JP2000018149A - 油圧ピストンポンプ - Google Patents

油圧ピストンポンプ

Info

Publication number
JP2000018149A
JP2000018149A JP10189457A JP18945798A JP2000018149A JP 2000018149 A JP2000018149 A JP 2000018149A JP 10189457 A JP10189457 A JP 10189457A JP 18945798 A JP18945798 A JP 18945798A JP 2000018149 A JP2000018149 A JP 2000018149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder block
valve plate
bore
hydraulic oil
communication port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10189457A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Arai
満 新井
Hideaki Noguchi
英昭 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP10189457A priority Critical patent/JP2000018149A/ja
Priority to DE1999130411 priority patent/DE19930411A1/de
Publication of JP2000018149A publication Critical patent/JP2000018149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/20Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
    • F04B1/2014Details or component parts
    • F04B1/2021Details or component parts characterised by the contact area between cylinder barrel and valve plate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダブロックとバルブプレートとの間の
潤滑を確保することのできる油圧ピストンポンプを提供
することを解決課題とする。 【解決手段】 本発明では、ボア(22)とシリンダブ
ロック(20)の凹面(23)においてバルブプレート
(80)が圧接する位置との間を圧力ポケット(26)
によって連通させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ピストンポンプ
に関する。より詳細には回転軸の回転に伴うシリンダブ
ロックの回転によりピストンを往復動させ、該ピストン
の往復動によって吸入ポートから吸引した作動油を第1
吐出ポートおよび第2吐出ポートからそれぞれ個別に吐
出するようにした油圧ピストンポンプの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】斜板式油圧ピストンポンプには次のよう
に構成したものがある。すなわち、シリンダブロックに
設けたピストンを斜板の傾斜角に応じて往復動させ、該
ピストンの往復動によって作動油を吸入側から吐出側に
押し出す斜板式油圧ピストンポンプには2つの独立した
吐出流量を得るように構成したものがある。
【0003】例えば特開平6−307330号公報に示
されている。この従来技術ではシリンダブロックに設け
た偶数個のボアに対して内外2つの連通ポートを交互に
形成する。またシリンダブロックに摺動するバルブプレ
ートに、各連通ポートに対して個別に連通可能となる内
外2つの吐出ポートと、これら連通ポートが同時に連通
可能となる吸入ポートとを設けるようにしている。
【0004】この従来技術によれば、シリンダブロック
の回転により各ボアに配設したピストンが斜板に沿って
往復動した場合、吸入ポートから吸引した作動油をバル
ブプレートの2つの吐出ポートからそれぞれ個別に吐出
させることができる。
【0005】この油圧ピストンポンプを適用した場合に
は個別に2個のポンプを用意する必要がなくなる。この
ため取付スペースを小さくできる。
【0006】通常、この種の油圧ピストンポンプではシ
リンダブロックを収容する装置本体の内部が作動油で満
たされている。この装置本体内の作動油を利用してシリ
ンダブロックとバルブプレートとの摺動面の潤滑を図る
ようにしている。具体的には、シリンダブロックおよび
バルブプレートの少なくとも一方の摺動面に潤滑用の溝
を形成する。シリンダブロックがバルブプレートに対し
て回転すると、作動油をこの溝に掻き込むことができ
る。この掻き込んだ作動油によって摺動面の潤滑を図っ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで油圧ピストン
ポンプは作動油を掻き込んでいるシリンダブロックの外
周部ほど周速が高い。
