JP2956898B1 - 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置 - Google Patents

自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Info

Publication number
JP2956898B1
JP2956898B1 JP30567898A JP30567898A JP2956898B1 JP 2956898 B1 JP2956898 B1 JP 2956898B1 JP 30567898 A JP30567898 A JP 30567898A JP 30567898 A JP30567898 A JP 30567898A JP 2956898 B1 JP2956898 B1 JP 2956898B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
lock unit
sub
pop
rear direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30567898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000129966A (ja
Inventor
真一郎 南
晴雄 持田
昭彦 城添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP30567898A priority Critical patent/JP2956898B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2956898B1 publication Critical patent/JP2956898B1/ja
Publication of JP2000129966A publication Critical patent/JP2000129966A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 サブ錠前ユニットの固定保持を引き抜きに対
して強く行なえ、防犯性が向上する自販機等のポップア
ウト型ロックハンドル装置を提供する。 【解決手段】 サブ錠前ユニット8に螺合した固定用リ
ング34の凹凸部34aに一対のクランプ部材28,2
8の凹凸部33を係合させ、ビス27の締付けによって
スライダ部材29を介して両クランプ部材28を固定用
リング34に押し付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、自販機等の扉に
用いられるポップアウト型ロックハンドル装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 扉に固着される固定ケースの軸筒部に
内筒を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、固定枠体
に対する扉の施錠部材を内筒の後面に連結し、内筒に対
して回転不能かつ前後に摺動可能にハンドル軸部を内筒
に嵌挿し、バネによってハンドルを前進付勢し、ロータ
に連動装備した錠止機構によってハンドルを前進不能に
拘束する錠前ユニットをハンドル軸部に設けたポップア
ウト型ロックハンドル装置は、既に公知である。
【0003】比較的多額の金品が常時保管されている自
販機等の扉にポップアウト型ロックハンドル装置を使用
した場合、錠前ユニットはピッキング用具によって不正
解錠されたり、また錠前ユニットを抜かれることによっ
て不正に扉が開けられたり、暴力破壊による攻撃に曝さ
れるのであるが、内部錠機構をいくら複雑化しても内部
構造は早晩、犯罪者グループによって解明されてしまう
ため、防犯効果の持続性はあまり期待できない。また、
ドリル工具に対して強い硬い金属材料を錠前ユニットに
埋め込むことも提案されているが、その効果にも限界が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、錠前ユニットのケ−スに対する固定保持を強固
に行なえ、容易には錠前ユニットを抜き取ることができ
ないポップアウト型ロックハンドル装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のポップアウト型ロ
ックハンドル装置は、扉1に固着される固定ケース2の
軸筒部2aに内筒3を回転可能かつ前後に移動不能に装
着し、固定枠体14に対する扉1の施錠部材4を内筒3
の後面に連結し、内筒3に対して回転不能かつ前後に摺
動可能にハンドル軸部5aを内筒3に嵌挿し、バネ6に
よってハンドル5を前進付勢し、ロータ7aに連動装備
された錠止機構13によってハンドル5を前進不能に拘
束する錠前ユニット7をハンドル軸部5aに設け、固定
ケース2の軸筒部2aに隣接したハンドル受座部分2b
にサブ錠前ユニット8を設け、サブ錠前ユニット8の頭
部をハンドル5の正面透孔17に臨ませてある。
【0006】サブ錠前ユニット8の収容ケース部2dの
内壁に一対の案内溝35,35を前後方向に設け、サブ
錠前ユニット8の半径方向に移動可能なクランプ部材2
8と、サブ錠前ユニット8の半径方向と前後方向に移動
可能なスライダ部材29を各案内溝35に回転不能に収
容し、施錠時にハンドル5の後ろに隠される案内溝35
の底壁部2eに、ビス27が挿入される貫通孔30を前
後方向に設け、スライダ部材29に該ビス27が螺合さ
れる螺子孔36を前後方向に設け、スライダ部材29に
前後方向に対して傾斜したカム斜面31を設け、クラン
プ部材28に前後方向に対して傾斜し、スライダ部材2
9の前記カム斜面31に当接させられるカム斜面32を
設け、固定用リング34をサブ錠前ユニットの外周螺子
部に螺合させ、固定用リング34の外側面の凹凸部34
aに係合する凹凸部33をクランプ部材28の内側面に
設けてある。
【0007】このポップアウト型ロックハンドル装置に
おいは、サブ錠前ユニット8の固定ケース2に対する着
脱作業時には、錠前ユニット7とサブ錠前ユニット8の
