JPH053748Y2 - - Google Patents

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JPH053748Y2
JPH053748Y2 JP1984085716U JP8571684U JPH053748Y2 JP H053748 Y2 JPH053748 Y2 JP H053748Y2 JP 1984085716 U JP1984085716 U JP 1984085716U JP 8571684 U JP8571684 U JP 8571684U JP H053748 Y2 JPH053748 Y2 JP H053748Y2
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sliding surface
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容量可変型の斜軸式アキシヤルポン
プまたはモータとして、建設機械や一般機械に用
いられる容量可変型斜軸式液圧回転機に関する。
〔従来の技術〕
第7図ないし第9図に従来技術による容量可変
型斜軸式液圧回転機として油圧ポンプを示す。
図中、1は筒状のケーシングで、該ケーシング
1のヘツドカバーには凹円弧状傾転摺動面1Aが
形成されている。2は該ケーシング1に回転自在
に軸支された回転軸、3はケーシング1内に設け
られ、回転軸2と共に回転するシリンダブロツク
を示し、該シリンダブロツク3にはその軸方向に
奇数のシリンダ4,4,…が穿設されている。該
各シリンダ4内にはピストン5が摺動可能に設け
られており、該各ピストン5にはコネクテイング
ロツド6が取付けられている。該各コネクテイン
グロツド6の先端には球形部6Aが形成され、該
球形部6Aは回転軸2の先端に形成したドライブ
デイスク2Aに摺動自在に支持されている。
7は弁板を示し、該弁板7はその一側端面がシ
リンダブロツク3の端面3Aと回転可能に摺接す
る切換面7Aとなり、他側端面がケーシング1の
円弧状傾転摺動面1Aに摺動可能に摺接する摺動
面7Bとなつている。また、弁板7には一対の吸
排ポート8,9が形成されており、該各吸排ポー
ト8,9の一側は眉形ポート部8A,9Aとなつ
て切換面7Aに開口し、その他側は長溝ポート部
8B,9Bとなつて摺動面7Bに開口している。
そして、シリンダブロツク3の回転によりシリン
ダ4を吸排ポート8,9に間欠的に連通させて該
シリンダ4と吸排ポート8,9との間で油液の吸
排を行なわせることができるようになつており、
このためシリンダブロツク3には一端がシリンダ
4に開口し、他端が端面3Aに開口する吸排路1
0が穿設されている。一方ケーシング1には一対
の吸排通路11,12が穿設されており、該各吸
排通路11,12は傾転摺動面1Aに開口し、弁
板7の傾転位置のいかんに拘わらず常に吸排ポー
ト8,9の長溝ポート部8B,9Bと連通するよ
うになつている。ここで、油圧ポンプの容量を可
変ならしめるためには、傾転駆動機構(図示せ
ず)により、シリンダブロツク3と共に弁板7を
傾転摺動面1Aに沿つて傾転させることにより行
なわれる。
さらに、13はセンタシヤフトを示し、該セン
タシヤフト13はその一端側に球形部13Aが形
成され、該球形部13Aはドライブデイスク2A
に摺動自在に支持されている。そして、センタシ
ヤフト13はシリンダブロツク3の中央部を貫通
して延び、その先端部は弁板7に嵌入せしめられ
ている。これにより、シリンダブロツク3と弁板
7との間のセンタリングが行なわれると共に、該
シリンダブロツク3を軸方向に可動に支持してい
る。図中、14はシリンダブロツク3と弁板7と
の間の密着性を保持するため、該シリンダブロツ
ク3に初期荷重を与えるばね、15はセンタシヤ
フト13とシリンダブロツク3との間に介装され
た軸受を示す。
従来技術による容量可変型油圧ポンプは前述の
構成を有するもので、ポート8を吸入ポートと
し、ポート9を吐出ポートとしてその作動を説明
する。第7図はシリンダブロツク3が零傾転位置
