能であるように配設された可動ダイプレートで、図示
していないが、公知の型開閉メカニズム(例えば、型締
めシリンダとトグルリンク機構など)によって前後(図
示左右方向)に駆動され、また、同じく図示していない
が、公知の支持盤と固定ダイプレート1との間に張架さ
れた公知のタイバーに挿通・案内されて前後に移動する
ようになっている。11は可動ダイプレート10に搭載
された油圧シリンダのピストンロッドからなる突き出し
駆動ピンで、本実施例ではこの突き出し駆動ピン11を
前後に駆動する油圧シリンダが、後述するようにゲート
カット用の駆動源と成形品突き出し用の駆動源とを兼用
する駆動源となっている。10aは可動ダイプレート1
0に穿設された貫通穴で、上記の突き出し駆動ピン11
が通過可能とされている。
【0012】12は可動ダイプレート10に固定された
金型連結部材、13は金型連結部材12に固定された金
型保持プレート、14は金型保持プレート13に固定さ
れた可動側金型であり、可動ダイプレート10とこれら
部材12,13,14は一体化されている。15は可動
側金型14および金型保持プレート13内に所定量だけ
前後進可能であるように配設された可動側コア金型で、
図1に示した状態では図示左行限界位置にある。
【0013】図1は型締め状態でかつノズルタッチした
状態を示しており、この状態では固定側金型2(固定側
コア金型3を含む)と可動側金型14(可動側コア金型
15を含む)とは密着しており、両金型2,14によっ
て成形品形成用空間たるキャビティ16が形づくられて
いる。このキャビティ16は、前記ゲート6,ランナー
5,スプルー4を介して前記樹脂注入口8と連通してい
る。なお、本発明においてゲート6の形状は任意であ
り、固定側コア金型3または可動側コア金型15の何れ
か一方に設けたトンネルゲート型であっても差し支えな
い。
【0014】17は可動ダイプレート10に所定量だけ
前後進可能であるように配設されたゲートカット用プレ
ートで、該ゲートカット用プレート17にその一端を固
定されたゲートカット用ピン18の他端が、前記可動側
コア金型15にネジ止め等の手段で連結・固定されてい
る。このゲートカット用ピン18は、後記する成形品突
き出し用プレート25の貫通穴25aを遊挿している。
19はゲートカット用ピン18に巻挿されゲートカット
用プレート17と前記金型保持プレート13に両端を当
接させたバネで、該バネ19の力でゲートカット用プレ
ート17は図示左行方向への偏倚力を付与されていて、
図1に示した状態ではこのバネ力によって、ゲートカッ
ト用プレート17は可動ダイプレート10に固設された
ストッパー20に当接した図示左行(後退)限界位置に
ある。なお、17aはゲートカット用プレート17に穿
設された貫通穴で、前記突き出し駆動ピン11を通過可
能とさせるために設けられている。
【0015】21はゲートカット用プレート17に固設
されたガイド部材で、該ガイド部材21に沿ってスライ
ド可能(図1において紙面と直交する方向にスライド可
能)な遮蔽板22が設けられている。23は遮蔽板22
の位置を切り替えるための切り替え駆動源たる小形のエ
アシリンダで、該エアシリンダ23は取り付け板24を
介してゲートカット用プレート17に保持されている。
図2に示すように、エアシリンダ23のピストンロッド
23aの先端に遮蔽板22が固定されており、ピストン
ロッド23aの進退によって、遮蔽板22が遮蔽位置と
開放位置とを選択的にとりえるようになっている。な
お、エアシリンダ23は、油圧シリンダに較べると格段
に安価で、かつ軽量である。
【0016】図2は遮蔽板22が上記遮蔽位置をとった
状態を示しており、この状態では遮蔽板22が、可動ダ
イプレート10の前記貫通穴10aおよびゲートカット
用プレート17の前記貫通穴17aと対向する位置にあ
り、前記突き出し駆動ピン11が前進駆動されると、遮
蔽板22と共にゲートカット用プレート17が前進駆動
されるようになっている。また、図示していないが、ピ
ストンロッド23aによって遮蔽板22が図2の位置か
ら上方に移行させられた開放位置をとると、遮蔽板22
は貫通穴10aおよび貫通穴17aと対向する位置から
退避し、突き出し駆動ピン11は、貫通穴10aおよび
貫通穴17aを通過して(スルーして)後記成形品突き
出し用プレート25を前進駆動できるようになってい
る。
【0017】25は可動ダイプレート10に所定量だけ
前後進可能であるように配設された成形品突き出し用プ
レートで、該成形品突き出し用プレート25にその一端
を固定されたリターンピン26が、前記金型保持プレー
ト13,可動側コア金型15,可動側金型14を挿通し
ている。図1に示した型締め状態では、リターンピン2
6の先端面は前記固定側金型2に当接しており、これに
よって成形品突き出し用プレート25は図示左行(後
退)限界位置にあり、図示せぬ適宜ストッパーによって
後退限界位置を規定されている。なお、本実施例では図
