JPH0537911Y2 - - Google Patents

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JPH0537911Y2
JPH0537911Y2 JP1985202705U JP20270585U JPH0537911Y2 JP H0537911 Y2 JPH0537911 Y2 JP H0537911Y2 JP 1985202705 U JP1985202705 U JP 1985202705U JP 20270585 U JP20270585 U JP 20270585U JP H0537911 Y2 JPH0537911 Y2 JP H0537911Y2
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muffler
bonnet
frame
attached
hinge
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、消音用のマフラーを備えるととも
に、機体フレーム前部にボンネツト取り付け用の
枠体を連結してある乗用型芝刈り機などの作業車
の車体構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の作業車では、マフラーをボンネ
ツトの外に配設する構造のものと、ボンネツトの
内部でエンジンの側部近くに配置する構造のもの
とがあつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前者の、マフラーをボンネツトの外部に設ける
ものでは、マフラーへの風の導入は支承なく行え
るにしても、マフラーに刈芝や藁屑などが付着し
やすくて、火災発生の原因となつたり、作業者が
不測に接触して火傷する等の危険が生じ易いもの
であつた。
また、ボンネツトの内部にマフラーを配置する
後者の従来構造のものでは、マフラーに対する刈
芝や藁屑などの付着を防止する点では有用である
ものの、マフラーの支持構造をボンネツト内部の
狭い空間に設けるための特別な工夫や、マフラー
に対して外部からの導入風が効率よく熱交換され
るように冷却風の通路を工夫する必要があつた。
さらにまた、エンジン周りの保守点検に際し
て、狭いボンネツト内部空間を覗きこんでの作業
中、前記マフラーに触れて火傷する危険がある点
の問題もある。
本考案の目的は、ボンネツトの内部側にマフラ
ーを配置して、マフラーに対する刈芝や藁屑など
の付着を避けながら、マフラーとその取り付け用
枠体及びボンネツトとの配設構造を工夫して、マ
フラーに対する風の導入を効果的に行い、かつ、
保守点検時に火傷を生じるなどの危険も避け易い
構造の作業車の車体構造を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本考案の技術
手段は、機体フレーム前部に、ボンネツト取り付
け用の枠体を連結している作業車の車体構造にお
いて、下記〔イ〕〜〔ハ〕に記載の構成を備えた
ことである。
〔イ〕 前記枠体は、平面視コ字状に形成され、
かつ、機体フレームの前部との間に間隔を隔て
て取り付けられている。
〔ロ〕 前記コ字状の枠体と機体フレームとの間
の間隔は、マフラー設置用の空間を形成するに
足る寸法を有し、この間隔内にマフラーが設置
されている。
〔ハ〕 前記コ字状の枠体の前端部に、ボンネツ
ト揺動開閉用のヒンジを固定し、前記ボンネツ
トを前記ヒンジに装着された横向き軸芯周りで
回動自在に取り付けて、機体前方側に開放操作
自在に構成してある。
〔作用〕
上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。
a マフラーは、ボンネツトの内部側に設置され
ているので、ボンネツトの存在によつてマフラ
ーと刈芝や藁屑などとの接触が効果的に阻止さ
れるとともに、作業者とマフラーとの接触も避
け易い。
b マフラーは、ボンネツト内部側とはいえ、機
体の前端部に近い機体フレームの前部とコ字状
枠体との間に設置されるので、特別な導風構造
などを要することなく、外部からの導入風との
熱交換が効果的に行われ易い。
c マフラーが機体フレームの前部とコ字状枠体
との間に位置しているとともに、ボンネツトが
その前端側をコ字状枠体に装着されたヒンジの
横向き軸芯周りで回動自在に取り付けられてい
るため、前記マフラーは、ボンネツトを閉塞し
ている状態では、機体フレームとコ字状枠体、
及びボンネツトで被われており、かつ、ボンネ
ツトを開放した状態でも、機体フレームとこ字
状枠体とで周囲を囲まれているとともに、枢着
部分の近くで開放量の少ないボンネツトによつ
て他物との接触を制限されている。
〔考案の効果〕 イ 上記a,bの作用から、マフラーに対する刈
芝や藁屑などの付着を避けながら、特別な導風
構造を要することなく、マフラーに対する冷却
風の導入を効果的に行える。
ロ 上記cの作用から、ボンネツト開放状態で
も、マフラーの配設位置を視認できない機体前
方側および後方側からはマフラーの存在位置近
