JPH0538103Y2 - - Google Patents

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JPH0538103Y2
JPH0538103Y2 JP7645986U JP7645986U JPH0538103Y2 JP H0538103 Y2 JPH0538103 Y2 JP H0538103Y2 JP 7645986 U JP7645986 U JP 7645986U JP 7645986 U JP7645986 U JP 7645986U JP H0538103 Y2 JPH0538103 Y2 JP H0538103Y2
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JP
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frame
transparent resin
resin plate
sound absorbing
sound
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高速道路、一般道路その他に設置され
る遮光性防音板に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の透光性防音板として、透明樹脂
板の外周に断面L形等の枠材が枠組みされてなる
枠体が取付けられたものが一般的に使用されてい
る。又、実開昭50−13412号公報には、多数の吸
音孔を有する箱状の外枠内に吸音材が内蔵された
吸音板と、上記外枠側面の複数溝に嵌合される複
数のガラス板との組合せからなる防音採光ブロツ
クが提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の場合は遮音性能を有する
が吸音性能がないために防音効果が不十分な問題
点がある。しかも、枠体の上辺を形成する枠材か
ら透明樹脂板の表裏両面に雨水が伝い落ちにく
く、透明樹脂板に付着したほこりや汚れが雨水に
よつて洗い流されず、透光性が損われやすい問題
点がある。又、後者の場合は箱状パネルの吸音板
と複数のガラス板との組合せからなるので、吸音
板とガラス板を単に並べて組合せるだけでは強度
不足となり、別途枠材等により両者を固定補強す
る必要があり、組立や施工作業が煩瑣となる問題
点がある。しかも、複数のガラス板が適宜間隔を
おいて相対向して設けられているので、ガラス板
の内面あるいは複数のガラス板の中間に位置する
ガラス板にほこりや汚れが付着すると洗浄できず
透光性が損われる問題点がある。上記問題点から
後者の防音採光ブロツクは一般化されていないの
が現状である。
本考案は上記問題点を解決した透光性防音板を
提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案透光性防音
板は、透明樹脂板の外周に中空枠材が枠組みされ
てなる枠体が取付けられ、各枠材内に吸音材が充
填され、枠材の音源側に面する面に多数の吸音孔
が穿設され、枠体の上辺を形成する枠材の下面が
該面の幅方向の端部から透明樹脂板に向つて漸次
下方に傾斜する傾斜面となされたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、1は透明樹脂板であつて、ポリ
カーボネート、アクリル樹脂等から作製されてい
る。透明樹脂板1は一般に長方形状となされてい
るが、他の形状となされていてもよい。
2は枠体であつて、透明樹脂板1の外周に取付
けられるものであり、複数の中空枠材21が枠組
みされて透明樹脂板1の形状に適合する形状の
枠、例えば長方形枠となされている。上記枠組み
方法は溶接、ビス止め、継手の使用等適宜手段に
より枠材21が接合されればよい。枠材21は金
属等から作製され、断面円形、方形、多角形等適
宜形状の中空長尺体となされている。枠材21内
にはグラスウール等の吸音材22が充填され、枠
材21の騒音を防止すべき音源側に面する面に多
数の吸音孔23が穿設されている。又、枠体2の
上辺を形成する枠材21′の下面は第2図や第4
図の如く、上記下面の幅方向、すなわち枠材2
1′の長さ方向と直交する方向の端部から透明樹
脂板1に向つて漸次下方に傾斜する傾斜面24と
なされている。
透明樹脂板1と枠材21の取付けに関して、一
般に第1図及び第2図の如く枠材21に透明樹脂
板1の外周縁を嵌入する嵌入溝25が設けられ、
この溝25にパツキング26を介して透明樹脂板
1が嵌め込まれており、透明樹脂板1が枠体2内
に嵌め殺し式に取付けられている。この第2図の
場合、枠体2の上辺を形成する枠材21′の下面
は幅方向に両端部から嵌入溝25に向つてそれぞ
れ漸次下方に傾斜する傾斜面24となされてい
る。なお、上記枠材21′以外の他の枠材21も
枠材21′と同形状となされている。
又、第3図及び第4図の場合は枠体2の背面側
に透明樹脂板1が取付けられており、この場合は
枠体2の上辺を形成する枠材21′の下面は幅方
向の一端部から他端部に向つて漸次下方に傾斜す
る傾斜面24となされている。
さらに、第5図の如く上記第1図の防音板の変
形として枠体2の中間部にさらに枠材21が設け
られ、枠体2が左右2つの枠に分割されてそれぞ
れの枠に透明樹脂板1が取付けられてもよい。
本考案防音板の使用に際しては、第6図や第7
図の如く上下に積み重ねられて使用されるもので
あり、その両側部がH型支柱等により保持される
ものである。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案防音板は透明樹脂板
の外周に中空枠材が枠組みされてなる枠体が取付
けられ、各枠材内に吸音材が充填され、枠材の音
源側に面する面に多数の吸音孔が穿設されている
ので、遮音性能、吸音性能を有し防音効果に優れ
た遮光板とすることができ、強度的にも安定した
パネルとすることができ、防音壁の施工作業が容
易にできる。しかも、枠体内中央に透明樹脂板が
位置し、道路に設置した際透明樹脂板を介して外
の景観が見やすい。
又、枠体の上辺を形成する枠材の下面が該面の
幅方向の端部から透明樹脂板に向つて漸次下方に
傾斜する傾斜面となされているので、雨水が枠材
の傾斜面を伝い透明樹脂板に流れ落ち、透明樹脂
板に付着したほこりや汚れが雨水によつて容易に
洗い流され、透光性を良好な状態で維持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案防音板の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図−線における一部切欠拡
大断面図、第3図は本考案防音板の他の実施例を
示す斜視図、第4図は第3図−線における一
部切欠拡大断面図、第5図は本考案防音板のさら
に他の実施例を示す正面図、第6図及び第7図は
本考案防音板の使用状態を示す一部切欠正面図で
ある。 1……透明樹脂板、2……枠体、3……枠材、
22……吸音材、23……吸音孔、24……傾斜
面、25……嵌入溝、26……パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明樹脂板1の外周に中空枠材21が枠組みさ
    れてなる枠体2が取付けられ、各枠材21内に吸
    音材22が充填され、枠材21の音源側に面する
    面に多数の吸音孔23が穿設され、枠体2の上辺
    を形成する枠材21′の下面が該面の幅方向の端
    部から透明樹脂板1に向つて漸次下方に傾斜する
    傾斜面24となされた透光性防音板。
JP7645986U 1986-05-20 1986-05-20 Expired - Lifetime JPH0538103Y2 (ja)

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JP7645986U JPH0538103Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JP7645986U JPH0538103Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JPS62187107U JPS62187107U (ja) 1987-11-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3018256A1 (de) * 2014-11-06 2016-05-11 EUROVIA Beton GmbH Schallschutzelement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063844Y2 (ja) * 1988-12-07 1994-02-02 積水樹脂株式会社 透光性防音壁
JP4698465B2 (ja) * 2006-02-25 2011-06-08 積水樹脂株式会社 防音壁
JP2007321016A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sekisui Jushi Co Ltd 自浄式乾式塀

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