JP2854566B2 - 自動販売機等の補助錠装置 - Google Patents
自動販売機等の補助錠装置Info
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- JP2854566B2 JP2854566B2 JP28178796A JP28178796A JP2854566B2 JP 2854566 B2 JP2854566 B2 JP 2854566B2 JP 28178796 A JP28178796 A JP 28178796A JP 28178796 A JP28178796 A JP 28178796A JP 2854566 B2 JP2854566 B2 JP 2854566B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- dead bolt
- engagement member
- locking
- projection
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】 本発明は自動販売機等にお
いて使用される補助錠装置に関するものである。
いて使用される補助錠装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】 一般に街頭設置の自動販売機において
は、防犯性の向上のために通常の扉用ロックハンドル装
置に加えてチェーン錠等の補助錠装置を使用している。
このチェーン錠はチェーンの一端を自動販売機の固定枠
体に固定し、扉に掛け渡したチェーンの自由端を扉に設
けた錠装置によって拘束するものである。
は、防犯性の向上のために通常の扉用ロックハンドル装
置に加えてチェーン錠等の補助錠装置を使用している。
このチェーン錠はチェーンの一端を自動販売機の固定枠
体に固定し、扉に掛け渡したチェーンの自由端を扉に設
けた錠装置によって拘束するものである。
【０００３】しかしながらチェーン錠では、チェーンが
露出配置されているため、カッター等の工具でチェーン
が切断されてしまうという難点がある。また、切断され
ないようにチェーンの径を太くすると、チェーン錠自体
の重量が増加して操作性が悪くなると共に、全体が大き
くなってチェーン錠が歩道等にはみ出すことになる。
露出配置されているため、カッター等の工具でチェーン
が切断されてしまうという難点がある。また、切断され
ないようにチェーンの径を太くすると、チェーン錠自体
の重量が増加して操作性が悪くなると共に、全体が大き
くなってチェーン錠が歩道等にはみ出すことになる。
【０００４】チェーン錠に代わるものとしてコンパクト
な補助錠装置が特開平８−１３５２７０号公報で提案さ
れている。この補助錠装置は自動販売機の固定枠体に固
着される第一係合部材と、扉に固着される第二係合部材
と、第一係合部材と第二係合部材を連結するデッドボル
トと、デッドボルトを第一係合部材に錠止する錠前ユニ
ットとから構成され、錠前ユニットはデッドボルトボル
トの基端部に連結されている。
な補助錠装置が特開平８−１３５２７０号公報で提案さ
れている。この補助錠装置は自動販売機の固定枠体に固
着される第一係合部材と、扉に固着される第二係合部材
と、第一係合部材と第二係合部材を連結するデッドボル
トと、デッドボルトを第一係合部材に錠止する錠前ユニ
ットとから構成され、錠前ユニットはデッドボルトボル
トの基端部に連結されている。
【０００５】しかしながら、この補助錠装置では、解錠
状態ではデッドボルトは第一係合部材の錠止孔と第二係
合部材の錠止孔のいずれからも抜き取られ、第一係合部
材や第二係合部材とは完全に分離されてしまうため、扉
を開放して商品の補充作業や売上金の回収作業をしてい
る間にデッドボルトを紛失したり、路面に放置されたデ
ッドボルトが重量物に踏まれたり押し付けられて、デッ
ドボルトや錠前ユニットが歪曲変形したり破損する危険
性がある。
状態ではデッドボルトは第一係合部材の錠止孔と第二係
合部材の錠止孔のいずれからも抜き取られ、第一係合部
材や第二係合部材とは完全に分離されてしまうため、扉
を開放して商品の補充作業や売上金の回収作業をしてい
る間にデッドボルトを紛失したり、路面に放置されたデ
ッドボルトが重量物に踏まれたり押し付けられて、デッ
ドボルトや錠前ユニットが歪曲変形したり破損する危険
性がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、デッドボルトが第一係合部材から分離されず、
デッドボルトの紛失や損傷の危険性がない自動販売機等
の補助錠装置を提供することである。
目的は、デッドボルトが第一係合部材から分離されず、
デッドボルトの紛失や損傷の危険性がない自動販売機等
の補助錠装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の補助錠装置では、
自動販売機等の固定枠体１７と扉１６の一方に取り付け
られる第一係合部材３にデッドボルト２が嵌挿される軸
孔２２を設け、固定枠体１７と扉１６の他方に取り付け
られる第二係合部材６にロックアーム５を設け、デッド
ボルト２が係脱する錠止孔４をロックアーム５に設け、
デッドボルト２の中間部に錠止突起８を突設し、デッド
ボルト２が入り込んだ第一係合部材３の空洞部２３に錠
止突起８が当接するガイド壁部１２を設け、デッドボル
ト２が第一係合部材３に押し込められたとき、錠止突起
８が係脱する錠止凹部１１をガイド壁部１２に設ける。
照符号を用いて説明すると、本発明の補助錠装置では、
自動販売機等の固定枠体１７と扉１６の一方に取り付け
られる第一係合部材３にデッドボルト２が嵌挿される軸
孔２２を設け、固定枠体１７と扉１６の他方に取り付け
られる第二係合部材６にロックアーム５を設け、デッド
ボルト２が係脱する錠止孔４をロックアーム５に設け、
デッドボルト２の中間部に錠止突起８を突設し、デッド
ボルト２が入り込んだ第一係合部材３の空洞部２３に錠
止突起８が当接するガイド壁部１２を設け、デッドボル
ト２が第一係合部材３に押し込められたとき、錠止突起
８が係脱する錠止凹部１１をガイド壁部１２に設ける。
【０００８】第一係合部材３とデッドボルト２の間に装
着したバネ９によって、錠止突起８が錠止凹部１１に係
合する方向にデッドボルト２を回転付勢するとともに、
錠止突起８が錠止凹部１１から脱出したとき、錠止突起
８がガイド壁部１２に当接しながら移動するようにデッ
ドボルト２を突出方向に移動付勢し、デッドボルト２が
ロックアーム５の錠止孔４から脱出したとき、錠止突起
８が当接する停止壁部２４を空洞部２３に設ける。
着したバネ９によって、錠止突起８が錠止凹部１１に係
合する方向にデッドボルト２を回転付勢するとともに、
錠止突起８が錠止凹部１１から脱出したとき、錠止突起
８がガイド壁部１２に当接しながら移動するようにデッ
ドボルト２を突出方向に移動付勢し、デッドボルト２が
ロックアーム５の錠止孔４から脱出したとき、錠止突起
８が当接する停止壁部２４を空洞部２３に設ける。
【０００９】空洞部２３の底壁部に設けた支持孔２６に
操作カム７の軸部２７を回転可能に嵌め入れ、第一係合
部材３に埋め込み固着した錠前ユニット１のロータ２５
に操作カム７の軸部２７を一体回転するように連結し、
鍵１０によってロータ２５を所定方向に回転させたと
き、錠止突起８を錠止凹部１１から押し出す駆動壁部２
８を操作カム７に設け、第一係合部材３と操作カム７の
間に装着したバネ１３によって、駆動壁部２８が錠止突
起８を押さない待機位置に回転付勢する。
操作カム７の軸部２７を回転可能に嵌め入れ、第一係合
部材３に埋め込み固着した錠前ユニット１のロータ２５
に操作カム７の軸部２７を一体回転するように連結し、
鍵１０によってロータ２５を所定方向に回転させたと
き、錠止突起８を錠止凹部１１から押し出す駆動壁部２
８を操作カム７に設け、第一係合部材３と操作カム７の
間に装着したバネ１３によって、駆動壁部２８が錠止突
起８を押さない待機位置に回転付勢する。
【００１０】第二係合部材６のロックアーム５を第二係
合部材６の本体部分６ａとは分離して構成することもで
き、分離構成した場合には、デッドボルト２と直交する
面内で回転するようにロックアーム５をデッドボルト２
と平行な連結軸６ｂによって本体部分６ａに枢着する。
合部材６の本体部分６ａとは分離して構成することもで
き、分離構成した場合には、デッドボルト２と直交する
面内で回転するようにロックアーム５をデッドボルト２
と平行な連結軸６ｂによって本体部分６ａに枢着する。
【００１１】扉１６は補助錠装置を取り付けた側とは反
対側の端部において蝶番によって固定枠体１７に連結さ
