JP3397940B2 - 電動湾曲内視鏡装置 - Google Patents
電動湾曲内視鏡装置Info
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Description
手段で湾曲する内視鏡を備えた電動湾曲内視鏡装置に関
する。
挿入して被検部位の観察や各種処置を行うようにした内
視鏡が広く用いられている。一般に、挿入部を軟性に形
成した内視鏡では挿入部に湾曲部を設け、この湾曲部内
に挿通した湾曲ワイヤなど牽引部材の進退によって湾曲
部を湾曲させる湾曲装置が設けられている。湾曲装置
は、この湾曲装置に設けた湾曲操作手段によって湾曲部
を目的の角度に湾曲させることによって、例えば、挿入
部先端部に配設した観察光学系を目的の方向へ向けて観
察を行ったり、被検部位への挿入を容易に行えるように
している。
タを配設し、この電動モータの動力を利用して湾曲部に
配設した牽引部材を牽引し、湾曲部を遠隔的に湾曲操作
するようにした電動湾曲タイプの湾曲装置或いは電動湾
曲装置を備えた内視鏡がある。
動力を利用した電動湾曲装置を用いることにより、従来
用いられていた手動式の湾曲操作に較べ、操作性が格段
に向上する。このような電動湾曲タイプの湾曲装置を備
えた従来例として例えば特開平6−304126号公報
がある。
部の湾曲角度は上下左右共各90度以上のものが多い。
たとえば大腸用の内視鏡では上下各180度(併せて3
60度)左右160度(併せて320度)の湾曲角度が
必要とされる。
126号公報の従来例はジョイスティックの傾動角度は
その構造上、上下左右共各60度(併せて120度)程
度を達成することしかできない。
湾曲を制御する場合はジョイスティックの傾動角度12
0度で、360度の湾曲角度を制御しなければならなか
った。つまり、必要とされる湾曲角の制御を、その湾曲
角より数倍少ない湾曲角の制御で行わなければならな
い。従って、湾曲部の微調整が難しく、たとえば病変組
織の生検等の湾曲角度の微調整が必要な操作時に、その
微調整を行うことが困難となり、操作性を改善すること
が望まれる。
で、大きな湾曲角度の指示が可能でしかも、湾曲の微調
整が容易な電動湾曲内視鏡装置を提供することを目的と
する。
の湾曲角を指示するジョイスティックと、前記ジョイス
ティックの指示に応じて前記湾曲部の湾曲角を制御する
制御手段とを有する電動湾曲内視鏡装置において、前記
ジョイスティックは、前記湾曲部の最大湾曲角度より少
ない湾曲角度を指示する第1の領域と、前記第1の領域
以外に設けられた第2の領域とに操作可能になされ、 前
記制御手段は、前記ジョイスティックが前記第1の領域
から前記第2の領域に操作され、更に前記第1の領域に
戻す操作がなされたときに、前記第1の領域において指
示可能な前記湾曲部の湾曲角度を、前記第2の領域への
操作前に設定された前記第1の領域における指示可能な
湾曲角度とは異なる湾曲角度に変更するよう制御するこ
とを特徴とする。そして、第2の領域を用いて第1の領
域により指示する湾曲角度を切り換えて変更することに
より、第1の領域より大きな湾曲角度の指示を可能とす
ると共に、湾曲の微調整も容易にできるようにしてい
る。
する。 (第1実施例)図1ないし図6は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例の電動湾曲内視鏡装置全体の構
成を示し、図2は上下駆動制御回路の具体的構成を示
し、図3は左右駆動制御回路の具体的構成を示し、図4
はジョイスティックの上下方向の傾動角と発生電圧の状
態を示し、図5及び図6は関数発生回路の入力電圧に対
して発生する出力電圧の特性を示す。
動湾曲内視鏡装置は電動湾曲方式の内視鏡1を有し、こ
の内視鏡1は可撓性を有する細長の挿入部2と、この挿
入部2の後端に形成された操作部91と、この操作部9
1から延出されたユニバーサルコードと、このユニバー
サルコードの末端に設けられたコネクタとを有する。こ
のコネクタは制御装置92に着脱自在で接続される。
3と、湾曲自在の湾曲部4と、先端に設けられた先端部
5からなる。操作部91内には上記湾曲部4を湾曲せし
める上下方向用湾曲モータ6、左右方向用湾曲モータ7
(例えばいづれもDCモータからなる)が設けられる。
湾曲モータ6、7には同軸的に回転角検出用のポテンシ
ョメータ8、9及びプーリ10、11がそれぞれ設けら
れている。
3が巻回されている。このワイヤ12、13を押し引き
することにより、上記湾曲部4を上下左右の任意の方向
に湾曲させることができる。湾曲角度は、例えば大腸用
(の内視鏡の場合)で上下各180度(併せて360
度)、左右各160度(併せて320度)、胃十二指腸
用で上210度、下90度(併せて300度)、左右各
120度(併せて240度)である。
照明素子が内蔵され、上記コネクタを制御装置92に接
続することにより、制御装置92内部の図示しない信号
処理部により撮像素子に対する信号処理が行われ、信号
処理部に接続されたモニタに被検部の像を表示する。
下及び左右駆動制御回路16、17とそれぞれ接続さ
れ、上下及び左右駆動制御回路16、17の制御のもと
で駆動される。又、ポテンショメータ8、9の出力信号
は上下及び左右駆動制御回路16、17に入力される。
る湾曲スイッチ、具体的にはジョイスティック18が設
けられ、このジョイスティック18の出力信号の内、上
下方向用の出力信号はは上下駆動制御回路16に、左右
方向用の出力信号は左右駆動制御回路17にそれぞれ入
力される。ジョイスティック18は、本体部分から上下
方向に突出し、連動して傾動可能な2つの軸19、20
を有し、それぞれ端部に指当て部21、22が設けら
れ、一方の指当て部21にはリセットスイッチ23が設
けられている。なお、本ジョイスティック18はいわゆ
る中立復帰タイプで指当て部21、22から指を離す
と、例えばバネ等の付勢力により中立位置に復帰する。
傾動角と発生電圧の状態を示す。即ち、傾動していない
中立位置では傾動による発生電圧の中央の値の2.5V
を出力し、上方向に傾動させた場合には3Vまでの発生
電圧を出力し、下方向に傾動させた場合には2Vまで出
力する。ここで領域Xで示す2.1Vより大きく2.9
Vより小さい電圧は後述の第1の領域に相当し、領域Y
で示す2.1V以下(で2Vまで)あるいは2.9V以
上(3Vまで)の電圧は後述の第2の領域に相当する。
なお、軸19の傾動角度(領域X+領域Y)は例えば上
方向60度、下方向60度の計120度である。
