JP3020933B1 - 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置 - Google Patents

自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Info

Publication number
JP3020933B1
JP3020933B1 JP10351958A JP35195898A JP3020933B1 JP 3020933 B1 JP3020933 B1 JP 3020933B1 JP 10351958 A JP10351958 A JP 10351958A JP 35195898 A JP35195898 A JP 35195898A JP 3020933 B1 JP3020933 B1 JP 3020933B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
lock
lock unit
sub
inner cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10351958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000179198A (ja
Inventor
昭彦 城添
真一郎 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10351958A priority Critical patent/JP3020933B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020933B1 publication Critical patent/JP3020933B1/ja
Publication of JP2000179198A publication Critical patent/JP2000179198A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 サブ錠前ユニットの交換時にハンドルが邪魔
にならないように退避回転位置に保持される自販機等の
ポップアウト型ロックハンドル装置を提供する。 【解決手段】 サブ錠前ユニット8の外周リング25か
ら外れる方向にストッパープレート14をスライドさせ
ることによって、ストッパープレート14に連動ピン2
1によって接続されたロックプレート19が固定ケース
2の軸筒部2aの方向に回転し、ハンドル5の軸部5a
とともに退避位置に回転していた内筒3の側面受部17
に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、自販機等の扉に
用いられるポップアウト型ロックハンドル装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 扉に固着される固定ケースの軸筒部に
内筒を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、固定枠体
に対する扉の施錠部材を内筒に連結し、内筒に対して回
転不能かつ前後に摺動可能にハンドル軸部を内筒に嵌挿
し、バネによってハンドルを前進付勢し、ロータに連動
装備した錠止機構によってハンドルを前進不能に拘束す
る錠前ユニットをハンドル軸部に設けたポップアウト型
ロックハンドル装置は、既に公知である。
【0003】比較的多額の金品が常時保管されている自
販機等の扉にポップアウト型ロックハンドル装置を使用
した場合、錠前ユニットはピッキング用具によって不正
解錠されたり、暴力破壊による攻撃に曝されるのである
が、内部錠機構をいくら複雑化しても内部構造は早晩、
犯罪者グループによって解明されてしまうため、防犯効
果の持続性はあまり期待できず、頻繁にサブ錠前ユニッ
トを交換することが現在最も有効な防犯手段とされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、サブ錠前ユニットを交換しやすいように、サブ
錠前ユニットの交換時にハンドルが邪魔にならない退避
位置に回転した状態で保持される自販機等のポップアウ
ト型ロックハンドル装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のベースとするポッ
プアウト型ロックハンドル装置は、 扉1に固着される
固定ケース2の軸筒部2aに内筒3を回転可能かつ前後
に移動不能に装着し、固定枠体9に対する扉1の施錠部
材4を内筒3に連結し、内筒3に対して回転不能かつ前
後に摺動可能にハンドル軸部5aを内筒3に嵌挿し、バ
ネによってハンドル5を前進付勢し、ロータ7aに連動
装備された錠止機構13によってハンドル5を前進不能
に拘束する錠前ユニット7をハンドル軸部5aに設けた
ものである。
【0006】本発明は、このポップアウト型ロックハン
ドル装置において、固定ケース2の軸筒部2aに隣接し
たハンドル受座部分2bにサブ錠前ユニット8を設け、
サブ錠前ユニット8の頭部をハンドル5の正面透孔6に
臨ませ、内面突条部14aがサブ錠前ユニット8の外周
リング25の外面受溝25aに係合することによってサ
ブ錠前ユニット8を抜き取り不能に固定ケース2に取り
付けるU形のストッパープレート14を、サブ錠前ユニ
ット8の半径方向にスライド可能に固定ケースの案内溝
23に嵌め入れ、先端部19aが固定ケース2の軸筒部
2aの側面透孔16より内筒3の側面受部17,18に
係脱するロックプレート19を、サブ錠前ユニット8の
軸方向の枢軸20によって中間部にて固定ケース2に枢
着し、ロックプレート19の基端部19bを連動ピン2
1によってストッパープレート14の基端部に接続し、
ストッパープレート14を外周リング25と非係合位置
にスライドさせたとき、ロックプレート19を内筒3方
向に回転させるものである。
【0007】このように構成されたポップアウト型ロッ
クハンドル装置では、図4に示したようにサブ錠前ユニ
ット8が固定ケース2に取り付けられている状態では、
ストッパープレート14はサブ錠前ユニット8の半径方
向すなわち側面方向から外周リング25に深く嵌め合わ
されており、ストッパープレート14の内面突条部14
aは外周リング25の外面受溝25aの約半周にわたっ
て密に係合している。この外周リング25は内周面の雌
螺子部にてサブ錠前ユニット8の胴体部の雄螺子部に螺
合されたものであるから、ストッパープレート14と外
周リング25が深く係合することによって、サブ錠前ユ
ニット8は固定ケース2の取付孔からの抜取りを阻止さ
れている。
【0008】サブ錠前ユニット8が不正解錠された事実
が判明し、再犯防止のためにサブ錠前ユニットを新しい
ものに交換するときには、図1に仮想線で示したように
ハンドル5を例えば45度回転させて、サブ錠前ユニッ
ト8の前方空間からハンドル5を退避させる。そして、
