JPH0537938A - 衛星放送受信装置 - Google Patents

衛星放送受信装置

Info

Publication number
JPH0537938A
JPH0537938A JP19422191A JP19422191A JPH0537938A JP H0537938 A JPH0537938 A JP H0537938A JP 19422191 A JP19422191 A JP 19422191A JP 19422191 A JP19422191 A JP 19422191A JP H0537938 A JPH0537938 A JP H0537938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
broadcasting
ntsc
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19422191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2669969B2 (ja
Inventor
Takao Nishiyama
隆男 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP19422191A priority Critical patent/JP2669969B2/ja
Publication of JPH0537938A publication Critical patent/JPH0537938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2669969B2 publication Critical patent/JP2669969B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 NTSC用の衛星放送受信装置でハイビジョ
ン放送を受信したとき、その受信放送がハイビジョン放
送であることを簡単な回路で判別し表示する。 【構成】 FM復調回路3により作成されBSチューナ
2にフィードバックされるAGC電圧を所定の基準電圧
と比較する比較器21を設け、その比較器出力とBS音
声復調信号処理部のPCMデコーダ8より出力されNT
SCの衛星放送受信以外のとき検出されるフレーム同期
エラー信号との論理積を得る論理回路22と、該論理回
路出力に応じてハイビジョン表示を成す表示回路23に
より、NTSC用の衛星放送受信装置でハイビジョン放
送の受信を判別表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV及びVTR等の衛星
放送受信装置に係り、特に通常のNTSC放送とハイビ
ジョン放送を判別するに好適な衛星放送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のNTSC衛星放送受信装置で高精
細TV放送(ハイビジョン放送)を受信したとき、ハイ
ビジョン放送が通常のNTSC放送とは互換性がないこ
とに起因してその受信画面がノイズ状態になり、その受
信放送の識別に視聴者が混乱する恐れがある。
【0003】このため、受信中の放送がハイビジョン放
送であることを判別し表示する必要があり、その判別方
法として受信放送の同期信号による同期判別が考えられ
る。
【0004】しかし、前記同期判別方法ではハイビジョ
ン放送によるMUSE信号を通常のNTSC放送の映像
信号用同期判別回路で判別した場合、前記ハイビジョン
放送の受信状態によってはそのMUSE信号が前記NT
SC信号の同期信号周波数と同様の周波数成分を含む可
能性があり、前記同期判別回路による信号判別動作が不
安定になる。更に、前述の様な不安定な信号判別動作を
解決し完全にハイビジョン放送を判別するには、前記N
TSC信号の映像信号用同期判別回路とは別にMUSE
信号の復調回路を設ける必要があり、その復調回路は回
路規模が大きく複雑になり受信装置が高価になる。
【0005】また、特開平2−79691号(H04N
7/20)公報には、ハイビジョン放送のMUSE信号
の判別手段として、MUSEデコーダ、或るいはMUS
E−NTSCダウンコンバータより出力されるキードA
FC信号を利用し、該キードAFC信号の有無によりハ
イビジョン放送を判別する方法が開示されている。
【0006】しかし、この方法では受信装置にキードA
FC信号の入力端子を設ける必要があることと、その入
力端子には外部機器よりキードAFC信号が常に入力さ
れていなければならず、このための受信装置のコストア
ップ、又は外部機器との接続若しくは外部機器の電源入
れ忘れ等による放送受信の不具合が避けられない。
【0007】また、前記公報にはNTSC放送の音声信
号処理用音声サブキャリアの有無によりハイビジョン放
送のMUSE信号を判別する方法も開示されており、こ
の方法ではMUSE信号を前記音声サブキャリアに周波
数変換する特殊な回路と、前記音声サブキャリア抽出用
の帯域フィルタを必要とし、前記キードAFC信号の有
無により判別する方法と同様に受信装置がコストアップ
になる。また、前記音声サブキャリア信号処理系のノイ