は2.5Vを出力し、右方向は3V、左方向は2Vを出
力する。なお、軸19の傾動角度は例えば右方向60
度、左下方向60度の計120度である。
制御回路16、17の構成を詳述する。図2に示すよう
に上下駆動制御回路16は加算回路31、比較回路3
2、33、34、35、36、37、積分回路38、リ
レーK0〜K3のスイッチ部39a、40a、41a、
42a及びソレノイド部39b、40b、41b,42
b、ダイオードD0〜D3、減算回路51、絶対値回路
52、関数発生回路53、加算回路54、可変定電圧電
源55、プルアップ抵抗R1、プルダウン抵抗R2、ア
ンド回路58、59、60、61、62、63、オア回
路64、65、オープンコレクタタイプのインバータ6
6、67、68、69からなる。
17は比較回路36′、リレーK2′,K3′のスイッ
チ部41a′、42a′及びソレノイド部41b′,4
2b′、ダイオードD2′,D3′、減算回路51′、
絶対値回路52′、関数発生回路53′、加算回路5
4′、可変定電圧電源55′、アンド回路62′、6
3′、オープンコレクタタイプのインバータ68′、6
9′からなる。
には上下用、左右用可変抵抗70、71が設けられる。
可変抵抗70、71は軸19、20の上下方向への傾動
角度に応じて2〜3Vの電圧を出力する(中立位置では
その中央の2.5V)。
及びアース(電位0)に接続され、可変端から傾動角度
に応じた電圧を出力する。この電圧は加算回路31と、
比較回路32、33にそれぞれ入力される。比較回路3
2、33の基準入力端にはそれぞれ2.9V及び2.1
Vの基準電圧が印加され、可変端からの電圧を基準電圧
と比較し、図4の領域Xか領域Yかを検出する。
圧の時に“H(=5V)”レベル(以下、レベルを省
略)の信号を出力し、2.9Vより小さいの電圧の時に
“L”の信号を出力する。比較回路33は2.1V以下
の電圧の時に“H”の信号を出力し、2.1V以上の時
“L”の信号を出力する。
ド回路60、61を通した後、さらにオア回路64、6
5にそれぞれ入力される。オア回路64、65の出力は
それぞれオープンコレクタのインバータ66、67を通
して、それぞれリレーK0、K1のソレノイド部39
b、40bに印加され、そのスイッチ部39a、40a
をそれぞれON/OFF制御する。
タのインバータであることを図2等で記号*で示してい
る。ソレノイド部39b、40bにはそれぞれダイオー
ドD0,D1が並列に接続され、非通電から通電への切
換時に発生する負極性電圧に対してはONして回路素子
の破壊を防止する。
2はその一端がそれぞれ電源端+V、負の電源端ーVに
接続され、他端はそれぞれスイッチ部39a、40aを
介して共通の積分回路38に入力される。この積分回路
38は後述のように制御され、積分された出力電圧の取
り得る値は−1V〜1Vである。初期値は0Vである。
なお、積分回路38内には積分値の上限値を+1及び下
限値をー1に設定する電圧変換手段とか、入力される電
源端+V或いはーVの電圧を抵抗で分割する手段を有す
る。電源端+V、負の電源端ーVの電圧を+1、ー1V
とした場合には必要ない。積分回路38の出力は加算回
路31に入力されると共に、比較回路37に入力され
る。
電圧が印加され(つまりアースに接続され)、この比較
回路37は0V以上の電圧の時に“L(=0V)”の信
号を出力する。比較回路37の出力はアンド回路58及
び(反転して入力される)アンド回路59を通した後、
オア回路64、65にそれぞれ入力される。
抵抗はその一端が電源端+Vに接続され、他端はリセッ
トスイッチ23を介してアースに接続されると共に、ア
ンド回路58、59の入力端にそれぞれ接続されてい
る。このリセットスイッチ23は、押されない時
“H”、押された時“L”の信号を出力する。
に入力されると共に、比較回路34、35に入力され
る。比較回路34、35の基準入力端にはそれぞれ4V
及び1Vの基準電圧が印加され、加算回路31からの電
圧を基準電圧と比較し、比較回路34は4V以下の電圧
の時に“H”の信号を出力し、4Vより大きい電圧の時
に“L”の信号を出力する。比較回路35は1V以上の
電圧の時に“H”の信号を出力し、1Vより小さい電圧
の時に“L”の信号を出力する。
ド回路60、61を通した後、さらにオア回路64、6
5にそれぞれ入力される。加算回路31からの電圧から
可変抵抗72の電圧を減算する減算回路51の出力は比
較回路36及び絶対値を求める絶対値回路52に入力さ
れる。この比較回路36は2つの基準電圧入力端を有
し、それぞれ0.1V及びー0.1Vの基準電圧が印加
されている。そして、減算回路51から入力される入力
電圧が−0.1V以下の時には第1及び第2の出力端Q
a及びQbから“L”、“H”の信号をそれぞれ出力す
る。
時には第1及び第2の出力端Qa及びQbから“L”、
“L”の信号をそれぞれ出力する。また、入力電圧が
0.1V以上の時には第1及び第2の出力端Qa及びQ
bから“H”、“L”の信号をそれぞれ出力する。
力はアンド回路62、63に入力され、各アンド回路6
2、63の出力はそれぞれインバータ68、69を通し
て、それぞれリレーK2、K3のソレノイド部41b、
42bに印加され、そのスイッチ部41a、42aをそ
れぞれON/OFF制御する。なお、ソレノイド部40
b、42bにはそれぞれダイオードD2,D3が並列に
接続され、非通電から通電への切換時に発生する負極性
電圧に対してはONして回路素子の破壊を防止する。
タ6、7の回転角度に応じた電圧を出力する可変抵抗7
2、73を内蔵する。可変抵抗72は1〜4Vを、73
は2〜3Vをそれぞれ出力する。即ち、上下方向の湾曲
角度が0度の時は中央の電圧値となる2.5Vを、上方
向最大湾曲時(例えば大腸用では上方向180度)は4
Vを、下方向最大湾曲時(例えば大腸用では下方向18
0度)は1Vを出力する。また、左右方向の湾曲角度が
0度の時は中央の電圧値となる2.5Vを、右方向最大
湾曲時(例えば大腸用では右方向160度)は3Vを、
左方向最大湾曲時(例えば大腸用では左方向160度)
は2Vを出力する。
抵抗72の可変端からの出力は減算回路51と、関数発
生回路53に入力される。この関数発生回路53は可変
抵抗72から出力され、関数発生回路53に入力される
電圧V72に応じて、図5(図2に示す上下方向用の場
合)に示す電圧V53を出力する。
回路53の出力は加算回路54により加算された後、可
変定電圧電源55に入力され、この可変定電圧電源55
の出力はリレーK2、K3のスイッチ部41a,42a
