JPH0538476Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538476Y2 JPH0538476Y2 JP1987160168U JP16016887U JPH0538476Y2 JP H0538476 Y2 JPH0538476 Y2 JP H0538476Y2 JP 1987160168 U JP1987160168 U JP 1987160168U JP 16016887 U JP16016887 U JP 16016887U JP H0538476 Y2 JPH0538476 Y2 JP H0538476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- base
- magnetic disk
- base plate
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
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- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は磁気デイスク装置に関し、特にキヤリ
ツジベースとベースプレートの固定構造に関す
る。
ツジベースとベースプレートの固定構造に関す
る。
近年の磁気デイスク装置は特に小形、中形の磁
気デイスク装置は、その記録密度を増大させる為
に、磁気デイスクと磁気ヘツドをベースプレート
とカバーとからなる容器内に収容して密封し、外
界からの塵埃の浸入を阻止し、又容器内で生じる
塵埃に於いても構造部品の表面処理等により極力
抑え、密封容器内の空気の清浄度を保つことによ
つて、その信頼性を確保する構成を有している。
気デイスク装置は、その記録密度を増大させる為
に、磁気デイスクと磁気ヘツドをベースプレート
とカバーとからなる容器内に収容して密封し、外
界からの塵埃の浸入を阻止し、又容器内で生じる
塵埃に於いても構造部品の表面処理等により極力
抑え、密封容器内の空気の清浄度を保つことによ
つて、その信頼性を確保する構成を有している。
上述の様な構成の磁気デイスク装置において、
組立時磁気デイスクを有しているスピンドルを保
持したベースプレートに、磁気ヘツドを有してい
るキヤリツジベースを挿入し、スピンドルに対す
るキヤリツジベースの位置決めを行なう際、ベー
スプレート上にキヤリツジベースを摺動させて行
なう。この時ベースプレートとキヤリツジベース
がカジルことを防止する為にベースプレート側及
びキヤリツジベース側の各々の接触面にニゲ部を
設け接触面積を削減させている。又、ニゲ部の面
から接触面及び接触面からニゲ部の面になる境界
部に水平面に対し20°〜35°程度の角度が設けられ
ている構造となつている。
組立時磁気デイスクを有しているスピンドルを保
持したベースプレートに、磁気ヘツドを有してい
るキヤリツジベースを挿入し、スピンドルに対す
るキヤリツジベースの位置決めを行なう際、ベー
スプレート上にキヤリツジベースを摺動させて行
なう。この時ベースプレートとキヤリツジベース
がカジルことを防止する為にベースプレート側及
びキヤリツジベース側の各々の接触面にニゲ部を
設け接触面積を削減させている。又、ニゲ部の面
から接触面及び接触面からニゲ部の面になる境界
部に水平面に対し20°〜35°程度の角度が設けられ
ている構造となつている。
上述の構造の詳細を第２図を参照して説明す
る。第２図において、磁気デイスク装置はロータ
４とステータ３とを有するモーターを駆動源とす
るスピンドル２に取り付けられた磁気デイスク１
と、記録再生を行なう磁気ヘツド５と、磁気ヘツ
ド５を保持するアーム６と、アーム６を保持し磁
気ヘツド５の位置決めを行う図示しないキヤリツ
ジと、前記キヤリツジを保持するキヤリツジベー
ス８と、これらを内包しているベースプレート７
とから構成されている。
る。第２図において、磁気デイスク装置はロータ
４とステータ３とを有するモーターを駆動源とす
るスピンドル２に取り付けられた磁気デイスク１
と、記録再生を行なう磁気ヘツド５と、磁気ヘツ
ド５を保持するアーム６と、アーム６を保持し磁
気ヘツド５の位置決めを行う図示しないキヤリツ
ジと、前記キヤリツジを保持するキヤリツジベー
ス８と、これらを内包しているベースプレート７
とから構成されている。
磁気デイスク装置は、磁気デイスク１を高速回
転させることにより生じる空気流によつて微小間
隙で磁気ヘツド５を浮上させて磁気的に記録再生
を行なう為、密封されたベースプレート７内に塵
