JPH0620347U - 物品搬送車 - Google Patents

物品搬送車

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JPH0620347U
JPH0620347U JP3123892U JP3123892U JPH0620347U JP H0620347 U JPH0620347 U JP H0620347U JP 3123892 U JP3123892 U JP 3123892U JP 3123892 U JP3123892 U JP 3123892U JP H0620347 U JPH0620347 U JP H0620347U
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engaging piece
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明彦 大森
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータやセンサ類などの電気機器を装備した
物品保持ハンド10につき、タイプの異なる複数種の中
から、所定のものを昇降枠3に対して簡単に係合させた
り、離脱させたりすることができる、オーバーヘッド型
の物品搬送車を開発し、提供する。 【構成】 昇降枠3に対して水平回動可能な係合片4を
設け、これを物品保持ハンド10の上面に開口させた孔
12内へ嵌め込ませて回動することで、物品保持ハンド
10を吊り上げるようにした。係合片4の先端部上面に
接触子6を設けて、昇降枠3と物品保持ハンド10との
間が導電されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、いわゆるオーバーヘッド型の物品搬送車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種オーバーヘッド型物品搬送車として以下の如きものは知られてい る。即ち、上方軌道に沿って走行自在な走行車と、この走行車に昇降自在に設け られた昇降枠とを有し、この昇降枠に対して物品保持ハンドが設けられた物品搬 送車である。物品保持ハンドは、保持対象とされる物品をその両側から挟みつけ るようにして保持する構造となっていた。
【0003】
【従来物品搬送車の欠点】
従来物品搬送車には以下の如き欠点があった。即ち、保持対象とする物品には 、その外形状や大きさ又は性質的な要因に関して種々様々に異なるものがあり、 それら各種の物品毎に、保持の態様(保持部分の形状や寸法又は保持方式等)も 異なっていた。そのため、物品搬送車としては、物品に対する保持態様の種類に 応じて、物品保持ハンドの異なるもの多数を製作し待機させておく必要があり、 コスト的、スペース的に無駄であり、また運用面でも面倒さがあった。
【0004】
【前記欠点を解決するための手段】
この考案は前記欠点を解決するために以下の如き手段を採用した。 即ち、上方軌道に沿って走行自在な走行車と、この走行車に昇降自在に設けら れた昇降枠と、この昇降枠に係合・離脱自在に保持される物品保持ハンドとを有 した物品搬送車において、昇降枠又は物品保持ハンドの一方には他方に対する可 動係合片が設けられており、この可動係合片には係合状態において係合相手部と 導電可能な接触子が設けられているものである。
【0005】
【考案の作用】 この考案は以下の如き作用をなすものである。 物品保持ハンドは、昇降枠に対して係合・離脱が自在となされているため、走 行車及び昇降枠を共通化して、物品保持ハンドについてのみ、物品に対する保持 態様の異なるものを製作・準備しておけばよいものである。そして、昇降枠と物 品保持ハンドとの係合に用いられる可動係合片の接触子を介して、両者間が導電 可能とされているので、例えば、各物品保持ハンド毎に、個々の仕様に最適なモ ータを搭載させる如き設計の自由化が図れるものであり、また、各物品保持ハン ドにセンサ類を装備させて動作の正確性を高めること等も可能となる。
【0006】
【実施例】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1の如く、上方軌道25に沿って走行自在となされた走行車1から、4本の スチールベルト2により昇降自在に吊り下げられた昇降枠3には、その下面の四 隅部近傍から吊下支持杆5が下向きに突出して設けられており、これら各吊下支 持杆5の下端部には、上方軌道25に沿って水平方向へ張り出す可動係合片4が 設けられている。これら可動係合片4は、別個独立して構成された物品保持ハン ド10を吊り下げ保持する場合に用いられるものである。