れている。扉１６の閉鎖施錠状態では、図５に示したよ
うにデッドボルト２は第一係合部材３の軸孔２２に全長
を押し込まれ、デッドボルト２の先端部分は第二係合部
材６のロックアーム５の錠止孔４に嵌挿されている。図
６と図７に示したようにデッドボルト２の中間部の錠止
突起８は第一係合部材３側の錠止凹部１１に係合してお
り、操作カム７は駆動壁部２８が錠止突起８を押さない
待機位置にあり、操作カム７に連結された錠前ユニット
１のロータ５は、錠前ユニット１の固定本体１ａに回転
不能に錠止されている。これによってデッドボルト２は
第一係合部材３と第二係合部材６を結合した位置に錠止
されている。
対側の端部において蝶番によって固定枠体１７に連結さ
れている。扉１６の閉鎖施錠状態では、図５に示したよ
うにデッドボルト２は第一係合部材３の軸孔２２に全長
を押し込まれ、デッドボルト２の先端部分は第二係合部
材６のロックアーム５の錠止孔４に嵌挿されている。図
６と図７に示したようにデッドボルト２の中間部の錠止
突起８は第一係合部材３側の錠止凹部１１に係合してお
り、操作カム７は駆動壁部２８が錠止突起８を押さない
待機位置にあり、操作カム７に連結された錠前ユニット
１のロータ５は、錠前ユニット１の固定本体１ａに回転
不能に錠止されている。これによってデッドボルト２は
第一係合部材３と第二係合部材６を結合した位置に錠止
されている。
【００１２】ロータ２５の鍵孔２９に鍵１０を挿入して
ロータ２５を所定の方向に回すと、操作カム７の駆動壁
部２８が錠止突起８を押し、錠止突起８を錠止凹部１１
から脱出させる。錠止突起８が錠止凹部１１から脱出す
ると、デッドボルト２はバネ９の付勢により軸孔２２に
沿って突出方向に摺動する。この摺動中、錠止突起８は
図１０に示したように空洞部２３のガイド壁部１２に摺
接する。デッドボルトボルト２の突出摺動は図９に示し
たように錠止突起８が空洞部２３の停止壁部２４に当接
することによって制止され、デッドボルト２は第一係合
部材３から分離されることはない。
ロータ２５を所定の方向に回すと、操作カム７の駆動壁
部２８が錠止突起８を押し、錠止突起８を錠止凹部１１
から脱出させる。錠止突起８が錠止凹部１１から脱出す
ると、デッドボルト２はバネ９の付勢により軸孔２２に
沿って突出方向に摺動する。この摺動中、錠止突起８は
図１０に示したように空洞部２３のガイド壁部１２に摺
接する。デッドボルトボルト２の突出摺動は図９に示し
たように錠止突起８が空洞部２３の停止壁部２４に当接
することによって制止され、デッドボルト２は第一係合
部材３から分離されることはない。
【００１３】このようにデッドボルト２が突出位置に移
動したときには、デッドボルト２の先端部分はロックア
ーム５の錠止孔４から脱出しており、第一係合部材３に
対する第二係合部材６の錠止が解除されている。そのた
め、別途装備されている扉用ロックハンドル装置が解錠
状態にあれば、扉１６は開放可能となる。第二係合部材
６あが本体部分６ａとロックアーム５に分割構成されて
いるときには、ロックアーム５は連結軸６ｂを中心とし
て図２の仮想線位置まで回される。
動したときには、デッドボルト２の先端部分はロックア
ーム５の錠止孔４から脱出しており、第一係合部材３に
対する第二係合部材６の錠止が解除されている。そのた
め、別途装備されている扉用ロックハンドル装置が解錠
状態にあれば、扉１６は開放可能となる。第二係合部材
６あが本体部分６ａとロックアーム５に分割構成されて
いるときには、ロックアーム５は連結軸６ｂを中心とし
て図２の仮想線位置まで回される。
【００１４】商品の補充や売上金の回収後、扉１６は閉
鎖されて前記扉用ロックハンドル装置によって固定枠体
１７に対し錠止される。このように扉１６が閉鎖位置に
あるときには、第二係合部材６のロックアーム５の錠止
孔４は第一係合部材３の軸孔２２と対面している。そこ
で、デッドボルト２をバネ９の突出付勢に抗して第一係
合部材３内に押し込むと、デッドボルト２の先端部分が
錠止孔４に嵌挿される。このデッドボルト２の押し込み
過程において、錠止突起８はガイド壁部１２に摺接しな
がら空洞部２３を移動し、最終段階でガイド壁部１２の
錠止凹部１１に係合する。
鎖されて前記扉用ロックハンドル装置によって固定枠体
１７に対し錠止される。このように扉１６が閉鎖位置に
あるときには、第二係合部材６のロックアーム５の錠止