ズによる誤動作を防止するための回路設計が複雑にな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の欠点に
鑑みなされたもので、NTSC放送用の衛星放送受信装
置でハイビジョン放送を受信したとき、その受信放送が
ハイビジョン放送であることを簡単な回路で判別し表示
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明ではハイ
ビジョン放送の判別を、NTSC放送用BSチューナ
と、該BSチューナにより周波数変換された第2IF周
波数信号を通常のNTSC放送のテレビジョン信号に復
調するFM復調回路と、該FM復調回路より出力される
テレビジョン信号を帯域制限し音声信号に復元処理する
BS音声復調信号処理回路部を備える衛星放送受信装置
に於て、前記FM復調回路により作成され前記BSチュ
ーナへの帰還制御電圧より受信状態を判定する手段と、
該判定出力と前記BS音声復調信号処理回路部より検出
されBS音声エラーを指示する検出出力を夫々入力し該
夫々の入力が一致したときのみ能動となす論理手段と、
該論理手段出力に基づいて動作する表示手段とより成る
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】そして本発明によれば、NTSC放送用BSチ
ューナで用いるAGC電圧を所定レベルに設定された基
準電圧レベルと比較された判定出力と、BS音声復調信
号処理回路部により検出されるBS音声の同期エラー信
号を監視し、これらの一致により受信放送がハイビジョ
ン放送であることの判別がなされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図、図2は本
発明の実施例を説明するためのAGC制御特性図であ
る。
【0012】図1において、1は放送衛星からのテレビ
ジョン信号を受け第1IF信号帯域に周波数変換された
RF信号が入力される入力端子、2は第1IF信号の中
から所望のテレビジョン信号を選局同調し第2IF周波
数に周波数変換する衛星放送(BS)チューナ、3は該
BSチューナにより周波数変換された第2IF周波数信
号を通常のNTSC放送のテレビジョン信号に復調する
FM復調回路、4は該FM復調回路より出力されたテレ
ビジョン信号を入力し映像信号処理する映像信号処理回
路、5は前記映像信号の出力端子、6は前記FM復調回
路よりテレビジョン信号を入力し帯域制限してNTSC
放送の音声サブキャリア信号を抽出する5.7272MHZ
B.P.F(帯域フィルタ)、7は該帯域フィルタより抽
出され位相に基づいて符号化された音声サブキャリアの
パルス信号をPCM復調するQPSK復調回路、8は該
QPSK復調回路によりPCM復調されたPCMデータ
を入力し誤り符号訂正等のデコード処理してデジタル音
声信号に復号すると共にフレーム同期エラー信号を検出
するPCMデコーダ、9は該PCMデコーダより出力さ
れるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD
/A変換回路、10は前記アナログ音声信号の出力端子
である。
【0013】また、従来よりNTSC放送用BSチュー
ナは、次段のFM復調回路3に入力される第2IF周波
数の信号レベルを一定にして出力する必要があることか
ら、前記BSチューナの図示省略するRF増幅段で自動
利得制御(AGC)を行うのが一般的である。そしてそ
の制御は、前記FM復調回路により図2のAGC制御特
性(即ち、BSチューナの入力信号レベルに基づいて、
該信号レベルが制御基準値より小のときは所定の一定電
圧V0 を、信号レベルが制御基準値より増加するにした
がって所定の一定電圧V0 から比例的に増加する電圧特
性)に示すAGC電圧を作成し、該AGC電圧を前記R
F増幅段にフィードバックする構成のAGC制御ループ
により成される。
【0014】以下、本発明の実施例について回路動作を
説明する。
【0015】入力端子1より入力された受信放送のRF
信号からBSチューナ2により選択され第2IF信号に
変換された希望テレビチャンネル信号は、FM復調回路
3によりNTSC信号にFM復調される。また、FM復
調回路3では、受信放送の受信状態の変化などによりB
Sチューナ2のRF信号入力レベルの変動に応じてAG
C電圧を作成する。そして、AGC電圧をBSチューナ
内のRF増幅器にフィードバックして自動利得調整を行
う。また、AGC電圧は比較器21の被比較入力端子に
も入力され、比較入力端子に入力される抵抗R21と抵
抗R22により電源電圧(VCC)を所定値に分割設定さ
れた基準電圧とレベル比較される。
【0016】これにより、BSチューナの入力信号の有
無が判定される。また、前記基準電圧は前記AGC電圧
の制御基準値より高いレベルで設定され、制御基準値と
の差電圧については、BSチューナの1チャンネル当り
の周波数帯域幅によるトランケーションノイズ等を考慮
して任意に設定される。
【0017】一方、FM復調回路3によりFM復調され
たテレビジョン信号は、映像信号処理回路4により映像
信号の再生処理がなされると共に、5.7272MHZB.