【0007】 図示した物品保持ハンド10は、フランジ付きのキャリーボックスを保持対象 の物品Wとするタイプのものであって、本体枠11の下部に鉤型状をしたハンド 部13が設けられている。この本体枠11の内部には、図4の如く、ハンド部1 3を相互近接又は相互離反させるための駆動機構部16が収納されている。ここ において符号15はモータであり、17はギヤボックスであり、18はガイドバ ーであり、19及び20は互いに逆ネジ関係を有するボールネジである。 物品保持ハンド10には、図示したタイプの他にも、ハンド部13の形状や大 きさ又は物品保持方式の異なるタイプにつき複数種が製作・準備されていること は勿論である。例えば、物品Wがロール紙である場合は、ハンド部13がロール 紙のコア中心へ嵌められるセンタピンを備えた構成となっている。ただ、いずれ のタイプのものも、本体枠11の外形状や寸法等は規格統一化されており、その 上面の四隅部近傍には、全て、前記した可動係合片4を通過させるための長丸状 をした孔12が開口形成されている。
【0008】 図2及び図3の如く、上記した昇降枠3の可動係合片4は、昇降枠3内に収納 された適宜駆動機構(図示略)からの駆動を受けて、吊下支持杆5の回動軸5a を中心に、水平面に沿って90°の回動が自在なものとなっている。従って、こ の可動係合片4を、物品保持ハンド10における本体枠11の孔12へ嵌め込ん だうえで回動させれば、可動係合片4の上面が孔12の開口部周囲となる内面に 接触して、物品保持ハンド10を昇降枠3に係合させることができるものである 。そして、この可動係合片4の先端寄り上面には、円盤状の接触子6が付勢バネ 7によって上方へ向け付勢保持されている。この接触子6には、吊下支持杆5内 を通じて昇降枠3内へ至る導通線8が配線されている。また、物品保持ハンド1 0の本体枠11には、可動係合片4が回動した状態で接触する係合相手部に電極 帯14が取り付けられている。
【0009】
【実施例の作用】
次に実施例搬送車の作用を説明する。 物品保持ハンド10の上面の孔12へ昇降枠3の可動係合片4を嵌め込んでこ れを回動させれば、両者の係合ができ、またこの逆の動作によって両者を離脱さ せることができるものであり、いずれも極めて簡単である。そのため、複数タイ プの物品保持ハンドを製作・準備しておき、必要に応じてこれらの中から最適な ものを適宜付け替えるようにすることができる。 また、昇降枠3と物品保持ハンド10との係合により、同時に可動係合片4の 接触子6により両者間が導電されるため、前記した如く、物品保持ハンド10に 対してハンド部13の駆動用モータ15を搭載させておくようなことも可能とな る。すなわち、モータ15の出力やその配置態様につき、ハンド部13の形状や 大きさ又は物品保持方式に応じて最適なものに設定することができ、設計の自由 度が広がる。また、この他にも、物品保持ハンド10に対して各種センサー類( 図示略)を取り付けて作動の正確性を高めたり、各種照明器具や警報装置などを 装備させるようなことも可能となる。 なお、可動係合片4の形状や構造は何ら限定されるものではなく、且つ物品保 持ハンド10に対して上向きに設けるようにしてもよい。
【0010】
【考案の効果】
この考案は、前記した如き構成によって以下の如き効果を奏するものである。 物品保持ハンドのみを複数タイプ製作・準備しておけば、走行車及び昇降枠は 共通使用できるため、コスト的、スペース的な無駄が省け、運用も容易となる。 また、昇降枠と物品保持ハンドとの係合により同時に両者間が導電されるので、 各物品保持ハンド毎に、モータやセンサ類等を装備させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る物品搬送車を示す斜視図であ
る。
【図2】可動係合片の動作状況を示す要部拡大平面図で
ある。
【図3】図2のII−II線拡大側断面図である。
【図4】図1のIII−III線拡大正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 走行車 3 昇降枠 4 可動係合片 6 接触子 10 物品保持ハンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方軌道に沿って走行自在な走行車と、
    この走行車に昇降自在に設けられた昇降枠と、この昇降
    枠に係合・離脱自在に保持される物品保持ハンドとを有
    した物品搬送車において、昇降枠又は物品保持ハンドの
    一方には他方に対する可動係合片が設けられており、こ
    の可動係合片には係合状態において係合相手部と導電可
    能な接触子が設けられている物品搬送車。
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WO2023091723A1 (en) * 2021-11-19 2023-05-25 Idaho Forest Group, LLC Lumber grabber for automated crane, method and computer readable medium

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