各施錠ロータ7a,8aに所定の鍵19,20を挿入し
て解錠操作し、ハンドル5を固定ケース2から前方に突
出させ、突出後にハンドル5を固定ケース2の軸筒部2
aを中心に例えば90度回して、サブ錠前ユニット8の
前方空間からハンドル5を退避させる。このようにして
障害物をなくした状態で、固定ケース2の正面側からド
ライバーでビス27を緩める方向に回転操作する。
【0008】前記のようにスライダ部材29は固定ケー
ス2の案内溝35内に回転不能に収容されているため、
ビス27の回転操作によってスライダ部材29は後方に
向かって案内溝35に沿って直線移動する。この後退作
動によってスライダ部材29のカム斜面31はクランプ
部材28から離れることになり、クランプ部材28はサ
ブ錠前ユニット8を収容ケース部2dから引き出そうと
するとき、サブ錠前ユニット8から遠ざかるように半径
方向に移動することになり、クランプ部材28の凹凸部
33が固定用リング34の凹凸部34aから離脱する。
これによってサブ錠前ユニット8は固定ケース2から取
り出される。
【0009】サブ錠前ユニット8を固定ケース2に取り
付けるときには、上記とは逆の作動となる。すなわち、
固定用リング34を外周螺子部に螺合してあるサブ錠前
ユニット8は、固定ケース2の正面側から収容ケース部
2dと小判形受孔17に挿入される。そして、ビス27
を締付ける方向に回転操作すると、スライダ部材29が
案内溝35に沿って前方向に直線移動し、スライダ部材
29のカム斜面31がクランプ部材28のカム斜面32
に当接する。その後、更にビス27の回転を続けると、
スライダ部材29に押されてクランプ部材28がサブ錠
前ユニット8に接近するように半径方向に移動し、クラ
ンプ部材28の凹凸部33が固定用リング34の凹凸部
34aに押し込まれる。これによって、サブ錠前ユニッ
ト8は一対のクランプ部材28,28によって固定ケー
ス2に固定保持される。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施例においては、固定
用リング34の内周面にはサブ錠前ユニット8の本体外
周面の雄螺子に適合した雌螺子を形成してあり、固定用
リング34の外周面には2本の環状凹部34aを形成し
てある。これに対応してクラン部部材28の主体壁部2
8bの内面には2本の弧状凸部33を形成してある。ク
ランプ部材28の主体壁部28bの端部にはベース壁部
28aが直角に連設されており、ベース壁部28aはケ
ース裏面板21の内底壁部21aによって案内されてい
る。クランプ部材28の主体壁部28bの外側面には左
右一対の隆起部28c,28cが長さ方向に設けられ、
傾斜カム面32は該隆起部28cに形成されている。
【0011】スライダ部材29のベース部29aの両端
部には、一対のカム斜面31,31が形成されている。
カム斜面31,31の間には盛上り部29bが長さ方向
に設けられ、螺子孔36は該盛上り部29bに形成され
ている。盛上り部29bはクランプ部材28の前記隆起
部28c,28cの間の空間37に挿入される。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明のポップアウト型
ロックハンドル装置では、サブ錠前ユニット8はビス2
7の締付けによってスライダ部材を介して固定用リング
34に押し付けられる一対のクランプ部材28,28に
よって固定ケース2に固定保持されるものであり、この
固定保持はサブ錠前ユニット8の両側から行われる、い
わゆる両持ちの支持構造であるため、サブ錠前ユニット
8は引き抜きによる不正解錠に対して強い抵抗力を有す
るものであり、自動販機等の防犯性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るポップアウト型ロッ
クハンドル装置の正面図である。
【図2】 該ロックハンドル装置の右側面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 該ロックハンドル装置の固定ケ−スの縦断面
図である。
【図5】 図2のB−B線断面図である。
【図6】 該固定ケ−スの正面図である。
【図7】 該固定ケースの背面図である。
【図8】 該ロックハンドル装置のスライダ部材の正面
図である。
【図9】 該スライダ部材の右側面図である。
【図10】 該スライダ部材の平面図である。
【図11】 図8のC―C線断面図である。
【図12】 該ロックハンドル装置のクランプ部材の正
面図である。
【図13】 該クランプ部材の背面図である。
【図14】 該クランプ部材の底面図である。
【図15】 図12のD―D線断面図である。
【図16】 該クランプ部材とスライダ部材と固定用リ
ングによるサブ錠前の固定保持構造を示す要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 扉 2 固定ケース 3 内筒 4 施錠部材 5 ハンドル 6 バネ 7 錠前ユニット 8 サブ錠前ユニット 8b 装着用ナット 9 装着用ナット 10 ラッチ体 11 駆動カム 12 側面透孔 13 施錠機構 14 固定枠体 15 バネ 27 ビス 28 クランプ部材 29 スライダ部材 30 ビス用貫通孔 31 スライダ部材のカム斜面 32 クランプ部材のカム斜面 33 係合用凹凸部 34 固定用リング 34a 係合用凹凸部 35 案内溝 36 螺子孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 5/00 E05B 5/04 E05B 13/10 E05B 35/12 E05B 65/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着される固定ケース2の軸筒部
    2aに内筒3を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、
    固定枠体14に対する扉1の施錠部材4を内筒3の後面
    に連結し、内筒3に対して回転不能かつ前後に摺動可能
    にハンドル軸部5aを内筒3に嵌挿し、バネ6によって
    ハンドル5を前進付勢し、ロータ7aに連動装備された