P.F6、4相DPSK復調回路7、PCMデコーダ
8、及びD/A変換回路9で構成されるNTSC放送用
のBS音声復調信号処理部により、デジタル音声信号が
通常のアナログ音声信号に復元処理される。
【0018】また、PCMデコーダ8ではFM復調され
たPCMデータよりNTSC放送によるNTSC信号の
ときはテレビジョン信号がデジタル音声信号に復号され
るが、それ以外のときはフレーム同期エラー信号が検出
される。このフレーム同期エラー信号は、前記PCMデ
ータがNTSC信号以外の他にPCMデータにビットエ
ラーの多い時(即ち、BSチューナに入力されるRF信
号レベルが低いとき)にもPCMデコーダ8より出力さ
れる。
【0019】そこで本発明は、ハイビジョン放送の判別
に前記フレーム同期エラー信号を利用すると共に、前記
FM復調回路3より出力されるAGC電圧を用い、RF
信号入力レベルを判定することにより、ハイビジョン放
送によるMUSE信号を判別し簡単な方法でハイビジョ
ン表示を成すことにある。
【0020】本発明のハイビジョン放送判別は、前記A
GC電圧を比較器21の被比較入力として被比較入力端
子に入力すると共に、比較器21の比較入力端子に電源
電圧(VCC)を抵抗R21と抵抗R22の抵抗分割によ
り所定レベルに設定された基準電圧が入力される。そし
て、比較器21によりAGC電圧が前記基準電圧に基づ
いて比較され、該比較出力にBSチューナに入力される
RF信号入力の有無、即ち、NTSC放送によるNTS
C信号又はハイビジョン放送によるMUSE信号の有無
を指示する判定信号が出力される。そして、前記判定信
号出力はその出力に論理積出力を得るANDゲートより
成る論理回路22の一方の入力端子に入力され、論理回
路22の他方の入力端子に前記PCMデコーダ8より出
力されるフレーム同期エラー信号が夫々入力される。
【0021】そして、論理回路22により得られた論理
積出力がハイビジョン表示を成す表示回路に出力され
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、NT
SC放送用BSチューナで用いるAGC電圧により衛星
放送受信入力の有無を判定すると共に、BS音声復調信
号処理回路で作成され受信状態が悪いとき又はハイビジ
ョン放送を受信したときに検出される同期エラー信号を
監視してハイビジョン放送であることを判別するので、
受信状態が良くしかも前記同期エラー信号を検出したと
きにのみハイビジョン表示がなされる。また、これらの
構成は通常のBS音声復調信号処理回路に簡単な回路を
付加することによりハイビジョン放送判別を安価に構成
でき、確実な回路動作が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例を説明するためのAGC制御特
性図である。
【符号の説明】
2 BSチューナ 3 FM復調回路 6 5.7272MHZB.P.F 7 QPSK復調回路 8 PCMデコーダ 21 比較器 22 論理積回路 23 表示回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 NTSC放送用BSチューナと、該BS
    チューナにより周波数変換された第2IF周波数信号を
    通常のNTSC放送のテレビジョン信号に復調するFM
    復調回路と、該FM復調回路より出力されるテレビジョ
    ン信号を帯域制限し音声信号に復元処理するBS音声復
    調信号処理回路部を備える衛星放送受信装置に於て、前
    記FM復調回路により作成され前記BSチューナへの帰
    還制御電圧より受信状態を判定する手段と、該判定出力
    と前記BS音声復調信号処理回路部より検出されBS音
    声エラーを指示する検出出力を夫々入力し該夫々の入力
    が一致したときのみ能動となす論理手段と、該論理手段
    出力に基づいて動作する表示手段とより成ることを特徴
    とする衛星放送受信装置。
JP19422191A 1991-08-02 1991-08-02 衛星放送受信装置 Expired - Fee Related JP2669969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19422191A JP2669969B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 衛星放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19422191A JP2669969B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 衛星放送受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0537938A true JPH0537938A (ja) 1993-02-12
JP2669969B2 JP2669969B2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=16320974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19422191A Expired - Fee Related JP2669969B2 (ja) 1991-08-02 1991-08-02 衛星放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2669969B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5976611A (en) * 1995-10-06 1999-11-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber coating method and apparatus therefor
KR100260130B1 (ko) * 1997-08-28 2000-07-01 구자홍 디지탈위성방송수신기의입력신호판별방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5976611A (en) * 1995-10-06 1999-11-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber coating method and apparatus therefor
KR100260130B1 (ko) * 1997-08-28 2000-07-01 구자홍 디지탈위성방송수신기의입력신호판별방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2669969B2 (ja) 1997-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6188439B1 (en) Broadcast signal receiving device and method thereof for automatically adjusting video and audio signals
KR100313890B1 (ko) 디지털/아날로그 겸용 티브이 수상기
US7061542B1 (en) Television receiving method and television receiver
US6108044A (en) Receiver for receiving both HDTV and NTSC and method for selecting received signals
US5436675A (en) Television receiver with UHF/VHF and broadcast satellite tuners, power switch state display antenna reception level display, and external decoder output and input terminals
JPH1198383A (ja) サイマルキャスト受信機の同一チャネル干渉除去器及びその方法
JPH0566959A (ja) 電子機器
JPH0818994A (ja) マルチ映像信号復調装置
JP2669969B2 (ja) 衛星放送受信装置
JPH04100391A (ja) Bsチューナ
US5305382A (en) Satellite broadcast receiver
US6604215B1 (en) Digital broadcast receiver and method for controlling reception thereby
US5414456A (en) Signal receiving apparatus with automatically activated scrambled signal decoder
JPH06133239A (ja) モニタ装置
JP4058834B2 (ja) デジタル放送受信機および受信制御方法
JP3101338B2 (ja) 受信レベル表示装置
JP3237143B2 (ja) テレビジョン受像機
JP3806667B2 (ja) アナログ/デジタル放送の判別方法及びデジタル放送受信装置
JP3404831B2 (ja) テレビジョン受信機
JP3332607B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JPH01137890A (ja) 放送方式判別回路
JP3297926B2 (ja) チューナ
JPH078051B2 (ja) カラーテレビジヨン回路
JP2790161B2 (ja) 衛星放送受信機
JP3189314B2 (ja) テレビジョン受像機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees