JPH0538328A - 電動湾曲式内視鏡装置 - Google Patents
電動湾曲式内視鏡装置Info
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- JPH0538328A JPH0538328A JP3306410A JP30641091A JPH0538328A JP H0538328 A JPH0538328 A JP H0538328A JP 3306410 A JP3306410 A JP 3306410A JP 30641091 A JP30641091 A JP 30641091A JP H0538328 A JPH0538328 A JP H0538328A
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- bending
- motor
- speed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、湾曲速度を一定にして、湾曲操作が
容易で、かつ安全な電動湾曲式内視鏡装置を提供するこ
と。 【構成】湾曲操作スイッチ20の操作に応じて、制御回
路30は、トランジスタQ1ないしQ4をオン/オフし、
モータ22へ印加する電圧の極性あるいは電圧を印加し
ないように制御する一方、エンコーダ27を介してモー
タ22の回転速度を監視しつつ、モータ22への印加電
圧のオン/オフ制御を行うことによって、段階的に可変
設定できる所定の速度でモータ22を駆動・制御する。
従って、湾曲部8は一定の速度で湾曲する。
容易で、かつ安全な電動湾曲式内視鏡装置を提供するこ
と。 【構成】湾曲操作スイッチ20の操作に応じて、制御回
路30は、トランジスタQ1ないしQ4をオン/オフし、
モータ22へ印加する電圧の極性あるいは電圧を印加し
ないように制御する一方、エンコーダ27を介してモー
タ22の回転速度を監視しつつ、モータ22への印加電
圧のオン/オフ制御を行うことによって、段階的に可変
設定できる所定の速度でモータ22を駆動・制御する。
従って、湾曲部8は一定の速度で湾曲する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定の速度で湾曲させ
る電動湾曲式内視鏡装置に関する。
る電動湾曲式内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ、
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置のできる内視鏡が広く用いられている。
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ、
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置のできる内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、ボイラー・ガスタービンエンジン・
化学プラント等の配管・自動車エンジンのボディ等の内
部の傷や腐蝕等の観察や検査等に、工業用内視鏡が広く
利用されている。
化学プラント等の配管・自動車エンジンのボディ等の内
部の傷や腐蝕等の観察や検査等に、工業用内視鏡が広く
利用されている。
【0004】こうした内視鏡は、一般に先端部側の湾曲
部を湾曲させる機構を有し、かつ、この湾曲機構を駆動
するためにモータ等の電動式の駆動手段を設けている。
この様な電動湾曲式内視鏡は、内視鏡及びこの内視鏡の
湾曲を制御するための湾曲制御装置、光源装置などと組
合わせられて電動湾曲式内視鏡装置を構成し、また、使
用されている。
部を湾曲させる機構を有し、かつ、この湾曲機構を駆動
するためにモータ等の電動式の駆動手段を設けている。
この様な電動湾曲式内視鏡は、内視鏡及びこの内視鏡の
湾曲を制御するための湾曲制御装置、光源装置などと組
合わせられて電動湾曲式内視鏡装置を構成し、また、使
用されている。
【0005】電動湾曲式内視鏡装置は、その操作性を向
上させるため特開平1−317423号公報、特公平2
−12571号公報、特公昭63−59329号公報、
及び特開昭58−69523号公報に示すように、湾曲
速度を湾曲操作スイッチの操作時間、操作量、操作力量
等によって制御する制御手段を湾曲制御装置に有するも
のが記載されている。
上させるため特開平1−317423号公報、特公平2
−12571号公報、特公昭63−59329号公報、
及び特開昭58−69523号公報に示すように、湾曲
速度を湾曲操作スイッチの操作時間、操作量、操作力量
等によって制御する制御手段を湾曲制御装置に有するも
のが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電動湾曲式内視鏡装置では、湾曲操作スイッチの操作時
間、操作量、操作力量、あるいは操作スイッチの操作状
態等によって、湾曲速度が変化していくため、操作に慣
れるまで時間がかかり、特に初心者には操作しずらかっ
た。そのため、僅かな操作で大きく湾曲したり、急に湾
曲したり、あるいは、急に遅くなったりして、所定の湾
曲角を得るためにどの程度の操作を行えば良いか容易に
把握できず、操作性の上から危険であるという欠点があ
る。
電動湾曲式内視鏡装置では、湾曲操作スイッチの操作時
間、操作量、操作力量、あるいは操作スイッチの操作状
態等によって、湾曲速度が変化していくため、操作に慣
れるまで時間がかかり、特に初心者には操作しずらかっ
た。そのため、僅かな操作で大きく湾曲したり、急に湾
曲したり、あるいは、急に遅くなったりして、所定の湾
曲角を得るためにどの程度の操作を行えば良いか容易に
把握できず、操作性の上から危険であるという欠点があ
る。
【0007】また、特開昭58−69523号公報に示
すように、湾曲操作スイッチの他に、湾曲微調整スイッ
チを設けたものがあるが、湾曲速度が一定となるように
制御されていない。そのため、湾曲が大きくなったとき
には、モータのトルクが、湾曲用のワイヤの張力に負け
るため、湾曲速度が遅くなり、うまく微調整操作するこ
とができないという欠点がある。
すように、湾曲操作スイッチの他に、湾曲微調整スイッ
チを設けたものがあるが、湾曲速度が一定となるように
制御されていない。そのため、湾曲が大きくなったとき
には、モータのトルクが、湾曲用のワイヤの張力に負け
るため、湾曲速度が遅くなり、うまく微調整操作するこ
とができないという欠点がある。
【0008】本発明は、前述した点に鑑みてなされたも
ので、湾曲操作が容易であると共に、湾曲動作が安定
で、かつ安全な電動湾曲式内視鏡装置を提供することを
目的とする。
ので、湾曲操作が容易であると共に、湾曲動作が安定
で、かつ安全な電動湾曲式内視鏡装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電動湾曲式内視
鏡は、挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる湾曲機構と、
前記湾曲機構を駆動させるための駆動部と、前記湾曲部
を湾曲動作させるための指示を与える操作部と、前記操
作部が与える指示によって、前記湾曲機構を一定の速度
で駆動するように前記駆動部を制御する制御部とを備え
ている。
鏡は、挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる湾曲機構と、
前記湾曲機構を駆動させるための駆動部と、前記湾曲部
を湾曲動作させるための指示を与える操作部と、前記操
作部が与える指示によって、前記湾曲機構を一定の速度
で駆動するように前記駆動部を制御する制御部とを備え
ている。
【0010】
【作用】この構成で、制御部は操作部が与える指示に従
って、湾曲機構が一定の速度で駆動されるように駆動部
を制御し、湾曲部は一定の速度で湾曲する。
って、湾曲機構が一定の速度で駆動されるように駆動部
を制御し、湾曲部は一定の速度で湾曲する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、図
1は湾曲機構、湾曲駆動系、及び制御系の概略的な構成
図、図2は電動湾曲式内視鏡装置の全体構成図、図3は
駆動回路一例を示す電気的回路図、図4は湾曲操作及び
湾曲速度の制御動作フローチャート、図5は速度設定用
フラグの設定動作フローチャート、図6は湾曲速度の切
り換え動作フローチャートである。
する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係り、図
1は湾曲機構、湾曲駆動系、及び制御系の概略的な構成
図、図2は電動湾曲式内視鏡装置の全体構成図、図3は
駆動回路一例を示す電気的回路図、図4は湾曲操作及び
湾曲速度の制御動作フローチャート、図5は速度設定用
フラグの設定動作フローチャート、図6は湾曲速度の切
り換え動作フローチャートである。
【0012】図2に示す電動湾曲式内視鏡装置1は、細
長の挿入部7の先端側に設けられた湾曲部8を有する電
子式の電動湾曲式内視鏡2と、電動湾曲式内視鏡2に照
明光を供給するための光源装置3と、電動湾曲内視鏡2
が出力する撮像信号を標準的な映像信号に処理するビデ
オプロセッサ4と、ビデオプロセッサ4が出力する映像
信号を入力して、内視鏡観察画像を表示するモニタ5
と、電動湾曲式内視鏡2の湾曲部8の湾曲動作を制御す
る湾曲用モータ制御装置6とを備えている。
長の挿入部7の先端側に設けられた湾曲部8を有する電
子式の電動湾曲式内視鏡2と、電動湾曲式内視鏡2に照
明光を供給するための光源装置3と、電動湾曲内視鏡2
が出力する撮像信号を標準的な映像信号に処理するビデ
オプロセッサ4と、ビデオプロセッサ4が出力する映像
信号を入力して、内視鏡観察画像を表示するモニタ5
と、電動湾曲式内視鏡2の湾曲部8の湾曲動作を制御す
る湾曲用モータ制御装置6とを備えている。
【0013】前記挿入部7は、先端側から先端部9、前
記湾曲部8、可撓性を有する可撓管部10を有してい
る。また、電動湾曲式内視鏡2は、可撓管部10の後端
に連設された操作部11備えている。この操作部11か
らは、側方に可撓性のユニバールケーブル12が延設さ
れ、このユニバールケーブル12の端部には、前記光源
装置3に着脱自在に接続されるコネクタ13が設けられ
ている。このコネクタ13からは信号ケーブル14及び
駆動用ケーブル15が延設されている。前記信号ケーブ
ル15の端部にはコネクタ16が設けられ、コネクタ1
6は、ビデオプロセッサ4へ着脱自在に接続されるよう
になっている。また、ケーブル16の端部にはコネクタ
17が設けられ、このコネクタ17は、湾曲用モータ制
御装置6へ着脱自在に接続されるようになっている。
記湾曲部8、可撓性を有する可撓管部10を有してい
る。また、電動湾曲式内視鏡2は、可撓管部10の後端
に連設された操作部11備えている。この操作部11か
らは、側方に可撓性のユニバールケーブル12が延設さ
れ、このユニバールケーブル12の端部には、前記光源
装置3に着脱自在に接続されるコネクタ13が設けられ
ている。このコネクタ13からは信号ケーブル14及び
駆動用ケーブル15が延設されている。前記信号ケーブ
ル15の端部にはコネクタ16が設けられ、コネクタ1
6は、ビデオプロセッサ4へ着脱自在に接続されるよう
になっている。また、ケーブル16の端部にはコネクタ
17が設けられ、このコネクタ17は、湾曲用モータ制
御装置6へ着脱自在に接続されるようになっている。
【0014】また、前記操作部11は、送気・送水ボタ
ン18、吸引ボタン19、湾曲操作スイッチ20、及び
速度設定スイッチ21が設けられている。
ン18、吸引ボタン19、湾曲操作スイッチ20、及び
速度設定スイッチ21が設けられている。
【0015】図1は、電動湾曲式内視鏡2と湾曲操作用
モータ制御装置6との電気的な接続及び湾曲機構の一部
を示している。この電動湾曲式内視鏡2の操作部11
は、湾曲部8を湾曲させるための駆動部としての例え
ば、DC式のモータ22を内設し、モータ22の回転軸
22aの中途には、ドライブ・ギア23が固着されてい
る。このドライブ・ギア23に噛合するドリブン・ギア
24は、スプロケット25の軸25aに固着され、スプ
ロケット25には、チェーン26が回動自在に係合して
いる。このチェーン26は、図示しない連結部材によっ
て、図示しない2本のワイヤの一端が連設されている。
2本のワイヤの他端側には、前記湾曲部8に設けられ
た、回動自在に組合わさった図示しない複数の関節駒内
を挿通され、各ワイヤは関節駒へそれぞれ固定されてい
る。そして、ワイヤの他端は前記先端部9へ固定され、
モータ22の回転に応じて、このワイヤが牽引・弛緩さ
れ、前記湾曲部8が湾曲するようになっている。
モータ制御装置6との電気的な接続及び湾曲機構の一部
を示している。この電動湾曲式内視鏡2の操作部11
は、湾曲部8を湾曲させるための駆動部としての例え
ば、DC式のモータ22を内設し、モータ22の回転軸
22aの中途には、ドライブ・ギア23が固着されてい
る。このドライブ・ギア23に噛合するドリブン・ギア
24は、スプロケット25の軸25aに固着され、スプ
ロケット25には、チェーン26が回動自在に係合して
いる。このチェーン26は、図示しない連結部材によっ
て、図示しない2本のワイヤの一端が連設されている。
2本のワイヤの他端側には、前記湾曲部8に設けられ
た、回動自在に組合わさった図示しない複数の関節駒内
を挿通され、各ワイヤは関節駒へそれぞれ固定されてい
る。そして、ワイヤの他端は前記先端部9へ固定され、
モータ22の回転に応じて、このワイヤが牽引・弛緩さ
れ、前記湾曲部8が湾曲するようになっている。
【0016】また、モータ22の回転軸22aの先端部
側には、モータ22の回転角を検出するために、アブソ
リュート型のエンコーダ27が固定されている。
側には、モータ22の回転角を検出するために、アブソ
リュート型のエンコーダ27が固定されている。
【0017】一方、湾曲用モータ制御装置6は、前記モ
ータ22を駆動する駆動回路28と、前記エンコーダ2
7からの出力信号を角度データに変換して出力する回転
角検出回路29と、湾曲動作の制御及び湾曲速度の制御
を行うための制御部としての制御回路30と、前記駆動
回路28、回転角検出回路29、湾曲操作スイッチ20
及び速度設定スイッチ21、並びに制御回路30との間
に介在して、信号の入力出を仲介する入出力ポート(以
下、I/O)31とを備えている。制御回路30とI/
O31との間は、バス・ラインで接続されている。前記
湾曲操作スイッチ20は、湾曲部8をアップまたはダウ
ン方向に湾曲させるためのスイッチであって、コモン端
子は接地されている一方、アップ端子には、I/O31
のU端子へ接続されていると共に、一端を電源に接続さ
れた抵抗器Rの他端が接続されている。湾曲操作スイッ
チ20のダウン端子は、I/O31のD端子へ接続され
ていると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端
が接続されている。また、速度設定スイッチ21の一端
は接地され、他端はI/O31のS端子へ接続されてい
ると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端が接
続されている。
ータ22を駆動する駆動回路28と、前記エンコーダ2
7からの出力信号を角度データに変換して出力する回転
角検出回路29と、湾曲動作の制御及び湾曲速度の制御
を行うための制御部としての制御回路30と、前記駆動
回路28、回転角検出回路29、湾曲操作スイッチ20
及び速度設定スイッチ21、並びに制御回路30との間
に介在して、信号の入力出を仲介する入出力ポート(以
下、I/O)31とを備えている。制御回路30とI/
O31との間は、バス・ラインで接続されている。前記
湾曲操作スイッチ20は、湾曲部8をアップまたはダウ
ン方向に湾曲させるためのスイッチであって、コモン端
子は接地されている一方、アップ端子には、I/O31
のU端子へ接続されていると共に、一端を電源に接続さ
れた抵抗器Rの他端が接続されている。湾曲操作スイッ
チ20のダウン端子は、I/O31のD端子へ接続され
ていると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端
が接続されている。また、速度設定スイッチ21の一端
は接地され、他端はI/O31のS端子へ接続されてい
ると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端が接
続されている。
【0018】前記駆動回路28は、例えばCPU等から
構成され、I/O31の端子A,Bを介して制御信号を
出力するようになっている。一方、回転角検出回路29
は、I/O31の端子Cを介して、角度データを制御回
路30へ出力するようになっている。
構成され、I/O31の端子A,Bを介して制御信号を
出力するようになっている。一方、回転角検出回路29
は、I/O31の端子Cを介して、角度データを制御回
路30へ出力するようになっている。
【0019】前記制御回路30は、湾曲操作スイッチ2
0の操作に応じ、I/O31を介して駆動回路28を制
御し、湾曲部8の湾曲駆動/停止及び湾曲方向を制御す
るようになっている。また、制御回路30は、回転角検
出回路29の角度データを湾曲部の湾曲速度(あるいは
モータ22の回転速度)に対応する速度データに変換し
て、湾曲部8の湾曲速度を常に監視していると共に、速
度設定スイッチ21の操作に応じて、湾曲部8の湾曲速
度を制御するようになっている。
0の操作に応じ、I/O31を介して駆動回路28を制
御し、湾曲部8の湾曲駆動/停止及び湾曲方向を制御す
るようになっている。また、制御回路30は、回転角検
出回路29の角度データを湾曲部の湾曲速度(あるいは
モータ22の回転速度)に対応する速度データに変換し
て、湾曲部8の湾曲速度を常に監視していると共に、速
度設定スイッチ21の操作に応じて、湾曲部8の湾曲速
度を制御するようになっている。
【0020】図3は駆動回路28の具体的な回路例を示
している。この駆動回路28は、制御回路30が指示し
たI/O31の端子A,Bの各出力状態に応じて、モー
タ22への出力信号を切り換えて、モータ22の駆動/
停止や回転方向の制御を行うものである。オープンコレ
クタ出力のインバータ33a,33dは、I/O31の
端子Aが出力する制御回路30の制御信号A1を入力し
て、それぞれ抵抗器R1,R4、トランジスタQ1,Q4の
ベースを介して、同トランジスタQ1,Q4をオン/オフ
制御するようになっている。オープンコレクタ出力のイ
ンバータ33b,33cは、I/O31の端子Bが出力
する制御回路28の制御信号B1を入力して、それぞれ
抵抗器R2,R3、トランジスタQ2,Q3のベースを介し
て、同トランジスタQ2,Q3をオン/オフ制御するよう
になっている。トランジスタQ1,Q2の各エミッタには
電源V1が接続されている。トランジスタQ1のコレクタ
には、トランジスタQ3のエミッタと、モータ22のマ
イナス(図のA2)とが接続されている。また、トラン
ジスタQ2のコレクタには、トランジスタQ4のエミッタ
と、モータ22のプラス(図のB2)とが接続されてい
る。トランジスタQ3,Q4の各コレクタは、接地されて
いる。
している。この駆動回路28は、制御回路30が指示し
たI/O31の端子A,Bの各出力状態に応じて、モー
タ22への出力信号を切り換えて、モータ22の駆動/
停止や回転方向の制御を行うものである。オープンコレ
クタ出力のインバータ33a,33dは、I/O31の
端子Aが出力する制御回路30の制御信号A1を入力し
て、それぞれ抵抗器R1,R4、トランジスタQ1,Q4の
ベースを介して、同トランジスタQ1,Q4をオン/オフ
制御するようになっている。オープンコレクタ出力のイ
ンバータ33b,33cは、I/O31の端子Bが出力
する制御回路28の制御信号B1を入力して、それぞれ
抵抗器R2,R3、トランジスタQ2,Q3のベースを介し
て、同トランジスタQ2,Q3をオン/オフ制御するよう
になっている。トランジスタQ1,Q2の各エミッタには
電源V1が接続されている。トランジスタQ1のコレクタ
には、トランジスタQ3のエミッタと、モータ22のマ
イナス(図のA2)とが接続されている。また、トラン
ジスタQ2のコレクタには、トランジスタQ4のエミッタ
と、モータ22のプラス(図のB2)とが接続されてい
る。トランジスタQ3,Q4の各コレクタは、接地されて
いる。
【0021】尚、本実施例では、説明を簡単にするため
に、湾曲方向はアップ、ダウンの2方向だけに限定して
いるが、ライト、レフトを加えた4方向に湾曲するもの
であっても良い。この場合、チェーン26及びギア等の
湾曲機構、モータ22、並びに湾曲操作スイッチ20
は、もう一つ別系統のものを併設する必要がある。
に、湾曲方向はアップ、ダウンの2方向だけに限定して
いるが、ライト、レフトを加えた4方向に湾曲するもの
であっても良い。この場合、チェーン26及びギア等の
湾曲機構、モータ22、並びに湾曲操作スイッチ20
は、もう一つ別系統のものを併設する必要がある。
【0022】図4ないし図6のフローチャートを参照し
て、本実施例の作用について説明する。最初に湾曲用モ
ータ制御装置6の電源オンすると、I/O31の端子
D,Uがハイ(“H”)となり、制御回路30は制止と
判断し、I/O31の端子A,Bへそれぞれロー
(“L”)を出力する。トランジスタQ1ないしQ4は、
全てオフとなり、湾曲部8は静止状態を保持する。
て、本実施例の作用について説明する。最初に湾曲用モ
ータ制御装置6の電源オンすると、I/O31の端子
D,Uがハイ(“H”)となり、制御回路30は制止と
判断し、I/O31の端子A,Bへそれぞれロー
(“L”)を出力する。トランジスタQ1ないしQ4は、
全てオフとなり、湾曲部8は静止状態を保持する。
【0023】湾曲操作スイッチ20をアップ方向に操作
すると、I/O31の端子Uはロー、端子Dはハイとな
り、ステップS1の判断を経てステップS4で、制御回
路30は、I/O31の端子Aへハイ,端子Bへローを
出力する。このとき、トランジスタQ1,Q4はオンとな
り、モータ22には、図のA2からB2方向へ電流が流
れ、モータ22は、アップ方向に回転する。そして、モ
ータ22は、その回転により、ドライブ・ギア23、ド
リブン・ギア24、及びスプロケット25を介して、チ
ェーン26及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8はアップ
方向に湾曲する。一方、回転各検出回路29は、エンコ
ーダ27が検出する出力パルスを角度データに変換し、
I/O31の端子Cを介して制御回路30へ出力する。
制御回路30は、前記角度データを湾曲部8の湾曲速度
を示す速度データに変換して、ステップS5で、この速
度データの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が
後述する所定の速度以上か否かを判断する。Yesの場
合、ステップS6で、制御回路30は、I/O31の端
子A,Bを供にローとして、モータ22に電流を流さな
いようにする。また、Noの場合、つまり所定の速度以
下なら、ステップS7で、制御回路30は、I/O31
の端子Aへハイ,端子Bへローを出力して、モータ22
のアップ方向への回転継続を指示する。このようにし
て、一種のPWM(Pulse Width Modulation)制御によ
って、モータ22は、常に一定の速度で回転する。
すると、I/O31の端子Uはロー、端子Dはハイとな
り、ステップS1の判断を経てステップS4で、制御回
路30は、I/O31の端子Aへハイ,端子Bへローを
出力する。このとき、トランジスタQ1,Q4はオンとな
り、モータ22には、図のA2からB2方向へ電流が流
れ、モータ22は、アップ方向に回転する。そして、モ
ータ22は、その回転により、ドライブ・ギア23、ド
リブン・ギア24、及びスプロケット25を介して、チ
ェーン26及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8はアップ
方向に湾曲する。一方、回転各検出回路29は、エンコ
ーダ27が検出する出力パルスを角度データに変換し、
I/O31の端子Cを介して制御回路30へ出力する。
制御回路30は、前記角度データを湾曲部8の湾曲速度
を示す速度データに変換して、ステップS5で、この速
度データの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が
後述する所定の速度以上か否かを判断する。Yesの場
合、ステップS6で、制御回路30は、I/O31の端
子A,Bを供にローとして、モータ22に電流を流さな
いようにする。また、Noの場合、つまり所定の速度以
下なら、ステップS7で、制御回路30は、I/O31
の端子Aへハイ,端子Bへローを出力して、モータ22
のアップ方向への回転継続を指示する。このようにし
て、一種のPWM(Pulse Width Modulation)制御によ
って、モータ22は、常に一定の速度で回転する。