    錠止機構13によってハンドル5を前進不能に拘束する
    錠前ユニット7をハンドル軸部5aに設けたポップアウ
    ト型ロックハンドル装置において、固定ケース2の軸筒
    部2aに隣接したハンドル受座部分2bにサブ錠前ユニ
    ット8を設け、サブ錠前ユニット8の頭部をハンドル5
    の正面透孔17に現させ、サブ錠前ユニット8の収容ケ
    ース部2dの内壁に一対の案内溝35,35を前後方向
    に設け、サブ錠前ユニット8の半径方向に移動可能なク
    ランプ部材28と、サブ錠前ユニット8の半径方向と前
    後方向に移動可能なスライダ部材29を各案内溝35に
    回転不能に収容し、施錠時にハンドル5の後に隠される
    案内溝35の底壁部2eに、ビス27が挿入される貫通
    孔30を前後方向に設け、スライダ部材29に該ビス2
    7が螺合される螺子孔36を前後方向に設け、スライダ
    部材29に前後方向に対して傾斜したカム斜面31を設
    け、クランプ部材28に前後方向に対して傾斜し、スラ
    イダ部材29の前記カム斜面31に当接させられるカム
    斜面32を設け、固定用リング34をサブ錠前ユニット
    の外周螺子部に螺合させ、固定用リング34の外側面の
    凹凸部34aに係合する凹凸部33をクランプ部材28
    の内側面に設け、ビス27の回転操作によってスライダ
    部材29を介してクランプ部材28を固定用リング34
    に向けて押し動かすようにした、自販機等のポップアウ
    ト型ロックハンドル装置。
JP30567898A 1998-10-27 1998-10-27 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置 Expired - Lifetime JP2956898B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30567898A JP2956898B1 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30567898A JP2956898B1 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2956898B1 true JP2956898B1 (ja) 1999-10-04
JP2000129966A JP2000129966A (ja) 2000-05-09

Family

ID=17948046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30567898A Expired - Lifetime JP2956898B1 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2956898B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114145562A (zh) * 2021-12-21 2022-03-08 东莞职业技术学院 榫卯式移动升降装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114145562A (zh) * 2021-12-21 2022-03-08 东莞职业技术学院 榫卯式移动升降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000129966A (ja) 2000-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5970760A (en) Lock core-changeable type auxiliary lock with improved pull-resistant structure
US5020349A (en) Tumbler pin lock system
JP3527394B2 (ja) ステアリングロック装置
US6546764B2 (en) Door locking handle assembly of double lock type
KR100297034B1 (ko) 잠금장치
US3286773A (en) Auxiliary retainer for removable core
US3882702A (en) Key for lock anti-pick device
JP2956898B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP3375542B2 (ja) 開閉扉用シリンダー錠
US3965707A (en) Locking structure
JP2956899B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP3054390B2 (ja) 自動販売機等の扉用アームロック装置
JP2950731B2 (ja) 錠前装置
JP2969117B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP3020933B1 (ja) 自販機等のポップアウト型ロックハンドル装置
JP2005519210A (ja) ガラスドア用安全錠
JP4138431B2 (ja) スライド式扉用後付け防犯サムターンの取付構造
CN210049701U (zh) 一种防盗锁芯
JP3512688B2 (ja) 自動販売機等の扉用ロック装置
JPH0639418Y2 (ja) 自動販売機用錠前
JP3527227B2 (ja) ポップアウト型扉用ロックハンドル装置
JP3989925B2 (ja) 自動販売機等の補助ロック装置
JPH083622Y2 (ja) 平面ハンドル
JP3432170B2 (ja) 施錠装置
JP3800418B2 (ja) ポップアウト型扉用ロックハンドル装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term