埃が存在すると磁気デイスク１と磁気ヘツド５と
の間に塵埃がはさまりヘツドクラツシユ等の事故
につながる恐れがある。この為ベースプレート７
側のＡ面とキヤリツジベース８側のＢ面にはニゲ
部を設け、接触面積を小さくし、組立時のキヤリ
ツジベース８を挿入する際Ａ，Ｂ面が滑らかに摺
動するような工夫がなされている。
転させることにより生じる空気流によつて微小間
隙で磁気ヘツド５を浮上させて磁気的に記録再生
を行なう為、密封されたベースプレート７内に塵
埃が存在すると磁気デイスク１と磁気ヘツド５と
の間に塵埃がはさまりヘツドクラツシユ等の事故
につながる恐れがある。この為ベースプレート７
側のＡ面とキヤリツジベース８側のＢ面にはニゲ
部を設け、接触面積を小さくし、組立時のキヤリ
ツジベース８を挿入する際Ａ，Ｂ面が滑らかに摺
動するような工夫がなされている。
しかしながら、ベースプレート７とキヤリツジ
ベース８の材質が共に一般的にアルミ合金である
為、キヤリツジベース８の挿入時にベースプレー
ト７とキヤリツジベース８の摺動面が傷つきやす
く、塵埃を生じさせる恐れがある。又、摺動面が
傷つくことにより、磁気デイスク１に対するキヤ
リツジベース８の磁気ヘツド５の高さが精度を欠
くことになり磁気ヘツド５と磁気デイスク１との
間隙が異常となり、ヘツドクラツシユ等の危険性
が生じる。
ベース８の材質が共に一般的にアルミ合金である
為、キヤリツジベース８の挿入時にベースプレー
ト７とキヤリツジベース８の摺動面が傷つきやす
く、塵埃を生じさせる恐れがある。又、摺動面が
傷つくことにより、磁気デイスク１に対するキヤ
リツジベース８の磁気ヘツド５の高さが精度を欠
くことになり磁気ヘツド５と磁気デイスク１との
間隙が異常となり、ヘツドクラツシユ等の危険性
が生じる。
従つて本考案の目的は、上述の様な従来の磁気
デイスク装置の欠点を除去し、ヘツドデイスクア
ツセンブリ内の発塵、又磁気デイスクに対する磁
気ヘツドの高さの不安定による磁気デイスクの損
傷の危険性を防止し、信頼性の高い磁気デイスク
装置を提供することにある。
デイスク装置の欠点を除去し、ヘツドデイスクア
ツセンブリ内の発塵、又磁気デイスクに対する磁
気ヘツドの高さの不安定による磁気デイスクの損
傷の危険性を防止し、信頼性の高い磁気デイスク
装置を提供することにある。
本考案の磁気デイスク装置は、複数の磁気デイ
スクを一定の間隔で積層し、保持するスピンドル
と、前記複数の磁気デイスク面上に配列され磁気
的に記録再生を行う磁気ヘツドと、前記磁気ヘツ
ドをアームを介して保持するキヤリツジを摺回動
可能に保持し、前記キヤリツジを摺回動させるこ
とにより前記磁気ヘツドの位置決めを行うキヤリ
ツジベースと、前記スピンドルを回転可能に保持
するとともに前記キヤリツジベースを固定保持す
るベースプレートと、前記キヤリツジベースの固
定面のほぼ全面と前記ベースプレートとの間に設
けられ前記キヤリツジベースと材質の異なるスペ
ーサとを有している。
スクを一定の間隔で積層し、保持するスピンドル
と、前記複数の磁気デイスク面上に配列され磁気
的に記録再生を行う磁気ヘツドと、前記磁気ヘツ
ドをアームを介して保持するキヤリツジを摺回動
可能に保持し、前記キヤリツジを摺回動させるこ
とにより前記磁気ヘツドの位置決めを行うキヤリ
ツジベースと、前記スピンドルを回転可能に保持
するとともに前記キヤリツジベースを固定保持す
るベースプレートと、前記キヤリツジベースの固
定面のほぼ全面と前記ベースプレートとの間に設
けられ前記キヤリツジベースと材質の異なるスペ
ーサとを有している。
次に本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。第１図は本考案の一実施例の断面図で
ある。
説明する。第１図は本考案の一実施例の断面図で
ある。
磁気デイスク１はスピンドル２に積層固定され
ており、ステータ３とロータ４とで成るモーター
によつて回転する。磁気ヘツド５はアーム６に固
定されており図示しないキヤリツジにより磁気デ
イスク１上に位置決めされる。キヤリツジベース
８は、このキヤリツジを内蔵し、保持している。
ベースプレート７はこれらを位置決めして固定し
内包している。このベースプレート７とキヤリツ
ジベース８とが接触する面、即ちベースプレート
７側のＡ面とキヤリツジベース８側のＢ面の間に
材質の異なる鋼板等のスペーサ９を介在させるこ
とによりキヤリツジベース８と同じ材質のベース
プレート７とが接触しない構造となつている。
ており、ステータ３とロータ４とで成るモーター
によつて回転する。磁気ヘツド５はアーム６に固
