JPH0566959A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0566959A
JPH0566959A JP3255880A JP25588091A JPH0566959A JP H0566959 A JPH0566959 A JP H0566959A JP 3255880 A JP3255880 A JP 3255880A JP 25588091 A JP25588091 A JP 25588091A JP H0566959 A JPH0566959 A JP H0566959A
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JP
Japan
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signal
circuit
switch
system controller
audio signal
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JP3255880A
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English (en)
Inventor
Shunei Hayashi
俊英 林
Hiroki Tsumori
弘樹 津守
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0566959A publication Critical patent/JPH0566959A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • G06F11/32Monitoring with visual or acoustical indication of the functioning of the machine
    • G06F11/321Display for diagnostics, e.g. diagnostic result display, self-test user interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers
    • H04N17/045Self-contained testing apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/445Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for displaying additional information

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の機能デバイスを組み合わせることによ
り所望の機能を実現するようにした電子機器において、
各機能デバイスの故障判定を迅速に且つ確実に行うこと
ができるようにする。 【構成】 I2 バスを介して接続されたシステムコント
ローラ41から制御データを周期的に伝送してビデオプ
ロセス回路33やオーディオプロセス回路37などの機
能デバイスに機能させるとともに、上記システムコント
ローラにより全ての機能デバイスに制御データを伝送す
る1制御サイクル毎に各機能デバイスの故障判定を行
い、自己診断モード時に故障判定結果を一括表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インナーバスを介して
システムコントローラと複数の機能デバイスとを接続し
てなる電子機器に関し、特に各機能デバイスの故障判定
を上記システムコントローラにより行う自己診断機能を
有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ(所謂マイコン)
の普及に伴い、マイコンを搭載した各種電子機器が実用
化されている。マイコンを搭載した電子機器では、上記
マイコンを例えばシステムコントローラとして用いて、
このシステムコントローラにより制御される複数の機能
デバイスを組み合わせて、所望の機能を実現するように
なっている。
【0003】そして、システムコントローラと各機能デ
バイスを接続するインナーバスとしてI2 Cバスやホー
ムバスなどが知られている。
【0004】上記I2 Cバスでは、データラインSDA
とクロックラインSCLを介して、データとクロックが
2ラインで伝送され、上記I2 Cバスフォーマットに準
拠したMSBファーストの8ビット転送フォーマットを
図7に示すように、8ビット毎に応答確認(ACK :Ackn
owledg)ビットが設けられており、データ転送がスター
ト条件Sに始まりストップ条件Pで終了する。
【0005】上記スタート条件S及びストップ条件Pは
マスター側デバイスが与えるもので、上記スタート条件
Sは、クロックラインSCLが論理「H」の状態でデー
タラインSDAを論理「H」から論理「L」に遷移させ
ることにより与えられ、また、上記ストップ条件Pは、
クロックラインSCLが論理「H」の状態でデータライ
ンSDAを論理「L」から論理「H」に遷移させること
により与えられる。上記スタート条件Sに続く7ビット
はスレーブアドレスで、このスレーブアドレスに続く1
ビッロが読み出し/書き込み(R/W)選択ビットに定
義されている。そして、ACKビットの次からMSBフ
ァーストの送受信データDATAn となっている。各デ
ータは、クロックラインSCLを介して伝送されるクロ
ックの立ち上がりエッジで取り込まれる。また、上記8
ビット毎にACKビットをスレーブ側デバイスが論理
「L」にすることのより、マスタ側デバイスは、上記ス
レーブ側デバイスがデータを受信できたか否かを知るこ
とができる。
【0006】このようなI2 Cバスなどのインナーバス
を介してシステムコントローラと複数の機能デバイスと
を接続してなる電子機器では、各機能デバイスすなわち
スレーブ側デバイスからシステムコントローラすなわち
マスタ側デバイスに送られてくるACKビットや応答デ
ータに基づいて、各機能デバイスの故障診断を行うこと
が可能である。従来、この種の電子機器の故障診断を行
う場合、各機能デバイスを個別にチェックして、故障で
あるか否かの判定を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、電子機器の故障
診断を行う場合に、各機能デバイスを個別にチェックし
て、故障であるか否かの判定を行っていたので、多数の
機能デバイスを組み合わせることにより所望の機能を実
現するようにした電子機器では、故障の箇所を推定して
故障診断を行わなければならず、実際に故障している機
能デバイスを特定する作業に多大な手間と時間を必要と
していた。特に、断続的に発生する故障の場合には、故
障している機能デバイスを特定することは極めて困難で
あった。
【0008】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、多数の機能デバイスを組み合わ
せることにより所望の機能を実現するようにした電子機
器において、各機能デバイスの故障判定を迅速に且つ確
実に行うことのできるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子機器
は、上記課題を解決して上記目的を達成するために、複
数の機能デバイスにインナーバスを介して接続されたシ
ステムコントローラと備え、上記システムコントローラ
から制御データを周期的に伝送して各機能デバイスを機
能させるとともに、上記システムコントローラにより、
全ての機能デバイスに制御データを伝送する1制御サイ
クル毎に、伝送した制御データに対する応答データに基
づいて各機能デバイスの故障判定を行い、要求に応じ
て、各機能デバイスの故障判定結果を出力するようにし
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明に係る電子機器では、複数の機能デバイ
スにインナーバスを介して接続されたシステムコントロ
ーラと備え、上記システムコントローラから制御データ
を周期的に伝送して各機能デバイスを機能させるととも
に、上記システムコントローラにより、全ての機能デバ
イスに制御データを伝送する1制御サイクル毎に、伝送
した制御データに対する応答データに基づいて各機能デ
バイスの故障判定を行い、要求に応じて、各機能デバイ
スの故障判定結果を出力する。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る電子機器の一実施例につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明に係
る電子機器は、例えば図1に示すように構成される。
【0012】この図1に回路構成を示す実施例は、地上
放送受信用のVHF/UHFチューナ部12と、衛星放
送受信用のBSチューナ部23と、このBSチューナ部
23に外部接続される衛星放送受信用のBSコンバータ
22に電源を供給するBSコンバータ用電源回路20と
を内蔵し、上記BSチューナ部23による選局出力に対
するデコード処理を行うデコード部50が外部接続さ
れ、上記VHF/UHFチューナ部12、BSチューナ
部23による選局出力又は上記デコード部50によるデ
コード出力に基づいたオーディオ信号をスピーカ38か
ら出力するとともにカラーテレビジョン信号による画像
表示をブラウン管36により行うテレビジョン受像機に
本発明を適用したものである。
【0013】このテレビジョン受像機において、上記地
上放送受信用のVHF/UHFチューナ部12は、VH
FやUHFの地上放送信号から所望のチャンネルの信号
を選択(選局)してNTSC方式に準拠したカラーテレ
ビジョン信号及びオーディオ信号信号を再生する地上放
送受信部として機能するもので、例えば所謂八木・宇田
アンテナからなるVHF/UHFアンテナ11が外部接
続される。このVHF/UHFチューナ部12は、上記
VHF/UHFアンテナ11を介して受信される地上放
送信号から所望のチャンネルの信号を選局し、選局され
たチャンネルの信号に増幅、検波等の信号処理を施し
て、カラーテレビジョン信号及びオーディオ信号を再生
する。そして、このVHF/UHFチューナ部12によ
り選局されたチャンネルのカラーテレビジョン信号及び
オーディオ信号は、AVスイッチを32を介して上記カ
ラーテレビジョン信号がビデオプロセス回路33から上
記ブラウン管36に供給され、また、上記AVスイッチ
を32を介して上記オーディオ信号がオーディオプロセ
ス回路37から上記スピーカ38に供給される。
【0014】また、上記衛星放送受信用のBSチューナ
部23は、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite) を
利用した衛星放送(以下BS放送という)あるいは通信
衛星(CS:Communication Satellite )を利用した衛星
放送(以下CS放送という)から所望のチャンネルの信
号を選局してNTSC方式に準拠したカラーテレビジョ
ン信号及びオーディオ信号を再生する衛星放送受信部と
して機能するもので、例えば所謂パラボラアンテナから
なるBSアンテナ21が接続された衛星放送受信用のB
Sコンバータ22が同軸ケーブルを介して外部接続され
る。
【0015】上記BSコンバータ22は、BS衛星ある
いはCS衛星からの微弱な電波として送られてくる例え
ばBS放送の12GHz帯の信号を上記BSアンテナ21
を介して受信して増幅し、1GHz帯のBS−IF信号
に周波数変換し、このBS−IF信号を上記BSチュー
ナ部23に供給する。
【0016】ここで、この実施例のテレビジョン受像機
は、個別受信用の衛星放送受信システムを構成してお
り、上記同軸ケーブルを介して上記BSコンバータ用電
源回路20から上記BSチューナ部23に駆動電源を供
給して、上記BSチューナ部23を駆動するようになっ
ている。上記BSコンバータ用電源回路20は、その動
作がシステムコントローラ41により制御されるように
なっており、上記システムコントローラ41に接続され
たBSコンバータ用電源スイッチ46の設定により、電
源出力状態と電源出力(停止)遮断状態に切り換えられ
る。そして、この実施例のように個別受信用の衛星放送
受信システムでは、上記BSコンバータ用電源回路20
が電源出力状態となるように、上記BSコンバータ用電
源スイッチ46を設定して使用する。また、共同受信用
の衛星放送受信システムでは、上記BSコンバータ用電
源回路20が電源出力遮断状態となるように、上記BS
コンバータ用電源スイッチ46を設定して使用する。
【0017】そして、上記BSチューナ部23は、上記
BSコンバータ22により周波数変換されたBS−IF
信号から所望のチャンネルの信号、例えばBS3チャン
ネル(日本衛星放送)、BS7チャンネル(NHK)、
BS11チャンネル(NHK)、CS放送の所望のチャ
ンネルの信号を選局し、選局したチャンネルの信号に、
例えば所謂AGC(Automatic Gain Contorol )、IF
増幅、FM復調、ディエンファシス、エネルギー拡散除
去等の信号処理を施して、映像信号と所謂PSK(Phas
e Shift Keying)変調及びPCM(Pulse Code Modulat
ion)されたオーディオ信号(以下PCMオーディオ信
号という)を再生する。
【0018】このBSチューナ部23により選局したチ
ャンネルの映像信号及びPCMオーディオ信号は、外部
出力端子28a〜28cを介して上記外部デコーダ部5
0に供給されるとともに、上記映像信号がビデオ処理回
路24に供給され、また、上記PCMオーディオ信号が
PSK復調器25に供給される。
【0019】上記ビデオ処理回路24は、上記BSチュ
ーナ部23により選局したチャンネルの映像信号をNT
SC方式に準拠したカラーテレビジョン信号に変換す
る。このビデオ処理回路24により得られるカラーテレ
ビジョン信号は、上記AVスイッチを32を介して上記
カラーテレビジョン信号が上記ビデオプロセス回路33
から上記ブラウン管36に供給される。
【0020】また、上記PSK復調器25は、上記BS
チューナ部23により選局したチャンネルのPSK変調
されたPCMオーディオ信号を復調してPCMオーディ
オ信号を再生すると共に、このPCMオーディオ信号等
のスクランブル状態を検出する。上記PSK復調器25
により復調されたPCMオーディオ信号は、ディジタル
/アナログ(以下D/Aという)変換器26によりアナ
ログのオーディオ信号に変換される。そして、このD/
A変換機26により得られるオーディオ信号は、上記A
Vスイッチを32を介して上記オーディオプロセス回路
37から上記スピーカ38に供給される。また、上記P
SK復調器25により得られる上記PCMオーディオ信
号等のスクランブル状態を示す検出信号は、上記システ
ムコントローラ41に供給されるようになっている。
【0021】さらに、上記BSチューナ23による選局
出力は、レベル検出回路27に供給されている。このレ
ベル検出回路27は、上記BSチューナ23による選局
出力の例えば8MHz帯の信号レベルに基づいて上記B
Sアンテナ21の受信レベルすなわちアンテナレベルを
検出する。このレベル検出回路27により得られるアン
テナレベルを示す検出信号は、上記システムコントロー
ラ41に供給されるようになっている。
【0022】また、上記外部デコード部50は、衛星放
送が、例えば所謂ハイビジョン放送番組や有料放送番組
のとき、すなわち受信される信号がMUSE信号やスク
ランブルされた信号のときは、上記BSチューナ部23
からの信号を、NTSC方式に準拠し、スクランブルさ
れていないカラーテレビジョン信号及びスクランブルさ
れていないオーディオ信号に変換(すなわちデコード)
するためのもので、外部出力端子28cと外部入力端子
28d,31a,31cに接続されるMUSEダウンコ
ンバータ51と、外部出力端子28bと外部入力端子3
1b,31d,31eに接続されるJSBデコーダ52
と、外部出力端子28aと外部入力端子31fに接続さ
れるCSデコーダ53とからなる。
【0023】上記MUSEダウンコンバータ51は、M
USE信号の受信モードにおいて所謂キードAFCパル
スを上記外部入力端子28dを介して上記BSチューナ
部23に供給するとともに、上記BSチューナ部23か
ら上記外部出力端子28cを介して供給されるMUSE
信号をデコードしてハイビジョン映像信号を再生した
後、NTSCに準拠したカラーテレビジョン信号に変換
すると共に、所謂垂直帰線期間に時分割多重されて受信
される所謂準瞬時圧縮差分PCMオーディオ信号(DPCM
Audio Near-instaneous Compressing and Expanding)
をデコードしてオーディオ信号を再生する。このMUS
Eダウンコンバータ51により得られるカラーテレビジ
ョン信号及びオーディオ信号は、上記外部入力端子31
a,31cから上記AVスイッチ32に供給され、上記
カラーテレビジョン信号が上記AVスイッチ32を介し
て上記ビデオプロセス回路33から上記ブラウン管36
に供給され、また、上記オーディオ信号が上記AVスイ
ッチ32を介して上記オーディオプロセス回路37から
上記スピーカ38に供給される。
【0024】また、上記JSBデコーダ52は、上記B
Sチューナ部23から上記外部出力端子28bを介して
供給されるスクランブルされた映像信号をディスクラン
ブルしてカラーテレビジョン信号を再生すると共に、映
像信号に周波数分割多重されて受信されるPSK変調及
びスクランブルされたPCMオーディオ信号を復調した
後、このスクランブルされたPCMオーディオ信号をデ
ィスクランブルしてオーディオ信号を再生する。このJ
SBデコーダ52により得られるカラーテレビジョン信