にある状態を示し、この位置から傾転駆動機構に
よりシリンダブロツク3と弁体7とを図中矢示方
向に傾転駆動し、シリンダブロツク3の中心軸を
第7図中の一点鎖線で示す如く回転軸2の中心軸
に対して傾転角αだけ傾斜した状態に配設する。
この状態で電動機、エンジン等の駆動手段(図示
せず)により回転軸2を回転させる。そして、回
転軸2のドライブデイスク2Aとシリンダブロツ
ク3のシリンダ4内に設けたピストン5との間は
コネクテイングロツド6で連結されているから、
回転軸2の回転に追従してシリンダブロツク3が
回転せしめされる。このシリンダブロツク3の回
転中心軸は回転軸2の回転中心軸に対して傾斜し
て状態になつているから、シリンダブロツク3の
回転中にピストン5がシリンダ4内を往復動す
る。そして、シリンダ4の吸排路10が吸入ポー
ト8と連通する間はピストン5が伸長してシリン
ダ4内に油液が供給される吸入行程となり、吸排
路10が吐出ポート9と連通する間はピストン5
がシリンダ4内に浸入して該シリンダ4内の油液
を加圧し、吐出ポート9から吐出させる吐出工程
となる。この吸入行程と吐出行程とを繰返すこと
によりポンプ作用が行なわれる。
ところで、シリンダ4とケーシング1に設けた
吸排通路11,12とは弁板7に形成した吸排ポ
ート8,9を介して間欠的に連通するようになつ
ているから、ポンプ作動中は端面3Aと切換面7
Aとの摺接部や傾転摺動面1Aと摺動面7Bとの
傾転摺動部から油液が漏洩しないようにするため
に、油圧力のバランスによつてシリンダブロツク
3を弁板7と共にケーシング1に密着させるよう
にしている。
このため、この種の液圧回転機は弁板7の吸排
ポート8,9の摺動面7B側は、第8図に示す如
く長溝ポート部8B,9Bとして形成し、シリン
ダブロツク3の傾転位置に拘わらず吸排通路1
1,12と連通しうるようにする必要がある。し
かも、吸排ポート8,9は可能な限りポート通路
面積を大きくし、圧力損失を小さくすることが望
ましい。
一方、油圧力のバランスについてみると、シリ
ンダブロツク3にはピストン5の油圧反力により
該シリンダブロツク3を弁板7と共にケーシング
1の傾転摺動面1A側に押圧する方向へ押付力A
が作用する。また、弁板7には高圧側となる吐出
ポート9にら作用する油圧力により該弁板7の摺
動面7Bをケーシング1の傾転摺動面1Aから離
反させようとする開離力Bが生じる。この開離力
Bは吐出ポート9の長溝ポート部9Bとその周囲
近傍の受圧面積に作用する油圧力で、吐出油の漏
洩防止のために、開離力Bは押付力Aよりも必ず
小さくしなくてはならないという制限がある。
[考案が解決しようとする問題点] このため、従来技術によるものは、次のような
欠点があつた。
第1に、開離力Bとの関係から吸排ポート8,
9の通路面積、形状を任意に選択することができ
ず、ポンプ性能またはモータ性能、特に圧力損失
による機械効率あるいは自吸力の低下を招くとい
う欠点がある。
第2に、開離力Bは吐出ポート9の長溝ポート
部9Bの形状により決定され、第9図に示す如く
一定値である。これに対し、押付力Aは全ピスト
ン数N(ただし、Nは奇数)のうち、吐出工程に
あるピストン数N−1・/2またはN+1/2の総受圧 面積が押付力作用面積となり、この押付力作用面
積に作用する油圧反力によりシリンダブロツク3
が弁板7と共にケーシング1に押圧される。この
結果、押付力Aは第9図に示す如く、パルス状な
いしは凹凸状に変動し、いかなる条件下において
も押付力A>開離力Bを満足させるには、開離力
Bをピストン数N−1/2本のときの押付力A以下 に設定しなくてはならない。このため、吐出工程
側のピストン数がN+1/2本のときには、必要以 上の押付力Aとなる欠点がある。
第3に、前述した第2の欠点のため、弁板7の
摺動面7B、ケーシング1の傾転摺動面1Aの面
圧が上昇し、傾転駆動機構のアクチユエータ操作
力を大きくしなくてはならないという欠点があ
り、また前記摺動面7B、傾転摺動面1Aの摩耗
量を増大し、場合によつてはカジリ現象や焼付き
現像の原因となる欠点がある。
