JPH05381U - ロボツトハンド - Google Patents
ロボツトハンドInfo
- Publication number
- JPH05381U JPH05381U JP5441591U JP5441591U JPH05381U JP H05381 U JPH05381 U JP H05381U JP 5441591 U JP5441591 U JP 5441591U JP 5441591 U JP5441591 U JP 5441591U JP H05381 U JPH05381 U JP H05381U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- palm
- gripping
- box
- shaped
- fringe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ロボットアーム1の先端に設けた手首部2
に、平板状の掌部3から互いに直角方向に伸びるフレー
ム4、5を設けてL字状に形成した把持部6を固定して
ある。掌部3およびフレーム4、5の先端付近の下部に
それぞれ把持爪31、41、51を互いに向き合う方向
に、かつ、掌部3の下面からそれぞれの把持爪の上面ま
で所定の間隔があくように突出して設けてある。掌部3
の上面に垂直に設けた貫通穴32を通して掌部の下面か
ら突出するように係止ピン8を駆動するアクチュエータ
7を設けたものである。 【効果】 箱状ワークの直交する二つの側面の方向から
フリンジ部を把持するようにしてあるので、隣接する箱
状ワークを密着して配列することができる。
に、平板状の掌部3から互いに直角方向に伸びるフレー
ム4、5を設けてL字状に形成した把持部6を固定して
ある。掌部3およびフレーム4、5の先端付近の下部に
それぞれ把持爪31、41、51を互いに向き合う方向
に、かつ、掌部3の下面からそれぞれの把持爪の上面ま
で所定の間隔があくように突出して設けてある。掌部3
の上面に垂直に設けた貫通穴32を通して掌部の下面か
ら突出するように係止ピン8を駆動するアクチュエータ
7を設けたものである。 【効果】 箱状ワークの直交する二つの側面の方向から
フリンジ部を把持するようにしてあるので、隣接する箱
状ワークを密着して配列することができる。
Description
【0001】
本考案は、ビールケースなどのように上縁にフリンジ部を有する箱のハンドリ ング用ロボットハンドに関する。
【0002】
従来、ビールケースなど箱体を搬送して積み上げたり、コンベアに載置したり 取り出したりする場合に使用されるロボットハンドとして、箱体の対向する一方 の組の側面を挟む第1の把持体と、他方の組の側面に当接しかつ底面を支持する 第2の把持体を設けて、箱体を把持するものが開示されている(例えば、特開平 1−121189号公報)。
【0003】
ところが、上記構成では、箱体の側面を隣接する箱体の側面に密着させて並べ る場合、ロボットハンドで把持して降ろすだけでは把持体が邪魔になって隣接す る箱体と密着しないため、一旦ロボットハンドから箱体を開放してから、人手や フォークリフトなどにより移動させる必要があり、多くの手間がかかるという欠 点があった。 本考案は、ロボットハンドだけで隙間なく箱体を配列し、積み上げることがで きるロボットハンドを提供することを目的とするものである。
【0004】
本考案は、ロボットアームの先端に設けた手首部に把持爪を備えたフリンジ付 き箱体を把持するロボットハンドにおいて、前記手首部に平板状の掌部から互い に直角方向に伸びる梁状の二つのフレームを設けてL字状に形成した把持部を固 定し、前記フレームの先端付近および前記掌部に前記箱体のフリンジ部を下から 支持するL字状の突起を持つ把持爪と、前記掌部の上面に垂直に設けた貫通穴を 通して前記掌部の下面から突出するように係止ピンを駆動するアクチュエータと を設けたものである。
【0005】
把持部の掌部に設けた直交する二つのフレームの先端部分でそれぞれ把持爪に より、箱体の直交する二つの側面の方向からフリンジ部の下面を支持すると共に 、掌部の下面でフリンジ部の隅部の上面を押え、かつ、係止ピンによって隅部の 内側面を押し付けることにより箱体を把持する。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す斜視図、図2は要部側断面図で、ロボットアーム 1の先端に設けた手首部2には、平板状の掌部3から互いに直角方向に伸びる梁 状のフレーム4、5を設けてL字状に形成した把持部6を固定してある。フレー ム4、5の先端付近の下部の箱体の対角位置の隅部になる位置には把持爪41、 51を互いに向き合う方向に突出して設け、掌部3の下面には把持爪31を設け てある。すなわち、把持爪31、41、51を直角3角形の頂点位置に配置し、 各把持爪の上面とフレーム4の上面までの間に所定の間隔があくようにして、箱 体のフリンジ部を嵌め込むようにしてある。掌部3の上面にはエアシリンダ7を 設け、掌部3の上面に垂直に設けた貫通穴32にエアシリンダ7によって移動す る係止ピン8が出入りするようにしてある。 ここで、上面が開口した箱体Wをロボットハンドで把持する動作を説明する。 まず、図2(a)に示すように、エアシリンダ7によって係止ピン8を掌部3 の下面より引き上げておく。ロボットアーム1を移動して把持部6を箱体9に近 付け、掌部3の下面を箱体9のフリンジ部91の上面に当てるとともに、把持爪 31、41、51がフリンジ部91の下面に当たるようにハンドを水平方向に移 動させ、掌部3と把持爪31、41、51によってフリンジ部91を挟むように する。この状態でエアシリンダ7によって係止ピン8を掌部3の下面から押し下 げ、箱体9の隅部92の内側面に押し付ける。 したがって、把持部6は図2(b)に示すように、掌部3およびL字状のフレ ーム4、5の先端部分で把持爪31、41、51により、箱体の直交する二つの 側面の方向からフリンジ部91の下面を支持すると共に、掌部3の下面でフリン ジ部の上面を押え、かつ係止ピン8によって隅部92の内面を押し付けることに より箱体9を3点支持により把持する。 この状態で、ロボットアーム1により把持部6を移動させて、図1に示すよう に、箱体9を次々に密着して配列させることができる。 把持部6から箱体9を開放する時は、エアシリンダ7によって係止ピン8を掌 部3の下面まで引き上げ、ロボットアーム1を移動して把持爪41、51をフリ ンジ部91から離せばよい。
