JPH0538137Y2 - - Google Patents

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JPH0538137Y2
JPH0538137Y2 JP18203587U JP18203587U JPH0538137Y2 JP H0538137 Y2 JPH0538137 Y2 JP H0538137Y2 JP 18203587 U JP18203587 U JP 18203587U JP 18203587 U JP18203587 U JP 18203587U JP H0538137 Y2 JPH0538137 Y2 JP H0538137Y2
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protrusion
rotor
lid
cam
hook body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマンホール蓋を受枠体に錠止する施錠
装置に関するものである。
(従来の技術) マンホール蓋を受枠体に施錠する機構としては
種々のものが既に提案されているが、キーハンド
ルは蓋の解錠操作後においても蓋に挿入したまま
であると紛失盗難の危険があるため、蓋を開放し
てから蓋の鍵孔から抜取れらている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、キーハンドルを抜取つてしまう
と、施錠機構のロータが逆回転して錠止部材が蓋
側面部より突出した施錠位置に復帰してしまう。
そのため、、蓋閉鎖時にキーハンドルを挿入して
錠止部材を後退させてから蓋を受枠体に 合操作
しないと、錠止部材を歪曲損傷することがある。
従つて本考案の目的は、蓋の側面部より突出し
て受枠体の内周突部と係合する錠止用フツク体
が、キーハンドルを抜取つても突出状態に逆戻り
することがないマンホール蓋の施錠装置を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案のマンホール蓋の施錠装置は、蓋2の
周縁部下面に水平枢軸5で枢着され、受枠体1の
内面突部26と係脱するフツク体6と;蓋2の下
面側に回転可能に装着され、周面にカム突起36
を突設したロータ14と;蓋2の下面に装着され
て前記フツク体6の方向にバネ24で摺動付勢さ
れ、前記カム突起36によつて押されるカム斜面
45を有するスライド板27と;遊動長孔9を通
る枢軸10によつてスライド板27の下面突出部
11に一端部を枢着され、他端部を枢軸7によつ
て前記フツク体6の下端部33に枢着された連動
リンク板8と;蓋2の鍵孔19から前記ロータ1
4に挿入され、ロータ14を回転駆動するキーハ
ンドル39とから成り、前記フツク体6が前記内
面突部26から離脱したときにカム突起36の先
端部36aが係合する凹部38を前記カム斜面4
5の末端部に設けたものである。
(実施例) 図示の実施例では、施錠装置の主基板3がボル
ト30によつて蓋2の下面突出枠部に固着され、
副基板4がボルト31によつて蓋2の下面突出枠
部に固着され、副基板4の上面側に突出した軸受
板部32には水平枢軸5が挿通されている。軸受
板部32の先端に連設した張出板部34は前記下
面突出枠部の内向き突出部35に係合している。
ロータ14の下端小径部は主基板3の軸孔15
に回転可能に 合され、ロータ14の上端小径部
は蓋2の下面ボス部17の軸受部16に回転可能
に 合されている。該軸受部16に連通した蓋2
の鍵孔19は螺子孔に形成され、これには栓用の
ビス18が螺合されている。主基板3の上面に沿
つて摺動するスライド板27は、フツク体6側の
端部に開口した開口部29を備えており、カム突
起36と停止突起37を有するロータ14の主体
部分は、該開口部29の内底部にてスライド板2
7に係合している。
スライド板27の一対の下面突出部11は主基
板3の窓部13から突出し、フツク体6の一対の
下端部33は副基板4の開口部47から突出し、
連通リンク板8は主基板3と副基板4の下側に配
置されている。蓋2の下面には一対のプロテクタ
ー板部12が連通リンク板8及びフツク体6を間
に収容するように突設され、蓋取外し時にフツク
体6等の施錠機構部分が道路面に直接当接して歪
曲変形するのを防止している。
スライド板27の付勢用バネ24は圧縮コイル
バネで構成され、スライド板27の内端部に挿入
固着した2本のガイド棒23に 合されている。
該バネ24の一端部は蓋2の下面突出枠部の内面
に当接し、該ガイド棒23は該下面突出枠部の案
内孔25に挿入されている。主基板3の上面側に
はロータ周面の停止突起37が当接するストツパ
ー22を突設してあり、ロータ14の施錠方向へ
の回転角度はこれらによつて規制される。
主基板3の上面にはその長さ方向に突条部28
を突設してあり、主基板3とスライド板27は該
突条部28にて摺接するだけであるため、摺動抵
抗が少なく、また突条部28間に砂塵の排除空間
が形成されるため、砂塵の食い込みによる摺動困
難を招くことがない。
キーハンドル39は丸棒型に形成され、基端部
に回転操作用摘み41を固着してある。キーハン
ドル39の先端部に直径方向に設けた割溝40に
は爪板42が収容され、枢軸43でキーハンドル
39に枢着されている。該割溝40と交差する軸
方向のピン受部には押ピン44が摺動可能に収容
されている。押ピン44の先端小径部はキーハン
ドル39の先端面から自重で突出し、爪板42は
自重で割溝40内に没入している。そのため、鍵
孔19と受孔29へのキーハンドル39の挿入操
作が爪板42の不必要な飛出しに邪魔されずに円
滑になされる。
栓用ビス18を鍵孔19から取外してキーハン