ビス26をサブ錠前ユニット8のロータ8aの先端螺子
軸部から外し、ストッパープレート14をサブ錠前ユニ
ット8の半径方向にサブ錠前ユニット8から離れる向
き、すなわち図4において左方向に案内溝23に沿って
スライドさせる。このスライド操作によって、ストッパ
ープレート14の内面突条部14aと外周リング25の
外面受溝25aとの係合が解除されるため、サブ錠前ユ
ニット8は固定ケース2の前方方向に抜き取り可能な状
態となる。
【0009】ストッパープレート14がこのように移動
するとき、ストッパープレート14の基端部の連動ピン
21によってロックプレート19の基端部19bが左方
向に押されるため、ロックプレート19は枢軸20を中
心として時計回り方向に回転し、ロックプレート19の
先端部19aはハンドル5の軸部5aと一体に45度回
転している内筒3の側面受部17に入り込み係合する。
これによってハンドル5は45度の退避回転位置に保持
される。
【0010】ハンドル5が退避位置に保持された状態を
解くときには、新しいサブ錠前ユニット8を入れ換えた
後、ストッパープレート14をサブ錠前ユニット8の方
向にスライドさせれば良い。この操作によってロックプ
レート19の基端部19bが右側に牽引されるため、ロ
ックプレート19は反時計回り方向に回転し、ロックプ
レート19の先端部19aが内筒3の側面受部17から
脱出する。
【0011】
【発明の実施の形態】 図示の実施例においては、本来
のメインの錠前ユニット7とサブ錠前ユニット8として
は、ピンタンブラ錠機構やディスクタンブラ錠機構等を
内蔵した公知のシリンダ−錠が使用されており、バネ1
2としては圧縮コイルバネが使用されている。ストッパ
ープレート14は、固定ケース2にねじ込まれた浮き上
がり防止ビス15によって背面側を支持されており、該
ビス15はストッパープレート14の左右方向のスロッ
ト28に挿入されている。サブ錠前ユニット8のロータ
8aには内筒3の動きを拘束するラッチ体27が連結さ
れている。ロックプレート19の基端部19bには連動
ピン21が挿通された縦長のスロット22が形成され、
連動ピン21はロックプレート19側に固定されてい
る。本実施例では、内筒3の側面受部17は当初位置か
ら45度回転したときにロックプレート19に係合し、
別の側面受部18は当初位置から90度回転したときに
ロックプレート19に係合するように設定されている。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明のポップアウト型
ロックハンドル装置では、サブ錠前ユニット8の外周リ
ング25から外れる方向にストッパープレート14をス
ライドさせることによって、ストッパープレート14に
連動ピン21によって接続されたロックプレート19が
固定ケース2の軸筒部2aの方向に回転し、ハンドル5
の軸部5aとともに退避位置に回転していた内筒3の側
面受部17に係合するため、ハンドル5はその回転位置
に保持され、サブ錠前ユニット8の交換等の作業がハン
ドル5に邪魔されず容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るポップアウト型ロッ
クハンドル装置の施錠状態の正面図である。
【図2】 該ロックハンドル装置の背面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図3のB−B線断面図である。
【符号の説明】 1 扉 2 固定ケース 3 内筒 4 施錠部材 5 ハンドル 6 ハンドル正面透孔 7 錠前ユニット 8 サブ錠前ユニット 9 固定枠体 12 ハンドル突出用バネ 13 錠止機構 14 ストップ−プレート 15 浮き上がり防止用ビス 16 固定ケースの軸筒部の側面透孔 17 内筒の側面受部 18 内筒の側面受部 19 ロックプレート 20 枢軸 21 連動ピン 23 案内溝 24 スライド操作用逃げ空間 25 外周リング 26 取付用ビス 27 ラッチ体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 5/02 E05B 5/00 E05B 65/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着される固定ケース2の軸筒部
    2aに内筒3を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、
    固定枠体9に対する扉1の施錠部材4を内筒3に連結
    し、内筒3に対して回転不能かつ前後に摺動可能にハン
    ドル軸部5aを内筒3に嵌挿し、バネ12によってハン
    ドル5を前進付勢し、ロータ7aに連動装備された錠止
    機構13によってハンドル5を前進不能に拘束する錠前
    ユニット7をハンドル軸部5aに設けたポップアウト型
    ロックハンドル装置において、固定ケース2の軸筒部2
    aに隣接したハンドル受座部分2bにサブ錠前ユニット
    8を設け、サブ錠前ユニット8の頭部をハンドル5の正
    面透孔6に臨ませ、内面突条部14aがサブ錠前ユニッ
    ト8の外周リング25の外面受溝25aに係合すること
    によってサブ錠前ユニット8を抜き取り不能に固定ケー
    ス2に取り付けるU形のストッパープレート14を、サ
    ブ錠前ユニット8の半径方向にスライド可能に固定ケー
    スの案内溝23に嵌め入れ、先端部19aが固定ケース
    2の軸筒部2aの側面透孔16より内筒3の側面受部1
    7,18に係脱するロックプレート19を、サブ錠前ユ
    ニット8の軸方向の枢軸20によって中間部にて固定ケ
    ース2に枢着し、ロックプレート19の基端部19b
    連動ピン21によってストッパープレート14の基端部
    に接続し、ストッパープレート14を外周リング25と
    非係合位置にスライドさせたとき、ロックプレート19
    を内筒3方向に回転させるようにした、自販機等のポッ
    プアウト型ロックハンドル装置。
JP10351958A 1998-12-10 1998-12-10 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置 Expired - Lifetime JP3020933B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351958A JP3020933B1 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10351958A JP3020933B1 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3020933B1 true JP3020933B1 (ja) 2000-03-15
JP2000179198A JP2000179198A (ja) 2000-06-27