【0008】このため上記油圧ピストンポンプでは上述
した溝に十分に作動油を掻き込むことができない。この
ためシリンダブロックとバルブプレートとの間にかじり
や焼き付き、振動、騒音が発生する。
【0009】またこの種の油圧ピストンポンプでは連通
ポートを介してシリンダブロックのボアから作動油を吐
出する際にその吐出圧力の反力としてシリンダブロック
がバルブプレートから圧力を受けることになる。
【0010】このシリンダブロックがバルブプレートか
ら受ける圧力は該バルブプレートに対する作動油の吐出
位置に分布する。したがって特開平6−307330号
の油圧ピストンポンプにあってはバルブプレートから圧
力を受ける位置がこれら連通ポートの位置に応じて回転
軸の軸心から互いに異なる距離となる。
【0011】この結果上記従来技術では作動油を吐出す
る際にシリンダブロックに振動が発生する。この振動に
よって騒音が発生したりシリンダブロックとバルブプレ
ートとの間においてかじりや焼き付きを発生するおそれ
がある。
【0012】ここでシリンダブロックとバルブプレート
との間において振動を防止するための従来技術として、
吐出ポートを唯一備える油圧ピストンポンプではシリン
ダブロックとバルブプレートとの摺動面を球面状にした
ものが知られている。
【0013】すなわちボアから作動油を吐出した場合に
シリンダブロックがバルブプレートから反力として受け
る圧力の合成ベクトルとボアにおいて圧縮された作動油
によってシリンダブロックをバルブプレートに向けて押
圧させる推力のベクトルとの合成ベクトルが回転軸とシ
リンダブロックとの支持中心を通過するように、球面を
介してシリンダブロックとバルブプレートとを摺動させ
るようにしている。
【0014】回転軸とシリンダブロックとの支持中心は
ピストンを支持する各シューの球状部中心を結ぶ面と回
転軸の軸心との交点である。以下、この回転軸とシリン
ダブロックとの支持中心を単にリテーナ中心と称する。
【0015】この球面バルブプレートを適用した従来技
術ではシリンダブロックに対してリテーナ中心回りのモ
ーメントが作用しない。したがって吐出ポートを唯一備
える油圧ピストンポンプにおいて球面バルブプレートを
適用すればシリンダブロックとバルブプレートとの間に
おけるかじりや焼き付き、振動、騒音を防止することが
できる。
【0016】しかしながらこの球面バルブプレートを適
用した場合にも内外2つの吐出ポートを備える油圧ピス
トンポンプでは両吐出ポートに合致した球面バルブプレ
ートを形成することができない。
【0017】このため少なくとも一方のボアにおいては
シリンダブロックがバルブプレートから反力として受け
る圧力の合成ベクトルと、ボアにおいて圧縮された作動
油によってシリンダブロックをバルブプレートに向けて
押圧させる推力のベクトルとの合成ベクトルによってリ
テーナ中心回りのモーメントが発生する。この結果シリ
ンダブロックに発生したモーメントによって該シリンダ
ブロックがバルブプレートと片当たりすることになる。
つまりシリンダブロックとバルブプレートとの間のかじ
りや焼き付き、振動、騒音を防止することができない。
【0018】本発明はシリンダブロックとバルブプレー
トとの間の潤滑を確保することのできる油圧ピストンポ
ンプを提供することを解決課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段および作用効果】請求項1
に記載の発明では、回転軸(10)との間に設けた支持
部を介して該回転軸(10)に支持され、端面(23)
がバルブプレート(80)に圧接されたシリンダブロッ
ク(20)と、前記シリンダブロック(20)における
前記回転軸(10)の周囲に形成し、ぞれぞれ前記シリ
ンダブロック(20)の一端面に開口する第1ボア(2
2)および第2ボア(22)と、前記第1ボア(22)
を前記シリンダブロック(20)の端面(23)に開口
させる第1連通ポート(24)と、前記第2ボア(2
2)を前記シリンダブロック(20)の端面(23)に
おいて前記第1連通ポート(24)よりも内方側に開口
させる第2連通ポート(25)と、前記第1ボア(2
2)および前記第2ボア(22)のそれぞれに進退可能
に配設したピストン(40)と、前記バルブプレート
(80)における前記第1連通ポート(24)に対応す
る部位に形成した第1吐出ポート(83)と、前記バル
ブプレート(80)における前記第2連通ポート(2
5)に対応する部位に形成した第2吐出ポート(84)
と、前記バルブプレート(80)における前記第1連通
ポート(24)および前記第2連通ポート(25)のそ
れぞれに対応する部位に形成した吸入ポート(82)と
を備え、前記回転軸(10)の回転に伴う前記シリンダ
ブロック(20)の回転により前記ピストン(40)を
往復動させ、これらピストン(40)の往復動によって
前記吸入ポート(82)から吸引した作動油を前記第1
吐出ポート(83)および前記第2吐出ポート(84)
からそれぞれ個別に吐出するようにした油圧ピストンポ
ンプにおいて、前記第2ボア(22)から前記シリンダ
ブロック(20)と前記バルブプレート(80)との圧
接する位置に圧力ポケット(26)を開口させている。
【0020】この請求項1に記載の発明によれば圧力ポ
ケットを通じて第2ボア内の作動油が強制的にシリンダ
ブロックとバルブプレートとの摺動部に供給される。