を介してモータ6を駆動する。可変定電圧電源55は加
算回路54の出力電圧に応じた電圧を出力する。
端は電源端+V及びアース(電位0)に接続され、可変
端から傾動角度に応じた電圧を出力する。この電圧は図
3に示す減算回路51′に入力される。
73の可変端からの出力は減算回路51′と、関数発生
回路53′に入力される。この関数発生回路53′は可
変抵抗73から出力され、この関数発生回路53′に入
力される電圧V73に応じて、図6(図3に示す上下方
向用の場合)に示す電圧V53′を出力する。
からの電圧からポテンショメータ8側の電圧を減算し、
この減算した出力は図2と同様に比較回路36′及び絶
対値回路52′に入力される。この比較回路36′は2
つの基準電圧入力端を有し、それぞれ0.1V及びー
0.1Vの基準電圧が印加されている。そして、減算回
路51′から入力される入力電圧が−0.1V以下の時
には第1及び第2の出力端A及びBから“L”、“H”
の信号をそれぞれ出力する。
時には第1及び第2の出力端Qa及びQbから“L”、
“L”の信号をそれぞれ出力する。また、入力電圧が
0.1V以上の時には第1及び第2の出力端Qa及びQ
bから“H”、“L”の信号をそれぞれ出力する。
力はアンド回路62′、63′に入力され、各アンド回
路62′、63′の出力はそれぞれインバータ68′、
69′を通して、それぞれリレーK2′、K3′のソレ
ノイド部41b′、42b′に印加され、そのスイッチ
部41a′、42a′をそれぞれON/OFF制御す
る。なお、ソレノイド部41b′、42b′にはそれぞ
れダイオードD2′,D3′が並列に接続され、インバ
ータ68′等の回路素子の破壊を防止する。
生回路53′の出力は、加算回路54′により加算さ
れ、可変定電圧電源55′に入力され、この可変定電圧
電源55′の出力はリレーK2′、K3′のスイッチ部
41a′,42a′を介してモータ7を駆動する。
出力電圧に応じた電圧を出力する。
7、68〜69′は、いわゆるオープンコレクタタイプ
のインバータで、リレーK0,K1,K2〜K3′の各
ソレノイド39b〜42b′の通電制御をする。即ち、
入力端が“H”の時、リレーK0,K1、K2〜K3′
のソレノイド39a〜42a′に通電し、スイッチ部3
9a,40a,41a〜42a′をONせしめ、“L”
時はスイッチ部39a〜42a′をOFFにする。
制御回路16により、加算回路31の出力電圧V31に
可変抵抗72の出力電圧V72が常に略等しくなる様に
制御される。従って、湾曲部4の上下方向の湾曲角度θ
UDは、加算回路31の電圧V31の関数として次式で
表される。
1))×(V31−2.5) である。ただし、上方向の湾曲角は正の値で、下方向の
湾曲角は負の値で示す。従って、ジョイスティック18
の軸19の上下方向の傾動角度1度あたり、上下方向の
湾曲角に換算して約1度である。
0の電圧をV70とすると、2≦V70≦3、V31=
V70+V38なので、2+V38<V31<3+V3
8である。従って、120×(V38−0.5)<θU
D<120×(V38+0.5)である。そして、後述
の様に−1≦V38≦1なので、−180≦θUD≦1
80つまり下方向、上方向共180度まで湾曲可能であ
る。
路17により、可変抵抗71の出力電圧V71に可変抵
抗73の出力電圧73が常に略等しくなる様に制御され
る。従って、湾曲部4の左右方向の湾曲角度θRLは、
可変抵抗71の電圧V71の関数として次式で表され
る。
2))×(V71−2.5) ただし、右方向の湾曲角は正の値で、左方向は負の値で
示す。従って、ジョイスティック18の軸20の左右方
向の傾動角度1度あたり、左右方向の湾曲角に換算して
約2.67度である。なお、2≦V71≦3なので−1
60<θRL<160である。つまり左方向、右方向共
160度まで湾曲可能である。
(電源を入れてジョイスティック18を一度も操作しな
い状態)では、リセットスイッチ23がOFF、可変抵
抗70、71、72、73が共に2.5Vの出力であ
る。
説明する。まず、上下方向について説明する。 a)ジョイスティック18の指当て部21、22をたと
えば左手の親指、人差し指で押さえ、(この時、親指で
リセットスイッチ23を同時に押さえる)軸19、20
を上下(左右)の所望の方向、角度に傾動する。リセッ
トスイッチ23がONとなるので、アンド回路58、5
9はともに常に“L”となる。
く、2.9Vより小さい時、即ち図4の領域Xでは、
(積分回路38の出力が0Vなので加算回路31の出力
は可変抵抗70の出力と同じ値である)比較回路32〜
35の出力は“L”、“L”、“H”、“H”,であ
る。従って、インバータ66、、67の入力がともに
“L”となり、スイッチ部39a、40aともOFFで
ある。よって積分回路38の出力は0Vのままである。
の出力は減算され、比較回路36により比較される。−
0.1Vよりも大きく0.1Vより小さい時はインバー
タ68、69の入力がともに“L”となり、しかしてス
イッチ部41a、42aがともにOFFで、モータ6に
電力は供給されない。従ってモータ6は回転しないた
め、湾曲部4は湾曲しない。
即ち“加算回路31の出力一可変抵抗72の出力”が
“0.1V”以上の時はインバータ68、69の入力は
“H”“L”となる。従ってスイッチ部41a、42a
がそれぞれON、OFFとなり、モータ6には上方向に
湾曲する様に、かつ後述の可変定電圧電源55の電圧値
に応じた速度、トルクで回転する。
即ち“加算回路31の出力一可変抵抗72の出力”が
“−0.1V”以下の時はインバータ68、69の入力
は“L”“H”となる。従ってスイッチ部41a、42
aがそれぞれOFF、ONとなり、モータ6には下方向
に湾曲する様に、かつ後述の可変定電圧電源55の電圧
値に応じた速度、トルクで回転する。
積分回路38の出力が0Vのため)可変抵抗70の値と
可変抵抗72の値が常に一致する様にモータ6は回転す
る。換言すれば、ジョイスティック18の軸19の上下
方向の傾動角度と湾曲部4の上下方向の湾曲角度が常に
一致する様に制御される。
加算回路31の出力値と可変抵抗70の出力値が一致す
る。即ち、ジョイスティック18の軸19の上下方向が
中立状態の時(可変抵抗70の出力値2.5V)は湾曲
部4の湾曲角度は上下方向0度である。従って、2.1
<V31=V70<2.9は−48<θUD<48であ
る。ここまでは領域X内での作用であり、この領域X内
では微調整を容易に行うことができる。
ク18の軸19を上方向に一杯傾け、領域Yに示す2.