本考案は前述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、高圧側に位置するピストン数がN+/2、 N−/2で交互に変化しているとき、高圧側にある ピストン数がN+1/2のときのみ、弁板の摺接面 とケーシングの傾転摺動面との間に、該弁板をシ
リンダブロツクの方向に向けて開離させる方向の
圧油を作用させることにより、押付力に追従して
開離力を増減させ、もつて押付力と開離力との油
圧バランスを良好に保持することができる斜軸式
液圧回転機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、ケーシ
ングに回転自在に支持された回転軸と、前記ケー
シング内に設けられ、該回転軸と共に回転するシ
リンダブロツクと、該シリンダブロツクの軸方向
に穿設した奇数のシリンダと、該各シリンダ内に
摺動可能に設けられたピストンと、一端が前記回
転軸に揺動可能に支持され、他端に該各ピストン
に連結されたコネクテイングロツドと、一側面が
前記シリンダブロツクの端面に摺接する切換面と
なり、他側面が前記ケーシングに形成した傾転摺
動面に摺接する摺動面となつた弁板と、該弁板に
形成され、前記シリンダブロツクが回転する間に
前記シリンダと間欠的に連通する一対の吸排ポー
トと、該各吸排ポートと常時連通するように前記
ケーシングに形成された吸排通路と、前記シリン
ダブロツクと共に前記弁板の摺動面を前記ケーシ
ングの傾転摺動面に沿つて傾転せしめる傾転駆動
機構とを備えてなる容量可変型斜軸式液圧回転機
において、前記弁板には摺動面側に位置して油圧
ポケツトを形成し、かつ前記弁板には一端側が該
弁板の切換面上の高圧・低圧切換部に開口し他端
側が前記油圧ポケツトに連通する導油孔を穿設
し、該導油孔を介して前記油圧ポケツトに間欠的
に導く高圧油により、前記弁板の摺動面とケーシ
ングの傾転摺動面との間に作用する押付力と開離
力を油圧バランスさせる構成としたことを特徴と
する。
〔作用〕 このように構成することにより、ピストンによ
る油圧反力により弁板と一緒にシリンダブロツク
をケーシングの傾転摺動面側に押圧し、この押圧
力は高圧側に位置するピストン本数によつて異な
る。
しかし、弁板の切換面上の高圧・低圧切換部に
は油圧ポケツトに連通する導油孔を開口させ、高
圧側のピストン本数がN+1/2本のときのみ該導 油孔を介して油圧ポケツトに高圧油を導いている
から、押付力の変動に応じて開離力を変動させる
ことができる。
かくして、弁板の摺動面とケーシングの傾転摺
動面との間に作用する押付力と開離力とを油圧的
にバランスさせることができ、弁板の傾転動作を
円滑に行なわせることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第6図に
基づいて説明する。なお、前述した従来技術と同
一の構成要素には同一の符号を付して、その説明
を省略する。
同図において、21,22は弁板7の摺動面7
B側に形成された凹溝状の油圧ポケツトで、該各
油圧ポケツト21,22の長溝ポート部8B,9
B間に位置して上、下方向に間隔をおいて形成さ
れている。(第2図参照)。
23,24は弁板7に形成した導油孔で、一方
の導油孔23の一端は弁板7の切換面7Bの下死
点側の高圧・低圧切換部7Cに開口部23Aとし
て開口し、該導油孔23の他端は油圧ポケツト2
1に開口部23Bとして開口している。また、他
方の導油孔24の一端は切換面7Aの上死点側の
高圧・低圧切換部7Dに開口部24Aとして開口
し、該導油孔24の他端は油圧ポケツト22に開
口部24Bとして開口している。
本実施例は前述のよれうに構成されるが、油圧
ポンプとしての作動自体については従来技術とし
て説明したものと格別変るところがない。
然るに、押付力と開離力とのバランス作用につ
いてみると、第4図に示す如く油圧ピストン5の
油圧反力による押付力A′は従来技術による押付
力Aと何ら変るところがなく、吐出行程にあるピ
ストン数N−1/2またはN+1/2に応じて凹凸状に 変動する。
一方、開離力B′についてみると、実施例にお
いては、第4図に示すように吐出行程にあるピス
トン数N−1/2またはN+1/2に応じ、押付力 A′と同様に凹凸状に変動させることができる。
即ち、従来技術による開離力Bは吐出ポート9
の長溝ポート部9Bとその近傍の受圧面積に作用
する開離方向の油圧力であるため、吐出行程にあ
るピストン数が変動しても、当該開離力Bは一定
であつた(第9図参照)。
これに対し、本実施例では、油圧ポケツト2
1,22は導油孔23,24を介して弁板7の切
換面7Aの各高圧・低圧切換部7C,7Dに開口
する構成となつている。このため、導油孔23,
24は高圧側にあるピストン数がN+1/2本のと きのみシリンダ4の吸排路10を介して吐出ポー
ト9と連通し(第6図参照)、逆に高圧側にある
ピストン数がN−1/2本のときには吸排路10に 介して吸入ポート8と連通している。この結果、
高圧側にあるピストン数がN+1/2本のときには、 吐出ポート9からの高圧油は導油孔23,24を
介して油圧ポケツト21,22に導入され、該油
圧ポツト21,22はこの受圧面積に対応した開
離方向の油圧力Pを発生させる(第3図参照)。
かくして、本実施例の開離力B′は吐出ポート
の長溝ポート部9Bとの近傍の受圧面積に作用す
る開離方向の油圧反力と、油圧ポケツト21,2
2の受圧面積に作用する開離方向の油圧力とを加
えたものとなる。この際、油圧ポケツト21,2
2に作用する油圧力は高圧側にあるピストン数が
N+1/2本のときのみ間欠的に発生するものであ るから、開離力B′は第4図に示す如く押付力
A′に対応した凹凸状とすることができる。
以上の結果、開離力B′を高圧側ピストン数に
よつて変化する押付力A′とほぼ等しい値まで高
めることができるから、吸排ポート8,9の形状
を大きくすることができる。このため、容量可変
型油圧ポンプの傾転角度を大きくすることができ
ると共に、ケーシング1に穿設した吸排通路1
1,12も大きくすることができ、液圧回転機の
圧力損失を減少させることができる。さらに、弁
板7の摺動面7Bとケーシング1の傾転摺動面1
Aとの間での焼付き現象やカジリ現象も確実に防
止することができ、しかも前記摺動面7Bと傾転
摺動面1Aとの間には間欠的に給油されるから、
傾転時の潤滑性、摺動性も良好にできる。
なお、実施例においては、本考案の液圧回転機
を油圧ポンプとして用いる場合について説明した
が、油圧モータとして適用した場合にも全く同様
の作用効果を発揮することは勿論である。
また、実施例では、油圧ポケツトは弁板7の摺
動面7B側に油圧ポケツト21,22として2個
所形成するものとして述べたが、1個所のみとし
てもよく、またその形状、受圧面積等は押付力に
関連して適宜定められるものである。
さらに、実施例では、導油孔は下死点側と上死
点側の各高圧・低圧切換部7C,7Dに開口させ
た2本の導油孔23,24として述べたが、該各
切換部7Cまたは7Dに開口する1本の導油孔と
してもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係る容量可変型斜軸式液圧回転機は以
上詳細に述べた如くあるから、下記各項の効果を
奏する。
弁板の摺動面とケーシングの傾転摺動面との
間に作用するピストン油圧反力による押付力が
変動しても、当該押付力の変動に対応して前記
摺動面と傾転摺動面との間の開離力を変化さ
せ、かつ該開離力を押付力とほぼ等しい値に設
定することができるから、吸排ポートの形状を
大きくして押付力を増大させても、弁板の摺動
面とケーシングの傾転摺動面との間の液圧バラ
ンスを安定的に保ち、油液の漏洩を防止するこ
とができる。
前記項の結果、吸排ポートの開口面積を大
きくすることができるから、圧損の少ない吸排
ポートを設計することができ、機械効率、自吸
性等の性能向上を図り、しかも容量を可変する
ときにシリンダブロツクの傾転角を大きくする
ことができる。
開離力を押付力に追従して高めることができ
るから、必要以上の押付力で弁板を押圧するこ
とがなく、傾転駆動機構によつて弁板を大きく
傾転させるときにも、摺動面や傾転摺動面の摩