【0021】したがってシリンダブロックとバルブプレ
ートとの間に油膜を確保することができる。この結果、
シリンダブロックとバルブプレートとの間にかじりや焼
き付き、振動、騒音の発生を防止することができる。
【0022】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記第1ボア(22)から作動油を
吐出した場合に前記シリンダブロック(20)が前記バ
ルブプレート(80)から反力として受ける圧力の合成
ベクトルと、前記第2ボア(22)から作動油を吐出し
た場合に前記シリンダブロック(20)が前記バルブプ
レート(80)から反力として受ける圧力の合成ベクト
ルとが、前記回転軸(10)の軸心を中心とした略同一
の円弧上を起点として作用するように、前記圧力ポケッ
ト(26)を形成している。
【0023】この請求項2に記載の発明によれば圧力ポ
ケットの作用により、第1ボアから作動油を吐出した場
合にシリンダブロックがバルブプレートから圧力を受け
る位置と、第2ボアから作動油を吐出した場合にシリン
ダブロックがバルブプレートから圧力を受ける位置とが
回転軸の軸心を中心とした略同一の円弧上となる。
【0024】したがって圧力を受ける位置の相違に起因
したシリンダブロックの振動が低減されバルブプレート
との潤滑性が向上する。この結果シリンダブロックとバ
ルブプレートとの間のかじりや焼き付き、振動、騒音を
有効に防止することができるようになる。
【0025】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記シリンダブロック(20)の端
面(23)と前記バルブプレート(80)とを互いに球
面を介して圧接させ、かつ前記第2ボア(22)から作
動油を吐出した場合に前記シリンダブロック(20)が
前記バルブプレート(80)から反力として受ける圧力
の合成ベクトルと、前記第2ボア(22)において圧縮
された作動油によって前記シリンダブロック(20)を
前記バルブプレート(80)に向けて押圧させる推力の
ベクトルとの合成ベクトルが、前記回転軸(10)と前
記シリンダブロック(20)との支持中心(C)を通過
するように前記圧力ポケット(26)を形成している。
【0026】この請求項3に記載の発明によれば圧力ポ
ケットの作用により、第2ボアから作動油を吐出した場
合にシリンダブロックがバルブプレートから受ける圧力
との合成ベクトルと、第2ボアにおいて圧縮された作動
油によってシリンダブロックをバルブプレートに向けて
押圧させる推力のベクトルとの合成ベクトルが、回転軸
とシリンダブロックとの支持中心を通過する。
【0027】また第1ボアにおいても作動油を吐出した
場合にシリンダブロックがバルブプレートから受ける圧
力との合成ベクトルと、圧縮された作動油によってシリ
ンダブロックをバルブプレートに向けて押圧させる推力
のベクトルとの合成ベクトルが、回転軸とシリンダブロ
ックとの支持中心を通過する。
【0028】したがっていずれもボアにおいても作動油
を吐出した場合にシリンダブロックがバルブプレートか
ら受ける圧力およびシリンダブロックに働く推力によっ
てはシリンダブロックに回転軸との支持中心回りのモー
メントが発生しない。
【0029】この結果シリンダブロックが安定して回転
することになり、当該シリンダブロックをより高速で回
転させたり、作動油の吐出圧力を向上させることが可能
となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0031】図1は本発明に係る油圧ピストンポンプの
一実施形態を示す断面側面図。図2は図1に示した油圧
ピストンポンプの断面平面図。図3は図1に示した油圧
ピストンポンプに適用するシリンダブロックの端面図。
図4は図1に示した油圧ピストンポンプに適用するバル
ブプレートの端面図。図5は図1に示した油圧ピストン
ポンプにおいてシリンダブロックがバルブプレートから
受ける圧力の分布を示す要部拡大断面図。図6は図1に
示した油圧ピストンポンプにおいてシリンダブロックが
バルブプレートから受ける圧力と、ボアにおいて圧縮さ
れた作動油によってシリンダブロックをバルブプレート
に向けて押圧させる推力との関係を示す図である。
【0032】図1および図2に示すようにこの油圧ピス
トンポンプは回転軸10の周囲に略円筒状のシリンダブ
ロック20を備えている。
【0033】シリンダブロック20はその内周面に形成
したスプライン歯21が回転軸10の外周面に形成した
スプライン歯11に噛み合わされている。したがってシ
リンダブロック20は回転軸10と共に回転することが
可能である。これらシリンダブロック20のスプライン
歯21と回転軸10のスプライン歯11とのかみ合い支
持部にはその外周部にリテーナガイド30を装着してい
る。
【0034】上記シリンダブロック20には回転軸10
の周囲に偶数個、本実施形態では10個のボア22を形
成している。これらのボア22は図3に示すように回転
軸10の軸心を中心とした同一の円周上に互いに等間隔
となる位置に設けている。また図1および図2に示すよ
うに、回転軸10の軸心に平行となるように設けたもの
で、それぞれの内部にピストン40を進退可能に収容し
ている。
【0035】各ピストン40には個々の基端部に凹部4
1を形成し、該凹部41にそれぞれシュー50の球状部