【0024】湾曲操作スイッチ20をダウン方向に操作
すると、I/O31の端子Uはハイ、端子Dはローとな
り、ステップS1及びステップS2を経てステップS8
で、制御回路30は、I/O31の端子Aへロー,端子
Bへハイを出力する。このとき、トランジスタQ2,Q3
はオンとなり、モータ22には、図のB2からA2方向へ
電流が流れ、モータ22は、ダウン方向に回転する。そ
して、モータ22は、その回転により、ドライブ・ギア
23、ドリブン・ギア24、及びスプロケット25を介
して、チェーン26及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8
はダウン方向に湾曲する。一方、制御回路30は、前記
同様に速度データを基に、ステップS9で、この速度デ
ータの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定
の速度以上か否かを判断する。Yesの場合、ステップ
S10で、制御回路30は、I/O31の端子A,Bを
供にローとして、モータ22に電流を流さないようにす
る。また、Noの場合、つまり所定の速度以下なら、制
御回路30は、I/O31の端子Aへロー,端子Bへハ
イを出力して、モータ22のダウン方向への回転継続を
指示する。このようにして、一種のPWM制御によっ
て、モータ22は、常に一定の速度で回転する。
すると、I/O31の端子Uはハイ、端子Dはローとな
り、ステップS1及びステップS2を経てステップS8
で、制御回路30は、I/O31の端子Aへロー,端子
Bへハイを出力する。このとき、トランジスタQ2,Q3
はオンとなり、モータ22には、図のB2からA2方向へ
電流が流れ、モータ22は、ダウン方向に回転する。そ
して、モータ22は、その回転により、ドライブ・ギア
23、ドリブン・ギア24、及びスプロケット25を介
して、チェーン26及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8
はダウン方向に湾曲する。一方、制御回路30は、前記
同様に速度データを基に、ステップS9で、この速度デ
ータの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定
の速度以上か否かを判断する。Yesの場合、ステップ
S10で、制御回路30は、I/O31の端子A,Bを
供にローとして、モータ22に電流を流さないようにす
る。また、Noの場合、つまり所定の速度以下なら、制
御回路30は、I/O31の端子Aへロー,端子Bへハ
イを出力して、モータ22のダウン方向への回転継続を
指示する。このようにして、一種のPWM制御によっ
て、モータ22は、常に一定の速度で回転する。
【0025】湾曲操作スイッチ20を操作しない場合、
すなわち、スイッチがニュートラル状態にある場合、I
/O31の端子U,Dがハイなので、ステップS1及び
ステップS2を経て、ステップS3で、制御回路30
は、I/O31の端子A,Bの出力を共にローに設定
し、トランジスタQ1ないしQ4は、全てオフとなる。従
って、モータ22には、電流が流れず停止した状態を保
ち、湾曲部8は、静止したままである。
すなわち、スイッチがニュートラル状態にある場合、I
/O31の端子U,Dがハイなので、ステップS1及び
ステップS2を経て、ステップS3で、制御回路30
は、I/O31の端子A,Bの出力を共にローに設定
し、トランジスタQ1ないしQ4は、全てオフとなる。従
って、モータ22には、電流が流れず停止した状態を保
ち、湾曲部8は、静止したままである。
【0026】次に、図5及び図6は、速度設定スイッチ
21が操作された場合における、制御回路30の処理手
順を示すフローチャートである。
21が操作された場合における、制御回路30の処理手
順を示すフローチャートである。
【0027】湾曲用モータ制御装置6の電源がオンされ
ると、制御回路30内部で設定される速度設定のための
フラグSWは、最初に“1”にセットされる。図5のス
テップS12で、速度設定スイッチ21をオンすると、
ステップS13でフラグSWは、オン毎に“1”ずつ加
算されていく。速度設定スイッチ21がオンされない
と、フラグSWは、次にオンされるまで、現状を維持す
る。ステップS14で、フラグSW≧5か否かを判断
し、“5”以上の時フラグSWは、ステップS15で再
び“1”に戻される。すなわち、速度設定スイッチ21
のオン毎に、フラグSWは、1つづ加算されると共に、
常に“1”ないし“4”の間にあるようになっている。
ると、制御回路30内部で設定される速度設定のための
フラグSWは、最初に“1”にセットされる。図5のス
テップS12で、速度設定スイッチ21をオンすると、
ステップS13でフラグSWは、オン毎に“1”ずつ加
算されていく。速度設定スイッチ21がオンされない
と、フラグSWは、次にオンされるまで、現状を維持す
る。ステップS14で、フラグSW≧5か否かを判断
し、“5”以上の時フラグSWは、ステップS15で再
び“1”に戻される。すなわち、速度設定スイッチ21
のオン毎に、フラグSWは、1つづ加算されると共に、
常に“1”ないし“4”の間にあるようになっている。
【0028】図6のステップS16で、フラグSWが
“1”のとき、ステップS17で、速度設定を“1”に
する。ここで設定された速度は、前記図4のステップS
5及びS9における判断記基準となる所定の速度であ
る。ステップS18でフラグSWが“2”のとき、ステ
ップS19で、速度設定を“2”にする。ステップS2
0でフラグSWが“3”のとき、ステップS21で、速
度設定を“3”にする。ステップS22でフラグSWが
“4”のとき、ステップS23で、速度設定を“4”に
する。
“1”のとき、ステップS17で、速度設定を“1”に
する。ここで設定された速度は、前記図4のステップS
5及びS9における判断記基準となる所定の速度であ
る。ステップS18でフラグSWが“2”のとき、ステ
ップS19で、速度設定を“2”にする。ステップS2
0でフラグSWが“3”のとき、ステップS21で、速
度設定を“3”にする。ステップS22でフラグSWが
“4”のとき、ステップS23で、速度設定を“4”に
する。
【0029】本実施例では、湾曲操作スイッチ20の操
作に応じて、常に設定された所定の速度でモータ22を
駆動し、湾曲部8を一定の速度で湾曲させることができ
る。従って、一定の湾曲速度で湾曲動作が行うことがで
き、初心者でも安心して湾曲操作を行うことができ、安
全性を高めることができる。
作に応じて、常に設定された所定の速度でモータ22を
駆動し、湾曲部8を一定の速度で湾曲させることができ
る。従って、一定の湾曲速度で湾曲動作が行うことがで
き、初心者でも安心して湾曲操作を行うことができ、安
全性を高めることができる。
【0030】また、本実施例では、速度設定スイッチ2
1の操作によって、制御回路30内部で設定される所定
の速度が可変設定でき、段階的に定めることができる該
設定速度のいずれか一つの湾曲速度に設定して、湾曲動
作を行うことができる。あるいは、湾曲動作時に、急に
負荷が大きくなった場合には、速度設定スイッチ21の
操作によって、緩やかでかつ一定の湾曲速度で動作する
モードを予め設定し、緊急事態を回避して安全を図るこ
ともできる。
1の操作によって、制御回路30内部で設定される所定
の速度が可変設定でき、段階的に定めることができる該
設定速度のいずれか一つの湾曲速度に設定して、湾曲動
作を行うことができる。あるいは、湾曲動作時に、急に
負荷が大きくなった場合には、速度設定スイッチ21の
操作によって、緩やかでかつ一定の湾曲速度で動作する
モードを予め設定し、緊急事態を回避して安全を図るこ
ともできる。
【0031】尚、速度設定スイッチ21は、特に必要と
せず、ある固定した湾曲速度で湾曲動作を行うようにし
ても良い。
せず、ある固定した湾曲速度で湾曲動作を行うようにし
ても良い。
【0032】図7及び図11は本発明の第2実施例に係
り、図7は湾曲機構、湾曲駆動系、及び制御系の概略的
な構成図、図8は駆動回路の一例を示す電気的回路図、
図9は湾曲操作及び駆動設定の動作を示すフローチャー
ト、図10は設定速度用フラグの設定動作フローチャー
ト、図11は定速度制御のための電圧切り換え動作フロ
ーチャートである。
り、図7は湾曲機構、湾曲駆動系、及び制御系の概略的
な構成図、図8は駆動回路の一例を示す電気的回路図、
図9は湾曲操作及び駆動設定の動作を示すフローチャー
ト、図10は設定速度用フラグの設定動作フローチャー
ト、図11は定速度制御のための電圧切り換え動作フロ
ーチャートである。
【0033】本実施例の電動湾曲式内視鏡装置は、電圧
を段階的に切り換えて、一定の湾曲速度を得る構成とな
っている。図7に示すように、本実施例では、第1実施
例の電動湾曲式内視鏡2の前記エンコーダ27に代え
て、モータ22の回転角度検出を行うための近接センサ
である歯車回転角検出器37を有している電動湾曲式内
視鏡40を備えている。また、本実施例では、第1実施
例の湾曲用モータ制御装置6の駆動回路28、回転角検
出回路29、I/O31及び制御回路30に代えて、駆
動回路38、回転角検出回路39、I/O31a及び制
御回路30aとを備えている。尚、I/O31a及び制
御回路30aは、前記I/O31及び制御回路30とほ
ぼ同一の構成であり、またその他、第1実施例と同様の
構成及び作用については、同じ符号を付して説明を省略
する。
を段階的に切り換えて、一定の湾曲速度を得る構成とな
っている。図7に示すように、本実施例では、第1実施
例の電動湾曲式内視鏡2の前記エンコーダ27に代え
て、モータ22の回転角度検出を行うための近接センサ
である歯車回転角検出器37を有している電動湾曲式内
視鏡40を備えている。また、本実施例では、第1実施
例の湾曲用モータ制御装置6の駆動回路28、回転角検
出回路29、I/O31及び制御回路30に代えて、駆
動回路38、回転角検出回路39、I/O31a及び制
御回路30aとを備えている。尚、I/O31a及び制
御回路30aは、前記I/O31及び制御回路30とほ
ぼ同一の構成であり、またその他、第1実施例と同様の
構成及び作用については、同じ符号を付して説明を省略
する。
【0034】前記歯車回転角度検出器37は、例えば受
発光素子からなり、前記ドライブ・ギア23の近傍に配
設されて、ドライブ・ギア23の歯車の回転からモータ
22の回転数に比例したパルス信号を出力するものであ
る。前記回転角検出回路39は、歯車回転角度検出器3
7の検出信号を角度データに変換して、I/O31aの
端子Nを介して、制御回路30aへ出力するようになっ
ている。制御回路30aは、I/O31aの端子G,
I,J,Kへ速度設定のための制御信号を設定・出力
し、駆動回路38は、該制御信号によって、モータ22
へ印加する電圧を切り換えるようになっている。図8に
示すように、駆動回路38は、前記駆動回路28の構成
に、さらにI/O31aの端子K,J,I,Gからそれ
ぞれ出力される制御信号の設定に従って、異なる電圧V
1,V2,V3,V4のうち一つがモータ22へ印加される
構成が追加されている。従って、前記湾曲部8は、段階
的に設定されている所定の速度のうち、いずれか一つの
速度で湾曲するようになっている。I/O31の端子
K,J,I,Gは、制御回路30からの指示に応じた制
御信号K1,J1,I1,G1を出力し、それぞれオープン
コレクタのインバータ34a,34b,34c,34
d、抵抗器R5,R6,R7,R8、トランジスタQ5,Q
6,Q7,Q8のベースを介して、該トランジスタQ5,Q
6,Q7,Q8をオン/オフ制御するようになっている。
トランジスタQ5,Q6,Q7,Q8の各エミッタには、異
なる電圧値の電源V1,V2,V3,V4が接続され、トラ
ンジスタQ5,Q6,Q7,Q8の各コレクタは、共通して
前記トランジスタQ1,Q2のエミッタへ接続されてい
る。また、前記湾曲操作スイッチ20は、そのアップ端
子がI/O30Aの端子U2へ、ダウン端子がI/O3
1aの端子D2へ接続されている。前記速度設定スイッ
チ21は、他端がI/O31aの端子S2へ接続されて
いる。
発光素子からなり、前記ドライブ・ギア23の近傍に配
設されて、ドライブ・ギア23の歯車の回転からモータ
22の回転数に比例したパルス信号を出力するものであ
る。前記回転角検出回路39は、歯車回転角度検出器3
7の検出信号を角度データに変換して、I/O31aの
端子Nを介して、制御回路30aへ出力するようになっ
ている。制御回路30aは、I/O31aの端子G,
I,J,Kへ速度設定のための制御信号を設定・出力