号及びオーディオ信号は、上記外部入力端子31b,3
1d,31eから上記AVスイッチ32に供給され、上
記カラーテレビジョン信号が上記AVスイッチ32を介
して上記ビデオプロセス回路33から上記ブラウン管3
6に供給され、また、上記オーディオ信号が上記AVス
イッチ32を介して上記オーディオプロセス回路37か
ら上記スピーカ38に供給される。
【0025】さらに、上記CSデコーダ53は、上記B
Sチューナ部23から上記外部出力端子28aを介して
供給されるPSK変調及びスクランブルされたPCMオ
ーディオ信号を復調した後、このスクランブルされたP
CMオーディオ信号をディスクランブルしてオーディオ
信号を再生する。このCSデコーダ53により得られる
オーディオ信号は、上記外部入力端子31fから上記A
Vスイッチ32に供給され、上記AVスイッチ32を介
して上記オーディオプロセス回路37から上記スピーカ
38に供給される。
【0026】ここで、上記AVスイッチ32は、上記ビ
デオプロセス回路33に供給するカラーテレビジョン信
号を切り換える切換スイッチ32aと、P in P回路34
に供給するカラーテレビジョン信号を切り換える切換ス
イッチ32bと、上記オーディオプロセス回路37に供
給するオーディオ信号を切り換える切換スイッチ32c
とから構成される。
【0027】上記切換スイッチ32aは、上記MUSE
ダウンコンバータ51、JSBデコーダ52からそれぞ
れ上記外部入力端子31a、31bを介して供給される
各カラーテレビジョン信号及び上記VHF/UHFチュ
ーナ部12、ビデオ処理回路24からの各カラーテレビ
ジョン信号の1つを選択して上記ビデオプロセス回路3
3に供給する。また、上記切換スイッチ32bは、上記
MUSEダウンコンバータ51、JSBデコーダ52か
らそれぞれ上記外部入力端子31a、31bを介して供
給される各カラーテレビジョン信号及び上記VHF/U
HFチューナ部12、ビデオ処理回路24からの各カラ
ーテレビジョン信号の1つを選択して上記P in P回路3
4に供給する。さらに、上記切換スイッチ32cは、上
記MUSEダウンコンバータ51、JSBデコーダ5
2、CSデコーダ53からそれぞれ外部入力端子31c
〜31fを介して供給される各オーディオ信号及び上記
VHF/UHFチューナ部12、D/A変換器26から
の各オーディオ信号の1つを選択して上記オーディオプ
ロセス回路37に供給する。
【0028】上記ビデオプロセス回路33は、所謂映像
増幅回路、色信号再生回路等からなり、上記AVスイッ
チ32で選択されたカラーテレビジョン信号を所謂RG
B信号に変換して、上記ブラウン間36に供給する。ま
た、このビデオプロセス回路33は、上記AVスイッチ
32で選択されたカラーテレビジョン信号がNTSCに
準拠したカラーテレビジョン信号であるか否かを検出
し、その検出信号を上記システムコントローラ41に供
給するようになっている。
【0029】また、上記P in P回路34は、上記AVス
イッチ32で選択されたカラーテレビジョン信号を子画
面に表示するための所謂ピクチャ・イン・ピクチャ(以
下Pin Pという)の処理を行うもので、子画面表示用の
RGB信号をRGBスイッチ回路35を介して上記ビデ
オプロセス回路33に供給する。上記RGBスイッチ回
路35は、この上記P in P回路34からの子画面表示用
のRGB信号と、上記システムコントローラ41により
制御される表示用マイクロコンピュータ(以下表示マイ
コンという)45から供給される例えばアンテナレベル
や操作内容等を表示するためのRGB信号をスイッチン
グして上記ビデオプロセス回路33に供給する。
【0030】そして、上記システムコントローラ41の
制御のもとに、選局されたチャンネルの画像を上記ブラ
ウン管36に表示すると共に、選局されたチャンネルの
音声を上記スピーカ38から出力するようになってい
る。また、必要に応じて、P inPの表示や、例えばアン
テナレベル等のテレビジョン受像機の状態表示、録画手
順等の操作内容(以下メニューという)の表示を行うよ
うになっている。
【0031】上記システムコントローラ41には、上記
AVスイッチ32、ビデオプロセス回路33、P in P回
路34、オーディオプロセス回路37、表示マイコン4
5などが所謂I2 Cバスを介して接続されているととも
に、メモリ42、BSマイクロコンピュータ(以下BS
マイコンという)43、D/A変換器44やディジタル
・コンバージェンス(D−CONV)回路46は、上記
2 Cバスを介して接続されている。そして、このシス
テムコントローラ41は、上記AVスイッチ32、ビデ
オプロセス回路33、P in P回路34、オーディオプロ
セス回路37、表示マイコン45、メモリ42、BSマ
イクロコンピュータ(以下BSマイコンという)43、
D/A変換器44やD−CONV回路46などに上記I
2 Cバスを介して制御データを周期的に伝送して、それ
らを各制御データに応じた動作状態に制御する。これに
より、上記D/A変換器44やD−CONV回路46な
どの各機能デバイスは、上記システムコントローラ41
から上記I2 Cバスを介して周期的に伝送される制御デ
ータによってリフレッシュされ、各制御データに応じた
動作を行う。
【0032】上記メモリ42は、例えば不揮発性メモリ
からなり、制御内容のプログラムが記憶されている。ま
た、上記BSマイコン43は、上記システムコントロー
ラ41からのデータに基づいて上記BSチューナ部23
の選局等を制御する。さらに、上記D/A変換器44
は、上記システムコントローラ41からのデータをアナ
ログ信号に変換し、例えば音量調節用のボリューム(図
示せず)等を制御する。また、上記D−CONV回路4
6は、上記システムコントローラ41からのデータに基
づいて、上記ブラウン管36の偏向を制御する。
【0033】さらに、上記システムコントローラ41に
は、リモートコントローラ(以下リモコンという)30