9V以上の可変抵抗70の出力にする状態にまで傾動さ
せた場合の作用を説明する。
積分回路38の出力は現在“0V”なので、比較回路3
2〜35の出力は“H”、“L”、“H”、“H”とな
る。従ってスイッチ部39a、40aはON、OFFと
なる。
回路38の出力は0Vからだんだん1Vに近づきやがて
1Vとなる。すると加算回路31の出力は3+1=4V
となり4Vを指示する。この時、比較回路32〜35は
“H”、“L”、“H”、“H”となり、スイッチ部3
9a、40aはON、OFFとなる。
72の出力が減算され、可変抵抗72の出力が4Vとな
るまでスイッチ部41a、42aはON、OFFとな
り、モータ6は湾曲部4を上方向に湾曲させるように回
転する。加算回路31の出力が4Vを越えると比較回路
32〜35の出力は“H”、“L”、“L”、“H”と
なり、スイッチ部39a、40aは共にOFFとなる。
従って積分回路38は1Vを越えることは無い。ここで
V31=4Vの時はθUD=180である。従って、領
域Xから領域Y側に傾動すると、速やかに大きく湾曲さ
せることができる。
を下方向に戻すと、可変抵抗70は2Vに近づいてい
く。2.1Vよりも大きい時は積分回路38の出力がま
だ1Vのため加算回路31の出力は3.1Vより大き
い。従って、比較回路32〜35は“L”、“L”、
“H”、“H”の出力となる。従ってスイッチ部39
a、40aはON、OFFとなり、積分回路は1Vのま
まである。
の出力が減算され、可変抵抗72の出力が加算回路31
の出力と一致するまでスイッチ部41a、42aはOF
F、ONとなり、モータ6は湾曲部4を下方向に湾曲さ
せるように回転する。
は、ジョイスティック18の軸19が中立状態の時(可
変抵抗70の出力値;V70=2.5)は加算回路31
の出力値は3.5Vであり、湾曲部4の湾曲角度は上方
向120度である。このため、2.1<V70<2.9
では3.1<V31<3.9に相当し、72<θUD<
168である。
に遷移する過程では大きな湾曲角度に速やかに設定で
き、逆にこの過程では大きな湾曲角度での微調整はしに
くいが、c)のように領域Xに戻すような操作を行う
と、この場合には領域Xは大きな角度側での傾動領域に
設定されていることになるので、微調整が容易にできる
ことになる。
を下方向に戻すと可変抵抗70は2.1V以下となる。
すると、比較回路32〜35は“L”、“H”、
“H”、“H”となり、スイッチ部39a、40aはO
FF、ONとなる。従って積分回路38はだんだん−1
Vに近づいていく。ここで例えば、積分回路38の出力
が0Vの時に可変抵抗70の出力を2.1Vより大きく
なる様にジョイスティック18の軸19を戻すと、前述
のように2.1<V31=V70<2.9は−48<θ
UD<48である。
を下方向に戻すと可変抵抗70は2.1V以下となる。
すると、比較回路32〜35は“L”、“H”、
“H”、“H”となり、スイッチ部39a、40aはO
FF、ONとなる。従って積分回路38はだんだん−1
Vに近づいていく。−1Vとなると(可変抵抗70の出
力が2Vとすると)加算回路31は1Vとなる。しかし
て、湾曲部4は−180度即ち下方向180度に湾曲す
る。
の時に、ジョイスティック18の軸19を中立状態にす
ると、この時(可変抵抗70の出力値;V70=2.
5)は加算回路31の出力値が1.5Vであり、湾曲部
4の湾曲角度は下方向120度である。従って、2.1
<V70<2.9は1.1<V31<1.9に相当し、
−168<θUD<72である。
を上方向に傾動し、可変抵抗70の出力が2.9V以上
になると、比較回路32〜35は“H”、“L”、
“H”、“H”となり、スイッチ39、40がON、O
FFとなり、積分回路38の出力が−1Vからだんだん
プラス方向に近づく。従って加算回路31の出力も2V
から増加し、これに追従するように湾曲部4も上方向に
湾曲する。
曲させ、観察、処置等を行う。そして、湾曲部4をスト
レートに戻したい時には、ジョイスティック18の指当
て部21、22から指を離す。すると、リセットスイッ
チ23がOFFとなると共に、軸19、20が付勢力に
より中立位置に自動的に復帰する。従って、可変抵抗7
0の電圧V70=2.5Vとなる。
は、スイッチ部39a、40aがON、OFFとなり、
最終的にV38=0となる。また、積分回路38の電圧
V38>0の時は、スイッチ部39a、40aがOF
F、ONとなり、最終的にV38=0となる。即ち、加
算回路電圧V31=2.5となり、湾曲部4は上下方向
に0度となる。
73=2.5となり、湾曲部4は左右方向も0度とな
る。しかして湾曲部4はストレートとなる。
て図5にもとづき説明する。減算回路51の電圧V51
は、V51=V31−V72である。ジョイスティック
18の軸19を素早く傾動させると、湾曲部4の湾曲応
答時間により、一瞬V31とV72の差が大きくなる。
即ち絶対値回路52の出力電圧は大きくなる。
早くすればするほど、可変定電圧電源55の入力電圧は
大きくなり、従って、モータ6に加わる電圧が大きくな
る。即ち、モータ6の回転速度、トルクが大きくなる。
よって、素早く、大きく軸19を傾動させた場合でも湾
曲部4が素早く湾曲し、非常にレスポンスが良い。
ータ8の可変抵抗72の出力電圧V72に応じて図5に
示す出力電圧を発生する。即ち、湾曲部4の湾曲角度が
上方向或いは下方向に大きくなればなるほど、関数発生
回路53は大きな電圧を発生し、可変定電圧電源55の
入力も大きくなり、従ってモータ6の回転速度、トルク
が大きくなる。但し、湾曲角度が大きくなると、モータ
6に加わる負荷が大きくなるので実際には、ほぼ同じス
ピードでモータ6は回転する。
下方向と異なる部分だけ説明する。上下方向ではジョイ
スティック18の可変抵抗70の電圧と積分回路38の
電圧を加算した加算回路31の電圧とポテンショメータ
8の可変抵抗72の電圧と比較しており、加算回路3
1、可変抵抗72の出力電圧は共に1〜4Vであるのに
対し、左右方向はジョイスティック18の可変抵抗71
の電圧とポテンショメータ9の可変抵抗73の電圧と直
接比較しており、その取り得る電圧も2〜3Vである。
また、関数発生回路53′は、図6に示す電圧を出力を
する。
20の左右方向の傾動角度に応じて、ポテンショメータ
9の可変抵抗73の電圧が、ジョイスティック18の可
変抵抗71の電圧に一致する様に湾曲部4が湾曲する。
