JPH0329115Y2 - - Google Patents

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JPH0329115Y2
JPH0329115Y2 JP1985118932U JP11893285U JPH0329115Y2 JP H0329115 Y2 JPH0329115 Y2 JP H0329115Y2 JP 1985118932 U JP1985118932 U JP 1985118932U JP 11893285 U JP11893285 U JP 11893285U JP H0329115 Y2 JPH0329115 Y2 JP H0329115Y2
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JP
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layer parts
upper layer
claw
parts
robot hand
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JP1985118932U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、産業用ロボツトのアームに取付けて
用いるロボツトハンドに関する。
(ロ) 従来の技術 特開昭59−29380号公報に記載されているよう
な、1対の爪により物品の両側面を挟んでこれを
持ち上げる形式のロボツトハンドは最も一般的な
ものである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 物品が下層部品と上層部品を積み重ねたもので
ある場合、両部品を均等に挟むことは難しいの
で、下層部品のみ挟み、上層部品はその上に載せ
て運ぶことになるが、こうすると上層部品を輸送
中にとり落とす可能性があつた。本考案はこの問
題を解決しようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、下層部品と上層部品の積み重ねに
より構成される物品を、その下層部品の両側面を
挟んで持ち上げるものにおいて、下層部品を挟む
部材として、直線的に開閉する1対の爪を設け
た。また上層部品の脱落防止部材として、上層部
品の上面に接触するローラを設け、そのローラの
転動方向を、爪の開閉方向と一致させた。
(ホ) 作用 爪が下層部品を挟んだとき、ローラが上層部品
を押さえ、上層部品は脱落しない。挟み付けには
物品のセンタリングを伴い、ロボツトハンドと物
品との間に相対移動を生じるが、この時も、上層
部品に接触しているのがローラであつて、しかも
転動方向が爪の開閉方向と一致しているので、相
対移動はスムーズであり、上層部品に傷がつくこ
ともない。
(ヘ) 実施例 図示のロボツトハンド1は次のように構成され
る。2は図示しないロボツトアームに固定される
連結部、3は1対のロツド4,4を介して一定範
囲の上下動が可能なるよう連結部2に支持された
エアシリンダ、5はエアシリンダ3を常時下方に
附勢するばねである。6はエアシリンダ5の下面
に固定したフレーム、7はフレーム6から垂下し
た支持脚である。支持脚7は一対の平行バー8,
8を水平に支持する。平行バー8,8は左右一対
のスライダ9,9を支持し、各スライダ9には1
個づつの爪10が向かい合わせに取付けられる。
従つて爪10は直線的に開閉動作を行うことにな
る。フレーム6には左右一対のベルクランク1
1,11を垂直面内で回動できるよう枢支する。
ベルクランク11は両端に溝12,13を有し、
溝12はエアシリンダ3のロツド14に固定した
連結体15のピン16に、溝13はスライダ9の
ピン17に、それぞれ係合する。18は支持脚7
の下端に軸19で取付けられたローラで、爪1
0,10を結ぶ方向を転がりの方向とするよう配
置されている。20は下層部品21と上層部品2
2からなる物品で、下層部品21の一方の側面か
ら上面にかけて形設した浅い窪み23に上層部品
22を単に置いた構成のものである。
上記ロボツトハンド1により物品20を取上げ
る時は、第2図に示すように、台上に置かれた物
品20に対し爪10,10を開いた状態でロボツ
トハンド1を接近させ、ローラ18を上層部品2
2の上に当てる。次いで第3図のようにエアシリ
ンダ3のロツド14を引上げ、スライダ9,9を
中心方向にスライドさせて爪10,10で下層部
品21を挟む。こうしておいて物品20を持上げ
れば、輸送途中で振動が生じたとしても上層部品
22は滑り落ちない。
(ト) 考案の効果 本考案では、直線的に開閉する爪により下層部
品を挟むようにしたので、トレイやパレツトに載
置された物品を拾い上げやすい。このとき上層部
品はローラで押さえられ、輸送中に脱落しない。
またローラの転動方向は爪の開閉方向と一致して
いるので、挟み付けに伴う物品のセンタリングは
スムーズであり、上層部品に傷がつくこともな
い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案ロボツトハンドの一実施例を示し、
第1図は正面図、第2図及び第3図は異なる動作
状態の断面図、第4図は異なる方向からの断面
図、第5図は下面図である。 1……ロボツトハンド、10,10……爪、2
0……物品、21……下層部品、22……上層部
品、18……ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下層部品と下層部品の積み重ねにより構成され
    る物品を、その下層部品の両側面を挟んで持ち上
    げるものにおいて、 下層部品を挟む部材として、直線的に開閉する
    1対の爪を設けると共に、上層部品の脱落防止部
    材として、上層部品の上面に接触し、且つその転
    動方向が前記爪の開閉方向と一致するよう配置さ
    れたローラを設けてなるロボツトハンド。
JP1985118932U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH0329115Y2 (ja)

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JP1985118932U JPH0329115Y2 (ja) 1985-08-01 1985-08-01

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JPS6229287U JPS6229287U (ja) 1987-02-21
JPH0329115Y2 true JPH0329115Y2 (ja) 1991-06-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6511745B2 (ja) * 2014-08-26 2019-05-15 村田機械株式会社 チャック装置及びローダ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646948U (ja) * 1979-09-19 1981-04-25
JPS6085888A (ja) * 1983-10-13 1985-05-15 東急建設株式会社 H型鋼用グリップ装置に於ける把持状態検知装置

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JPS5646948U (ja) * 1979-09-19 1981-04-25
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JPS6229287U (ja) 1987-02-21

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