示していないが、リターンピン26と併せて、成形品突
き出し用プレート25を後退位置方向に付勢するリター
ン用のバネも設けられている。27は成形品突き出し用
プレート25にその一端を固定された成形品突き出し用
ピンで、該成形品突き出し用ピン27の先端面は、前記
キャビティ16内の樹脂部分(成形製品に相当する樹脂
部分)および非製品樹脂部分(前記スプルー4やランナ
ー5に相当する部分の樹脂)を押し出し可能なようにな
っている。
【0018】次に、本実施例の動作を説明する。図1に
示した型締め状態でかつノズルタッチした状態におい
て、前記樹脂注入口8に密着した図示せぬ公知の射出メ
カニズムのノズルから、溶融樹脂が、前記樹脂注入口
8,スプルー4,ランナー5,ゲート6を介して前記キ
ャビティ16内に射出・充填される。
【0019】上記射出が完了した後、金型内に充填され
た樹脂が完全に固化する前に、型締め状態でゲートカッ
トが行われる。この際には、前記遮蔽板22は前記した
遮蔽位置におかれており、また、図示せぬ射出メカニズ
ムのノズルが、このゲートカット動作の直前に樹脂注入
口8から離脱する(ノズルバックする)。この状態で前
記突き出し駆動ピン11が所定量だけ前進駆動される。
これによって、図3に示すように、可動ダイプレート1
0の貫通穴10aをスルーした突き出し駆動ピン11
が、遮蔽板22を介してゲートカット用プレート17を
前進させる。ゲートカット用プレート17が前進する
と、これと一体の前記ゲートカット用ピン18と可動側
コア金型15も前進し、可動側金型コア15に押されて
前記固定側コア金型3およびスプルーブッシュ7も前進
する。
【0020】図3は上記したゲートカット動作の完了し
た状態を示しており、同図に示すように、型締めされた
状態の金型主体部に対してコア金型が前進するので、前
記キャビティ16内の樹脂部分(成形製品に相当する樹
脂部分)に対して非製品樹脂部分(前記スプルー4やラ
ンナー5に相当する部分の樹脂)が前進することになっ
て、脆弱なゲート6部分の樹脂は容易に切断され、ま
た、樹脂が完全に固化する前に切断を行うので、切断跡
(ゲート跡)も殆ど目立たないものとなる。なお、ゲー
トカット完了状態では、前進したゲートカット用プレー
ト17と前記成形品押し出し用プレート25との間に
は、所定の隙間が存在するように設定されている。
【0021】ここで本実施例においては、ゲートカット
用プレート17の前進によってゲートカット動作のみを
行わせているが、ゲートカット用プレート17の前進に
よって、ゲートカット動作と成形圧縮動作とを併せて行
わせるようにすることもできる。この場合には、ゲート
カット用ピン18または可動側コア金型15に適宜圧縮
ピンなどの圧縮用部材を連結し、この圧縮用部材によっ
て、ゲートカット用プレート17の前進動作時にキャビ
ティ16内の樹脂部分へ圧縮力を付与するように構成す
ればよい。
【0022】上記ゲートカットの完了後、金型内に充填
した樹脂が固化したことが保証される適宜タイミングで
型開き動作が開始され、図示せぬ公知の型開閉メカニズ
ムによって可動ダイプレート10が後退駆動され、PL
面(型開き面)が開く。この型開きによって、既に成形
製品28と非製品部分29とに分離された固化樹脂は、
可動側金型14(可動側コア金型15を含む)側に被着
した状態で可動側金型14と共に後退する。そして、上
記の型開き動作の完了後もしくは型開き動作の途上時に
成形品突き出し動作(エジェクト動作)が開始される。
本実施例では、この成形品突き出し動作の直前に、前記
エアシリンダ23が駆動されて、前記遮蔽板22が前記
した開放位置に位置付けられる。
【0023】この状態で成形品突き出しのために、前記
突き出し駆動ピン11が図3の位置からさらに所定量だ
け前進駆動される。これによって、図4に示すように、
可動ダイプレート10の貫通穴10aおよびゲートカッ
ト用プレート17の貫通穴17aをスルーした突き出し
駆動ピン11が、成形品突き出し用プレート25を前進
させる。成形品突き出し用プレート25が前進駆動され
ると、これと一体の成形品突き出し用ピン27も前進
し、これによって既に分離されている成形製品28と非
製品部分29とが、可動側金型14(可動側コア金型1
5を含む)から突き出される。
【0024】以上、本発明を図示した実施例によって説
明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であることは言うまでもなく、例え
ば、遮蔽板22の切り替え駆動源は、エアシリンダに代
替して電磁プランジャなどを用いることができ、また、
遮蔽板22は回動動作によって遮蔽位置と開放位置をと
らせるようにしても良く、あるいはまた、遮蔽板22の
切り替え駆動源を可動ダイプレート10に搭載して、こ
の切り替え駆動源によって遮蔽板22を遮蔽位置と開放
位置とに切り替えると共に、遮蔽板22を切り替え駆動
源に対して型開閉方向に所定量移動できるように構成し
てよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、型締め状
態でゲートカットを行うようにした射出成形機におい
て、ゲートカット用の駆動源と成形品突き出し用の駆動
源とを兼用させることにより、高価な駆動源の数を削減
できて、コストダウンが可能であると共に、可動ダイプ
レートに搭載される部材の重量を減少させることが可能
な射出成形機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る射出成形機の金型メカ
ニズムを示す要部断平面図である。
【図2】図1の遮蔽板周辺の構成を示す要部断正面図で
ある。
【図3】図1の状態からゲートカットを行った状態を示
す射出成形機の金型メカニズムを示す要部説明図であ
る。
【図4】図3の状態から型開きし成形品突き出しを行っ
た状態を示す射出成形機の金型メカニズムを示す要部説
明図である。
【符号の説明】
1 固定ダイプレート 2 固定側金型 3 固定側コア金型 4 スプルー 5 ランナー 6 ゲート 7 スプルーブッシュ 8 樹脂注入口 9 保持プレート 10 可動ダイプレート 10a 貫通穴 11 突き出し駆動ピン 12 金型連結部材 13 金型保持プレート 14 可動側金型 15 可動側コア金型 16 キャビティ 17 ゲートカット用プレート 17a 貫通穴 18 ゲートカット用ピン 19 バネ 20 ストッパー 21 ガイド部材 22 遮蔽板 23 エアシリンダ(遮蔽板の切り替え駆動源) 23a ピストンロッド 24 取り付け板 25 成形品突き出し用プレート 25a 貫通穴 26 リターンピン 27 成形品突き出し用ピン 28 成形製品 29 非製品部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/43 7639−4F 45/56 9350−4F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートカット用の駆動源と成形品突き出
    し用の駆動源とを兼用する駆動源を設け、この駆動源に
    よって、可動ダイプレートに前後進可能に搭載されたゲ
    ートカット用部材と可動ダイプレートに前後進可能に搭
    載された成形品突き出し用部材とを、択一選択して前進
    駆動させるようにしたことを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記駆動源の突き出し駆動ピンと前記ゲートカット用部
    材との間には、切り替え駆動源によって移動される遮蔽
    部材が設けられ、この遮蔽部材が遮蔽位置にある際に
    は、前記突き出し駆動ピンによって前記遮蔽部材と共に
    前記ゲートカット用部材を前進駆動可能とし、また、前
    記遮蔽部材が開放位置にある際には、前記突き出し駆動
    ピンが前記ゲートカット用部材に設けられた貫通穴を通
    して前記成形品突き出し用部材を前進駆動可能とするよ
    うにしたことを特徴とする射出成形機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 前記ゲートカット用部材は、 前記貫通穴が設けられたゲートカット用プレートと、該
    ゲートカット用プレートにその一端を連結されたゲート
    カット用ピンとを、備え、前記ゲートカット用ピンの他
    端によって可動側コア金型を駆動可能として、ゲートカ
    ット時には型締め状態で前記ゲートカット用部材を前進
    させ、前記可動側コア金型と共に固定側コア金型を金型
    主体部に対して前進させてゲートカットを行い、 また、前記成形品突き出し用部材は、 前記突き出し駆動ピンが押圧可能な成形品突き出し用プ
    レートと、該成形品突き出し用プレートにその一端を連
    結されその他端で成形品と当接する成形品突き出し用ピ
    ンとを、備え、成形品突き出し時には型開き状態で前記
    成形品突き出し用部材を前進させて、前記成形品突き出
    し用ピンによって成形品を金型から突き出すように、し
    たことを特徴とする射出成形機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、 前記切り替え駆動源はエアシリンダであることを特徴と
    する射出成形機。
  5. 【請求項5】 請求項2記載において、 前記ゲートカット用部材は、成形樹脂に圧縮力を付与す
    る圧縮用部材を兼用したことを特徴とする射出成形機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115447078A (zh) * 2022-09-16 2022-12-09 杭州中瑧科技有限公司 一种分离注塑件的模具

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