【0007】
以上述べたように、本考案によれば、箱体の直交する二つの側面の方向からフ リンジ部を把持するようにしてあるので、隣接する箱体を密着して配列すること ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す側断面図である。
1 ロボットアーム 2 手首部 3 掌部 31、41、51 把持爪 32 貫通穴 4、5 フレーム 6 把持部 7 エアシリンダ 8 係止ピン
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ロボットアームの先端に設けた手首部に
把持爪を備えたフリンジ付き箱体を把持するロボットハ
ンドにおいて、前記手首部に平板状の掌部から互いに直
角方向に伸びる梁状の二つのフレームを設けてL字状に
形成した把持部を固定し、前記フレームの先端付近およ
び前記掌部に前記箱体のフリンジ部を下から支持するL
字状の突起を持つ把持爪と、前記掌部の上面に垂直に設
けた貫通穴を通して前記掌部の下面から突出するように
係止ピンを駆動するアクチュエータとを設けたことを特
徴とするロボットハンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5441591U JPH05381U (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | ロボツトハンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5441591U JPH05381U (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | ロボツトハンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05381U true JPH05381U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=12970073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5441591U Pending JPH05381U (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | ロボツトハンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05381U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52132682U (ja) * | 1976-04-01 | 1977-10-08 | ||
JP2015147254A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | グリッパ |
WO2018233859A1 (en) * | 2017-06-19 | 2018-12-27 | Zhongrui Funing Robotics (Shenyang) Co. Ltd | PREVENTION SYSTEM FOR ROBOT |
JP2023006822A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 株式会社デンソーウェーブ | 搬送ロボットシステム |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP5441591U patent/JPH05381U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52132682U (ja) * | 1976-04-01 | 1977-10-08 | ||
JP2015147254A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | グリッパ |
WO2018233859A1 (en) * | 2017-06-19 | 2018-12-27 | Zhongrui Funing Robotics (Shenyang) Co. Ltd | PREVENTION SYSTEM FOR ROBOT |
CN109129526A (zh) * | 2017-06-19 | 2019-01-04 | 中瑞福宁机器人(沈阳)有限公司 | 用于机器人的抓爪系统 |
JP2023006822A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 株式会社デンソーウェーブ | 搬送ロボットシステム |
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