なお、関数発生回路53、53′の出力は、湾曲角度が
増加する方向だけ発生る様にしても良い。また、湾曲角
度が増加する方向の増幅率を、減少する方向の増幅率よ
り大きくしても良い。
可変抵抗70、71、72、73の出力電圧値、積分回
路38の取り得る電圧値、関数発生回路53、53aの
電圧特性は任意に変更可能である。上記ワイヤ12、1
3及び図示しないワイヤ挿通用の案内コイルの少なくと
も一方を微振動させる手段を設け、摩擦力を低減するよ
うにしても良い。或いはモータ6、7の正転、逆転を細
かく行う等してワイヤ12、13を軸方向に微振動させ
る手段を設け、摩擦力を低減するようにしても良い。
を、小さくする方向の電圧より大きくしても良い。ま
た、湾曲角を大きくする方向のモータ駆動時間を、小さ
くする方向の時間よりも長くしても良い。このようにし
て湾曲操作時の湾曲駆動動作の違和感を軽減しても良
い。
ョイスティック18の上下方向の傾動操作に対して、傾
動角度が領域Xと領域Yとのいずれであるかを検出し、
かつ一方から他方の領域への遷移に応じて、湾曲制御の
内容を変更或いは切換えるするようにして、ジョイステ
ィック18の傾動操作領域に対応する湾曲指示の湾曲指
示領域を切り換えるような制御を行っているので、ジョ
イスティック18の傾動操作の領域よりもはるかに広い
湾曲制御を可能とすると共に、各湾曲指示領域に対して
広い傾動操作領域を対応させることができるので、微調
整の作業が容易にできる。
ることができ、微調整機能(微調整性とも記す)を向上
できる。又、左右方向は上下方向より応答性が良い。
せ、応答性が要求される際には左右方向の湾曲操作を多
用し、微調整性が要求される際には上下方向の湾曲操作
を多用することにより、応答性、微調整性ともに優れた
電動湾曲内視鏡装置を実現できる。上下方向と左右方向
で、異なる制御をしたことにより、相反する特性を装置
トータル的には可能にしている。
圧を図5、6の様に変化させた。この制御をしないと例
えば湾曲角度が大きくなるとモータ6、7にかかる負荷
も大きくなるためにジョイスティック18の可変抵抗7
0、71の電圧とポテンショメータ8、9の可変抵抗7
2、73の電圧が一致する前にモータ6、7がストップ
してしまい、実際の湾曲角度が小さくなりがちだった
が、本実施例の制御により湾曲角度によらず、ジョイス
ティック18による湾曲指示値と、実際の湾曲角度が精
度良く一致するようにできる。
イスティック18の軸19の傾動角度に対する湾曲部4
の湾曲角度の割合が小さくできたので非常に微調整しや
すい。具体的には、ジョイスティック18の上下方向の
傾動角度120度で、湾曲角度120度分を制御し、し
かも湾曲角度を上下方向併せて360度制御可能とした
ため、非常に微調整しやすい。一方、左右方向では、ジ
ョイスティック18の傾動角度120度で湾曲角度32
0度制御できるので、レスポンスが非常に良い。
ットスイッチ23を設けたので、ジョイスティック18
から指を離すだけで簡単に湾曲部4をストレートに戻す
ことができる。このリセットスイッチ23を設けない
と、湾曲部4をストレートに戻す時にジョイスティック
18を逆側に一杯倒して、積分回路38の出力が0にな
るまでジョイスティック18を操作していなければなら
なかった。
スティック18の指当て部21、22を複数設けたので
レバー(軸19、20)の微調整が非常にしやすいとい
う効果もある。このように複数の指当て部21、22に
したことに対する背景等を以下に説明する。
公報)の図4、5に示すように、ジョイスティック、ジ
ョイパッドとも指当て部が1箇所しかなかった。したが
って、親指一本だけで操作していたので、微調整がやり
にくいとか、親指が不意に外れたりして操作性を向上す
ることが困難であった。
ることを目的として、上記のようにジョイスティック1
8に複数の指当て部21、22を設けてこの目的を達成
するようにしている。本実施例におけるジョイスティッ
ク18は後述する図9のように操作部91から互いに反
対方向に連動して傾動自在の軸19、20が突出し、各
端部に指当て部21、22が形成されている。
3が設けてある指当て部21に当て、親指以外の例えば
中指を他方の指当て部22に当て、それぞれ軸19、2
0を保持する。そして、湾曲操作を行う場合には片方の
指だけで操作し、微調整時等、必要に応じて両指で操作
する。
し、微調整時には両指で操作する。このように両指で操
作する場合には、一方の指で傾動し過ぎないように傾動
操作に対して傾動を抑制するよう保持し、他方の指で微
小量ずつ傾動する操作を円滑に行うことが容易になる。
また、親指が不意に外れたりしても、他方の指で保持し
ているので、外れたために大きく傾動させてしまう等の
ことも防止できる等操作性を向上できる。
操作が行えないと、細かく傾動しようとしても大きく傾
動させてしまう等、傾動操作に対して傾動を抑制して少
しづつ行わせるようなことがしにくい。つまり、微調整
がしにくい。
で、異なる湾曲駆動制御(方式)を採用したことによ
り、相反する特性を装置トータル的には可能にしている
点に関連する背景等を以下に説明する。
る際微調整性と、遠景での湾曲レスポンスが要求され
る。一般的に内視鏡の湾曲角度が大きくなるほど湾曲モ
ータにかかる負荷が大きくなる。
公報)では上下方向と左右方向の湾曲制御方式が同一で
あった。従って、たとえば微調整性を重視した設定にす
ると応答性が悪くなり、応答性を重視した設定にすると
微調整性が悪くなってしまう。
場合で同一の電力をモータにかけると、負荷の大きい方
向即ち湾曲角を大きくする方向の湾曲応答性が悪くな
り、逆に負荷の小さい方向即ち湾曲角を小さくする方向
の湾曲微調整性が悪くなる。
が容易でしかも湾曲応答性が良好な電動湾曲内視鏡装置
を提供することを目的とし、上記のように上下方向と左
右方向で、異なる湾曲駆動制御(方式)を採用してこの
目的を達成している。
説明する。この第2実施例の全体構成は図1と同様であ
るが、第1実施例のジョイスティック18の代わりに図
7に示すジョイスティック118を使用する。また、図
1における上下及び左右駆動制御回路16、17をCP
Uによりソフトウェア的に構成している。従って、第1
実施例と異なる部分のみ説明する。
による機能を説明する。簡単の為に上下方向のみ説明す
る。左右方向は同様のため説明を略す。ジョイスティッ
ク118は上下(及び左右)方向とも中立位置では2.