し、駆動回路38は、該制御信号によって、モータ22
へ印加する電圧を切り換えるようになっている。図8に
示すように、駆動回路38は、前記駆動回路28の構成
に、さらにI/O31aの端子K,J,I,Gからそれ
ぞれ出力される制御信号の設定に従って、異なる電圧V
1,V2,V3,V4のうち一つがモータ22へ印加される
構成が追加されている。従って、前記湾曲部8は、段階
的に設定されている所定の速度のうち、いずれか一つの
速度で湾曲するようになっている。I/O31の端子
K,J,I,Gは、制御回路30からの指示に応じた制
御信号K1,J1,I1,G1を出力し、それぞれオープン
コレクタのインバータ34a,34b,34c,34
d、抵抗器R5,R6,R7,R8、トランジスタQ5,Q
6,Q7,Q8のベースを介して、該トランジスタQ5,Q
6,Q7,Q8をオン/オフ制御するようになっている。
トランジスタQ5,Q6,Q7,Q8の各エミッタには、異
なる電圧値の電源V1,V2,V3,V4が接続され、トラ
ンジスタQ5,Q6,Q7,Q8の各コレクタは、共通して
前記トランジスタQ1,Q2のエミッタへ接続されてい
る。また、前記湾曲操作スイッチ20は、そのアップ端
子がI/O30Aの端子U2へ、ダウン端子がI/O3
1aの端子D2へ接続されている。前記速度設定スイッ
チ21は、他端がI/O31aの端子S2へ接続されて
いる。
【0035】図9ないし図11を参照し、本実施例の作
用について説明する。最初に湾曲用モータ制御装置41
の電源をオンすると、I/O31aの端子D2,U2がそ
れぞれハイ(“H”)となり、制御回路30aは制止と
判断し、I/O31aの端子A,Bへそれぞれロー
(“L”)を出力する。トランジスタQ1ないしQ4は全
てオフとなり、湾曲部8は静止状態を保持する。同時
に、制御回路30aは、フラグSP1が設定されように
なっており、I/O31aの端子Kがハイとなって、ト
ランジスタQ5がオンする。尚、電圧V1<V2<V3<V
4となっている。
用について説明する。最初に湾曲用モータ制御装置41
の電源をオンすると、I/O31aの端子D2,U2がそ
れぞれハイ(“H”)となり、制御回路30aは制止と
判断し、I/O31aの端子A,Bへそれぞれロー
(“L”)を出力する。トランジスタQ1ないしQ4は全
てオフとなり、湾曲部8は静止状態を保持する。同時
に、制御回路30aは、フラグSP1が設定されように
なっており、I/O31aの端子Kがハイとなって、ト
ランジスタQ5がオンする。尚、電圧V1<V2<V3<V
4となっている。
【0036】湾曲操作スイッチ20をアップ方向に操作
すると、I/O31aの端子U2はロー、端子D2はハイ
となり、図9のステップS25を経てステップS28
で、制御回路30aは、I/O31aの端子Aへハイ,
端子Bへローを出力する。このとき、トランジスタQ5
は既にオン状態で、トランジスタQ1,Q4がオンとな
り、モータ22には、電圧V1が加わり、図のA2からB
2方向へ電流が流れ、モータ22は、アップ方向に回転
する。そして、モータ22は、その回転により、ドライ
ブ・ギア23、ドリブン・ギア24、及びスプロケット
25を介して、チェーン26及び前記ワイヤを牽引し、
湾曲部8はアップ方向に湾曲する。
すると、I/O31aの端子U2はロー、端子D2はハイ
となり、図9のステップS25を経てステップS28
で、制御回路30aは、I/O31aの端子Aへハイ,
端子Bへローを出力する。このとき、トランジスタQ5
は既にオン状態で、トランジスタQ1,Q4がオンとな
り、モータ22には、電圧V1が加わり、図のA2からB
2方向へ電流が流れ、モータ22は、アップ方向に回転
する。そして、モータ22は、その回転により、ドライ
ブ・ギア23、ドリブン・ギア24、及びスプロケット
25を介して、チェーン26及び前記ワイヤを牽引し、
湾曲部8はアップ方向に湾曲する。
【0037】一方、図10及び図11は、速度制御を行
うための処理手順を示すフローチャートである。回転角
検出回路39は、歯車回転角検出器37が検出する出力
パルスを角度データに変換し、I/O31aの端子Nを
介して制御回路30aへ出力する。制御回路30aは、
前記角度データを湾曲部8の湾曲速度を示す速度データ
に変換して、図10のステップS30で、この速度デー
タの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定の
速度以上か否かを判断する。所定の速度以上(Yes
の)場合、ステップS31で、制御回路30a内部で設
定されるフラグSPは、“1”ずつ減算されていく。所
定の速度以下なら、ステップS32でフラグSPは、
“1”ずつ加算されていく。尚、ステップS33で、フ
ラグSP≦1か否かを判断し、“1”以下の時フラグS
Pは、ステップS34で再び“1”に戻される。また、
“1”以上の時ステップS35で、フラグSP≧4か否
かを判断し、“4”以上の時フラグSPは、ステップS
36で再び“4”に戻される。すなわち、フラグSP
は、所定の速度を保つように“1”ずつ加減算されると
共に、常に“1”ないし“4”の間で設定されるように
なっている。
うための処理手順を示すフローチャートである。回転角
検出回路39は、歯車回転角検出器37が検出する出力
パルスを角度データに変換し、I/O31aの端子Nを
介して制御回路30aへ出力する。制御回路30aは、
前記角度データを湾曲部8の湾曲速度を示す速度データ
に変換して、図10のステップS30で、この速度デー
タの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定の
速度以上か否かを判断する。所定の速度以上(Yes
の)場合、ステップS31で、制御回路30a内部で設
定されるフラグSPは、“1”ずつ減算されていく。所
定の速度以下なら、ステップS32でフラグSPは、
“1”ずつ加算されていく。尚、ステップS33で、フ
ラグSP≦1か否かを判断し、“1”以下の時フラグS
Pは、ステップS34で再び“1”に戻される。また、
“1”以上の時ステップS35で、フラグSP≧4か否
かを判断し、“4”以上の時フラグSPは、ステップS
36で再び“4”に戻される。すなわち、フラグSP
は、所定の速度を保つように“1”ずつ加減算されると
共に、常に“1”ないし“4”の間で設定されるように
なっている。
【0038】図11のステップS37で、制御回路30
aはフラグSPが“1”のとき、I/O31aの端子K
をハイ、端子J,I,Gを各ローにし、トランジスタQ
5だけをオンとする。ステップS38で、モータ22へ
電源V1が各トランジスタを介して供給される。図11
のステップS39で、制御回路30aはフラグSPが
“2”のとき、I/O31aの端子Jをハイ、端子K,
I,Gを各ローにし、トランジスタQだけをオンとす
る。ステップS40で、モータ22へ電源V2が各トラ
ンジスタを介して供給される。図11のステップS41
で、制御回路30aはフラグSPが“3”のとき、I/
O31aの端子Iをハイ、端子K,J,Gを各ローに
し、トランジスタQ7だけをオンとする。ステップS4
2で、モータ22へ電源V3が各トランジスタを介して
供給される。図11のステップS43で、制御回路30
aはフラグSPが“4”のとき、I/O31aの端子G
をハイ、端子K,J,Iを各ローにし、トランジスタQ
8だけをオンとする。ステップS44で、モータ22へ
電源V4が各トランジスタを介して供給される。
aはフラグSPが“1”のとき、I/O31aの端子K
をハイ、端子J,I,Gを各ローにし、トランジスタQ
5だけをオンとする。ステップS38で、モータ22へ
電源V1が各トランジスタを介して供給される。図11
のステップS39で、制御回路30aはフラグSPが
“2”のとき、I/O31aの端子Jをハイ、端子K,
I,Gを各ローにし、トランジスタQだけをオンとす
る。ステップS40で、モータ22へ電源V2が各トラ
ンジスタを介して供給される。図11のステップS41
で、制御回路30aはフラグSPが“3”のとき、I/
O31aの端子Iをハイ、端子K,J,Gを各ローに
し、トランジスタQ7だけをオンとする。ステップS4
2で、モータ22へ電源V3が各トランジスタを介して
供給される。図11のステップS43で、制御回路30
aはフラグSPが“4”のとき、I/O31aの端子G
をハイ、端子K,J,Iを各ローにし、トランジスタQ
8だけをオンとする。ステップS44で、モータ22へ
電源V4が各トランジスタを介して供給される。
【0039】この様に、前記図10及び図11の各ステ
ップによって、制御回路30aは、湾曲速度が所定の速
度以上ならモータ22に加わる電圧を下げ、所定の速度
以下ならモータ22に加わる電圧を上げるように制御す
る。そして、制御回路30aは、湾曲部8の湾曲速度が
一定になるように制御している。
ップによって、制御回路30aは、湾曲速度が所定の速
度以上ならモータ22に加わる電圧を下げ、所定の速度
以下ならモータ22に加わる電圧を上げるように制御す
る。そして、制御回路30aは、湾曲部8の湾曲速度が
一定になるように制御している。
【0040】次に、湾曲操作スイッチ20をダウン方向
に操作すると、I/O31aの端子U2はハイ、端子D2
はローとなり、図9のステップS25及びステップS2
6を経て図9のステップS29で、制御回路30aは、
I/O31aの端子Aへロー,端子Bへハイを出力す
る。このとき、トランジスタQ2,Q3はオンとなり、モ
ータ22には、図のB2からA2方向へ電流が流れ、モー
タ22は、ダウン方向に回転する。そして、モータ22
は、その回転により、ドライブ・ギア23、ドリブン・
ギア24、及びスプロケット25を介して、チェーン2
6及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8はダウン方向に湾
曲する。一方、制御回路30aは、前記同様に速度デー
タを基に、図10のステップS30で、この速度データ
の値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定の速
度以上か否かを判断する。そして、図10及び図11の
各ステップによって、制御回路30aは、湾曲速度が所
定の速度以上ならモータ22に加わる電圧を下げ、所定
の速度以下ならモータ22に加わる電圧を上げるように
制御する。そして、制御回路30aは、湾曲部8の湾曲
速度が一定になるように制御している。
に操作すると、I/O31aの端子U2はハイ、端子D2
はローとなり、図9のステップS25及びステップS2
6を経て図9のステップS29で、制御回路30aは、
I/O31aの端子Aへロー,端子Bへハイを出力す
る。このとき、トランジスタQ2,Q3はオンとなり、モ
ータ22には、図のB2からA2方向へ電流が流れ、モー
タ22は、ダウン方向に回転する。そして、モータ22
は、その回転により、ドライブ・ギア23、ドリブン・
ギア24、及びスプロケット25を介して、チェーン2
6及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8はダウン方向に湾
曲する。一方、制御回路30aは、前記同様に速度デー
タを基に、図10のステップS30で、この速度データ
の値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定の速
度以上か否かを判断する。そして、図10及び図11の
各ステップによって、制御回路30aは、湾曲速度が所
定の速度以上ならモータ22に加わる電圧を下げ、所定
の速度以下ならモータ22に加わる電圧を上げるように
制御する。そして、制御回路30aは、湾曲部8の湾曲
速度が一定になるように制御している。
【0041】また、湾曲操作スイッチ20を操作しない
場合、すなわち、同スイッチがニュートラル状態にある
場合、I/O31aの端子U2,D2がハイなので、図9
のステップS25及びステップS26を経て、ステップ
S27で、制御回路30aは、I/O31aの端子A,
Bの出力を共にローに設定し、トランジスタQ1ないし
Q4は、全てオフとなる。従って、モータ22には電流
が流れず停止し、湾曲部8は、静止したままである。
場合、すなわち、同スイッチがニュートラル状態にある
場合、I/O31aの端子U2,D2がハイなので、図9
のステップS25及びステップS26を経て、ステップ
S27で、制御回路30aは、I/O31aの端子A,
Bの出力を共にローに設定し、トランジスタQ1ないし
Q4は、全てオフとなる。従って、モータ22には電流
が流れず停止し、湾曲部8は、静止したままである。