孔４は第一係合部材３の軸孔２２と対面している。そこ
で、デッドボルト２をバネ９の突出付勢に抗して第一係
合部材３内に押し込むと、デッドボルト２の先端部分が
錠止孔４に嵌挿される。このデッドボルト２の押し込み
過程において、錠止突起８はガイド壁部１２に摺接しな
がら空洞部２３を移動し、最終段階でガイド壁部１２の
錠止凹部１１に係合する。
【００１５】錠止突起８と錠止凹部１１の係合によって
デッドボルト２は突出移動を阻止され、押し込み位置に
拘束される。錠止突起８と錠止凹部１１の係合状態はバ
ネ１３の回転付勢によって保持される。かくして、第一
係合部材３と第二係合部材６は連結状態に錠止され、扉
１６は補助錠装置によっても固定枠体１７に錠止される
ことになる。
デッドボルト２は突出移動を阻止され、押し込み位置に
拘束される。錠止突起８と錠止凹部１１の係合状態はバ
ネ１３の回転付勢によって保持される。かくして、第一
係合部材３と第二係合部材６は連結状態に錠止され、扉
１６は補助錠装置によっても固定枠体１７に錠止される
ことになる。
【００１６】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、第一係合部
材３は自動販売機の固定枠体１７にスタッドボルト１８
とナット１９によって締め付け固着され、第二係合部材
６はスタッドボルト２０とナット２１によって扉１６に
締め付け固着されている。第一係合部材３の側面にはプ
ラグ部３ａが突出形成され、第二係合部材６の側面には
プラグ部３ａが入り込むソケット部６ａを設けてある。
扉１６を固定枠体１７に対して閉鎖回転させたとき、第
一係合部材３のプラグ部３ａが第二係合部材６のソケッ
ト部６ａに入り込む。
材３は自動販売機の固定枠体１７にスタッドボルト１８
とナット１９によって締め付け固着され、第二係合部材
６はスタッドボルト２０とナット２１によって扉１６に
締め付け固着されている。第一係合部材３の側面にはプ
ラグ部３ａが突出形成され、第二係合部材６の側面には
プラグ部３ａが入り込むソケット部６ａを設けてある。
扉１６を固定枠体１７に対して閉鎖回転させたとき、第
一係合部材３のプラグ部３ａが第二係合部材６のソケッ
ト部６ａに入り込む。
【００１７】第二係合部材６は本体部分６ａとロックア
ーム５に分割構成されており、連結軸部６ｂはロックア
ーム５と一体に設けられ、軸孔２２と平行に配置された
本体部分６ａの受孔３０に回転可能に挿入されている。
連結軸部６ｂの外周溝３１には本体部分６ａより固定ピ
ン３２が嵌め込まれ、これによって連結軸部６ｂは受孔
３０からの抜脱を阻止されている。ピン状の錠止突起８
はデッドボルト２の半径方向の小孔３３に挿入され、外
周溝３４にデッドボルト２より打ち込まれたスプリング
ピン１４によって抜脱を阻止されている。
ーム５に分割構成されており、連結軸部６ｂはロックア
ーム５と一体に設けられ、軸孔２２と平行に配置された
本体部分６ａの受孔３０に回転可能に挿入されている。
連結軸部６ｂの外周溝３１には本体部分６ａより固定ピ
ン３２が嵌め込まれ、これによって連結軸部６ｂは受孔
３０からの抜脱を阻止されている。ピン状の錠止突起８
はデッドボルト２の半径方向の小孔３３に挿入され、外
周溝３４にデッドボルト２より打ち込まれたスプリング
ピン１４によって抜脱を阻止されている。
【００１８】第一係合部材３の空洞部２３内には操作カ
ム７の抜け止め用ストッパー板３５が固着されている。
操作カム７には駆動壁部２８と直交する制止壁部４１が
設けられており、デッドボルト２を押し込み位置に拘束
した状態では、錠止突起８の先端部分が制止壁部４１の
内面と係合している。デッドボルト２の上端部には環状
溝３６に嵌めたＯ−リング３７によって操作ボタン１５
が連結されている。デッドボルト２の付勢用バネ９は圧
縮バネ作用と捻りバネ作用を兼ねてコイルバネが使用さ
れ、コイル部はデッドボルト２に嵌められている。バネ
９の一方の端部９ａはデッドボルト２の上端割溝部２ａ
に嵌められ、他方の端部９ｂは第一係合部材３の小孔４
２に挿入されている。操作カム７の復帰付勢用バネ１３
としては捻りバネが使用され、コイル部は操作カム７の
上面部中心の支持突起７ａに嵌められている。ている。
ム７の抜け止め用ストッパー板３５が固着されている。
操作カム７には駆動壁部２８と直交する制止壁部４１が