5Vを出力する。また、ジョイスティック118の傾動
範囲に対するその出力電圧は1.5V〜3.5Vであ
る。なお、2V〜3Vの領域Xとそれ以外の領域Yを有
する。ジョイスティック18の出力電圧は、上下及び左
右駆動制御回路16、17に入力される。
16、17の制御が異なる。以下に上下及び左右駆動制
御回路16、17の作用を説明する。なお、上下方向と
左右方向の作用は同じため、上下方向のみ図8に示すフ
ローチャートに従い説明する。
ソフトウェア的に行ったものである。第1実施例の積分
回路38の出力V38をシフト量Aで示す。このシフト
量Aは−1≦A≦1を取り得る。まず、ステップS1の
初期設定でシフト量Aを0に設定する。
の出力電圧をA/Dコンバータを介してCPUは読み込
み、例えばRAMのジョイスティック18の上下方向電
圧記憶領域(以下ではJSUDと略記する)に記憶す
る。なお、JSUDの取り得る値は1.5V〜3.5V
である。
タ8の出力電圧をA/Dコンバータを介してCPUは読
み込み、例えばRAMのポテンショメータ8の電圧記憶
領域(以下ではPMUDと略記する)に記憶する。図8
ではポテンショメータ8をPMと略記している。PMU
Dの取り得る値は、1V〜4Vである。
の電圧領域?の判断を行う。つまり、CPUはJSUD
の電圧値が1.5≦JSUD<1.8、1.8≦JSU
D<2、2≦JSUD≦3、3<JSUD≦3.2、
3.2<JSUD≦3.5のいずれの電圧領域にあるか
を比較する。
UD<1.8の場合には、ステップS5に示すようにシ
フト量Aから0.2を引いた値をシフト量Aとし、ステ
ップS9に移る。また、CPUはJSUDの電圧値が
1.8≦JSUD<2の場合には、ステップS6に示す
ようにシフト量Aから0.1を引いた値をシフト量Aと
し、ステップS9でJSUDの値を2にする。また、C
PUはJSUDの電圧値が2≦JSUD≦3の場合に
は、そのままステップS11に移る。
SUD≦3.2の場合には、ステップS7に示すように
シフト量Aに0.1を加算した値をシフト量Aとし、ス
テップS10に移る。また、CPUはJSUDの電圧値
が3.2<JSUD≦3.5の場合には、ステップS8
に示すようにシフト量Aに0.2を加算した値をシフト
量Aとし、ステップS10でJSUDの値を3にする。
なお、このような処理により、ステップS11に移る前
にJSUDの取り得る値は2V〜3Vに設定されること
になる。
どの電圧領域?の判断を行う。つまり、CPUはシフト
量Aの電圧値がA<ー1、ー1≦A≦1、1<Aのいず
れの電圧領域にあるかの判断を行う。
ー1の場合にはステップS12に示すようにシフト量A
をー1に設定する。また、ー1≦A≦1の場合にはステ
ップS14に移る。また、1<Aの場合にはステップS
13に示すようにシフト量Aを1に設定する。
フト量Aを加算した値を新たにJUDとして定義する。
この値JUDは、第1実施例の加算回路31の出力値V
31に相当し、この値JUDの取り得る値は1V〜4V
である。
UDとの大小関係を判断する。つまり、CPUはPMU
D>JUD、PMUD=JUD、PMUD<JUDのい
ずれであるかを判断する。
ップS16に示すように|JUD−PMUD|の大きさ
に応じたスピードでDOWN方向に湾曲させる。また、
JUD=PMUDの場合にはステップS17に示すよう
に湾曲をストップさせる。また、PMUD<JUDの場
合にはステップS18に示すように|JUD−PMUD
|の大きさに応じたスピードでUP方向に湾曲させる。
そして、ステップS16〜18の処理後にステップS2
に戻る。
ティック118を傾動することにより、JSUDの値が
変化し、シフト量Aを加えた変数JUDと一致する様に
モータ6を回転させる。従って、ジョイスティック11
8の傾動に湾曲部4が追従して湾曲する。
20×(JUD−2.5)に従って湾曲する。即ち、第
1実施例の上下方向と同様に、ジョイスティック118
の傾動角度1度あたり湾曲部4の湾曲角度1度に相当す
る。
UDはどの電圧領域?の判断では、領域Yが2段階で評
価される。即ち、シフト量Aを0.1づつ変化するか、
0.2づつ変化させるかが判断される。なお、ジョイス
ティックの中立復帰はあっても無くても良い。
フト量Aの値を0.1づつ変化させるか、0.2づつ変
化させるかの、切換がジョイスティック118の傾動角
度によって切換られるので操作性が良い。その他に、第
1実施例の上下方向の制御に対する効果と殆ど同様の効
果を有する。
説明する。この実施例の全体構成は図1に示すものと同
様である。但し、図1のジョイスティック18の代わり
に図9に示すジョイスティック218が採用されてい
る。このジョイスティック218は第1実施例のジョイ
スティック18と同様に操作部91から2つの軸21
9、220がジョイスティック本体の上下に一体的に突
設され、各端部に指当て部221、222が設けられて
いる。
18による最大傾動角度付近を検出できるように例えば
上及び下方向の最大の傾動角度付近には感圧素子、より
具体的には感圧抵抗素子としての感圧ゴム201、20
2がそれぞれ配置され、従って軸219を上又は下方向
に最大の傾動角度付近まで傾動した場合には感圧ゴム2
01又は202を押圧し、押圧された感圧ゴム201又
は202が押圧により抵抗値等が変化して軸219のそ
の角度までの傾動を検出できるようにしている。
傾動角度を検出する感圧ゴム201、202のみを示
し、図示していないがその他に軸220に対しても同様
に設けてあるし、左右方向の最大の傾動角度を検出する
感圧素子の設けてある。
Xが検出されるが、3V付近の領域Yuと、2V付近の
領域Ydではそれぞれ感圧ゴム201、202で検出さ
れた出力が、領域Xとその両側の境界領域Yu,Ydの
判断に利用される。
6、17は第2実施例と同様にソフトウェア的に構成し
ている。図10を参照してこの実施例の湾曲駆動の制御
内容を説明する。左右方向は上下方向と同様であるの
で、上下方向のみに対して説明する。
1〜3と同様である。なお、JSUDの取り得る値は2
V〜3Vである。また、PMUDは1〜4Vである。
の判断する。つまり、CPUは感圧ゴム201、202
の出力Yu′,Yd′を取り込み、出力Yu′,Yd′
の電圧からどの領域にあるかを判断する。
u′=0の場合にはステップS25に示すようにステッ
プS5と同様の処理を行い、ステップS29に移る。ま
た、判断結果が0.5≧Yd′>0.2&Yu′=0の
場合にはステップS26に示すようにステップS6と同
様の処理を行い、ステップS29に移る。また、Yd′
≦0.2&Yu′≦0.2の場合にはステップS29に
移る。また、0.5≧Yu′>0.2&Yd′=0の場
合にはステップS27に示すようにステップS7と同様
の処理を行い、ステップS29に移る。また、Yu′>
0.5&Yd′=0の場合にはステップS28に示すよ
うにステップS8と同様の処理を行い、ステップS29
に移る。
シフト量Aはどの電圧領域?の判断処理を行し、その判
断結果に応じてA<ー1の場合にはステップS30、ー
1≦≦1の場合にはステップS32、1<Aの場合には
ステップS31に移る。ステップS30,31は図8の
ステップS12,13と同じ処理である。
にJSUDにシフト量Aを加算した値をJUDと設定す
る。 第2実施例と同様にJUDの取り得る値は1〜4
Vとなる。次のステップS33でステップS15と同じ
判断を行う。
ップS34に示すように|JUD−PMUD|の大きさ
に応じたスピードでDOWN方向に湾曲させ、ステップ
S22に戻る。また、JUD=PMUDの場合にはステ
ップS22に戻る。
プS35に示すように|JUD−PMUD|の大きさに
応じたスピードでUP方向に湾曲させ、ステップS22
に戻る。
ティック218の軸219、220を傾動することによ