【0042】本実施例では、湾曲操作スイッチ20の操
作に応じて、常に設定された所定の速度でモータ22を
駆動し、湾曲部8を一定の速度で湾曲させることができ
る。従って、一定の湾曲速度で湾曲動作が行うことがで
きるので、初心者でも安心して湾曲操作を行うことがで
き、安全性を高めることができる。尚、速度設定スイッ
チ21の動作については、第1実施例と同様である。第
2実施例で記述されている所定速度は、第1実施例の速
度設定に準ずる。また、速度設定スイッチ21は、特に
必要とせず、ある固定した湾曲速度で湾曲動作を行うよ
うにしても良い。
作に応じて、常に設定された所定の速度でモータ22を
駆動し、湾曲部8を一定の速度で湾曲させることができ
る。従って、一定の湾曲速度で湾曲動作が行うことがで
きるので、初心者でも安心して湾曲操作を行うことがで
き、安全性を高めることができる。尚、速度設定スイッ
チ21の動作については、第1実施例と同様である。第
2実施例で記述されている所定速度は、第1実施例の速
度設定に準ずる。また、速度設定スイッチ21は、特に
必要とせず、ある固定した湾曲速度で湾曲動作を行うよ
うにしても良い。
【0043】本実施例では、制御回路30a内部で設定
されている所定の速度に対して、得られた前記速度デー
タが該所定の速度以上か否かを判断し、そしてフラグS
Pを加減算し、モータ22へ印加する電圧を段階的に切
り換えているので、常に一定の回転速度でモータ22を
駆動できる。従って、速度設定スイッチ21を切り換え
ない限り、負荷が変動しても一定の湾曲速度で湾曲動作
を行うことができ、安心して湾曲操作を行うことができ
る。
されている所定の速度に対して、得られた前記速度デー
タが該所定の速度以上か否かを判断し、そしてフラグS
Pを加減算し、モータ22へ印加する電圧を段階的に切
り換えているので、常に一定の回転速度でモータ22を
駆動できる。従って、速度設定スイッチ21を切り換え
ない限り、負荷が変動しても一定の湾曲速度で湾曲動作
を行うことができ、安心して湾曲操作を行うことができ
る。
【0044】その他の構成及び作用効果は、第1実施例
と同様で、説明を省略する。
と同様で、説明を省略する。
【0045】次に、第3実施例について説明する。
【0046】図12ないし図15は第3実施例に係わ
り、図12は湾曲用モータ制御装置の構成を示すブロッ
ク図、図13はモータ駆動回路の構成を示す回路図、図
14はモータ駆動制御の流れを示すフローチャート、図
15はアングルバイブレーション動作を説明するフロー
チャートである。
り、図12は湾曲用モータ制御装置の構成を示すブロッ
ク図、図13はモータ駆動回路の構成を示す回路図、図
14はモータ駆動制御の流れを示すフローチャート、図
15はアングルバイブレーション動作を説明するフロー
チャートである。
【0047】第3実施例は、第1実施例に対して湾曲用
モータ制御装置の構成のみ異なり、その他の構成は第1
実施例と同じであるので、異なる構成のみ説明し、第1
実施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付
して説明を省略する。
モータ制御装置の構成のみ異なり、その他の構成は第1
実施例と同じであるので、異なる構成のみ説明し、第1
実施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付
して説明を省略する。
【0048】図12に示すように、モータ制御回路50
にはモータ22に駆動電流を供給するモータ駆動回路5
1が設けられており、I/O52、バスライン53を介
して湾曲駆動系の制御を行う駆動制御手段としてのCP
U54に接続されている。また、プログラム等を格納し
ておくROM55、及びデータ等を格納するRAM56
がバスライン53上に設けられている。I/O52には
ジョイスティックユニット57、湾曲角検出用のポテン
ションメータ58、スピード設定スイッチ59、アング
ルバイブレーション(以下、AVと略記する)スイッチ
60が接続されている。ジョイスティックユニット57
は、上下方向用(UD)と左右方向用(RL)とにそれ
ぞれポテンションメータが設けられている。
にはモータ22に駆動電流を供給するモータ駆動回路5
1が設けられており、I/O52、バスライン53を介
して湾曲駆動系の制御を行う駆動制御手段としてのCP
U54に接続されている。また、プログラム等を格納し
ておくROM55、及びデータ等を格納するRAM56
がバスライン53上に設けられている。I/O52には
ジョイスティックユニット57、湾曲角検出用のポテン
ションメータ58、スピード設定スイッチ59、アング
ルバイブレーション(以下、AVと略記する)スイッチ
60が接続されている。ジョイスティックユニット57
は、上下方向用(UD)と左右方向用(RL)とにそれ
ぞれポテンションメータが設けられている。
【0049】前記モータ駆動装置51は、図13に示す
ように構成されている。尚、簡単のために上下方向の回
路のみ示しており、左右方向についても同様に構成され
ている。オープンコレクタ出力のインバータ61ないし
68にそれぞれトランジスタ69ないし76のベースを
接続して構成されたHブリッジ回路が設けられている
(図中では*はオープンコレクタ出力を示す)。これら
のインバータ61ないし68の入力端子AないしHは、
I/O52に接続されている。前記Hブリッジ回路のa
点及びb点には端子が設けられ、モータ22に接続され
るようになっている。インバータ61ないし68は、ハ
イレベル(以下、”H”と記す)が入力されるとトラン
ジスタがオンとなって電流が流れるようになっている。
すなわち、A,B,E,Fにローレベル(以下、”L”
と記す)、C,D,G,Hに”H”が入力されると、モ
ータ22にアップ方向の電流が流れ、A,B,E,F
に”H”、C,D,G,Hに”L”が入力されると、モ
ータ22にダウン方向の電流が流れるようになってい
る。
ように構成されている。尚、簡単のために上下方向の回
路のみ示しており、左右方向についても同様に構成され
ている。オープンコレクタ出力のインバータ61ないし
68にそれぞれトランジスタ69ないし76のベースを
接続して構成されたHブリッジ回路が設けられている
(図中では*はオープンコレクタ出力を示す)。これら
のインバータ61ないし68の入力端子AないしHは、
I/O52に接続されている。前記Hブリッジ回路のa
点及びb点には端子が設けられ、モータ22に接続され
るようになっている。インバータ61ないし68は、ハ
イレベル(以下、”H”と記す)が入力されるとトラン
ジスタがオンとなって電流が流れるようになっている。
すなわち、A,B,E,Fにローレベル(以下、”L”
と記す)、C,D,G,Hに”H”が入力されると、モ
ータ22にアップ方向の電流が流れ、A,B,E,F
に”H”、C,D,G,Hに”L”が入力されると、モ
ータ22にダウン方向の電流が流れるようになってい
る。
【0050】尚、前記Hブリッジ回路は、SFC(Sign
al FaultCondition)対策のため、すなわち、トランジス
タが1つショートしても誤動作しないように、インバー
タとトランジスタが2個づつ設けられている。
al FaultCondition)対策のため、すなわち、トランジス
タが1つショートしても誤動作しないように、インバー
タとトランジスタが2個づつ設けられている。
【0051】前記Hブリッジ回路の電流入力側には、電
流供給源として可変型定電圧発生素子77が設けられて
おり、トランジスタ78を介してHブリッジ回路に接続
されている。また、Hブリッジ回路の電流出力側は、抵
抗器79を介してグランド(以下、GND)に接続され
ている。抵抗器79のHブリッジ回路側は比較器80に
接続されており、この比較器80の出力端はオープンコ
レクタ出力のバッファ81を介して前記トランジスタ7
8のベースに接続されている。前記Hブリッジ回路に流
れる電流量に応じた電圧が抵抗器79の両端に発生する
ため、比較器80はこの電圧とある一定の設定電圧と比
較し、設定値を越えた場合に”H”を出力する。ここ
で、トランジスタ78は通常はオンとなっており、Hブ
リッジ回路に一定量以上の過大な電流が流れた場合に、
バッファ71に”H”が入力されてトランジスタ78が
オフとなり、電流を遮断するようになっている。
流供給源として可変型定電圧発生素子77が設けられて
おり、トランジスタ78を介してHブリッジ回路に接続
されている。また、Hブリッジ回路の電流出力側は、抵
抗器79を介してグランド(以下、GND)に接続され
ている。抵抗器79のHブリッジ回路側は比較器80に
接続されており、この比較器80の出力端はオープンコ
レクタ出力のバッファ81を介して前記トランジスタ7
8のベースに接続されている。前記Hブリッジ回路に流
れる電流量に応じた電圧が抵抗器79の両端に発生する
ため、比較器80はこの電圧とある一定の設定電圧と比
較し、設定値を越えた場合に”H”を出力する。ここ
で、トランジスタ78は通常はオンとなっており、Hブ
リッジ回路に一定量以上の過大な電流が流れた場合に、
バッファ71に”H”が入力されてトランジスタ78が
オフとなり、電流を遮断するようになっている。
【0052】また、前記抵抗器79のHブリッジ回路側
には、オペアンプ82、積分回路83等からなるモータ
定速制御回路84が接続されている。可変型定電圧素子
77は、ADJ端子の入力電圧VADJに従って出力電圧
VOUTが変化するようになっている。モータ31に流れ
る電流が大きくなると抵抗器79の両端の電圧も大きく
なり、モータ定速制御回路84の出力電圧が大きくな
る。DCモータは負荷が大きくなるに従って流れる電流
が大きくなるため、モータ定速制御回路84でVADJを
変化させることによって、モータに負荷に応じた可変型
定電圧発生素子77の出力電圧VOUTが得られる。これ
により、モータの負荷にかかわらず定速で回転するよう
に駆動を制御できる。
には、オペアンプ82、積分回路83等からなるモータ
定速制御回路84が接続されている。可変型定電圧素子
77は、ADJ端子の入力電圧VADJに従って出力電圧
VOUTが変化するようになっている。モータ31に流れ
る電流が大きくなると抵抗器79の両端の電圧も大きく
なり、モータ定速制御回路84の出力電圧が大きくな
る。DCモータは負荷が大きくなるに従って流れる電流
が大きくなるため、モータ定速制御回路84でVADJを
変化させることによって、モータに負荷に応じた可変型
定電圧発生素子77の出力電圧VOUTが得られる。これ
により、モータの負荷にかかわらず定速で回転するよう
に駆動を制御できる。
【0053】前記モータ定速制御回路84内の抵抗器R
1、R2、R3は速度設定用の抵抗であり、抵抗器R3
と並列に初期設定切換回路85が設けられいる。この初
期設定切換回路85には、切換えスイッチ86が設けら
れており、この切換えスイッチ86に入力端子I,Jが
I/O52に接続されている。入力端子I,Jには、ス
ピード設定スイッチ80の設定に応じた信号が入力され
るようになっている。たとえば、スピード設定スイッチ
80の設定に応じて(I,J)に(H,H)、(H,
L)、(L,H)、(L,L)の4種類の切換信号が入
力される。これにより、切換えスイッチ86は抵抗器を
切り換え、R3と並列にR4,R5,R6のいずれかを
選択して接続するか、または何も接続しないようにす
る。ここでは、(I,J)が(L,L)のときはVADJ
の初期設定電圧が最も低く、(L,H)、(H,L)、
(H,H)となるにしたがって、初期設定電圧が高くな
る。すなわち、初期設定スピードの速さに応じて初期設
定電圧が高くなる。
1、R2、R3は速度設定用の抵抗であり、抵抗器R3
と並列に初期設定切換回路85が設けられいる。この初
期設定切換回路85には、切換えスイッチ86が設けら
れており、この切換えスイッチ86に入力端子I,Jが
I/O52に接続されている。入力端子I,Jには、ス
ピード設定スイッチ80の設定に応じた信号が入力され
るようになっている。たとえば、スピード設定スイッチ
80の設定に応じて(I,J)に(H,H)、(H,
L)、(L,H)、(L,L)の4種類の切換信号が入
力される。これにより、切換えスイッチ86は抵抗器を
切り換え、R3と並列にR4,R5,R6のいずれかを
選択して接続するか、または何も接続しないようにす
る。ここでは、(I,J)が(L,L)のときはVADJ
の初期設定電圧が最も低く、(L,H)、(H,L)、
(H,H)となるにしたがって、初期設定電圧が高くな
る。すなわち、初期設定スピードの速さに応じて初期設
定電圧が高くなる。