51を傾動可能、かつ外れないようにかしめてある。
【0036】シュー50はそれぞれの基端部に設けた摺
動部52を介して斜板60に当接されている。さらにシ
ュー押さえ55によって斜板60に押えられており、該
斜板60に沿って摺動可能としてある。
【0037】これらシュー50はそれぞれの球状部51
の中心を結ぶ面と回転軸10の軸心との交点が上述した
かみ合い支持部の中心C(以下単にリテーナ中心と称す
る)を通過するように設けてある。
【0038】斜板60はその一端部がサーボピストン7
0に係合しており、該サーボピストン70が図中の左右
方向に移動することにより回転軸10の軸心に対する傾
斜角を変更することが可能である。
【0039】また上記シリンダブロック20の先端部に
は球状の凹面(球面)23を形成している。この凹面2
3には5つの外側連通ポート(第1連通ポート)24お
よび5つの内側連通ポート(第2連通ポート)25をそ
れぞれ開口させている。これら外側連通ポート24およ
び内側連通ポート25はそれぞれの基端部がシリンダブ
ロック20のボア22に交互に連通して対応するボア2
2をシリンダブロック20の凹面23に開口させてい
る。
【0040】図3に示すように外側連通ポート24の開
口および内側連通ポート25の開口は回転軸10の軸心
を中心としたそれぞれの円周上に互いに等間隔となるよ
うに設けている。より詳細にはボア22の軸心を結ぶ円
周よりも内方側に位置した円周上に外側連通ポート24
の開口を形成している。外側連通ポート24の開口を結
ぶ円周よりもさらに内方側に位置した円周上に内側連通
ポート25の開口を形成している。
【0041】一方、上記油圧ピストンポンプには図1お
よび図2に示すようにシリンダブロック20の凹面23
に対向する位置に円板状のバルブプレート80を設けて
いる。このバルブプレート80にはシリンダブロック2
0に対向する部位に球状の凸面(球面)81を形成して
いる。この凸面81には吸入ポート82および内外2つ
の吐出ポート83,84を開口させている。
【0042】上述したシリンダブロック20の凹面23
およびバルブプレート80の凸面81は図6に示すよう
に回転軸10の軸心延長上に位置する点Oを中心とした
同一の曲率半径を有しており、シリンダブロック20と
回転軸10との間に介在させた押圧バネ90の押圧力に
よって互いに圧接されている。
【0043】また上記バルブプレート80の凸面81に
はドレンポート85を設けている。ドレンポート85は
後述するバルブプレート80からの圧力分布の幅を調整
するための溝である。このドレンポート85は外側連通
ポート24の外周部に円弧状に形成している。
【0044】このバルブプレート80は装置本体を構成
する本体1に固定されている。
【0045】吸入ポート82は図2および図4に示すよ
うにシリンダブロック20の凹面23に設けた外側連通
ポート24および内側連通ポート25の双方に対して開
口可能な幅広の円弧状である。この吸入ポート82は本
体1に形成した吸入通路2を介して図示していない作動
油タンクに連通している。
【0046】外側吐出ポート(第1吐出ポート)83は
外側連通ポート24のみに開口可能な円弧状である。こ
の外側吐出ポート83は本体1に形成した第1吐出通路
3を介して該本体1の外側面に開口している。
【0047】内側吐出ポート(第2吐出ポート)84は
内側連通ポート25に開口可能な円弧状である。この内
側吐出ポート84は本体1に形成した第2吐出通路4を
介して該本体1の外側面に開口している。
【0048】さらにシリンダブロック20には圧力ポケ
ット26を設けている。圧力ポケット26は内側連通ポ
ート25を有したボア22とシリンダブロック20の凹
面23との間を互いに連通させる小孔である。この圧力
ポケット2はバルブプレート80のドレンポート85よ
りもさらに外周に位置する部位に開口している。
【0049】次に、上記油圧ピストンポンプの動作につ
いて説明し、さらにシリンダブロック20に形成した外
側連通ポート24と内側連通ポート25と圧力ポケット
26と凹面23の曲率半径との関係について詳述する。
【0050】上記のように構成した油圧ピストンポンプ
では回転軸10を回転させるとスプライン歯11,21
を介してシリンダブロック20が同方向に回転する。シ
リンダブロック20のボア22に配設したピストン40
はそれぞれ斜板60の傾斜角に応じたストロークで往復
動する。
【0051】この場合ピストン40が図中の最も右側に
位置した状態から最も左側に位置した状態まで移動する
工程が吸入工程で、この逆が吐出工程となる。これら吸
入工程および吐出工程はシリンダブロック20の各ボア
22において該シリンダブロック20が半回転する毎に
交互に行われる。
【0052】ここでまず外側連通ポート24を有したボ
ア22について説明する。
【0053】外側連通ポート24を有したボア22では
吸入工程において外側連通ポート24がバルブプレート
80の吸入ポート82に連通される。これにより図示し
ていない作動油タンクの作動油が吸入される。
【0054】次いでこの作動油を吸入したボア22は吐
出工程において外側連通ポート24がバルブプレート8
0の外側吐出ポート83に連通される。これにより第1
吐出通路3に作動油が吐出される。
【0055】次に内側連通ポート25を有したボア22
について説明する。