り、JSUDの値が変化し、シフト量Aを加えた値JU
Dと一致する様にモータ6を回転し、従って、ジョイス
ティック218の傾動に湾曲部4が追従して湾曲する。
そして湾曲部4の上下方向湾曲角度;θUD=120×
(JUD−2.5)に従って湾曲する。
価される。即ち、シフト量Aを0.1づつ変化するか、
0.2ずつ変化させるかが判断される。但し、その判断
は感圧素子である感圧ゴム201、202の出力により
なされる。上方向用感圧ゴム201、あるいは下方向用
感圧ゴム202の出力が0.2Vより大きいかどうかに
より判断される。
化により詳しくは傾動角により出力変化する傾動検出素
子と、押圧力により出力変化する感圧素子を組み合わせ
た湾曲スイッチ部を設けたことにより、湾曲シフト時の
感触が非シフト時の感触と異なるため、操作感が良い。
て、湾曲スイッチ部としてのジョイスティック218の
代わりに図11に示すようなジョイスティック318を
採用しても良い。ジョイスティック318は軸319
と、トラックボール322と、指当て部331と軸31
9に粘着された歪ゲージ301、302からなる。
て部を構成するように操作部91から軸319の反対方
向に露出する。また、感圧ゴムの代わりに歪ゲージ30
1、302が上下、左右方向検出用に2個設けられてお
り(図11では左右方向検出用のものは図示略)、図9
と同様に領域Yu,Ydの検出に採用される。
図12を参照して説明する。図12に示すように湾曲ス
イッチ部418は指当て部421が上下方向の湾曲を指
示するリング部材421aと、左右方向の湾曲/停止の
指示するON/OFFスイッチ部421bからなる。上
下方向を矢印の様に回動すると、リング部材421aの
中心に同軸的で接続された図示しない可変抵抗の抵抗値
が変化し、その抵抗値は上下駆動制御回路416に入力
する。この上下駆動制御回路416は上下駆動制御回路
16と同様で、それ以降は第1実施例と同様である。
えると、そのON/OFF信号は左右駆動制御回路41
7に入力される。この左右駆動制御回路417は、ON
/OFFスイッチ部421bの右側を押圧して右方向湾
曲を指示するON信号が入力されると左右用湾曲モータ
7を右方向に湾曲せしめ、左方向湾曲を指示するON信
号が入力すると左右用湾曲モータ7を左方向に湾曲せし
める。押圧をやめてOFFにすると湾曲停止の指示とな
り、左右用湾曲モータ7は停止する。上下方向はストロ
ークの大きいいわゆるジョイスティックのように、左右
方向はいわゆるジョイパッドの様に動作する。
くは傾動角により出力変化する素子と、ON/OFF信
号を出力するスイッチ部を組み合わせた湾曲スイッチ部
を用いたことにより、1つのスイッチ部により、異なる
特性を有する。したがって、上下方向の左右方向に適し
た特性のスイッチ部を提供できる。
例の変形例を示す。図13に示すように湾曲スイッチ部
518は指当て部521が上下方向の湾曲を指示するリ
ング部材521aと、軸519に貼着された歪ゲージ5
01からなる。
を介してポテンショメータ70が回転する。この信号は
図1の上下駆動制御回路16に入力される。
17に入力する。この左右駆動制御回路17は、歪ゲー
ジ501の出力に応じて左右方向の湾曲モータ7の回転
を制御する。
ョイスティックのように動作する。また、左右方向はス
トロークが小さくて済み、しかも軸519の左右方向に
加える力の大きさに応じて湾曲角を制御できる。歪ゲー
ジ501は軸519の周方向に設けても良い。
くは傾動角により出力変化する素子と、加える力の大き
さに応じた信号を出力するスイッチ部を組み合わせた湾
曲スイッチ部を用いたことにより、1つのスイッチ部に
より、異なる特性を有する。したがって、上下方向と左
右方向に適した特性のスイッチ部を提供できる。
例における内視鏡601の操作部602付近を示す。操
作部602に設けた湾曲スイッチ部、より具体的にはジ
ョイスティック618は本体603と、この本体603
から突設された軸619を有し、この軸619の頂部に
は指当て部621が設けてある。また、このジョイステ
ィック618は矢印で示すように本体603の回りで回
動可能な構造にしている。
ーA線断面を示す図15のように例えば円筒形状の筒部
604を有し、介装したOリング605により水密を保
つ状態で回動可能な構造にしている。
手で把持した場合における親指の軸方向Oはそれぞれ異
なるので、本体603を回動可能にして術者が最も操作
し易い角度位置に設定して湾曲の操作を行えるようにし
ている。
に垂直な方向は親指の可動範囲が広く、操作がし易い。
このため、術者は手で把持した場合の親指の軸方向Oに
垂直となる方向が、例えば上下の湾曲指示方向となるよ
うに設定すれば、一般に頻繁に操作される上下方向の湾
曲指示を行うことが容易となる。
が高い場合とか、特に左右方向で微調整したい場合に対
しても図14の状態からほぼ90度回転した状態に設定
すれば、左右方向の湾曲が容易になり、また微調整の操
作も容易となる。このように術者の操作い易い状態に設
定することができる。
うに湾曲制御を行うようにしても良いし、指当て部62
1に図示しないリセットスイッチを設けて、第1実施例
のように湾曲制御を行うようにしても良い。また、他の
実施例のように湾曲制御を行うようにしても良い。
うな構成の電動湾曲内視鏡装置700にしても良い。こ
の装置700は内視鏡701と、この内視鏡701のユ
ニバーサルコード724の末端に設けた湾曲駆動制御装
置としてのモータボックス726とを有する。
イヤ712a,712bには操作部791内でスライド
型ポテンショメータ708a,708bの可動部がそれ
ぞれ取り付けられ、湾曲の際のワイヤ712a,712
bの移動と共に、可動部が移動して、ポテンショメータ
708a,708bの可変端の抵抗値が変化し、従って
出力電圧が変化するようにしている。
791からさらにユニバーサルコード724内を挿通さ
れ、その後端はモータボックス726内のプーリ710
に取り付けられ、このプーリ710はモータ706の回
転軸に取り付けられており、モータ706の回転と共に
回転する。また、このモータ706の回転方向がモータ
回転方向検出部731により検出され、この検出した信
号はスライド型ポテンショメータ708a,708bの
検出信号が入力されるポテンショメータ切換部(図16
ではPM切換部と記す)732に切換を行う切換制御信
号として入力される。
たスライド型ポテンショメータ708a又は708bの
出力は湾曲角検出部733に入力される。この湾曲角検
出部733の出力信号は湾曲スイッチ部としてのジョイ
スティック718の出力信号と共に、駆動制御回路71
6に入力される。この駆動制御回路716は例えば第2
実施例のようにCPUを用いて構成される。ジョイステ
ィック718にリセットスイッチを設けて第1実施例を
適用しても良い。
ク側とポテンショメータ側との出力信号に応じてモータ
706の回転駆動を制御する。なお、図16では簡単化
のため、左右湾曲用のワイヤ及びその駆動制御手段を示
していないが、上下湾曲用と同様の構成にすることがで
きし、異なる駆動制御を行うようにしても良い。
1の出力、つまりモータ706の回転方向の検出出力は
引っ張られる側のワイヤ712a(又は712b)に取
り付けられているポテンショメータ708a又は708
bを選択するようにポテンショメータ切換部732に切
換制御信号を出力する。
モータボックス726側に引かれている場合には,ポテ
ンショメータ708aの出力を選択して、この出力を湾
曲角検出部733に入力して湾曲角の検出を行い、逆に
下湾曲用ワイヤ712bがモータボックス726側に引
かれている場合には,ポテンショメータ708bの出力
を選択して、この出力を湾曲角検出部733に入力して
湾曲角の検出を行うようにする。
708bの出力信号により湾曲角検出部733は湾曲角