【0054】その他の構成は第1実施例と同じである。
【0055】このように構成された第3実施例の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0056】まず、初期設定切換回路75は、スピード
設定スイッチ59の設定により、4段階にスピード設定
抵抗を切り換える。続いて、図14に示すフローチャー
トにしたがって、S50でジョイスティックユニット5
7の操作により出力される出力電圧VJSと湾曲角検出用
のポテンションメータ58の出力電圧VPTとを比較し、
VJS>VPTならばS51に進み、VJS≦VPTならばS5
2に進む。S51ではモータ22にアップ方向の電流が
流れ、S52ではモータ22にダウン方向の電流が流れ
る。
設定スイッチ59の設定により、4段階にスピード設定
抵抗を切り換える。続いて、図14に示すフローチャー
トにしたがって、S50でジョイスティックユニット5
7の操作により出力される出力電圧VJSと湾曲角検出用
のポテンションメータ58の出力電圧VPTとを比較し、
VJS>VPTならばS51に進み、VJS≦VPTならばS5
2に進む。S51ではモータ22にアップ方向の電流が
流れ、S52ではモータ22にダウン方向の電流が流れ
る。
【0057】ここで、湾曲時の湾曲抵抗が大きくなり、
モータ22に対する負荷が大きくなると、モータ22の
スピードが遅くなろうとするとともに、モータ22に流
れる電流が大きくなる。この結果、抵抗79に発生する
電圧が高くなり、定速制御回路84の制御により、可変
型定電圧発生素子77のVADJが大きくなり、したがっ
て、VOUTも大きくなる。
モータ22に対する負荷が大きくなると、モータ22の
スピードが遅くなろうとするとともに、モータ22に流
れる電流が大きくなる。この結果、抵抗79に発生する
電圧が高くなり、定速制御回路84の制御により、可変
型定電圧発生素子77のVADJが大きくなり、したがっ
て、VOUTも大きくなる。
【0058】このように、モータ22の負荷が大きくな
れば、供給される電圧の大きくなるので、スピード設定
スイッチ59により設定されたスピードで、モータ22
の負荷にかかわらず略定速で回転する。
れば、供給される電圧の大きくなるので、スピード設定
スイッチ59により設定されたスピードで、モータ22
の負荷にかかわらず略定速で回転する。
【0059】尚、ここでは簡単のために上下方向の作用
のみ説明したが、左右方向についても同様に作用する。
のみ説明したが、左右方向についても同様に作用する。
【0060】その他の作用、効果は第1実施例と同じで
ある。
ある。
【0061】尚、第3実施例では初期設定切換回路85
及びスピード設定スイッチ59により、湾曲スピードを
設定させるとしたが、第3実施例の変形例として、初期
設定切換回路85及びスピード設定スイッチ59を除い
た構成としても良い。このような構成の変形例では、第
3実施例のように任意にスピード設定することはできな
いが、より簡単な構成でモータ22の負荷にかかわらず
定速で回転させることができる。
及びスピード設定スイッチ59により、湾曲スピードを
設定させるとしたが、第3実施例の変形例として、初期
設定切換回路85及びスピード設定スイッチ59を除い
た構成としても良い。このような構成の変形例では、第
3実施例のように任意にスピード設定することはできな
いが、より簡単な構成でモータ22の負荷にかかわらず
定速で回転させることができる。
【0062】また、上記の第3実施例または第3実施例
の変形例の構成を用いてAV動作をさせる場合、図15
に示すように、S55でAVスイッチ60がONされた
かどうか判断し、YesならばS56、NoならばS5
7に進む。S56では、たとえば、アップ方向に電流を
流し、その後ダウン方向に電流を流す。この動作を繰り
返し持続させ、S55に戻る。したがって、AVスイッ
チ60がOFFされるまでこの動作が持続される。S5
5でNoと判断され、すなわち、AVスイッチ60がO
FFとなってS58に進むと、A〜Hを”L”として、
電流をストップさせ、図14に示した制御に戻す。
の変形例の構成を用いてAV動作をさせる場合、図15
に示すように、S55でAVスイッチ60がONされた
かどうか判断し、YesならばS56、NoならばS5
7に進む。S56では、たとえば、アップ方向に電流を
流し、その後ダウン方向に電流を流す。この動作を繰り
返し持続させ、S55に戻る。したがって、AVスイッ
チ60がOFFされるまでこの動作が持続される。S5
5でNoと判断され、すなわち、AVスイッチ60がO
FFとなってS58に進むと、A〜Hを”L”として、
電流をストップさせ、図14に示した制御に戻す。
【0063】次に、第4実施例について説明する。
【0064】図16は第4実施例に係るモータ駆動回路
の構成を示す回路図である。
の構成を示す回路図である。
【0065】第4実施例は、第3実施例に対してモータ
駆動回路の構成のみ異なり、その他の構成は第3実施例
と同じであるので、異なる構成のみ説明し、第3実施例
と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説
明を省略する。
駆動回路の構成のみ異なり、その他の構成は第3実施例
と同じであるので、異なる構成のみ説明し、第3実施例
と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説
明を省略する。
【0066】図16に示すように、第4実施例のモータ
駆動回路51aは、第3実施例のモータ駆動回路51
(図13参照)に対して、定速制御回路84、初期切換
回路75を除いた構成となっており、さらに、表1に示
すテーブルをあらかじめ、たとえば、ROM55に記憶
させ、このテーブルに対応しI/O52を介してD/A
変換されたアナログ電圧が、可変型定電圧発生素子77
のADJ端子に入力されるようになっている。その他の
構成は第3実施例と同じである。
駆動回路51aは、第3実施例のモータ駆動回路51
(図13参照)に対して、定速制御回路84、初期切換
回路75を除いた構成となっており、さらに、表1に示
すテーブルをあらかじめ、たとえば、ROM55に記憶
させ、このテーブルに対応しI/O52を介してD/A
変換されたアナログ電圧が、可変型定電圧発生素子77
のADJ端子に入力されるようになっている。その他の
構成は第3実施例と同じである。
【0067】
【表1】
【0068】尚、ここでモータ回転位置とは、ポテンシ
ョンメータに対応した数値であり、湾曲角度10°あた
りのモータ回転数とは、次段の湾曲角度10°までのモ
ータ回転位置の変化量である。
ョンメータに対応した数値であり、湾曲角度10°あた
りのモータ回転数とは、次段の湾曲角度10°までのモ
ータ回転位置の変化量である。
【0069】このように構成された第4実施例では、ポ
テンションメータ58により湾曲角度を検出し、CPU
54により表1に示したテーブルに応じた電圧がVADJ
として供給されるので、モータ22は湾曲角度が小さい
ときはゆっくり回転し、湾曲角度が大きいときは速く回
転する。したがって、湾曲部の実際の湾曲速度は一定と
なる。
テンションメータ58により湾曲角度を検出し、CPU
54により表1に示したテーブルに応じた電圧がVADJ
として供給されるので、モータ22は湾曲角度が小さい
ときはゆっくり回転し、湾曲角度が大きいときは速く回
転する。したがって、湾曲部の実際の湾曲速度は一定と
なる。
【0070】尚、ここでは簡単のために上方向の作用の
み説明したが、下方向及び左右方向についても同様なテ
ーブルを用いることにより同様に作用する。
み説明したが、下方向及び左右方向についても同様なテ
ーブルを用いることにより同様に作用する。
【0071】その他の作用、効果は第3実施例と同じで
ある。
ある。
【0072】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、湾曲速
度を一定かつ安定にできるので、湾曲操作が容易、かつ
安全にできるという効果がある。
度を一定かつ安定にできるので、湾曲操作が容易、かつ
安全にできるという効果がある。
【図1】第1実施例に係る湾曲機構、湾曲駆動系、及び
制御系の概略的な構成図。
制御系の概略的な構成図。
【図2】第1実施例に係る電動湾曲式内視鏡装置の全体
構成図。
構成図。
【図3】第1実施例に係る駆動回路一例を示す電気的回
路図。
路図。
【図4】第1実施例に係る湾曲操作及び湾曲速度の制御
動作フローチャート。
動作フローチャート。
【図5】第1実施例に係る速度設定用フラグの設定動作
フローチャート。
フローチャート。
【図6】第1実施例に係る湾曲速度の切り換え動作フロ
ーチャート。
ーチャート。
【図7】第2実施例に係る湾曲機構、湾曲駆動系、及び
制御系の概略的な構成図。
制御系の概略的な構成図。
【図8】第2実施例に係る駆動回路の一例を示す電気的
回路図。
回路図。
【図9】第2実施例に係る湾曲操作及び駆動設定の動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図10】第2実施例に係る設定速度用フラグの設定動
作フローチャート。
作フローチャート。
【図11】第2実施例に係る定速度制御のための電圧切
り換え動作フローチャート。
り換え動作フローチャート。
【図12】第3実施例に係る湾曲用モータ制御装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図13】第3実施例に係るモータ駆動回路の構成を示
す回路図。
す回路図。
【図14】第3実施例に係るモータ駆動制御の流れを示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図15】第3実施例に係るアングルバイブレーション
動作を説明するフローチャート。
動作を説明するフローチャート。
【図16】第4実施例に係るモータ駆動回路の構成を示
す回路図。
す回路図。
1…電動湾曲式内視鏡装置 2…電動湾曲式内視鏡 6…湾曲用モータ制御装置 8…湾曲部 20…湾曲操作スイッチ 21…速度設定スイッチ 22…モータ 23…ドライブ・ギア 24…ドリブン・ギア 25…チェーン 27…エンコーダ 28…駆動回路 29…回転角検出回路 30…制御回路 31…I/O
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】前記挿入部7は、先端側から先端部9、前
記湾曲部8、可撓性を有する可撓管部10を有してい
る。また、電動湾曲式内視鏡2は、可撓管部10の後端
に連設された操作部11備えている。この操作部11か
らは、側方に可撓性のユニバールケーブル12が延設さ
れ、このユニバールケーブル12の端部には、前記光源
装置3に着脱自在に接続されるコネクタ13が設けられ
ている。このコネクタ13からは信号ケーブル14及び
駆動用ケーブル15が延設されている。前記信号ケーブ
ル15の端部にはコネクタ16が設けられ、コネクタ1
6は、ビデオプロセッサ4へ着脱自在に接続されるよう
になっている。また、ケーブル15の端部にはコネクタ
17が設けられ、このコネクタ17は、湾曲用モータ制
御装置6へ着脱自在に接続されるようになっている。
記湾曲部8、可撓性を有する可撓管部10を有してい
る。また、電動湾曲式内視鏡2は、可撓管部10の後端
に連設された操作部11備えている。この操作部11か
らは、側方に可撓性のユニバールケーブル12が延設さ
れ、このユニバールケーブル12の端部には、前記光源
装置3に着脱自在に接続されるコネクタ13が設けられ
ている。このコネクタ13からは信号ケーブル14及び
駆動用ケーブル15が延設されている。前記信号ケーブ
ル15の端部にはコネクタ16が設けられ、コネクタ1
6は、ビデオプロセッサ4へ着脱自在に接続されるよう
になっている。また、ケーブル15の端部にはコネクタ
17が設けられ、このコネクタ17は、湾曲用モータ制
御装置6へ着脱自在に接続されるようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図1は、電動湾曲式内視鏡2と湾曲操作用
モータ制御装置6との電気的な接続及び湾曲機構の一部
を示している。この電動湾曲式内視鏡2の操作部11
は、湾曲部8を湾曲させるための駆動部としての例え
ば、DC式のモータ22を内設し、モータ22の回転軸
22aの中途には、ドライブ・ギア23が固着されてい
る。このドライブ・ギア23に噛合するドリブン・ギア
24は、スプロケット25の軸25aに固着され、スプ