【0056】内側連通ポート25を有したボア22では
吸入工程において内側連通ポート25がバルブプレート
80の吸入ポート82に連通される。これにより図示し
ていない作動油タンクの作動油が吸入される。
【0057】次いでこの作動油を吸入したボア22は吐
出工程において内側連通ポート25がバルブプレート8
0の内側吐出ポート84に連通される。これにより第2
吐出通路4に作動油が吐出される。
【0058】したがって上記油圧ピストンポンプではシ
リンダブロック20の回転により2つの独立した第1吐
出通路3および第2吐出通路4からそれぞれ個別に作動
油を吐出させることが可能となる。
【0059】しかも上記油圧ピストンポンプによれば内
側連通ポート25を有したボア22の吐出工程において
圧力ポケット26を通じてシリンダブロック20の凹面
23とバルブプレート80の凸面81との圧接した最外
周の摺動面に作動油が強制的に供給されることになる。
【0060】したがってシリンダブロック20の凹面2
3とバルブプレート80の凸面81との間に油膜を確保
することができる。この結果、これら凹面23と凸面8
1との間にかじりや焼き付き、振動、騒音の発生を防止
することができる。
【0061】なおサーボピストン70を図中の左右方向
に移動させることによって斜板60の傾斜角を変更すれ
ば上述した第1吐出通路3および第2吐出通路4からの
作動油の吐出量を変更できるのはいうまでもない。
【0062】ところで上記油圧ピストンポンプでは先の
従来技術で説明したように吐出工程においてシリンダブ
ロック20のボア22から作動油が吐出される。このと
き図5に示すようにその吐出圧力の反作用としてシリン
ダブロック20がバルブプレート80から圧力を受け
る。
【0063】また図6に示すように吐出工程においてピ
ストン40が図中の左方から右方へ移動した場合ボア2
2において圧縮された作動油によってシリンダブロック
20をバルブプレート80に向けて押圧させる推力がボ
ア22の軸心に沿って発生する。
【0064】この推力および上述したバルブプレート8
0から受ける圧力はそれぞれがシリンダブロック20を
リテーナ中心C回りに図6中の矢印Mのように振動させ
る要因となる。
【0065】そこでまず上記油圧ピストンポンプでは外
側連通ポート24の開口位置に分布する圧力の合成ベク
トルP1 と上述したバルブプレート80に向けて押圧さ
れる推力のベクトルF1 との合成ベクトルV1 がリテー
ナ中心Cを通過するように、外側連通ポート24の開口
位置と凹面23の曲率半径とを設定する。
【0066】こうした油圧ピストンポンプによれば外側
連通ポート24を有したボア22において上述したバル
ブプレート80から受ける圧力およびバルブプレート8
0に向かう推力はシリンダブロック20にリテーナ中心
C回りのモーメントを発生しない。
【0067】一方、上記油圧ピストンポンプでは図5に
示すように内側連通ポート25の開口位置に分布する圧
力の合成ベクトルP2aと圧力ポケット26の開口位置に
分布する圧力の合成ベクトルP2bとの合成ベクトルP2
と、外側連通ポート24の開口位置に分布する圧力の合
成ベクトルP1 とが回転軸10の軸心を中心とした略同
一の円弧上を起点として作用するように、内側連通ポー
ト25の開口位置と圧力ポケット26の開口位置とバル
ブプレート80に形成するドレンポート85の開口位置
とを設定する。
【0068】こうした油圧ピストンポンプによれば圧力
ポケット26の作用により、外側連通ポート24を有し
たボア22から作動油を吐出した場合と内側連通ポート
25を有したボア22から作動油を吐出した場合とで、
シリンダブロック20がバルブプレート80から圧力を
受ける位置が実質的に略同一となる。
【0069】したがって圧力を受ける位置の相違に起因
したシリンダブロック20の振動が低減される。またシ
リンダブロック20とバルブプレート80との潤滑性が
向上する。この結果シリンダブロック20の凹面23と
バルブプレート80の凸面81との間のかじりや焼き付
き、騒音を有効に防止することができる。
【0070】しかも上記油圧ピストンポンプによれば外
側連通ポート24を有したボア22と同様に内側連通ポ
ート25を有したボア22においてもバルブプレート8
0から受ける圧力の合成ベクトルP2 とバルブプレート
80に向けて押圧される推力のベクトルF2 との合成ベ
クトルV2 がリテーナ中心Cを通過するためシリンダブ
ロック20にリテーナ中心C回りのモーメントが発生す
ることがない。
【0071】この結果シリンダブロック20が振動する
ことなく安定して回転することになる。これによりシリ
ンダブロック20を、より高速で回転させることが可能
になる。また作動油の吐出圧力を向上させることが可能
となる。
【0072】なお上述した実施形態ではサーボピストン
70の移動によって斜板60の傾斜角を変更するように
した油圧ピストンポンプを例示しているが、必ずしも斜
板60の傾斜角を可変にする必要はない。また斜板式の
油圧ピストンポンプに限定されるものではなく、斜軸式
のものにも適用することが可能である。
【0073】さらにピストン40に設けた凹部41にシ
ュー50の球状部51をかしめるようにする必要はな
い。つまり逆の形態でピストン40とシュー50とを接
続するようにした油圧ピストンポンプにも適用すること
が可能である。
【0074】またシリンダブロック20に対して各ボア
22の軸心を回転軸10の軸心に平行となるように形成
している。しかしながら連通ポートの開口位置に分布す
る圧力の合成ベクトルとバルブプレートに向けて押圧さ
れる推力のベクトルとの合成ベクトルがリテーナ中心を
通過するように設定したものの場合には必ずしもボアの
軸心を回転軸の軸心に平行に設ける必要はない。さらに
外側連通ポート24の開口および内側連通ポート25の
開口をそれぞれ回転軸10の軸心を中心とした円周上に
互いに等間隔に設けるようにしている。しかしながらこ
れら連通ポートの開口は必ずしも等間隔である必要はな
い。
【0075】また上述した実施形態では球面23,81
を介してシリンダブロック20とバルブプレート80と
を当接させるようにした油圧ピストンポンプを例示して
いる。しかしながら図7の変形例に示すように平面を介
してシリンダブロックとバルブプレートとを当接させる
ようにした油圧ピストンポンプにおいても同様の作用効
果を期待することができる。
【0076】すなわちこの変形例の油圧ピストンポンプ
ではまず外側連通ポート124の開口位置に分布する圧
力の合成ベクトルP1 ′がボア22の軸心に合致するよ
うに、該外側連通ポート124の開口位置を設定する。
【0077】こうした油圧ピストンポンプによれば外側
連通ポート124を有したボア122においてバルブプ
レート180から受ける圧力の合成ベクトルP1 ′とバ
ルブプレート180に向かう推力のベクトルF1 ′とが
相殺する。したがってシリンダブロック120に回転軸
(図示せず)との支持部中心回りのモーメントが発生す
ることがない。
【0078】一方、上記変形例の油圧ピストンポンプで
は内側連通ポート125の開口位置に分布する圧力の合
成ベクトルP2a′と圧力ポケット126の開口位置に分
布する圧力の合成ベクトルP2b′との合成ベクトルP2
′が外側連通ポート124の開口位置に分布する圧力
の合成ベクトルP1 ′と一致する位置となるように、内
側連通ポート125の開口位置と圧力ポケット126の
開口位置とバルブプレート180に形成するドレンポー
ト185の開口位置とを設定する。
【0079】こうした変形例の油圧ピストンポンプによ
れば圧力ポケット126の作用により、外側連通ポート
124を有したボア122から作動油を吐出した場合に
シリンダブロック120がバルブプレート180から受
ける圧力の付与位置と、内側連通ポート125を有した
ボア122から作動油を吐出した場合にシリンダブロッ
ク120がバルブプレート180から受ける圧力の付与
位置とが、実質的に略同一の円周上となる。
【0080】したがって圧力付与位置の変化に起因した
シリンダブロック120の振動が低減されバルブプレー
ト180との潤滑性が向上するため、騒音の発生やシリ
ンダブロック120とバルブプレート180との間のか
じりや焼き付きを有効に防止することができる。
【0081】しかも外側連通ポート124を有したボア
122と同様に内側連通ポート125を有したボア12
2においてもバルブプレート180から受ける圧力の合
成ベクトルP2 ′とバルブプレート180に向かう推力
のベクトルF2 ′とが相殺し、シリンダブロック120
に回転軸(図示せず)との支持部中心回りのモーメント
が発生することがない。
【0082】またシリンダブロック120が安定して回
転することになる。これによりシリンダブロック120
をより高速で回転させることが可能になるとともに作動
油の吐出圧力を向上させることが可能となる。
【0083】なお上記変形例の油圧ピストンポンプは上
述した構成以外の構成要素が先の実施形態に示した油圧
ピストンポンプと同一であるものとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧ピストンポンプの一実施形態
を示す断面側面図。
【図2】図1に示した油圧ピストンポンプの断面平面
図。
【図3】図1に示した油圧ピストンポンプに適用するシ
リンダブロックの端面図。
【図4】図1に示した油圧ピストンポンプに適用するバ
ルブプレートの端面図。
【図5】図1に示した油圧ピストンポンプにおいてシリ
ンダブロックがバルブプレートから受ける圧力の分布を
示す要部拡大断面図。
【図6】図1に示した油圧ピストンポンプにおいてシリ
ンダブロックがバルブプレートから受ける圧力と、圧縮
された作動油によってシリンダブロックがバルブプレー
トに向けて押圧される推力との関係を示す図。
【図7】本発明に係る油圧ピストンポンプの変形例にお
いてシリンダブロックがバルブプレートから受ける圧力
の分布を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
10…回転軸、11…回転軸のスプライン歯、20,1
20…シリンダブロック、21…シリンダブロックのス
プライン歯、22,122…ボア、23…凹面、24,
124…外側連通ポート、25,125…内側連通ポー
ト、26,126…圧力ポケット、30…リテーナガイ
ド、40…ピストン、60…斜板、80,180…バル
ブプレート、81…凸面、82…吸入ポート、83…外
側吐出ポート、84…内側吐出ポート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(10)との間に設けた支持部を