の検出を行い、検出した湾曲角に対応する電圧値を湾曲
駆動回路716に出力し、湾曲駆動回路716はジョイ
スティック718の傾動操作で指示された湾曲指示電圧
に一致するようにモータ716を回転駆動する。
は伸びている側のワイヤ712a(又は712b)で湾
曲角の検出を行うので、湾曲角の検出の精度を向上でき
る効果がある。
記載の電動湾曲内視鏡装置。 3.上記第1の領域の指示する湾曲部の湾曲角度は、湾
曲部のストレートを中心とする場合を含む請求項1記載
の電動湾曲内視鏡装置。 4.上記第1の領域を湾曲部のストレートを中心とする
ようにリセットスイッチ部を有する請求項1記載の電動
湾曲内視鏡装置。 5.上記第2の領域において、湾曲角度を変更する速度
は可変である請求項1記載の電動湾曲内視鏡装置。
変更する速度は複数段である請求項1記載の電動湾曲内
視鏡装置。 7.上記第2の領域により変更された第1の領域の指示
する湾曲角度は、上記最大湾曲角度を含む請求項1記載
の電動湾曲内視鏡装置。 8.上記第2の領域により変更された第1の領域の指示
する湾曲角度の範囲は、連続的に移動する請求項1記載
の電動湾曲内視鏡装置。 9.上記ジョイスティックは上下左右及びその合成方向
の指示が可能である請求項1記載の電動湾曲内視鏡装
置。
度、左右各160度である請求項1記載の電動湾曲内視
鏡装置。 11.第1の領域の指示する湾曲角度の範囲は上下左右
各60度である請求項1記載の電動湾曲内視鏡装置。 12.第1の領域はジョイスティクで構成された第1の
スイッチ部で指示され、第2の領域は上記第1のスイッ
チ部以外の第2のスイッチ部により制御される請求項1
記載の電動湾曲内視鏡装置。 13.上記第2のスイッチ部は感圧抵抗素子である付記
12記載の電動湾曲内視鏡装置。
スイッチ部に取り付けられた歪ゲージである付記12記
載の電動湾曲内視鏡装置。 15.指当て部を複数有する湾曲スイッチ部を設けた電
動湾曲内視鏡装置。 16.湾曲スイッチ部はジョイスティックである付記1
5記載の電動湾曲内視鏡装置。 17.湾曲スイッチ部はジョイパッドである付記15記
載の電動湾曲内視鏡装置。
れぞれ異なる電動湾曲内視鏡装置。 19.上記異なる湾曲方向は上下方向と左右方向である
付記18記載の電動湾曲内視鏡装置。 20.上記異なる駆動方式は、上下方向、左右方向のう
ちどちらか一方が他方より湾曲応答性が良く設定されて
いる付記18記載の電動湾曲内視鏡装置。 21.上記異なる駆動方式は、上下方式、左右方式のう
ちどちらか一方が他方より湾曲の微調整性が良く設定さ
れている付記18記載の電動湾曲内視鏡装置。
きくする方向と湾曲角を小さくする方向である付記18
記載の電動湾曲内視鏡装置。 23.上記異なる駆動方式は、湾曲角を大きくする方向
の駆動電圧を湾曲角を小さくする方向の駆動電圧より大
きくする様に制御する付記18記載の電動湾曲内視鏡装
置。 なお、上記付記の従属関係は好適な一例に過ぎず、あら
ゆる組み合わせが可能である。
ョイスティックが第1の領域から第2の領域に操作さ
れ、更に第1の領域に戻す操作がなされたときに、第1
の領域において指示可能な湾曲部の湾曲角度を、第2の
領域への操作前に設定された第1の領域における指示可
能な湾曲角度とは異なる湾曲角度に変更するよう制御さ
れるので、第2の領域を用いた簡単な操作により第1の
領域において大きな湾曲角度の指示が可能になると共
に、湾曲の微調整も容易に行うことができる。
体の構成図。
圧を示す説明図。
電圧の特性を示す特性図。
電圧の特性を示す特性図。
の上下方向の傾動角と発生電圧を示す説明図。
を示すフローチャート図。
の上下方向の傾動角と発生電圧を示す説明図。
制御の内容を示すフローチャート図。
クの上下方向の傾動角と発生電圧を示す説明図。
の概略を示す斜視図。
の概略を示す斜視図。
す説明図。
全体の構成図。
Claims (4)
- 【請求項1】 内視鏡の湾曲部の湾曲角を指示するジョ
イスティックと、前記ジョイスティックの指示に応じて
前記湾曲部の湾曲角を制御する制御手段とを有する電動
湾曲内視鏡装置において、 前記ジョイスティックは、前記湾曲部の最大湾曲角度よ
り少ない湾曲角度を指示する第1の領域と、前記第1の
領域以外に設けられた第2の領域とに操作可能になさ
れ、 前記制御手段は、前記ジョイスティックが前記第1の領
域から前記第2の領域に操作され、更に前記第1の領域
に戻す操作がなされたときに、前記第1の領域において
指示可能な前記湾曲部の湾曲角度を、前記第2の領域へ
の操作前に設定された前記第1の領域における指示可能
な湾曲角度とは異なる湾曲角度に変更するよう制御する
ことを特徴とする電動湾曲内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記第2の領域は、前記湾曲部の最大湾
曲角度を少なくとも指示する領域に設定され、 前記制御手段は、前記ジョイスティックにより第2の領
域から前記第1の領域に戻す操作がなされたときに、前
記第1の領域において指示可能な前記湾曲部の湾曲角度
を、前記第2の領域への操作前に設定された前記第1の
領域における指示可能な湾曲角度より最大湾曲角度側に
変更するよう制御することを特徴とする請求項1に記載
の電動湾曲内視鏡装置。 - 【請求項3】 前記ジョイスティックが前記第2の領域
に操作されたことを検出する検出手段を備え、前記検出
手段は感圧抵抗素子からなることを特徴とする請求項1
または2に記載の電動湾曲内視鏡装置。 - 【請求項4】 前記ジョイスティックが前記第2の領域
に操作されたことを検出する検出手段を備え、前記検出
手段は前記ジョイスティックの操作軸に設けられた歪ゲ
ージからなることを特徴とする請求項1または2に記載
の電動湾曲内視鏡装置。
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0910172A JPH0910172A (ja) | 1997-01-14 |
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ID=15831347
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JP16643495A Expired - Fee Related JP3397940B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電動湾曲内視鏡装置 |
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JP (1) | JP3397940B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010279688A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-12-16 | Univ Of Occupational & Environmental Health Japan | 内視鏡遠隔操作システム |
EP2767211A4 (en) * | 2011-10-14 | 2015-06-03 | Olympus Corp | BENDING OPERATING SYSTEM |
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1995
- 1995-06-30 JP JP16643495A patent/JP3397940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0910172A (ja) | 1997-01-14 |
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