ロケット25には、チェーン26が回動自在に係合して
いる。このチェーン26は、図示しない連結部材によっ
て、図示しない2本のワイヤの一端が連設されている。
2本のワイヤの他端側には、前記湾曲部8に設けられ
た、回動自在に組合わさった図示しない複数の関節駒内
を挿通され、各ワイヤは先端部側の関節駒へそれぞれ固
定されている。そして、ワイヤの他端は前記先端部9へ
固定され、モータ22の回転に応じて、このワイヤが牽
引・弛緩され、前記湾曲部8が湾曲するようになってい
る。
モータ制御装置6との電気的な接続及び湾曲機構の一部
を示している。この電動湾曲式内視鏡2の操作部11
は、湾曲部8を湾曲させるための駆動部としての例え
ば、DC式のモータ22を内設し、モータ22の回転軸
22aの中途には、ドライブ・ギア23が固着されてい
る。このドライブ・ギア23に噛合するドリブン・ギア
24は、スプロケット25の軸25aに固着され、スプ
ロケット25には、チェーン26が回動自在に係合して
いる。このチェーン26は、図示しない連結部材によっ
て、図示しない2本のワイヤの一端が連設されている。
2本のワイヤの他端側には、前記湾曲部8に設けられ
た、回動自在に組合わさった図示しない複数の関節駒内
を挿通され、各ワイヤは先端部側の関節駒へそれぞれ固
定されている。そして、ワイヤの他端は前記先端部9へ
固定され、モータ22の回転に応じて、このワイヤが牽
引・弛緩され、前記湾曲部8が湾曲するようになってい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】一方、湾曲用モータ制御装置6は、前記モ
ータ22を駆動する駆動回路28と、前記エンコーダ2
7からの出力信号を角度データに変換して出力する回転
角検出回路29と、湾曲動作の制御及び湾曲速度の制御
を行うための制御部としての制御回路30と、前記駆動
回路28、回転角検出回路29、湾曲操作スイッチ20
及び速度設定スイッチ21、並びに制御回路30との間
に介在して、信号の入出力を仲介する入出力ポート(以
下、I/O)31とを備えている。制御回路30とI/
O31との間は、バス・ラインで接続されている。前記
湾曲操作スイッチ20は、湾曲部8をアップまたはダウ
ン方向に湾曲させるためのスイッチであって、コモン端
子は接地されている一方、アップ端子には、I/O31
のU端子へ接続されていると共に、一端を電源に接続さ
れた抵抗器Rの他端が接続されている。湾曲操作スイッ
チ20のダウン端子は、I/O31のD端子へ接続され
ていると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端
が接続されている。また、速度設定スイッチ21の一端
は接地され、他端はI/O31のS端子へ接続されてい
ると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端が接
続されている。
ータ22を駆動する駆動回路28と、前記エンコーダ2
7からの出力信号を角度データに変換して出力する回転
角検出回路29と、湾曲動作の制御及び湾曲速度の制御
を行うための制御部としての制御回路30と、前記駆動
回路28、回転角検出回路29、湾曲操作スイッチ20
及び速度設定スイッチ21、並びに制御回路30との間
に介在して、信号の入出力を仲介する入出力ポート(以
下、I/O)31とを備えている。制御回路30とI/
O31との間は、バス・ラインで接続されている。前記
湾曲操作スイッチ20は、湾曲部8をアップまたはダウ
ン方向に湾曲させるためのスイッチであって、コモン端
子は接地されている一方、アップ端子には、I/O31
のU端子へ接続されていると共に、一端を電源に接続さ
れた抵抗器Rの他端が接続されている。湾曲操作スイッ
チ20のダウン端子は、I/O31のD端子へ接続され
ていると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端
が接続されている。また、速度設定スイッチ21の一端
は接地され、他端はI/O31のS端子へ接続されてい
ると共に、一端を電源に接続された抵抗器Rの他端が接
続されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図3は駆動回路28の具体的な回路例を示
している。この駆動回路28は、制御回路30が指示し
たI/O31の端子A,Bの各出力状態に応じて、モー
タ22への出力信号を切り換えて、モータ22の駆動/
停止や回転方向の制御を行うものである。オープンコレ
クタ出力のインバータ33a,33dは、I/O31の
端子Aが出力する制御回路30の制御信号A1 を入力し
て、それぞれ抵抗器R1 ,R4 、トランジスタQ1 ,Q
4 のベースを介して、同トランジスタQ1 ,Q4 をオン
/オフ制御するようになっている。オープンコレクタ出
力のインバータ33b,33cは、I/O31の端子B
が出力する制御回路28の制御信号B1を入力して、そ
れぞれ抵抗器R2 ,R3 、トランジスタQ2 ,Q3 のベ
ースを介して、同トランジスタQ2 ,Q3 をオン/オフ
制御するようになっている。トランジスタQ1 ,Q2 の
各エミッタには電源Vが接続されている。トランジスタ
Q1 のコレクタには、トランジスタQ3 のエミッタと、
モータ22のマイナス(図のA2 )とが接続されてい
る。また、トランジスタQ2 のコレクタには、トランジ
スタQ4 のエミッタと、モータ22のプラス(図のB2
)とが接続されている。トランジスタQ3 ,Q4 の各
コレクタは、接地されている。
している。この駆動回路28は、制御回路30が指示し
たI/O31の端子A,Bの各出力状態に応じて、モー
タ22への出力信号を切り換えて、モータ22の駆動/
停止や回転方向の制御を行うものである。オープンコレ
クタ出力のインバータ33a,33dは、I/O31の
端子Aが出力する制御回路30の制御信号A1 を入力し
て、それぞれ抵抗器R1 ,R4 、トランジスタQ1 ,Q
4 のベースを介して、同トランジスタQ1 ,Q4 をオン
/オフ制御するようになっている。オープンコレクタ出
力のインバータ33b,33cは、I/O31の端子B
が出力する制御回路28の制御信号B1を入力して、そ
れぞれ抵抗器R2 ,R3 、トランジスタQ2 ,Q3 のベ
ースを介して、同トランジスタQ2 ,Q3 をオン/オフ
制御するようになっている。トランジスタQ1 ,Q2 の
各エミッタには電源Vが接続されている。トランジスタ
Q1 のコレクタには、トランジスタQ3 のエミッタと、
モータ22のマイナス(図のA2 )とが接続されてい
る。また、トランジスタQ2 のコレクタには、トランジ
スタQ4 のエミッタと、モータ22のプラス(図のB2
)とが接続されている。トランジスタQ3 ,Q4 の各
コレクタは、接地されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】湾曲操作スイッチ20をアップ方向に操作
すると、I/O31の端子Uはロー、端子Dはハイとな
り、ステップS1の判断を経てステップS4で、制御回
路30は、I/O31の端子Aへハイ,端子Bへローを
出力する。このとき、トランジスタQ1 ,Q4 はオンと
なり、モータ22には、図のA2 からB2 方向へ電流が
流れ、モータ22は、アップ方向に回転する。そして、
モータ22は、その回転により、ドライブ・ギア23、
ドリブン・ギア24、及びスプロケット25を介して、
チェーン26及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8はアッ
プ方向に湾曲する。一方、回転角検出回路29は、エン
コーダ27が検出する出力パルスを角度データに変換
し、I/O31の端子Cを介して制御回路30へ出力す
る。制御回路30は、前記角度データを湾曲部8の湾曲
速度を示す速度データに変換して、ステップS5で、こ
の速度データの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速
度が後述する所定の速度以上か否かを判断する。Yes
の場合、ステップS6で、制御回路30は、I/O31
の端子A,Bを供にローとして、モータ22に電流を流
さないようにする。また、Noの場合、つまり所定の速
度以下なら、ステップS7で、制御回路30は、I/O
31の端子Aへハイ,端子Bへローを出力して、モータ
22のアップ方向への回転継続を指示する。このように
して、一種のPWM(Pulse Width Modulation)制御に
よって、モータ22は、常に一定の速度で回転する。
すると、I/O31の端子Uはロー、端子Dはハイとな
り、ステップS1の判断を経てステップS4で、制御回
路30は、I/O31の端子Aへハイ,端子Bへローを
出力する。このとき、トランジスタQ1 ,Q4 はオンと
なり、モータ22には、図のA2 からB2 方向へ電流が
流れ、モータ22は、アップ方向に回転する。そして、
モータ22は、その回転により、ドライブ・ギア23、
ドリブン・ギア24、及びスプロケット25を介して、
チェーン26及び前記ワイヤを牽引し、湾曲部8はアッ
プ方向に湾曲する。一方、回転角検出回路29は、エン
コーダ27が検出する出力パルスを角度データに変換
し、I/O31の端子Cを介して制御回路30へ出力す
る。制御回路30は、前記角度データを湾曲部8の湾曲
速度を示す速度データに変換して、ステップS5で、こ
の速度データの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速
度が後述する所定の速度以上か否かを判断する。Yes
の場合、ステップS6で、制御回路30は、I/O31
の端子A,Bを供にローとして、モータ22に電流を流
さないようにする。また、Noの場合、つまり所定の速
度以下なら、ステップS7で、制御回路30は、I/O
31の端子Aへハイ,端子Bへローを出力して、モータ
22のアップ方向への回転継続を指示する。このように
して、一種のPWM(Pulse Width Modulation)制御に
よって、モータ22は、常に一定の速度で回転する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】湾曲用モータ制御装置6の電源がオンされ
ると、制御回路30内部で設定される速度設定のための
フラグSWは、最初に“1”にセットされる。図5のス
テップS12で、速度設定スイッチ21をオンすると、
ステップS13でフラグSWは、オン毎に“1”ずつ加
算されていく。速度設定スイッチ21がオンされない
と、フラグSWは、次にオンされるまで、現状を維持す
る。ステップS14で、フラグSW≧5か否かを判断
し、“5”以上の時フラグSWは、ステップS15で再
び“1”に戻される。すなわち、速度設定スイッチ21
のオン毎に、フラグSWは、1つずつ加算されると共
に、常に“1”ないし“4”の間にあるようになってい
る。
ると、制御回路30内部で設定される速度設定のための
フラグSWは、最初に“1”にセットされる。図5のス
テップS12で、速度設定スイッチ21をオンすると、
ステップS13でフラグSWは、オン毎に“1”ずつ加
算されていく。速度設定スイッチ21がオンされない
と、フラグSWは、次にオンされるまで、現状を維持す
る。ステップS14で、フラグSW≧5か否かを判断
し、“5”以上の時フラグSWは、ステップS15で再
び“1”に戻される。すなわち、速度設定スイッチ21
のオン毎に、フラグSWは、1つずつ加算されると共
に、常に“1”ないし“4”の間にあるようになってい
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図6のステップS16で、フラグSWが
“1”のとき、ステップS17で、速度設定を“1”に
する。ここで設定された速度は、前記図4のステップS
5及びS9における判断基準となる所定の速度である。
ステップS18でフラグSWが“2”のとき、ステップ
S19で、速度設定を“2”にする。ステップS20で
フラグSWが“3”のとき、ステップS21で、速度設
定を“3”にする。ステップS22でフラグSWが
“4”のとき、ステップS23で、速度設定を“4”に
する。
“1”のとき、ステップS17で、速度設定を“1”に
する。ここで設定された速度は、前記図4のステップS
5及びS9における判断基準となる所定の速度である。
ステップS18でフラグSWが“2”のとき、ステップ
S19で、速度設定を“2”にする。ステップS20で
フラグSWが“3”のとき、ステップS21で、速度設
定を“3”にする。ステップS22でフラグSWが