耗を軽減し、焼付け現象、カジリ現象等の発生
を防止しうると共に、前記摺動面と傾転摺動面
との間には間欠的に給油されるから、傾転時の
潤滑性、摺動性も良好となる。
前記項による効果により、弁板の摺動面と
ケーシングの傾転摺動面との間の摩擦抵抗を減
少しうるから、傾転駆動機構のアクチユエータ
を小型化でき、装置全体の小型化、軽量化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の実施例による容
量可変型斜軸式液圧回転機に係り、第1図は弁板
の切換面側平面図、第2図は弁板の摺動面側平面
図、第3図は第1図の−矢示方向断面図、第
4図は押付力と開離力の関係を示す説明図、第5
図は導油孔と吸入ポートが連通した状態を示す説
明図、第6図は導油孔と吐出ポートとが連通した
状態を示す説明図、第7図ないし第9図は従来技
術に係り、第7図は従来技術による容量可変型斜
軸式液圧回転機の全体構成を示す縦断面図、第8
図は弁板の摺動面平面図、第9図は押付力と開離
力の関係を示す説明図である。 1……ケーシング、2……回転軸、3……シリ
ンダブロツク、4……シリンダ、5……ピスト
ン、6……コネクテイングロツド、7……弁板、
7A……切換面、7B……摺動面、8,9……吸
排ポート、10……吸排路、11,12……吸排
通路、13……センタシヤフト、21,22……
油圧ポケツト、23,24……導油孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングに回転自在に支持された回転軸と、
    前記ケーシング内に設けられ、該回転軸と共に回
    転するシリンダブロツクと、該シリンダブロツク
    の軸方向に穿設した奇数のシリンダと、該各シリ
    ンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、一端
    が前記回転軸に揺動可能に支持され、他端が該各
    ピストンに連結されたコネクテイングロツドと、
    一側面が前記シリンダブロツクの端面に摺接する
    切換面となり、他側面が前記ケーシングに形成し
    た傾転摺動面に摺接する摺動面となつた弁板と、
    該弁板に形成され、前記シリンダブロツクが回転
    する間に前記シリンダと間欠的に連通する一対の
    吸排ポートと、該各吸排ポートと常時連通するよ
    うに前記ケーシングに形成された吸排通路と、前
    記シリンダブロツクと共に前記弁板の摺動面を前
    記ケーシングの傾転摺動面に沿つて傾転せしめる
    傾転駆動機構とを備えてなる容量可変型斜軸式液
    圧回転機において、前記弁板には摺動面側に位置
    して油圧ポケツトを形成し、かつ前記弁板には一
    端側が該弁板の切換面上の高圧・低圧切換部に開
    口し他端側が前記油圧ポケツトに連通する導油孔
    を穿設し、該導油孔を介して前記油圧ポケツトに
    間欠的に導く高圧油により、前記弁板の摺動面と
    ケーシングの傾転摺動面との間に作用する押付力
    と開離力を油圧バランスさせる構成としたことを
    特徴とする容量可変型斜軸式液圧回転機。
JP8571684U 1984-06-09 1984-06-09 斜軸式液圧回転機 Granted JPS611674U (ja)

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JPS611674U JPS611674U (ja) 1986-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5958779U (ja) * 1982-10-12 1984-04-17 日立建機株式会社 斜軸式液圧回転機

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JPS611674U (ja) 1986-01-08

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