定されており図示しないキヤリツジにより磁気デ
イスク１上に位置決めされる。キヤリツジベース
８は、このキヤリツジを内蔵し、保持している。
ベースプレート７はこれらを位置決めして固定し
内包している。このベースプレート７とキヤリツ
ジベース８とが接触する面、即ちベースプレート
７側のＡ面とキヤリツジベース８側のＢ面の間に
材質の異なる鋼板等のスペーサ９を介在させるこ
とによりキヤリツジベース８と同じ材質のベース
プレート７とが接触しない構造となつている。
以上説明したように本考案の磁気デイスク装置
を用いることにより、キヤリツジベースとベース
プレートの接触面の損傷を防止できる為、ヘツド
クラツシユの危険を回避できるという効果があ
り、従つて信頼性の高い磁気デイスク装置が得ら
れるという効果がある。
を用いることにより、キヤリツジベースとベース
プレートの接触面の損傷を防止できる為、ヘツド
クラツシユの危険を回避できるという効果があ
り、従つて信頼性の高い磁気デイスク装置が得ら
れるという効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
２図は従来の磁気デイスク装置を示す縦断面図で
ある。 １……磁気デイスク、２……スピンドル、３…
…ステータ、４……ロータ、５……磁気ヘツド、
６……アーム、７……ベースプレート、８……キ
ヤリツジベース、９……スペーサ。
２図は従来の磁気デイスク装置を示す縦断面図で
ある。 １……磁気デイスク、２……スピンドル、３…
…ステータ、４……ロータ、５……磁気ヘツド、
６……アーム、７……ベースプレート、８……キ
ヤリツジベース、９……スペーサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数の磁気デイスクを一定の間隔で積層し、保
持するスピンドルと、 前記複数の磁気デイスク面上に配列され磁気的
に記録再生を行う磁気ヘツドと、 前記磁気ヘツドをアームを介して保持するキヤ
リツジを摺回動可能に保持し、前記キヤリツジを
摺回動させることにより前記磁気ヘツドの位置決
めを行うキヤリツジベースと、 前記スピンドルを回転可能に保持するとともに
前記キヤリツジベースを固定保持するベースプレ
ートと、 前記キヤリツジベースの固定面のほぼ全面と前
記ベースプレートとの間に設けられ前記キヤリツ
ジベースと材質の異なるスペーサとを有すること
を特徴とする磁気デイスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987160168U JPH0538476Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987160168U JPH0538476Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0164195U JPH0164195U (ja) | 1989-04-25 |
| JPH0538476Y2 true JPH0538476Y2 (ja) | 1993-09-29 |
Family
ID=31442001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987160168U Expired - Lifetime JPH0538476Y2 (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538476Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194101A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-12 | Nec Corp | デイスク装置の基板 |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP1987160168U patent/JPH0538476Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58194101A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-12 | Nec Corp | デイスク装置の基板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0164195U (ja) | 1989-04-25 |
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