設けられており、デッドボルト２を押し込み位置に拘束
した状態では、錠止突起８の先端部分が制止壁部４１の
内面と係合している。デッドボルト２の上端部には環状
溝３６に嵌めたＯ−リング３７によって操作ボタン１５
が連結されている。デッドボルト２の付勢用バネ９は圧
縮バネ作用と捻りバネ作用を兼ねてコイルバネが使用さ
れ、コイル部はデッドボルト２に嵌められている。バネ
９の一方の端部９ａはデッドボルト２の上端割溝部２ａ
に嵌められ、他方の端部９ｂは第一係合部材３の小孔４
２に挿入されている。操作カム７の復帰付勢用バネ１３
としては捻りバネが使用され、コイル部は操作カム７の
上面部中心の支持突起７ａに嵌められている。ている。
【００１９】錠前ユニット１の固定本体１ａには抜け止
めリング３７が螺合され、抜け止めリング３７の環状溝
３８には第一係合部材３よりロックピン３９が差し込ま
れている。これによって錠前ユニット１は第一係合部材
３に固着されている。錠前ユニット１のロータ２５の先
端軸部２５ａは小判形断面となっており、これが同形状
の連動孔７ｂに嵌められることによって、操作カム７は
ロータ２５と一体回転するように連結されている。な
お、防犯性を高めるために図１１に示したようにデッド
ボルト２の操作ボタン１５を、施錠状態では第一係合部
材３の上面凹部４０内に落とし込むようにすることもで
ある。
めリング３７が螺合され、抜け止めリング３７の環状溝
３８には第一係合部材３よりロックピン３９が差し込ま
れている。これによって錠前ユニット１は第一係合部材
３に固着されている。錠前ユニット１のロータ２５の先
端軸部２５ａは小判形断面となっており、これが同形状
の連動孔７ｂに嵌められることによって、操作カム７は
ロータ２５と一体回転するように連結されている。な
お、防犯性を高めるために図１１に示したようにデッド
ボルト２の操作ボタン１５を、施錠状態では第一係合部
材３の上面凹部４０内に落とし込むようにすることもで
ある。
【００２０】
【発明の効果】 以上のように構成された本発明の補助
錠装置では、デッドボルトボルト２は第一係合部材３の
軸孔２２から全長が抜き取られるものではなく、第二係
合部材６が第一係合部材３との連結を解かれた解錠状態
においても、デッドボルト２は第一係合部材３に保持さ
れている。そのため、デッドボルトボルト２は紛失や損
傷事故から防護されることになり、扉１６の再施錠時に
は直ちにロックアーム５の錠止孔４に挿入操作できるの
で、操作性にも優れている。
錠装置では、デッドボルトボルト２は第一係合部材３の
軸孔２２から全長が抜き取られるものではなく、第二係
合部材６が第一係合部材３との連結を解かれた解錠状態
においても、デッドボルト２は第一係合部材３に保持さ
れている。そのため、デッドボルトボルト２は紛失や損
傷事故から防護されることになり、扉１６の再施錠時に
は直ちにロックアーム５の錠止孔４に挿入操作できるの
で、操作性にも優れている。
【００２１】ロックアーム５を第二係合部材６の本体部
分６ａと分割構成し、ロックあ〜無５を連結軸部６ｂを
中心に回転可能にしたときには、固定枠体１７と扉１６
との位置の狂いが生じても、その狂いを吸収してデッド
ボルト２と錠止孔４の位置合わせを的確に行なうことが
できる。
分６ａと分割構成し、ロックあ〜無５を連結軸部６ｂを
中心に回転可能にしたときには、固定枠体１７と扉１６
との位置の狂いが生じても、その狂いを吸収してデッド
ボルト２と錠止孔４の位置合わせを的確に行なうことが
できる。
【図１】 本発明の一実施例に係る補助錠装置の正面
図である。
図である。
【図２】 該補助錠装置の取付状態を示す平面図であ
る。
る。
【図３】 該補助錠装置の底面図である。
【図４】 該補助錠装置の左側面図である。
【図５】 図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図６】 図５のＢ−Ｂ線断面図である。
【図７】 図５のＣ−Ｃ線断面図である。
【図８】 図５のＤ−Ｄ線断面図である。
【図９】 該補助錠装置の解錠状態の縦断面図であ
る。
る。
【図１０】 図９のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１１】 本発明の別の実施例に係る補助錠装置の縦
断面図である。
断面図である。
１ 錠前ユニット ２ デッドボルト ３ 第一係合部材 ４ 第二係合部材の錠止孔 ５ 第二係合部材のロックアーム ６ 第二係合部材 ７ 操作カム ８ デッドボルトの錠止突起 ９ デッドボルトボルトの付勢用バネ １０ 鍵部 １１ 第一係合部材側の錠止凹部 １２ 第一係合部材側のガイド壁部 １３ 操作カムの付勢用バネ １５ デッドボルトの操作ボタン １６ 自動販売機の扉 １７ 自動販売機の固定枠体
Claims (2)
- 【請求項１】 自動販売機等の固定枠体１７と扉１６の
一方に取り付けられる第一係合部材３にデッドボルト２
が嵌挿される軸孔２２を設け、固定枠体１７と扉１６の
他方に取り付けられる第二係合部材６にロックアーム５
を設け、デッドボルト２が係脱する錠止孔４をロックア
ーム５に設け、デッドボルト２の中間部に錠止突起８を
突設し、デッドボルト２が入り込んだ第一係合部材３の
空洞部２３に錠止突起８が当接するガイド壁部１２を設
け、デッドボルト２が第一係合部材３に押し込められた
とき、錠止突起８が係脱する錠止凹部１１をガイド壁部
１２に設け、第一係合部材３とデッドボルト２の間に装
着したバネ９によって、錠止突起８が錠止凹部１１に係
合する方向にデッドボルト２を回転付勢するとともに、
錠止突起８が錠止凹部１１から脱出したとき、錠止突起
８がガイド壁部１２に当接しながら移動するようにデッ
ドボルト２を突出方向に移動付勢し、デッドボルト２が
ロックアーム５の錠止孔４から脱出したとき、錠止突起
８が当接する停止壁部２４を空洞部２３に設け、空洞部
２３の底壁部に設けた支持孔２６に操作カム７の軸部２
７を回転可能に嵌め入れ、第一係合部材３に埋め込み固
着した錠前ユニット１のロータ２５に操作カム７の軸部
２７を一体回転するように連結し、鍵１０によってロー
タ２５を所定方向に回転させたとき、錠止突起８を錠止
凹部１１から押し出す駆動壁部２８を操作カム７に設
け、第一係合部材３と操作カム７の間に装着したバネ１
３によって、駆動壁部２８が錠止突起８を押さない待機
位置に回転付勢した自動販売機等の補助錠装置。 - 【請求項２】 第二係合部材６のロックアーム５を第二
係合部材６の本体部分６ａとは分離して構成し、デッド
ボルト２と直交する面内で回転するようにロックアーム
５を連結軸６ｂによって本体部分６ａに枢着したことを
特徴とする請求項１に記載の補助錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28178796A JP2854566B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 自動販売機等の補助錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28178796A JP2854566B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 自動販売機等の補助錠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10110564A JPH10110564A (ja) | 1998-04-28 |
| JP2854566B2 true JP2854566B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=17643976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28178796A Expired - Lifetime JP2854566B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 自動販売機等の補助錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2854566B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP28178796A patent/JP2854566B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10110564A (ja) | 1998-04-28 |
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