JPH0537928A - テレビカメラ同軸型投写表示装置 - Google Patents

テレビカメラ同軸型投写表示装置

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JPH0537928A
JPH0537928A JP3190093A JP19009391A JPH0537928A JP H0537928 A JPH0537928 A JP H0537928A JP 3190093 A JP3190093 A JP 3190093A JP 19009391 A JP19009391 A JP 19009391A JP H0537928 A JPH0537928 A JP H0537928A
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Masanori Haramoto
政憲 原本
Takehisa Natori
武久 名取
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビ電話機等の画面を大型化し、画面の輝度
を損なうことなく視軸11と光軸12とを同軸化する。 【構成】液晶投写ユニット7は相手映像27をスクリー
ン3上に背面投写する。ここで、スクリーン3の視軸1
1と投写軸13は同軸である。相手映像27を見ながら
通話する話者1からの反射光21は、拡散板4の一部に
設けられた透明部を透過し、フレネルレンズ5を結像レ
ンズとして、液晶投写ユニット7の近傍に結像する。液
晶投写ユニット7に近接して配置されたテレビカメラ8
は、この被写体像(話者1の像)をほぼ視軸11と同軸
に撮像する。 【効果】大画面の投写映像の輝度を低下させることな
く、テレビカメラの光軸をほぼ視線と一致させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ電話やテレビ会
議等において、投写表示ユニット上に表示される相手映
像を見ながら会話する話者の視線にテレビカメラの光軸
を一致させたテレビカメラ同軸型投写表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話機やテレビ会議システム等を
用いた通話や会話において、話者は自端末の表示部に表
示される相手映像に視線を向けて会話等を行なう。ここ
で、テレビカメラが表示部から離れていて相手映像に向
けた話者の視線とテレビカメラの光軸とが一致しない場
合、相手端末に表示される話者の映像(自画像)は相手
に対してそっぽを向いて会話をすることになり、相手に
違和感、もしくは不快感を与えてしまう。
【0003】この違和感等を解消するため、ハーフミラ
ーを用いてテレビカメラの光軸と表示部の視軸とを話者
の視線に対して同軸化した表示装置(以下、テレビカメ
ラ同軸型表示装置という)を搭載したテレビ電話機等が
ある。
【0004】図3は、テレビ電話機に搭載された従来の
テレビカメラ同軸型表示装置の構成図である。
【0005】図において、話者1は保護ガラス15とハ
ーフミラー16を介して視軸11上の表示部17に表示
される相手映像27に視線を向けて会話を行なう。これ
と同時に、テレビカメラ18はハーフミラー16と保護
ガラス15を介して、話者1を視線と同軸に撮像し、回
線(図示せず)を介して相手端末に自画像として伝送す
る。ここで、ハーフミラー16は、互いに直交する表示
部17の視軸11とテレビカメラ18の光軸12とを話
者1の視線に対して同軸化するため、図示のように両軸
11,12の交点に配設された光路変換器である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来装置
において、話者1は、表示部17上の相手映像27をハ
ーフミラー16越しに透過映像28として見るため、暗
い映像しか見ることができないという欠点があった。
【0007】また、テレビカメラ18は、ハーフミラー
16の反射光23を用いて話者1を撮像するが、この反
射光23によって照明されるテレビカメラ18からの反
射光24は、ハーフミラー16により話者1の方向に反
射される。つまり、話者1が注視する表示部17上の映
像27にテレビカメラ18の反射像25が重畳されるこ
とになり、目障りであるばかりでなく、話者1にテレビ
カメラを意識させてしまうという欠点があった。
【0008】更に、従来、この種の表示部17は一般に
高々10インチ程度と小型であり、画面サイズを大型化
するには大型のハーフミラーを要し、装置が高価になる
欠点があった。
【0009】そこで、この発明は、表示部17を背面投
写型表示装置として画面の大型化を計ると共に、高価な
ハーフミラーを不要とし、ハーフミラー16による輝度
低下とテレビカメラ18の透過映像28への映り込み
(重畳)とを回避することのできるテレビカメラ同軸型
投写表示装置を提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、投写ユニットおよびスクリー
ンからなる背面投写表示装置と、この投写ユニットの近
傍に設けられたテレビカメラとを有し、スクリーンは、
フレネルレンズと、一部に透過部を設けた拡散板とから
なり、テレビカメラは、拡散板の透過部を介し、フレネ
ルレンズを撮像レンズとして、スクリーン前方の被写体
を撮像するものである。
【0011】
【作用】この発明の実施例を示す図1において、テレビ
電話中の話者1は、テレビカメラ同軸型投写表示装置2
のスクリーン3に表示される投写映像27、つまり相手
映像を見ながら会話を行なう。
【0012】この投写映像27は、受信した相手映像信
号を液晶投写ユニット7により反射鏡6を介してスクリ
ーン3に背面から拡大投写される。ここでスクリーン3
の視軸11と投写軸13は話者1の視線に対して同軸と
なるように構成される。
【0013】スクリーン3は、拡散板4とフレネルレン
ズ5の二層構造であり、背面より投写される映像27は
フレネルレンズ5により集光され、次に拡散板4により
視野角が拡大されて、話者1に表示される。また、拡散
板4には、図2に示されるように所定のピッチでドット
マトリックス状に複数の透明部41が設けられる。
【0014】話者1からの反射光21は、拡散板4の透
明部41を介してフレネルレンズ5に入射し、フレネル
レンズ5を結像レンズとして液晶投写ユニット7の近傍
に話者1の像、つまり被写体像を結像する。
【0015】テレビカメラ8は、液晶投写ユニット7の
近傍に、光軸12が投写軸13とほぼ平行になるように
配置され、フレネルレンズ5によって結像される被写体
像を撮像する。即ち、テレビカメラ8は拡散板4に設け
られたドットマトリックス状の透明部41を介し、フレ
ネルレンズ5を撮像レンズとして被写体1の撮像を行な
う。
【0016】このようにして、話者1の視線に対してス
クリーン3の視軸11とテレビカメラ8の光軸12とは
実質的に同軸となり、相手に対して違和感のない映像の
送出が可能となると共に、ハーフミラーが不要となるの
で液晶投写ユニットの投写する大型画面の輝度を損なう
こともない。
【0017】
【実施例】続いて、この発明の実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、この発明に係るテレビカメラ同軸
型投写表示装置の実施例を示す構成図である。図におい
て、1はテレビ電話、テレビ会議等における話者であ
る。また、2はこの発明に係るテレビカメラ同軸型投写
表示装置であり、テレビ電話機、テレビ会議システム等
の一部をなすものである。
【0019】以下、この発明の実施例をテレビ電話機に
適用した場合について説明する。
【0020】相手端末(図示せず)から受信した相手映
像信号(図示せず)は、液晶投写ユニット7により反射
鏡6を介してスクリーン3上に背面から拡大投写され
る。ここで、液晶投写ユニット7の投写軸13とスクリ
ーン3の視軸11は、この投写映像27を見ながら相手
と会話する話者1の視線と同軸となるように配置され
る。
【0021】例えば、40インチのスクリーン3は、話
者1に面する拡散板4と、反射鏡6を介して液晶投写ユ
ニット7に面するフレネルレンズ5との二層からなり、
投写映像27はレフネルレンズ5により集光され、更に
拡散板4により視野角が拡大されて、話者1に表示され
る。
【0022】図2は、この実施例におけるスクリーン3
の模式図であり、図2(A)は話者1側から見た拡散板
4の正面図、図2(C)は映像投写側から見たフレネル
レンズ5の正面図、図2(B)は切断面B−B′におけ
る断面図である。
【0023】図から明らかなように、拡散板4は、この
例では円筒状レンズをすだれ状に並べたレンチキュラレ
ンズシートである。この発明において視軸11とテレビ
カメラの光軸12との同軸化を実現するため、拡散板4
にはドットマトリックス状に複数個の透明部41が設け
られている。
【0024】ここで、透明部41は透過光に対して散乱
作用を行なわない素通しの小窓であり、例えば図2
(B)に示すように、レンチキュラレンズの一部を平面
に研削することによって形成される。また、ドットマト
リックス状に配置される透明部41のピッチは、例えば
テレビカメラ8に用いられたCCD(固体撮像素子)上
の受光素子(フォトダイオード)のピッチに対応するよ
うに定められる。
【0025】図1において、話者1からの反射光21
は、拡散板4の透明部41を散乱することなく透過して
フレネルレンズ5に入射し、フレネルレンズ5は結像レ
ンズとして液晶投写ユニット7の近傍に話者1の像、つ
まり被写体像を結像する。
【0026】テレビカメラ8は、液晶投写ユニット7の
近傍に、その光軸12が投写軸13とほぼ平行になるよ
うに据え付けられ、フレネルレンズ5によって結像され
る被写体像を撮像する。即ち、テレビカメラ8は拡散板
4に設けられたドットマトリックス状の透明部41を介
して、フレネルレンズ5を撮像レンズとして話者1の撮
像を行なう。
【0027】拡散板4における透明部41の開口率はス
クリーン3の視野角、特に画面水平方向の視野角に影響
を与えるが、テレビカメラ8の撮像素子、例えば被写体
像が結像するCCDにおけるドットマトリックス状の受
光素子の形状、ピッチ、配列等に対応するように透明部
41の諸元を定めることにより、透明部41の開口率を
最小限に止めることが可能であり、かつ、透明部41の
開口率を勘案した拡散板4の設計も可能である。従っ
て、スクリーン3に表示される映像の品質を殆ど損なう
ことなく、テレビカメラ8による良好な被写体像の撮像
が可能となる。
【0028】なお、図1に誇張して示したように、テレ
ビカメラ8の光軸12は視軸11に対して完全に同軸と
はならないが、誤差は僅少であり問題はない。また、図
1において、液晶投写ユニット7の投写軸13に対して
光軸12がやや迎角(上向き角)となるようにテレビカ
メラ8を配置したが、これは単に図面の簡明化のための
ものであり、テレビカメラ8を投写軸13に対して紙面
で前後、あるいは上方の位置に設けるようにしてもよ
い。特に、テレビカメラ8を液晶投写ユニット7の近傍
かつ上方位置に設けた場合、テレビカメラ8の光軸12
は、話者1の視線に対して僅かに伏角(下向き角)とな
るので、最も自然な被写体像が得られる。
【0029】更に、テレビカメラ8の光軸12上に結像
位置調整用レンズを設け、テレビカメラ8を光軸方向に
移動した構成としてもよい。
【0030】このようにして、スクリーン3の視軸11
とテレビカメラ8の光軸12は話者1の視線に対して実
質的に同軸とされ、相手に対して違和感を与えることの
ない自画像の送出が可能となり、また高価な大型ハーフ
ミラーが不要となるので、液晶投写ユニットによる大型
画面(例えば40インチ)の輝度を損なうことなく、か
つ安価にテレビカメラ同軸型投写表示装置が実現でき
る。
【0031】
【発明の効果】上述のように、この発明においては、ス
クリーンの拡散板の一部を素通しにすることにより、大
画面投写映像の輝度を犠牲にすることなく、テレビカメ
ラの光軸を視軸と実質的に同軸とし、かつ大型ハーフミ
ラーの採用によるコストアップやテレビカメラの表示映
像への映り込みが防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】同実施例におけるスクリーン3の模式図であ
る。
【図3】従来のテレビカメラ同軸型表示装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 話者 2 テレビカメラ同軸型投写表示装置 3 スクリーン 4 拡散板 5 フレネルレンズ 6 反射鏡 7 液晶投写ユニット 8 テレビカメラ 9 外筐 11 視軸 12 光軸(テレビカメラ8の光軸) 13 投写軸(液晶投写ユニット7の投写軸) 21 反射光(話者1からの反射光) 27 投写映像(相手映像) 41 透明部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 投写ユニットおよびスクリーンからなる
    背面投写表示装置と、この投写ユニットの近傍に設けら
    れたテレビカメラとを有し、 上記スクリーンは、フレネルレンズと、一部に透過部を
    設けた拡散板とからなり、 上記テレビカメラは、上記拡散板の透過部を介し、上記
    フレネルレンズを撮像レンズとして、上記スクリーン前
    方の被写体を撮像することを特徴とするテレビカメラ同
    軸型投写表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995003664A1 (en) * 1993-07-26 1995-02-02 Motorola Inc. Radio transceiver with interface apparatus which visually displays information and method therefor
KR100313276B1 (ko) * 1999-06-09 2001-11-05 윤종용 실리카 글래스 형성용 겔의 열처리장치
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WO2017099675A1 (en) * 2015-12-07 2017-06-15 Koç Üni̇versi̇tesi̇ A dual function display and multi-view imaging system

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