JPH0537244Y2 - - Google Patents

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JPH0537244Y2
JPH0537244Y2 JP1987053529U JP5352987U JPH0537244Y2 JP H0537244 Y2 JPH0537244 Y2 JP H0537244Y2 JP 1987053529 U JP1987053529 U JP 1987053529U JP 5352987 U JP5352987 U JP 5352987U JP H0537244 Y2 JPH0537244 Y2 JP H0537244Y2
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holder body
heat
temperature
constant temperature
heat generating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数本の反応容器がループ状に保
持されて順次回転移送される自動分析装置の恒温
装置に関する。
〔従来技術とその課題〕
従来のこの種の恒温装置としては、例えば、実
開昭59−154662号公報に開示されたものが公知で
ある。
この従来の恒温装置は、反応容器を円周上に支
持する反応容器テーブルの反応容器保持部を熱伝
導性を有する材質で構成すると共に、該反応容器
保持部内に熱源を埋設し、かつ、その熱源の作動
を制御して反応容器保持部の温度調整を行う熱源
制御手段を配設して構成されている。
ところで、上記従来の恒温装置にあつては、反
応容器を加熱する熱源を、頻繁に回転する反応容
器テーブルに埋設させて構成しているため、矩絡
などが発生し易く、これを解決するためには、例
えば、反応容器テーブルの熱源への電気の供給を
摺動ブラシによつて行うことが考えられる。
しかしながら、反応容器テーブルの熱源への電
気の供給を摺動ブラシによつて上記反応容器テー
ブルが回転しているときに行う場合には、熱源電
気を供給するリード栓の端部と摺動ブラシとの接
触によつて『ノイズ』が発生することから、制御
不良が発生し易い、という問題を有していた。
また、従来の上記恒温装置では、ホルダー本体
全体をヒータブロツクで加熱するものも公知であ
るが、このような加熱機構では、ホルダー本体全
体を加熱しなければならないため、熱エネルギー
の多くが無駄となり、さらには、発熱量の制御
も、大きなホルダー本体全体を測定して制御しな
ければならないため、かかる温度制御が非常に難
しい、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、反応容器内
の液体を所定温度に無駄なく加熱することができ
ると共に、温度制御も容易であり、さらには、前
記発熱板の発熱を安定的に制御することができる
自動分析装置の恒温装置を提供しようとするもの
である。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案に係る自動
分析装置の恒温装置にあつては、駆動装置により
回転制御される熱伝導性に優れた材質で形成され
たホルダー本体と、このホルダー本体の保持孔回
りに直接装着された発熱板と、上記ホルダー本体
の移動が停止したときに上記発熱板の発熱量を制
御する温度制御装置と、を有して構成したことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基づきこの考
案を詳細に説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る恒温装
置10は、公知の構成からなる薄板状の発熱板1
1と、この発熱板11への電源を供給する回転摺
動ブラシ装置(スリツプリングともいう。)12
と、上記発熱体11の発熱温度をコントロールし
て反応容器2内の液体を反応温度(37℃)まで加
熱する温度制御装置13と、から構成されてい
る。
ホルダー本体14は、熱伝導効率に優れた銅な
どの材質で形成され、かつ、その平面形状が略円
形に形成されており、該本体14の周方向には、
複数本の反応容器2がループ状に保持するための
保持孔15が所要間隔毎に開設されていると共
に、該ホルダー本体14の中心部上面には絶縁体
ケース21が一体形成されている。
また、上記ホルダー本体14の下面には、中空
の軸Jが固着されており、該軸Jを図示しない駆
動装置によつて回転制御することで、上記ホルダ
ー本体14は所定位置まで回動されるように構成
されている。
発熱体11は、上記ホルダー本体14の反応容
器保持部14aに貼着等の手段で直接取り付けら
れるもので、図示の実施例では、反応容器保持部
14aの外周面部、内周面部及び底面部に取り付
けられている。
このように構成された発熱体11には、リード
線16の一端が導電接続されており、該リード線
16の他端は、上記絶縁体ケース21の外周面に
配設された端子20に接続されている。
この端子20は、絶縁体ケース21の内周側に
配設された電極リング19と導電接続されてお
り、該電極リング19には、複数本の回転子18
の先端部が接触するように構成されている。
また、上記各回転子18は、上記軸J内に挿通
された軸17内を通るリード線22を介して電流
が供給される。
従つて、この実施例では、軸17と回転子18
は固定されており、絶縁体ケース21と端子20
がホルダー本体14と共に回転するため、電源か
らの電流は、リード線22を介して回転子18→
電極リング19→端子20→リード線16を経て
各発熱板11へと供給される。
温度制御装置13は、上記発熱板11の発熱温
度をコントロールして反応容器2内の液体を反応
温度(37℃)まで加熱制御するもので、その温度
コントロールは、ホルダー本体14の回転が停止
したときに行なわれる。
このようにホルダー本体14の回転が停止した
ときにのみ温度コントロールを行なうのは、ホル
ダー本体14が回転している最中は、前記電極リ
ング19と回転子18との接触による「ノイズ」
が発生し、制御不良が発生し易いため、これを防
止するためである。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、熱伝導性に
優れた材質で形成されたホルダー本体の保持孔回
りに発熱板を直接装着したので、ホルダー本体全
体を加熱する必要がなく、その結果、消費電力を
大幅に低減することができると共に、ホルダー本
体全体の温度制御を行なう必要がなく、発熱板の
みを温度制御すればよいため、この種の恒温装置
における温度制御が非常に簡易化し、また、上記
発熱板への電気の供給を、ホルダー本体が停止し
たときに回転摺動ブラシ装置で行なうように構成
したので、この種の恒温装置における温度制御を
安定的に行なうことができる、という優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る自動分析
装置における恒温装置の構成を示す断面図であ
る。 符合の説明、2……反応容器、10……恒温装
置、11……発熱板、12……回転摺動ブラシ装
置、13……温度制御装置、14……ホルダー本
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置により回転制御される熱伝導性に優れ
    た材質で形成されたホルダー本体と、このホルダ
    ー本体の保持孔回りに直接装着された発熱板と、
    上記ホルダー本体の移動が停止したときに上記発
    熱板の発熱量を制御する温度制御装置と、を有し
    て構成されてなる自動分析装置の恒温装置。
JP1987053529U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH0537244Y2 (ja)

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JP1987053529U JPH0537244Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987053529U JPH0537244Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63161364U JPS63161364U (ja) 1988-10-21
JPH0537244Y2 true JPH0537244Y2 (ja) 1993-09-21

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ID=30879678

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JP1987053529U Expired - Lifetime JPH0537244Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP (1) JPH0537244Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154662U (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 株式会社島津製作所 自動分析装置用反応管テ−ブル

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Publication number Publication date
JPS63161364U (ja) 1988-10-21

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