    介して該回転軸(10)に支持され、端面(23)がバ
    ルブプレート(80)に圧接されたシリンダブロック
    (20)と、 前記シリンダブロック(20)における前記回転軸(1
    0)の周囲に形成し、ぞれぞれ前記シリンダブロック
    (20)の一端面に開口する第1ボア(22)および第
    2ボア(22)と、 前記第1ボア(22)を前記シリンダブロック(20)
    の端面(23)に開口させる第1連通ポート(24)
    と、 前記第2ボア(22)を前記シリンダブロック(20)
    の端面(23)において前記第1連通ポート(24)よ
    りも内方側に開口させる第2連通ポート(25)と、 前記第1ボア(22)および前記第2ボア(22)のそ
    れぞれに進退可能に配設したピストン(40)と、 前記バルブプレート(80)における前記第1連通ポー
    ト(24)に対応する部位に形成した第1吐出ポート
    (83)と、 前記バルブプレート(80)における前記第2連通ポー
    ト(25)に対応する部位に形成した第2吐出ポート
    (84)と、 前記バルブプレート(80)における前記第1連通ポー
    ト(24)および前記第2連通ポート(25)のそれぞ
    れに対応する部位に形成した吸入ポート(82)とを備
    え、 前記回転軸(10)の回転に伴う前記シリンダブロック
    (20)の回転により前記ピストン(40)を往復動さ
    せ、これらピストン(40)の往復動によって前記吸入
    ポート(82)から吸引した作動油を前記第1吐出ポー
    ト(83)および前記第2吐出ポート(84)からそれ
    ぞれ個別に吐出するようにした油圧ピストンポンプにお
    いて、 前記第2ボア(22)から前記シリンダブロック(2
    0)と前記バルブプレート(80)との圧接する位置に
    圧力ポケット(26)を開口させたことを特徴とする油
    圧ピストンポンプ。
  2. 【請求項2】 前記第1ボア(22)から作動油を吐出
    した場合に前記シリンダブロック(20)が前記バルブ
    プレート(80)から反力として受ける圧力の合成ベク
    トルと、前記第2ボア(22)から作動油を吐出した場
    合に前記シリンダブロック(20)が前記バルブプレー
    ト(80)から反力として受ける圧力の合成ベクトルと
    が、前記回転軸(10)の軸心を中心とした略同一の円
    弧上を起点として作用するように、前記圧力ポケット
    (26)を形成したことを特徴とする請求項1記載の油
    圧ピストンポンプ。
  3. 【請求項3】 前記シリンダブロック(20)の端面
    (23)と前記バルブプレート(80)とを互いに球面
    を介して圧接させ、かつ前記第2ボア(22)から作動
    油を吐出した場合に前記シリンダブロック(20)が前
    記バルブプレート(80)から反力として受ける圧力の
    合成ベクトルと、前記第2ボア(22)において圧縮さ
    れた作動油によって前記シリンダブロック(20)を前
    記バルブプレート(80)に向けて押圧させる推力のベ
    クトルとの合成ベクトルが、前記回転軸(10)と前記
    シリンダブロック(20)との支持中心(C)を通過す
    るように前記圧力ポケット(26)を形成したことを特
    徴とする請求項2記載の油圧ピストンポンプ。
JP10189457A 1998-07-03 1998-07-03 油圧ピストンポンプ Pending JP2000018149A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189457A JP2000018149A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 油圧ピストンポンプ
DE1999130411 DE19930411A1 (de) 1998-07-03 1999-07-02 Hydraulik-Kolbenpumpe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189457A JP2000018149A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 油圧ピストンポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000018149A true JP2000018149A (ja) 2000-01-18

Family

ID=16241592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10189457A Pending JP2000018149A (ja) 1998-07-03 1998-07-03 油圧ピストンポンプ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000018149A (ja)
DE (1) DE19930411A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101979875A (zh) * 2010-10-21 2011-02-23 吴赛珍 一种紧凑型高压柱塞变量双泵
