JP2980904B1 - 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置 - Google Patents

自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

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JP2980904B1
JP2980904B1 JP34632998A JP34632998A JP2980904B1 JP 2980904 B1 JP2980904 B1 JP 2980904B1 JP 34632998 A JP34632998 A JP 34632998A JP 34632998 A JP34632998 A JP 34632998A JP 2980904 B1 JP2980904 B1 JP 2980904B1
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pop
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昭彦 城添
真一郎 南
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 サブ錠前ユニットの交換時にハンドルが邪魔
にならないように退避回転した位置に保持される自販機
等のポップアウト型ロックハンドル装置を提供する。 【解決手段】固定ケース2のハンドル受座部分2bにサ
ブ錠前ユニット8を設け、ロ−タ軸8aに連動する回転
角度規制板50とラッチ体51を設け、ストップレバ−
52でラッチ体51を制御し、内筒3の受溝58にラッ
チ体51を係合させてハンドル3の退避回転位置に保持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、自販機等の扉に
用いられるポップアウト型ロックハンドル装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 扉に固着される固定ケースの軸筒部に
内筒を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、固定枠体
に対する扉の施錠部材を内筒に連結し、内筒に対して回
転不能かつ前後に摺動可能にハンドル軸部を内筒に嵌挿
し、バネによってハンドルを前進付勢し、ロータに連動
装備した錠止機構によってハンドルを前進不能に拘束す
る錠前ユニットをハンドル軸部に設けたポップアウト型
ロックハンドル装置は、既に公知である。
【0003】比較的多額の金品が常時保管されている自
販機等の扉にポップアウト型ロックハンドル装置を使用
した場合、錠前ユニットはピッキング用具によって不正
解錠されたり、暴力破壊による攻撃に曝されるのである
が、内部錠機構をいくら複雑化しても内部構造は早晩、
犯罪者グループによって解明されてしまうため、防犯効
果の持続性はあまり期待できず、頻繁にサブ錠前ユニッ
トを交換することが現在最も有効な防犯手段とされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、サブ錠前ユニットを交換しやすいように、サブ
錠前ユニットの交換時にハンドルが邪魔にならないよう
に回転した状態で保持される自販機等のポップアウト型
ロックハンドル装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のベースとするポッ
プアウト型ロックハンドル装置は、 扉1に固着される
固定ケース2の軸筒部2aに内筒3を回転可能かつ前後
に移動不能に装着し、固定枠体9に対する扉1の施錠部
材4を内筒3に連結し、内筒3に対して回転不能かつ前
後に摺動可能にハンドル軸部5aを内筒3に嵌挿し、バ
ネによってハンドル5を前進付勢し、ロータ7aに連動
装備された錠止機構13によってハンドル5を前進不能
に拘束する錠前ユニット7をハンドル軸部5aに設けた
ものである。
【0006】本発明は、このポップアウト型ロックハン
ドル装置において、固定ケース2の軸筒部2aに隣接し
たハンドル受座部分2bにサブ錠前ユニット8を設け、
サブ錠前ユニット8の頭部をハンドル5の正面透孔6に
臨ませ、サブ錠前ユニット8のロ−タ軸8aに対して回
転不能に嵌め合わせた回転角度規制板50を設け、先端
部51bが固定ケ−ス2の軸筒部2aの側面透孔55か
ら内筒3の側面凹部56に係合し、基端部51aが回転
角度規制板50のカム面50aに当接するラッチ体51
を設け、ラッチ体51を内筒3方向に前進付勢するバネ
54を設ける。
【0007】本発明ではさらに、枢軸53を中心に回転
し、基端受動部52aが固定ケ−ス2の軸筒部2bの側
面透孔63から内筒3の側面凹部65に係合し、先端爪
部52bがラッチ体51の中間部側面の切込部51cと
係脱するストップレバ−52を設け、ストップレバ−5
2を内筒3方向に回転付勢するバネ59を設け、ハンド
ル5および内筒3の回転時に、ラッチ体51の先端部5
1bが内筒3の受溝58に係合するように配置する。
【0008】このように構成されたポップアウト型ロッ
クハンドル装置では、図1に示したようにハンドル5の
全体が固定ケ−ス2内に没入している施錠状態では、ラ
ッチ体51の先端部51bは、図2に示したように固定
ケ−ス2の軸筒部2aの側面透孔55を通して内筒3の
側面凹部56に係合している。そのため、ハンドル5は
前記錠止機構13の作動に加えて、ラッチ体51によっ
ても没入位置に拘束され、内筒3は軸筒部2aに対して
回転不能に拘束されている。
【0009】サブ錠前ユニット8に所定の鍵20を挿入
してロ−タ軸8aを所定方向に回すと、図3に示したよ
うにロ−タ軸8aと一体に回転角度規制板50が回転す
るため、回転角度規制板50のカム面50aがラッチ体
51の基礎端部51aを押す。そのため、ラッチ体51
は固定ケ−ス2の軸筒部2aの側面透孔55aに案内さ
れた状態で引き下げられ、ラッチ体51の先端部51b
が内筒3の側面凹部56から抜き取られる。このとき、
ストップレバ−52の基端受動部52aは固定ケ−ス2
の軸筒部2bの側面透孔63を通して内筒3の側面凹部
65に係合し、先端爪部52bはラッチ体51の切込部
51caに入り込む。この段階では、本来のメインの錠
前ユニット7と錠止機構13が施錠状態であるため、ハ
ンドル軸部5aは依然として拘束状態である。
【0010】このようにサブ錠前ユニット8とこれに連
動するラッチ体51による拘束を解除した後、鍵19を
錠前ユニット7のロータ7aに挿入し、所定方向に回して
前記錠止機構13による拘束を解除すると、バネ60に
よって付勢されたハンドル5は、内筒3に案内されて前
方にポップアウトする。この突出作動後、ハンドル3と
一体に内筒3を所定方向に回すと、図4に示したように
ストップレバ−52の基端受動部52aが内筒3の側面
凹部65の傾斜した孔壁面61に押されるため、ストッ
プレバー52が枢軸53を中心に回転し、先端爪部52
bがラッチ体51の切込部51aから脱出し、ラッチ体
51の拘束を解除する。このとき、ストップレバー52
の受動端部52aはバネ59に押されて内筒3の外面に
当接する。
【0011】例えばハンドル5と内筒3が図5に示した
ように当初位置から90度位置まで回転した時、内筒3
の外面に摺接して来たラッチ体51の先端部51bは回
転終端において内筒3外面の受溝58に係合する。これ
によってハンドル5はサブ錠前ユニット8の交換等の作
業を邪魔しない退避位置に保持される。
【0012】ハンドル5が退避位置に保持された状態を
解くときには、サブ錠前ユニット8のロ−タ軸8aを鍵
20によって回し、回転角度規制板50のカム面50a
によってラッチ体51をバネ54の付勢に抗して引き下
げ、ラッチ体51の先端部51bを受溝58から脱出さ
せる。あるいは、ハンドル5を強く回すと、ラッチ体5
1の先端部51bの傾斜した肩面62が受溝58の傾斜
した溝壁面61に押されることによって、ラッチ体51
の先端部51bが内筒3外面の受溝58から脱出する。
【0013】その後、ハンドル5と一体に内筒3を逆方
向に90度回すと、ラッチ体51の先端部51bは軸筒
部2aの側面透孔55を通して内筒3の側面凹部56に
係合し、ハンドル5は再び没入位置に拘束される。
【0014】
【発明の実施の形態】 図示の実施例においては、本来
のメインの錠前ユニット7とサブ錠前ユニット8として
は、ピンタンブラ錠機構やディスクタンブラ錠機構等を
内蔵した公知のシリンダ−錠が使用されており、バネ5
4,59,60としては圧縮コイルバネが使用されてい
る。内筒3の回転方向に対応してラッチ体51の先端部
51bの左右肩面62は傾斜カム面に形成され、また、
内筒3の受溝58の左右溝壁面61と内筒3の側面凹部