Family

ID=18420800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10351958A Expired - Lifetime JP3020933B1 (ja) 1998-12-10 1998-12-10 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3020933B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5764640B2 (ja) * 2013-11-06 2015-08-19 タキゲン製造株式会社 扉のロックハンドル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000179198A (ja) 2000-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5657652A (en) Pin tumbler cabinet door and drawer deadlocking latch-lock
US6823703B2 (en) Removable plug cylinder lock
JP3020933B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
US4148201A (en) Locking device
US7339472B2 (en) Self-adjusting cam assembly
CN110872915A (zh) 门的弹出式锁定把手装置
US2208003A (en) Compartment door latch
JP2980904B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP4512922B2 (ja) シリンダ錠
JP2956898B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP2002054327A (ja) シリンダー錠
JP3544194B2 (ja) 引き違い戸用プッシュロック装置
JP4154192B2 (ja) 引違い戸用錠
JP4221233B2 (ja) ステアリングロック装置
CN115419325A (zh) 执手组件、锁具及门体
JP2543463Y2 (ja) シリンダ錠
JP4403395B2 (ja) シリンダ錠
CN114909029A (zh) 门的弹出式锁定把手装置
JP2000045585A (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP2006132107A (ja) 扉用ロックハンドル装置の交換用サイドバー式シリンダー錠
JP3270419B2 (ja) 引き出し回転操作型扉用ロックハンドル装置
JP3400778B2 (ja) 錠 前
JP3330916B2 (ja) 自動販売機等の複合錠装置
JP4386803B2 (ja) ステアリングロック装置
JP2000087604A (ja) シリンダ錠

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term