WO2014027542A1 (ja) * 2012-08-13 2014-02-20 カヤバ工業株式会社 液圧回転機
CN105423104A (zh) * 2015-12-24 2016-03-23 衢州学院 一种自加压式动静压润滑型配流盘

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005036773A1 (de) 2005-08-04 2007-02-08 Linde Ag Verdrängereinheit mit einem Steuerspiegelkörper
DE102010047431A1 (de) * 2010-10-04 2012-04-05 Robert Bosch Gmbh Axialkolbenmaschine mit einer in eine Nut eines Gehäuseteils eingesetzten Steuerplatte
CN102155370A (zh) * 2011-03-30 2011-08-17 浙江大学 纯水液压通轴式球面配流轴向柱塞泵
CN102155371A (zh) * 2011-03-30 2011-08-17 浙江大学 反渗透海水淡化用高压泵
DE102017121334A1 (de) * 2017-09-14 2019-03-14 Danfoss Power Solution GmbH & Co OHG Steuerscheibe mit erhöhter Steifigkeit und Verfahren zur Herstellung einer solchen Steuerscheibe

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101979875A (zh) * 2010-10-21 2011-02-23 吴赛珍 一种紧凑型高压柱塞变量双泵
WO2014027542A1 (ja) * 2012-08-13 2014-02-20 カヤバ工業株式会社 液圧回転機
JP2014037783A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Kayaba Ind Co Ltd 液圧回転機
CN103998780A (zh) * 2012-08-13 2014-08-20 萱场工业株式会社 液压旋转机
US9644480B2 (en) 2012-08-13 2017-05-09 Kyb Corporation Fluid pressure rotary machine
CN105423104A (zh) * 2015-12-24 2016-03-23 衢州学院 一种自加压式动静压润滑型配流盘
CN105423104B (zh) * 2015-12-24 2023-06-13 衢州学院 一种自加压式动静压润滑型配流盘

Also Published As

Publication number Publication date
DE19930411A1 (de) 2000-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9856851B2 (en) Opposed swash plate type fluid pressure rotating machine
US5988041A (en) Piston for compressors
JPH01310181A (ja) 可動斜板式コンプレッサ
JP2000018149A (ja) 油圧ピストンポンプ
JP2003172253A (ja) 固定容量型ピストン式圧縮機における潤滑構造
JP2977043B2 (ja) 斜板式液圧回転機
US6393964B1 (en) Compressor having piston rotation restricting structure with lubricating inclined guide surface
JP3426431B2 (ja) 斜板ピストン式可変容量ポンプの斜板潤滑構造
JPH08270546A (ja) 回転斜板式ピストンポンプ
JP3566125B2 (ja) 斜板式圧縮機
US5228379A (en) Swash plate type compressor
JP2007002853A (ja) 固定容量型ピストン式圧縮機における潤滑構造
JP2003343421A (ja) 斜板均圧装置を備えた斜板式流体機械
JP3778715B2 (ja) 斜板式ピストンポンプ・モータ
KR100474258B1 (ko) 사판식액셜피스톤펌프
KR100603675B1 (ko) 유압식 회전형 축방향 피스톤 엔진
JPH0378573A (ja) ピストン式液圧ポンプ・モータの容量可変装置
KR101142767B1 (ko) 압축기용 피스톤
JPH0347437B2 (ja)
JPH07158559A (ja) 多連ピストンポンプ
JPH053748Y2 (ja)
JP2503603Y2 (ja) アキシヤルピストンポンプ
JPH1182321A (ja) 液圧回転機
KR101452499B1 (ko) 압축기
KR100212647B1 (ko) 경전 기구용 정압 베어링

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508