56,65の左右孔壁面61も傾斜カム面に形成され
る。そのため、ハンドル5によって内筒3を強い力で回
転させたとき、ラッチ体51の先端部51やストップレ
バー52の受動端部52aは、自動的に内筒3の受溝5
8や側面凹部56,65から押し出される。
【0015】
【発明の効果】 以上のように本発明のポップアウト型
ロックハンドル装置では、サブ錠前ユニット8のロ−タ
軸8aを所定方向に回すと、回転角度規制板50のカム
面50aによってラッチ体51の先端部51bが内筒3
の側面凹部56から引き出され、これによってハンドル
5と内筒3の回転が可能となる一方、ハンドル5を所定
角度回したとき、バネ54の付勢によってラッチ体51
の先端部51bが内筒3の受溝58に入り込むため、ハ
ンドル5はその回転位置に保持され、サブ錠前ユニット
8の交換等の作業がハンドル5に邪魔されず容易に行な
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るポップアウト型ロッ
クハンドル装置の施錠状態の正面図である。
【図2】 該ロックハンドル装置の一部縦断背面図であ
り、内筒の回転を拘束した状態を示している。
【図3】 該ロックハンドル装置の一部縦断背面図であ
り、内筒の回転拘束を解除した状態を示している。
【図4】 該ロックハンドル装置の一部縦断背面図であ
り、内筒の回転拘束を解除してから一定角度回転させた
状態を示している。
【図5】 該ロックハンドル装置の一部縦断背面図であ
り、内筒の回転を続行して回転終端において再拘束した
状態を示している。
【図6】 該ロックハンドル装置に使用したラッチ体の
斜視図である。
【図7】 該ロックハンドル装置に使用したストップレ
バーの斜視図である。
【図8】 該ロックハンドル装置の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 固定ケース 3 内筒 4 施錠部材 5 ハンドル 6 ハンドル正面透孔 7 錠前ユニット 8 サブ錠前ユニット 50 回転角度規制板 51 ラッチ体 52 ストップレバ− 53 枢軸 54 バネ 55 固定ケ−スの軸筒部の側面透孔 56 内筒3の側面凹部 58 内筒の受溝 59 バネ 63 固定ケ−スの軸筒部の側面透孔 65 内筒3の側面凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着される固定ケース2の軸筒部
    2aに内筒3を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、
    固定枠体9に対する扉1の施錠部材4を内筒3に連結
    し、内筒3に対して回転不能かつ前後に摺動可能にハン
    ドル軸部5aを内筒3に嵌挿し、バネによってハンドル
    5を前進付勢し、ロータ7aに連動装備された錠止機構
    13によってハンドル5を前進不能に拘束する錠前ユニ
    ット7をハンドル軸部5aに設けたポップアウト型ロッ
    クハンドル装置において、固定ケース2の軸筒部2aに
    隣接したハンドル受座部分2bにサブ錠前ユニット8を
    設け、サブ錠前ユニット8の頭部をハンドル5の正面透
    孔6に臨ませ、サブ錠前ユニット8のロ−タ軸8aに対
    して回転不能に嵌め合わせた回転角度規制板50を設
    け、先端部51bが固定ケ−ス2の軸筒部2aの側面透
    孔55から内筒3の側面凹部56に係合し、基端部51
    aが回転角度規制板50のカム面50aに当接するラッ
    チ体51を設け、ラッチ体51を内筒3方向に前進付勢
    するバネ54を設け、枢軸53を中心に回転し、基端受
    動部52aが固定ケ−ス2の軸筒部2bの側面透孔63
    から内筒3の側面凹部65に係合し、先端爪部52bが
    ラッチ体51の中間部側面の切込部51cと係脱するス
    トップレバ−52を設け、ストップレバ−52を内筒3
    方向に回転付勢するバネ59を設け、ハンドル5および
    内筒3の回転時に、ラッチ体51の先端部51bが内筒
    3の受溝58に係合することによってハンドル5が当該
    回転位置に保持される自動販売機などのポップアウト型
    ロックハンドル装置。
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