ドル39をロータ14の受孔20に挿入すると、
押ピン44の突出下端部が該受孔20の内底面に
当接する。この当接後、キーハンドル39を更に
押込むと、押ピン44の上端部が爪板42の側面
を押上げるため、付板42は枢軸43を中心に回
動して先端部が割溝40から飛出し、ロータ14
の受溝21に入り込むことになる。これによつ
て、キーハンドル39とロータ14が連結され、
キーハンドル39からの回転力がロータ14に伝
達される。
(作用) このマンホール蓋の施錠装置では、キーハンド
ル39を蓋2の鍵孔19からロータ14に挿入し
てロータ14を回転駆動すると、ロータ周面のカ
ム突起36がスライド板27のカム斜面45を押
圧してスライド板25をバネ24に抗して後退摺
動させるため、該スライド板27の下面突出部1
1と連動リンク板8を介してフツク体6の下端部
33が内側に牽引駆動される。これによつてフツ
ク体6のフツク部が受枠体1の内面突部36から
離脱し、受枠体1に対する蓋2の錠止が解除され
る。
蓋2を解錠するまでロータ14が回動したとき
には、カム突起36の先端部36aが前記カム斜
面45の末端部の凹部38に係合する。そこでキ
ーハンドル39をロータ14から抜取つてから蓋
2を受枠体1から取外し、所要の作業を行なう。
(考案の効果) 以上のように本考案のマンホール蓋の施錠装置
では、蓋2の周縁部下面に水平枢軸5で枢着され
たフツク体6は、連動リンク板8を介してスライ
ド板27に連結され、該スライド板27のカム斜
面45をロータ14の周面カム突起36で押圧す
ることによつて内側に後退回動して受枠体1の内
周突部26より離脱するものであるが、このよう
にフツク体6が内面突部26から離脱した解錠位
置にあるときには、カム突起36の先端部36a
がカム斜面45の末端部に設けた凹部38に係合
しており、キーハンドル39をロータ14から抜
取つても凹部38とカム突起36の係合状態がバ
ネ24によるスライド板27のフツク体6方向へ
の摺動付勢によつて的確に保持されるため、フツ
ク体6は蓋2の側面部より突出しない位置に保持
され、蓋2の受枠体1への 合操作時にフツク部
材6が歪曲損傷を受ける危険性は皆無である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るマンホール蓋の
施錠装置を示し、第1図は蓋施錠状態の要部縦断
面図であり、第2図は同施錠状態の要部水平断面
図であり、第3図は同施錠状態の底面図である。
第4図は該施錠装置のロータとスライド板の係合
関係を示す拡大平面図であり、第5図はロータ部
分の要部拡大縦断面図であり、第6図は該施錠装
置に用いるキーハンドルの正面図、第7図は該キ
ーハンドルの底面図であり、第8図は該キーハン
ドル挿入時の要部拡大縦断面図である。 1……受枠体、2……蓋、3……主基板、4…
…副基板、5……水平枢軸、6……フツク体、7
……枢軸、8……連動リンク板、9……連動長
孔、10……枢軸、11……下面突出部、12…
…プロテクター板、13……窓部、14……ロー
タ、15……軸孔、16……軸受部、17……ボ
ス部、18……ビス、19……鍵孔、20……受
孔、21……受溝、22……ストツパー、23…
…ガイド棒、24……付勢用バネ、25……案内
孔、26……内面突部、27……スライド板、2
8……突条部、29……開口部、30,31……
固着用ボルト、32……軸受板部、33……フツ
ク体の下端部、34……張出板部、35……内向
き突出部、36……カム突起、37……停止突
起、38……凹部、39……キーハンドル、40
……割溝、41……摘み、42……爪板、43…
…枢軸、44……押ピン、45……カム斜面、4
6……開口部内側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋2の周縁部下面に水平枢軸5で枢着され、受
    枠体1の内面突部26と係脱するフツク体6と;
    蓋2の下面側に回転可能に装着され、周面にカム
    突起36を突設したロータ14と;蓋2の下面に
    装着されて前記フツク体6の方向にバネ24で摺
    動付勢され、前記カム突起36によつて押される
    カム斜面45を有するスライド板27と;遊動長
    孔9を通る枢軸10によつてスライド板27の下
    面突出部11に一端部を枢着され、他端部を枢軸
    7によつて前記フツク体6の下端部33に枢着さ
    れた連動リンク板8と;蓋2の鍵孔19から前記
    ロータ14に挿入され、ロータ14を回転駆動す
    るキーハンドル39とから成り、前記フツク体6
    が前記内面突部26から離脱したときにカム突起
    36の先端部36aが係合する凹部38を前記カ
    ム斜面45の末端部に設けたマンホール蓋の施錠
    装置。
JP18203587U 1987-11-30 1987-11-30 Expired - Lifetime JPH0538137Y2 (ja)

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JP18203587U JPH0538137Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP18203587U JPH0538137Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0190849U JPH0190849U (ja) 1989-06-14
JPH0538137Y2 true JPH0538137Y2 (ja) 1993-09-27

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