くに手を入れることができず、しかも、手を入
れることが可能な横側方からはマフラーの視認
が可能であることに加え、そのマフラーの存在
位置近くのボンネツト枢着部分では、ボンネツ
トの開放量が少ないので、マフラー位置を確認
しないままで無造作に、あるいは無意識のうち
に手を入れてしまうような危険を避けられる。
従つて、ボンネツトを開放して保守点検を行
う際や、ボンネツトの枢着部分に絡みついた刈
芝や藁屑を除去するときなどに、作業者がマフ
ラーに触れるなどして火傷する危険を回避し易
い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、作業車の一例である
乗用型芝刈機を例として、図面の記載に基づいて
説明する。
第3図に示すように、機体前部のボンネツト1
内に空冷式のエンジン2及び燃料タンク3を設け
るとともに、後部に操縦ハンドル4、運転席5、
及び、左右偏平なデツキ6を備えた操縦部7を形
成した機体を前後車輪8,9で支持して刈り取り
走行可能に、かつ、前後車輪8,9の中間位置に
モーア10及びこのモーア10から左右後車輪
9,9の間に位置して後方に延出された集草ダク
ト11並びに集草容器12を備えて乗用型芝刈機
を構成している。
伝動機構について詳述すると、前記エンジン2
の下向きの出力軸13に上下二段に出力プーリ1
4,15を固定するとともに、下段の出力プーリ
15と前記モーア10入力軸に嵌着された入力プ
ーリ16とをベルト17で連結して作業装置伝動
機構を構成してある。
また、上段の出力プーリ14はベルト無段変速
装置18を介してミツシヨンケース19の入力プ
ーリ20とベルト21,22で連結され、このミ
ツシヨンケース19下端に軸支された後車輪9,
9を駆動可能な走行伝動系を構成している。
次に機体前部構造について詳述すると、第1図
及び第2図に示すように、エンジン2を搭載した
機体フレーム23の前端に、平面視コ字状に形成
された枠体24をボルト連結し、この枠体24と
機体フレーム23前端との間に、マフラー25を
装着するに足る間隔を設けて、この間隔内にマフ
ラー25を配置するとともに、枠体24及び機体
フレーム23にわたつてプレス成形した機体前部
下面の外板26を溶接固定している。
そして、この枠体24前部左右角部の前側部位
と枠体24の横側部位に連接する外板26の前部
両横水平部とにわたつて略L字状のヒンジ27を
ボルト締結しており、このヒンジ27にボンネツ
ト1の支持アーム28を横向き軸芯P周りに揺動
自在に枢支している。
尚、ヒンジ27の上端に設けた折り曲げ部27
aはボンネツト1の支持アーム28の前方への回
動を設定位置で接当阻止するストツパーである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の作業車の車体構造の実施例を示
し、第1図は車体前部付近の平面図、第2図は第
1図におけるA−A方向から見た一部切り欠き側
面図、第3図は乗用型芝刈機の全体側面図であ
る。 1……ボンネツト、23……機体フレーム、2
4……枠体、25……マフラー、27……ヒン
ジ、P……横向き軸芯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機体フレーム23前部に、ボンネツト取り付け
    用の枠体24を連結してあるとともに、下記
    〔イ〕〜〔ハ〕に記載の構成を備えている作業車
    の車体構造。 〔イ〕 前記枠体24は、平面視コ字状に形成さ
    れ、かつ、機体フレーム23の前部との間に間
    隔を隔てて取り付けられている。 〔ロ〕 前記コ字状の枠体24と機体フレーム2
    3との間の間隔は、マフラー25設置用の空間
    を形成するに足る寸法を有し、この間隔内にマ
    フラー25が設置されている。 〔ハ〕 前記コ字状の枠体24の前端部に、ボン
    ネツト1揺動開閉用のヒンジ27を固定し、前
    記ボンネツト1を前記ヒンジ27に装着された
    横向き軸芯P周りで回動自在に取り付けて、機
    体前方側に開放操作自在に構成してある。
JP1985202705U 1985-12-27 1985-12-27 Expired - Lifetime JPH0537911Y2 (ja)

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JPS62108182U JPS62108182U (ja) 1987-07-10
JPH0537911Y2 true JPH0537911Y2 (ja) 1993-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447717U (ja) * 1977-09-08 1979-04-03

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JPS62108182U (ja) 1987-07-10

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