からの制御信号を受信するための受信回路47が接続さ
れている。そして、上記システムコントローラ41は、
このテレビジョン受像機の前面に設けられた操作部や上
記リモコン30から制御信号、上記PSK復調器25か
らの映像信号やPCMオーディオ信号のスクランブル状
態、上記レベル検出回路27から受信レベル及びビデオ
プロセス回路33からのカラーテレビジョン信号の有無
等に基づいて、各部を制御する。
【0034】そして、このシステムコントローラ41
は、例えば、利用者が上記リモコン30を用いて行った
操作に従って、例えばBS7チャンネルを設定したとき
は、衛星放送のBS7チャンネルを選局して、このチャ
ンネルの画像を上記ブラウン管36に表示すると共に、
このチャンネルの音声を上記スピーカ38から出力する
ように、各部を制御するようになっている。また、例え
ばBS3チャンネルを設定したときは、BS3チャンネ
ルの例えばPCMオーディオ信号のスクランブル状態を
判断し、スクランブルが施されている(有料放送番組)
ときは、上記BSチューナ部23からの映像信号を上記
JSBデコーダ52に一旦送り、上記JSBデコーダ5
2でデコード、すなわちディスクランブルされたカラー
テレビジョン信号及びオーディオ信号を上記AVスイッ
チ32で選択して、このチャンネルの画像を上記ブラウ
ン管36に表示すると共に、このチャンネルの音声を上
記スピーカ38から出力し、一方、スクランブルが施さ
れていない(無料放送番組)ときは、上記ビデオ処理回
路24からのカラーテレビジョン信号及びオーディオ信
号を上記AVスイッチ32で選択して、このチャンネル
の画像を上記ブラウン管36に表示すると共に、このチ
ャンネルの音声を上記スピーカ38から出力するよう
に、各部を制御するようになっている。また、利用者が
必要に応じて所謂P in P操作を行うと、このシステムコ
ントローラ41は、例えばBS放送番組を所謂親画面と
し、地上放送番組を所謂子画面とするように上記AVス
イッチ32及びP in P回路34を制御するようになって
いる。また、利用者が必要に応じてメニュー表示の操作
を行うと、このシステムコントローラ41は、例えばB
S放送の録画を行う手順をメニュー形式で子画面内に表
示するように上記表示マイコン45を制御するようにな
っている。
【0035】具体的には、例えば、利用者が地上放送に
おける所望のチャンネルの番組を観るために、上記リモ
コン30を用いてチャンネル番号を設定すると、上記シ
ステムコントローラ41は、上記リモコン30からのチ
ャンネル番号を示す制御信号を上記受信回路47により
受信し、設定されたチャンネルの信号を選局するように
上記VHF/UHFチューナ部12を制御すると共に、
上記VHF/UHFチューナ部12からのカラーテレビ
ジョン信号及びオーディオ信号を選択するように上記A
Vスイッチ32の切換スイッチ32a、32cを制御す
る。そして、選択されたカラーテレビジョン信号が上記
ビデオプロセス回路33に供給され、オーディオ信号が
上記オーディオプロセス回路37に供給される。
【0036】上記ビデオプロセス回路33は、上記AV
スイッチ32からのカラーテレビジョン信号をRGB信
号に変換して上記ブラウン管36に供給し、上記オーデ
ィオプロセス回路37は、上記AVスイッチ32からの
オーディオ信号に音質調整等の信号処理を施して上記ス
ピーカ38に供給する。この結果、利用者は地上放送に
おける所望のチャンネルの番組を観ることができる。
【0037】また、このとき、例えば、利用者に操作内
容、例えば設定したチャンネル番号の確認が行えるよう
に、上記システムコントローラ41は、上記表示マイコ
ン45にチャンネル番号を示すデータをI2 Cバスを介
して供給する。上記表示マイコン45は、このデータに
基づいて、例えば画面の右上隅にチャンネル番号を表示
するためのRGB信号を上記RGBスイッチ35を介し
て上記ビデオプロセス回路33に供給する。そして、上
記ビデオプロセス回路33は、上述のようにAVスイッ
チ32からのカラーテレビジョン信号をRGB信号に変
換すると共に、このRGB信号に上記RGBスイッチ3
5からのRGB信号を、所謂スーパーインポーズするた
めに多重する。この結果、地上放送番組の画像にチャン
ネル番号がスーパーインポーズされて表示される。
【0038】つぎに、例えば、利用者がBS放送におけ
る所望のチャンネルの番組を観るために、上記リモコン
30を用いて例えばBS11チャンネルを設定すると、
上記システムコントローラ41は、上記リモコン30か
らのチャンネル番号を示す制御信号を上記受信回路47
を介して受信し、設定されたチャンネルの信号を選局す
るように上記BSチューナ部23を制御すると共に、例
えば上記PSK復調器25からのPCMオーディオ信号
の同期外れ及び上記レベル検出回路27からの受信レベ
ル等に基づいて、現在の番組がNTSCに準拠した通常
放送番組かハイビジョン放送番組かを検出する。そし
て、通常放送番組のときは、上記ビデオ処理回路24か
らのカラーテレビジョン信号を選択すると共に、上記D
/A変換器26からのオーディオ信号を選択するように
上記AVスイッチ32を制御する。一方、ハイビジョン
放送番組のときは、上記MUSEダウンコンバータ51
からのカラーテレビジョン信号及びオーディオ信号を選
択するように上記AVスイッチ32を制御する。
【0039】すなわち、通常放送番組のオーディオ信号
は、PCMオーディオ信号に変換されると共に、PSK
変調されて映像信号に周波数分割多重されており、ハイ
ビジョン放送番組のオーディオ信号は、準瞬時圧縮差分
PCMオーディオ信号に変換されると共に、垂直帰線期
間に時分割多重されており、上記システムコントローラ
41は、例えば、良好な受信状態、すなわち上記レベル
検出回路27で検出された受信レベルが大きく、上記P
SK復調器25でPCMオーディオ信号の同期が入って
いるときは通常放送番組と判断し、一方、受信レベルが
大きく、同期が外れているときはハイビジョン放送番組
と判断する。そして、通常放送番組のときは、上記ビデ
オ処理回路24からのカラーテレビジョン信号を選択す
ると共に、上記D/A変換器26からのオーディオ信号
を選択されるように上記AVスイッチ32の切換スイッ
チ32a、32cを制御する。一方、ハイビジョン放送
番組のときは、MUSEダウンコンバータ51からのカ
ラーテレビジョン信号及びオーディオ信号を選択するよ
うに上記AVスイッチ32の切換スイッチ32a、32
cを制御する。なお、通常放送番組かハイビジョン放送
番組からの判別は、上記MUSEダウンコンバータ51
から上記外部入力端子28dを介して上記BSチューナ
部23に供給されるキードAFCパルスの有無に基づい
て行ってもよい。
【0040】そして、選択されたカラーテレビジョン信
号が上記ビデオプロセス回路33に供給され、オーディ
オ信号が上記オーディオプロセス回路37に供給され
る。この結果、利用者は、BS放送番組の種類(通常放
送番組/ハイビジョン放送番組)に拘らず、所望のチャ
ンネルに設定するだけで、通常放送番組あるいはハイビ
ジョン放送番組を自動的に観ることができる。
【0041】すなわち、現在、ハイビジョン放送番組
は、時間帯を異ならして通常放送番組と同一チャンネル
で行われており、例えばキードAFCパルスの有無、あ
るいは受信レベルとPCMオーディオ信号の同期はずれ
に基づいて、現在受信している放送番組が、通常放送番
組かハイビジョン放送番組かを判断し、通常放送番組の
ときは上記ビデオ処理回路24からのカラーテレビジョ
ン信号及び上記D/A変換器26からのオーディオ信号
を選択し、ハイビジョン放送番組のときは、外部に接続
された上記MUSEダウンコンバータ51でデコードさ
れて得られるカラーテレビジョン信号とオーディオ信号
を自動的に選択するように制御することにより、利用者
は、BS放送番組の種類に拘らず、上記BSチューナ部
23のチャンネルを所望のチャンネルに設定する簡単な
操作で、通常放送番組あるいはハイビジョン放送番組を
観ることができる。
【0042】また、利用者が必要に応じて、例えば、上
述のようにしてBS放送番組を観ているときに、地上放
送番組の画像を子画面に表示するための操作を上記リモ
コン30を用いて行うと、上記システムコントローラ4
1は、上記リモコン30からのこのP in P操作に対応し
た制御信号を上記受信回路47を介して受信し、地上放
送における設定されたチャンネルの信号を選局するよう
に上記VHF/UHFチューナ部12を制御すると共
に、このVHF/UHFチューナ部12からのカラーテ
レビジョン信号を選択するように上記AVスイッチ32
の切換スイッチ32bを制御する。そして、選択された
カラーテレビジョン信号は上記P in P回路34に供給さ
れる。上記P in P回路34は、カラーテレビジョン信号
をRGB信号に変換し、このRGB信号を子画面の信号
として上記RGBスイッチ35を介して上記ビデオプロ
セス回路33に供給する。この結果、利用者は、例えば
BS放送番組を親画面とし、地上放送番組を子画面とし
て観ることができる。
【0043】つぎに、例えば、利用者がBS放送におけ
る所望のチャンネルの番組を観るために、上記リモコン
30を用いて例えばBS3チャンネルを設定すると、上
記システムコントローラ41は、上記リモコン30から
のチャンネル番号を示す制御信号を上記受信回路47を
介して受信し、設定されたチャンネルの信号を選局する
ように上記BSチューナ部23を制御すると共に、例え
ば上記PSK復調器25からのPCMオーディオ信号の
スクランブル状態等に基づいて、現在の番組がスクラン
ブルされていない無料放送番組かスクランブルされてい
る有料放送番組かを検出する。そして、無料放送番組の
ときは、上記ビデオ処理回路24からのカラーテレビジ
ョン信号を選択すると共に、上記D/A変換器26から
のオーディオ信号を選択するように上記AVスイッチ3
2を制御する。一方、有料放送番組のときは、上記JS
Bデコーダ52からのカラーテレビジョン信号及びオー
ディオ信号を選択するように上記AVスイッチ32を制
御する。
【0044】すなわち、無料放送番組のオーディオ信号
は、上述したように、PCMオーディオ信号に変換され
ると共に、PSK変調されて映像信号に周波数分割多重
されており、有料放送番組のオーディオ信号は、PCM
オーディオ信号に変換された後、スクランブルされると
共に、PSK変調されて映像信号に周波数分割多重され
ており、上記システムコントローラ41は、例えば上記
PSK復調器25で検出されるPCM信号のスクランブ
ル状態を示す所謂レンジビットの8ビット目に基づい
て、有料放送番組か無料放送番組かを判断する。そし
て、無料放送番組のときは、上記ビデオ処理回路24か
らのカラーテレビジョン信号を選択すると共に、上記D
/A変換器26からのオーディオ信号を選択するように
上記AVスイッチ32の切換スイッチ32a、32cを
制御する。一方、有料放送番組のときは、上記JSBデ
コーダ52からのカラーテレビジョン信号及びオーディ
オ信号を選択するように上記AVスイッチ32の切換ス
イッチ32a、32cを制御する。なお、有料放送番組
か無料放送番組からの判別は、映像信号のスクランブル
状態を示すPCMオーディオ信号の所謂制御ビットの1
2ビット目に基づいて行ってもよい。
【0045】そして、選択されたカラーテレビジョン信
号が上記ビデオプロセス回路33に供給され、オーディ
オ信号が上記オーディオプロセス回路37に供給され
る。この結果、利用者は、放送番組の種類(スクランブ
ルの有無)に拘らず、所望のチャンネルに設定するだけ
で、無料放送番組あるいは有料放送番組を観ることがで
きる。
【0046】つぎに、例えば、利用者がCS放送におけ
る所望のチャンネルの音楽を聞くために、上記リモコン
30を用いて例えばCS放送のチャンネルを設定する
と、上記システムコントローラ41は、上記リモコン3
0からのチャンネル番号を示す制御信号を上記受信回路
47を介して受信し、設定されたチャンネルの信号を選
局するように上記BSチューナ部23を制御すると共
に、例えば上記PSK復調器25からのPCMオーディ
オ信号のスクランブル状態等に基づいて、現在の音楽番
組がスクランブルされていない無料放送番組かスクラン
ブルされている有料放送番組かを検出する。そして、無
料放送番組のときは、上記D/A変換器26からのオー
ディオ信号を選択するように上記AVスイッチ32を制
御する。一方、有料放送番組のときは、CSデコーダ5
3からのオーディオ信号を選択するように上記AVスイ
ッチ32を制御する。
【0047】すなわち、無料放送番組のオーディオ信号
は、上述したように、PCMオーディオ信号に変換され
ると共に、PSK変調されて周波数分割多重されてお
り、有料放送番組のオーディオ信号は、PCMオーディ
オ信号に変換された後、スクランブルされると共に、P
SK変調されて周波数分割多重されており、上記システ
ムコントローラ41は、例えば上記PSK復調器25で
検出されるPCM信号のスクランブル状態を示す所謂レ
ンジビットの8ビット目に基づいて、有料放送番組か無
料放送番組かを判断し、無料放送番組のときは、上記D
/A変換器26からのオーディオ信号を選択するように
上記AVスイッチ32の切換スイッチ32cを制御す
る。一方、有料放送番組のときは、上記CSデコーダ5
3からのオーディオ信号を選択するように上記AVスイ
ッチ32の切換スイッチ32cを制御する。
【0048】そして、選択されたオーディオ信号がオー
ディオプロセス回路37に供給される。この結果、利用
者は、放送番組の種類(無料/有料)に拘らず、所望の
チャンネルに設定するだけで、無料放送番組の音楽ある
いは有料放送番組の音楽を聞くことができる。
【0049】また、このテレビジョン受像機において、
上記システムコントローラ41は、自己診断モードが設
定されると、次のような自己診断動作を行う。すなわ
ち、上記システムコントローラ41は、図示しない操作
入力手段や上記リモコン30の操作にによる所定のサー
ビスコードを受け付けることによりサービスモードに入
り、例えば図2に示すようなサービスモードの画面を上
記ブラウン管36で表示するように上記表示マイコン4
5を制御する。そして、このサービスモードにおいて、
例えばスリープキーの操作入力信号を受け付けることに
よって、自己診断モードに入り、例えば図3に示すよう
な自己診断モードの画面表示を行うように上記表示マイ
コン45を制御するとともに、第1乃至第4の発光ダイ
オード40A,40B,40C,40Dを全て点滅させ
る。
【0050】そして、この自己診断モードでは、上述の
ように上記D/A変換器44やD−CONV回路46な
どの各機能デバイスに上記I2 Cバスを介して制御デー
タを周期的に伝送することにより、各機能デバイスを各
制御データに応じた動作を行わせながら、全ての機能デ
バイスに制御データを伝送する1制御サイクル毎に、伝
送した制御データに対する応答データすなわち各機能デ
バイスから上記I2 Cバスを介して送られてくるACK
情報やリターンデータに基づいて各機能デバイスの故障
判定を行う。そして、その故障判定の結果を一括表示す
るように、上記表示マイコン45による上記ブラウン管
36の表示制御及び各発光ダイオード40A,40B,
40C,40Dの点滅制御を行う。
【0051】すなわち、上記システムコントローラ41
は、上記自己診断モードにおいて、上記AVスイッチ3
2,P in P回路34,表示マイコン45,D/A変換器
44及びD−CONV回路46から上記I2 Cバスを介
して1制御サイクル毎に送られてくるACK情報に基づ
いて、これら各機能デバイスの故障判定を行う。また、
上記メモリ42,ビデオプロセス回路33,P in P回路
34,オーディオプロセス回路37及びBSマイコン4
3から上記I2 Cバスを介して1制御サイクル毎に送ら
れてくるリターンデータに基づいて、これら各機能デバ
イスの故障判定を行う。
【0052】そして、上記自己診断モードにおいて、各
機能デバイスの故障判定の結果、各機能デバイスが全て
良好に動作していると判定された場合には、例えば図4
に示すように、第1乃至第4の発光ダイオード40A,
40B,40C,40Dを全て消灯させる。そして、上
記自己診断モードにおける各機能デバイスの故障判定の
結果、例えば上記メモリ42が故障していると判定した
場合には、図5に示すように、上記メモリ42の故障を
示す番号「1」を上記ブラウン管36に管面表示すると
ともに、スタンバイ/スリープの設定表示用の第1の発
光ダイオード40Aを点滅させる。また、上記ビデオプ
ロセス回路33が故障していると判定した場合には、上
記ビデオプロセス回路33の故障を示す番号「2」を上
記ブラウン管36に管面表示するとともに、番組予約の
設定表示用の第2の発光ダイオード40Bを点滅させ
る。上記オーディオプロセス回路37が故障していると
判定した場合には、上記オーディオプロセス回路37の
故障を示す番号「3」を上記ブラウン管36に管面表示
するとともに、上記第1及び第2の発光ダイオード40
A,40Bをともに点滅させる。上記P in P回路34が
故障していると判定した場合には、上記P in P回路34
の故障を示す番号「4」を上記ブラウン管36に管面表
示するとともに、BS電源のオン表示用の第3の発光ダ
イオード40Cを点滅させる。上記BSマイコン43が
故障していると判定した場合には、上記BSマイコン4
3の故障を示す番号「5」を上記ブラウン管36に管面
表示するとともに、上記第1及び第3の発光ダイオード
40A,40Cをともに点滅させる。また、上記D−C
ONV回路46が故障していると判定した場合には、上
記D−CONV回路46の故障を示す番号「6」を上記
ブラウン管36に管面表示するとともに、上記第2及び
第3の発光ダイオード40B,40Cをともに点滅させ
る。上記AVスイッチ32が故障していると判定した場
合には、上記AVスイッチ32の故障を示す番号「7」
を上記ブラウン管36に管面表示するとともに、上記第
1乃至第3の発光ダイオード40A,40B,40Cを
ともに点滅させる。また、上記表示マイコン45が故障
していると判定した場合には、上記表示マイコン45の
故障を示す番号「8」を上記ブラウン管36に管面表示
するとともに、BSタイマのオン表示用の第4の発光ダ
イオード40Dを点滅させる。上記D/A変換器44が
故障していると判定した場合には、上記D/A変換器4
4の故障を示す番号「9」を上記ブラウン管36に管面
表示するとともに、上記第1及び第4の発光ダイオード
40A,40Dをともに点滅させる。
【0053】さらに、複数の機能デバイスが故障してい
ると判定した場合には、故障した機能デバイスの番号を
全て上記ブラウン管36に管面表示するとともに、若い
番号の機能デバイスの故障を示すように各上記第1乃至
第4の発光ダイオード40A,40B,40C,40D
を点滅させる。すなわち、例えば上記オーディオプロセ
ス回路37と上記BSマイコン43が故障していると判
定した場合には、図6に示すように、上記オーディオプ
ロセス回路37の故障を示す番号「3」と上記BSマイ
コン43の故障を示す番号「5」を上記ブラウン管36
に管面表示するとともに、上記第1及び第3の発光ダイ
オード40A,40Dをともに点滅させて、上記オーデ
ィオプロセス回路37の故障を表示する。
【0054】このように、自己診断モードにおいて、上
記ブラウン管36に管面表示と上記第1乃至第4の発光
ダイオード40A,40B,40C,40Dの点滅表示
を組み合わせて、各機能デバイスの故障判定の結果を一
括表示することにより、故障の状態を一目で確認するこ
とができ、また、上記上記ブラウン管36の管面表示に
支障をきたすような故障が発生した場合にも、故障した
機能デバイスを上記第1乃至第4の発光ダイオード40
A,40B,40C,40Dの点滅表示により確実に知
ることができる。
【0055】なお、上記システムコントローラ41自身
が故障している場合には、上記自己診断モードに入らな
いことで、その故障を知ることができる。そして、上記
システムコントローラ41は、上記自己診断モードにお
いて、再度スリープキーの操作入力信号を受け付けるこ
とによって、通常のサービスモードに戻るようになって
いる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
に係る電子機器では、複数の機能デバイスにインナーバ
スを介して接続されたシステムコントローラと備え、上
記システムコントローラから制御データを周期的に伝送
して各機能デバイスを機能させるとともに、上記システ
ムコントローラにより、全ての機能デバイスに制御デー
タを伝送する1制御サイクル毎に、伝送した制御データ
に対する応答データに基づいて各機能デバイスの故障判
定を行い、要求に応じて、各機能デバイスの故障判定結
果を出力するので、この自己診断機能により、実際に故
障している機能デバイスを特定する作業を簡単に且つ迅
速に行うことができ、断続的に発生する故障の場合に
も、上記自己診断機能により、故障している機能デバイ
スを特定するができる。
【0057】従って、本発明によれば、多数の機能デバ
イスを組み合わせることにより所望の機能を実現するよ
うにした電子機器において、各機能デバイスの故障判定
を迅速に且つ確実に行うことができる自己診断機能を有
する電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテレビジョン受像機の回路構
成を示すブロック図である。
【図2】上記テレビジョン受像機におけるサービスモー
ドの管面表示状態を示す図である。
【図3】上記テレビジョン受像機における自己診断モー
ドの開始画面の管面表示及び発光ダイオードによる点滅
表示状態を示す図である。
【図4】上記自己診断モードの各機能デバイスの故障判
定の結果が全て良好であった場合の管面表示及び上記発
光ダイオードによる点滅表示状態を示す図である。
【図5】上記自己診断モードにおいてメモリに故障があ
ると判定した場合の場合の管面表示及び上記発光ダイオ
ードによる点滅表示状態を示す図である。
【図6】上記自己診断モードにおいてオーディオプロセ
ッサ及びBSマイコンに故障があると判定した場合の場
合の管面表示及び上記発光ダイオードによる点滅表示状
態を示す図である。
【図7】I2 Cバスフォーマットに準拠したMSBファ
ーストの8ビット転送フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
20・・・BSコンバータ用電源回路 21・・・BSアンテナ 22・・・BSコンバータ 23・・・BSチューナ部 25・・・PSK復調器 30・・・リモコン 32・・・AVスイッチ 33・・・ビデオプロセス回路 34・・・P in P回路 35・・・RGBスイッチ回路 36・・・ブラウン管 37・・・オーディオプロセス回路 40A,40B,40C,40D・・・発光ダイオード 41・・・システムコントローラ 42・・・メモリ 43・・・BSマイコン 44・・・D/A変換器 45・・・表示マイコン 47・・・受信回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能デバイスにインナーバスを介
    して接続されたシステムコントローラと備え、 上記システムコントローラから制御データを周期的に伝
    送して各機能デバイスを機能させるとともに、上記シス
    テムコントローラにより、全ての機能デバイスに制御デ
    ータを伝送する1制御サイクル毎に、伝送した制御デー
    タに対する応答データに基づいて各機能デバイスの故障
    判定を行い、要求に応じて、各機能デバイスの故障判定
    結果を出力するようにしたことを特徴とする電子機器。
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