“4”のとき、ステップS23で、速度設定を“4”に
する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】図9ないし図11を参照し、本実施例の作
用について説明する。最初に湾曲用モータ制御装置41
の電源をオンすると、I/O31aの端子D2 ,U2 が
それぞれハイ(“H”)となり、制御回路30aは制止
と判断し、I/O31aの端子A,Bへそれぞれロー
(“L”)を出力する。トランジスタQ1 ないしQ4 は
全てオフとなり、湾曲部8は静止状態を保持する。同時
に、制御回路30aは、フラグSP1が設定されように
なっており、I/O31aの端子Kがハイとなって、ト
ランジスタQ5 がオンする。尚、電圧値はV1 <V2 <
V3 <V4 となっている。
用について説明する。最初に湾曲用モータ制御装置41
の電源をオンすると、I/O31aの端子D2 ,U2 が
それぞれハイ(“H”)となり、制御回路30aは制止
と判断し、I/O31aの端子A,Bへそれぞれロー
(“L”)を出力する。トランジスタQ1 ないしQ4 は
全てオフとなり、湾曲部8は静止状態を保持する。同時
に、制御回路30aは、フラグSP1が設定されように
なっており、I/O31aの端子Kがハイとなって、ト
ランジスタQ5 がオンする。尚、電圧値はV1 <V2 <
V3 <V4 となっている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】一方、図10及び図11は、速度制御を行
うための処理手順を示すフローチャートである。回転角
検出回路39は、歯車回転角検出器37が検出する出力
パルスを角度データに変換し、I/O31aの端子Nを
介して制御回路30aへ出力する。制御回路30aは、
前記角度データを湾曲部8の湾曲速度を示す速度データ
に変換して、図10のステップS30で、この速度デー
タの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定の
速度以上か否かを判断する。所定の速度以上(Yes)
の場合、ステップS31で、制御回路30a内部で設定
されるフラグSPは、“1”ずつ減算されていく。所定
の速度以下なら、ステップS32でフラグSPは、
“1”ずつ加算されていく。尚、ステップS33で、フ
ラグSP≦1か否かを判断し、“1”以下の時フラグS
Pは、ステップS34で再び“1”に戻される。また、
“1”以上の時ステップS35で、フラグSP≧4か否
かを判断し、“4”以上の時フラグSPは、ステップS
36で再び“4”に戻される。すなわち、フラグSP
は、所定の速度を保つように“1”ずつ加減算されると
共に、常に“1”ないし“4”の間で設定されるように
なっている。
うための処理手順を示すフローチャートである。回転角
検出回路39は、歯車回転角検出器37が検出する出力
パルスを角度データに変換し、I/O31aの端子Nを
介して制御回路30aへ出力する。制御回路30aは、
前記角度データを湾曲部8の湾曲速度を示す速度データ
に変換して、図10のステップS30で、この速度デー
タの値が所定の値以上か否か、つまり湾曲速度が所定の
速度以上か否かを判断する。所定の速度以上(Yes)
の場合、ステップS31で、制御回路30a内部で設定
されるフラグSPは、“1”ずつ減算されていく。所定
の速度以下なら、ステップS32でフラグSPは、
“1”ずつ加算されていく。尚、ステップS33で、フ
ラグSP≦1か否かを判断し、“1”以下の時フラグS
Pは、ステップS34で再び“1”に戻される。また、
“1”以上の時ステップS35で、フラグSP≧4か否
かを判断し、“4”以上の時フラグSPは、ステップS
36で再び“4”に戻される。すなわち、フラグSP
は、所定の速度を保つように“1”ずつ加減算されると
共に、常に“1”ないし“4”の間で設定されるように
なっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】尚、前記Hブリッジ回路は、SFC(Sign
al FaultCondition) 対策のため、すなわち、トランジ
スタが1つショートしても誤動作しないように、インバ
ータとトランジスタが2個ずつ設けられている。
al FaultCondition) 対策のため、すなわち、トランジ
スタが1つショートしても誤動作しないように、インバ
ータとトランジスタが2個ずつ設けられている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】前記Hブリッジ回路の電流入力側には、電
流供給源として可変型定電圧発生素子77が設けられて
おり、トランジスタ78を介してHブリッジ回路に接続
されている。また、Hブリッジ回路の電流出力側は、抵
抗器79を介してグランド(以下、GND)に接続され
ている。抵抗器79のHブリッジ回路側は比較器80に
接続されており、この比較器80の出力端はオープンコ
レクタ出力のバッファ81を介して前記トランジスタ7
8のベースに接続されている。前記Hブリッジ回路に流
れる電流量に応じた電圧が抵抗器79の両端に発生する
ため、比較器80はこの電圧とある一定の設定電圧と比
較し、設定値を越えた場合に”H”を出力する。ここ
で、トランジスタ78は通常はオンとなっており、Hブ
リッジ回路に一定量以上の過大な電流が流れた場合に、
バッファ81に”H”が入力されてトランジスタ78が
オフとなり、電流を遮断するようになっている。
流供給源として可変型定電圧発生素子77が設けられて
おり、トランジスタ78を介してHブリッジ回路に接続
されている。また、Hブリッジ回路の電流出力側は、抵
抗器79を介してグランド(以下、GND)に接続され
ている。抵抗器79のHブリッジ回路側は比較器80に
接続されており、この比較器80の出力端はオープンコ
レクタ出力のバッファ81を介して前記トランジスタ7
8のベースに接続されている。前記Hブリッジ回路に流
れる電流量に応じた電圧が抵抗器79の両端に発生する
ため、比較器80はこの電圧とある一定の設定電圧と比
較し、設定値を越えた場合に”H”を出力する。ここ
で、トランジスタ78は通常はオンとなっており、Hブ
リッジ回路に一定量以上の過大な電流が流れた場合に、
バッファ81に”H”が入力されてトランジスタ78が
オフとなり、電流を遮断するようになっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】このように、モータ22の負荷が大きくな
れば、供給される電圧も大きくなるので、スピード設定
スイッチ59により設定されたスピードで、モータ22
の負荷にかかわらず略定速で回転する。
れば、供給される電圧も大きくなるので、スピード設定
スイッチ59により設定されたスピードで、モータ22
の負荷にかかわらず略定速で回転する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
Claims (1)
- 【請求項1】挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる湾曲機
構と、前記湾曲機構を駆動させるための駆動部と、前記
湾曲部を湾曲動作させるための指示を与える操作部と、
前記操作部が与える指示によって、前記湾曲機構を一定
の速度で駆動するように前記駆動部を制御する制御部と
を備えていること特徴とする電動湾曲式内視鏡装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30641091A JP3155584B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-11-21 | 電動湾曲式内視鏡装置 |
US07/989,945 US5400769A (en) | 1991-02-18 | 1992-12-10 | Electrically bendable endoscope apparatus having controlled fixed bending speed |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2346891 | 1991-02-18 | ||
JP3-23468 | 1991-02-18 | ||
JP30641091A JP3155584B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-11-21 | 電動湾曲式内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538328A true JPH0538328A (ja) | 1993-02-19 |
JP3155584B2 JP3155584B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=26360827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30641091A Expired - Fee Related JP3155584B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-11-21 | 電動湾曲式内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3155584B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006019137A1 (ja) * | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Olympus Corporation | 電動湾曲制御装置 |
JP2011019549A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Fujifilm Corp | 内視鏡装置及び内視鏡システム並びに内視鏡装置の制御方法 |
JP2013022184A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP2013027466A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Olympus Medical Systems Corp | 医療装置 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP30641091A patent/JP3155584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006019137A1 (ja) * | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Olympus Corporation | 電動湾曲制御装置 |
JP2006055348A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Olympus Corp | 電動湾曲制御装置 |
US7981028B2 (en) | 2004-08-19 | 2011-07-19 | Olympus Corporation | Electrically-operated curving control device |
US8708895B2 (en) | 2004-08-19 | 2014-04-29 | Olympus Corporation | Electrically-operated curving control device |
JP2011019549A (ja) * | 2009-07-13 | 2011-02-03 | Fujifilm Corp | 内視鏡装置及び内視鏡システム並びに内視鏡装置の制御方法 |
JP2013022184A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP2013027466A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Olympus Medical Systems Corp | 医療装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3155584B2 (ja) | 2001-04-09 |
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